公開 2022.08.16 更新 2022.08.25
愛犬と公共交通機関を利用したことがある人は〇%!「乗りづらい…」「同伴搭乗できる飛行機を利用してみたい」と言う声も【飼い主200人アンケート】

愛犬と公共交通機関を利用したことがある人は〇%!「乗りづらい…」「同伴搭乗できる飛行機を利用してみたい」と言う声も【飼い主200人アンケート】

近年は、わんちゃんと一緒に利用できる宿泊施設や飲食店も増え、愛犬を連れてお出かけを楽しむ飼い主さんを多く見かけるようになりました。

しかし、愛犬とのお出かけに問題となるのが移動手段です。車があればいいですが、車がなかったり遠方に行く場合では公共交通機関を利用したいこともありますね。

ところが、現在の日本は決してわんちゃんに優しい国とは言えず、公共交通機関の利用も制限が多すぎて難しい!結局近場で済ませてしまったり、車で永遠と向かうことになっているのが現状ではないでしょうか。

そこで今回INUNAVIでは、全国の犬の飼い主さん200人を対象に「愛犬と一緒に乗れる飛行機や新幹線」についてアンケートを実施しました。

実際に愛犬と公共交通機関を利用したことはあるかはもちろん、一緒に乗れる飛行機や新幹線を利用してみたいか、一緒に利用するメリットやデメリットはどんなことを感じるかなど、飼い主さんのリアルな気持ちをご紹介します。

調査結果まとめ

・実際に公共交通機関を利用したことがある飼い主は38.5%にとどまり、利用した公共交通機関は「鉄道」が41人で最多だが、「犬を乗せるなんて非常識」と怒られた飼い主もいた。

・2022年3月に開始されたサービズ、愛犬と一緒に搭乗できるスターフライヤーの『FLY WITH PET!』を知っている飼い主は26.5%だったが、「利用してみたい」と回答した飼い主は61.0%になった。「利用したくない」飼い主では、「緊急時の対応が酷すぎる」とのコメントも。

・JR東日本のペット用特別車両の実証実験に、実現されたら「利用してみたい」飼い主は65.0%おり、「ケージやキャリーバッグなし、専用車両」に魅了を感じる飼い主が多いと推測できる。一方で「犬同士のトラブル」などを懸念するコメントも見られた。

・愛犬と一緒に利用できる公共交通機関の取り組みが「もっと広がってほしい」と回答した飼い主は78.5%と多く、現在の公共交通機関は利用しづらいと感じていることがうかがえる。

・一緒に利用できる飛行機や新幹線に感じるメリットでは「安心できる」「行動範囲が広がる」というコメントが多く見られたが、デメリットでは「周囲に迷惑がかかる」「ほかの乗客とトラブルが起きそう」と実際に利用するのはまだまだ課題が山積みなことが浮き彫りになった。

愛犬とのお出かけに公共交通機関を利用したことのある飼い主さんは38.5%

愛犬と一緒にお出かけする際、公共交通機関を利用したことはある?

■愛犬と一緒にお出かけする際、公共交通機関を利用したことはある?
・利用したことはない:61.5%(123人)
・利用したことがある:38.5%(77人)

愛犬と一緒にお出かけする際に「公共交通機関は利用したことはない」と回答した飼い主さんは61.5%でした。

公共交通機関をわんちゃんと利用することは法律でも認められていますが(※1)、あくまでも「手回り品」としての扱いであり、各会社によってケージやキャリーなどのサイズ制限が設けられています。

そのため、体の大きなわんちゃんでは利用できなかったり、A社ではペットカートで乗車できても、乗り換えるB社ではペットカートNGといったことが起こり、なかなか利用しにくいといったことも背景にあると推測できます。

また、日本では海外のように公共交通機関にわんちゃんが乗っているのが当たり前という感覚もないことから、利用できることを知らない、もしくは周囲の視線が気になって利用を躊躇してしまう飼い主さんも多いのかもしれません。

【公共交通機関とは】
所定の運賃を支払い、不特定多数の人が自由に利用する交通機関

愛犬と一緒のお出かけに利用したことがあるのは「鉄道」が41人で最多

利用したことがある公共交通機関は?

■利用したことがある公共交通機関は?
・鉄道:41人
・新幹線:23人
・路線バス:15人
・地下鉄:11人
・フェリー:10人
・飛行機:10人
・モノレール:3人
・旅客船:3人
・路面電車(軌道):1人
・渡船:1人
※複数回答、「利用したことがある」77人が対象

愛犬と一緒に利用したことがある公共交通機関の最も多い回答は「鉄道」41人でした。

次いで「新幹線」23人が続くことから、電車を利用して愛犬と移動した飼い主さんが多いようです。

新幹線もほかの鉄道会社同様にケージサイズや重量が決められているため、電車は小型犬や子犬の飼い主さんが利用する傾向にあるようです。

また、フェリーでは大型犬に対応している場合が多いですが、フェリーに乗るまでの移動手段に電車やバスを利用しなければいけないとなるとフェリーに乗ることも難しいので、中型犬や大型犬の飼い主さんは公共交通機関を利用しにくいということは否めません。

愛犬と公共交通機関を利用して困ったこと、不便だと思ったことは「不安で吠える」「視線が気になる」

電車旅を楽しむ犬

実際に愛犬と公共交通機関を利用した飼い主さんの多くが、周囲への迷惑を気にしていたり、視線が気になるとコメントしていました。

コメントまとめ
・周囲の視線が気になる
・周囲に気を遣う
・荷物扱いなのが腹立だしい
・吠えてしまった
・動物嫌いの人の視線、苦情

■実際のコメント※()内は一緒に暮らしている犬種

「【鉄道】病院に行くのに利用したら、他の人に『臭い。ペットなんか電車に乗せるなよ』と言われて困りました」(女性 / 20代 / ミニチュアダックス)

「【鉄道、新幹線】少しでも声を出すと嫌な顔をする人もいるので、周りに気を遣う。キャリーに入れた動物を乗せてOKと明示している車両があると堂々としていられるのにと思う。またキャリー持ち込みの際、手荷物扱いなのが腹立たしい」(女性 / 40代 / チワワ)

「【鉄道、地下鉄】JRや東京メトロなど、ペットの持ち込みに対してのルールや規則が違うので乗り換えの時に注意することが異なってとても困りました。駅員の対応もかなり異なっていてJRは特に厳しいので、ペットが見えないようにしないといけないと言われました。なので、厳しいと持ち運ぶキャリーや他の乗客の目を気にして乗るのが不便だなと感じました」(女性 / 20代 / トイプードル)

「【新幹線】利用して困ったことは、ペットの同乗が可能だということを意外と知らない人が多いので、犬なんて乗せて非常識!と叱られたことがあり、非常に困惑しました」(女性 / 20代 / チワワ)

「【鉄道、路線バス】ートでの乗車を禁止している鉄道会社もあるので事前に調べたり、バスやタクシーに乗るときは運転手の方に犬が入っていることを一言伝えつつ、やはり気持ち的に窮屈な気持ちになる。電車の時は混雑時などに乗らなければいけない時、キャリーが邪魔にならないか心配しつつ乗車している」(女性 / 50代 / ミニチュアダックス)

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「【路線バス】専用のバッグやキャリーに入れてますが、どうしても犬が好きな方が覗き込んできたりして犬が吠えてしまったりが困ります」(女性 / 40代 / チワワ)

「【新幹線】吠えてしまい、周りから苦情が来たせいか、応急室みたいなベッドがある別部屋に連れて行かれた」(男性 / 40代 / マルチーズ)

「【新幹線】犬は鳴かないしおとなしいのに、隣の席の人に匂いがひどいと言われ、入り口付近の通路に移動させられたことがある。シャンプーを当日の朝にしたにもかかわらず、やはり動物は匂いの問題があるんだなと思った」(女性 / 40代 / ミニチュアピンシャー)

「【飛行機】飛行機のみですが、爆音の中で孤独にさせてしまうのはかわいそうだなと感じます」(男性 / 40代 / チワワ)

「【鉄道、地下鉄、路線バス、フェリー】移動途中で愛犬が鳴き始めてしまい、周りの人の視線が気になり困りました。ペット用カートが使えないので、荷物が多いときは両手が塞がってしまいとても不便です」(女性 / 40代、ミニチュアダックス)

「【鉄道】犬をケースから出してはいけないことです」(男性 / 20代 / コーギー)

「【旅客船】大型犬は車に残留になること」(女性 / 40代 / ダルメシアン)

上記コメントのほかに、ケージやキャリーバッグから出してはいけないため、わんちゃんに水や食べものをあげたり、トイレの不便さもあげられています。

利用したことのない飼い主さんからは、

「中型犬なのでキャリーバッグでの移動は難しく、従って最初から公共交通機関の利用(ペットへの理解は欧米諸国に比べて格段に遅れている)は頭になく、諦めから不便さは感じたことが無い」(男性 / 60代 / コーギー)

といったコメントも多く見られ、日本ではわんちゃんに対する理解が乏しいことに諦めを感じている飼い主さんもいるようです。

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国内初の愛犬と同伴搭乗できる飛行機を「知っている」飼い主さんは26.5%にとどまる

愛犬と一緒に搭乗できる飛行機があることを知ってる?

■愛犬と一緒に搭乗できる飛行機があることを知ってる?
・知らない:73.5%(147人)
・知っている:26.5%(53人)

愛犬と一緒に搭乗できる飛行機があることを「知らない」と回答した飼い主さんは73.5%でした。

2022年3月にスターフライヤーが国内初としてペットの同伴搭乗ができるサービス『FLY WITH PET!』を開始しました(※2)が、新型コロナウイルスの影響でなかなかお出かけもしにくいことから、「知っている」飼い主さんは26.5%にとどまったと推測できます。

また、わんちゃんを飛行機に乗せるときは「貨物室」ということが定着しているため、まさか一緒に乗れる飛行機ができるとは自ら調べない限り気づくことはないということもあるのかもしれません。

愛犬と一緒に搭乗!スターフライヤー『FLY WITH PET!』

 

2006年4月以降日本では、愛犬と飛行機で移動する場合は、エンジンの轟音や機械操作音が聞こえる貨物室内に荷物扱いとして乗せなければいけませんでした。(※JALは2005年7月、ANAは2006年4月で機内持ち込みが禁止になった)

何時間も愛犬の様子がわからないのは不安ですし、わんちゃんも飼い主さんの姿が見えずに強いストレスを感じることはもちろん、熱中症や死傷の可能性もあるため利用することを避ける飼い主さんも少なくありません。

そんな不安を解消するべく、2022年3月27日からスターフライヤーが開始したのがペット同伴搭乗サービス『FLY WITH PET!』です。窓際の座席に愛犬の入ったケージを置きシートベルトで固定して、飼い主さんは隣の席に座ります。

もちろん、該当する便1便につき1匹と制限があることや、ケージの扉は開けられないこと、小型のわんちゃんや猫ちゃんに限られていること、非常時には機内に残して脱出しなければいけないなどまだまだ問題点は多いですがこれを皮切りに再び機内に乗せることができる航空会社が増えたり、規定が見直されることを期待したいですね。

スターフライヤー「FLY WITH PET!」の詳細を見る

■スターフライヤー「FLY WITH PET!」

対象ペット縦幅50cm×横幅40cm×高さ40cm程度のケージに入る小型の犬と猫
持ち込み可能数FLY WITH PET!対象便の1便に1匹
利用可能な便羽田空港 ⇔ 北九州空港の一部の便
ペット料金1区間あたり50,000円※搭乗者の航空券代金は別に必要
利用できる年齢生後各種ワクチン接種を終えてから
準備する物・狂犬病予防ワクチン接種証明書
・混合ワクチン(3種以上)接種証明書
・ペット用おむつ
・同意書兼申込書
スターフライヤー公式HPFLY WITH PET!

愛犬とのお出かけで一緒に搭乗できる飛行機を「利用してみたい」飼い主さんは61.0%

一緒に搭乗できる飛行機を、愛犬とお出かけする際に 利用してみたい?

■一緒に搭乗できる飛行機を、愛犬とお出かけする際に利用してみたい?
・利用してみたい:61.0%(122人)
・利用したくない:39.0%(78人)

愛犬と一緒に搭乗できる飛行機を『利用してみたい』と回答した飼い主さんは61.0%でした。

アンケートではスターフライヤーのHPを参考に見て頂きましたが、さまざまな制限があっても6割以上の飼い主さんは利用してみたいと感じているようです。

やはり、貨物室に預けるよりは、隣の席でわんちゃんの様子を常に見ていられるのは大きな安心材料であることがうかがえます。

しかし、「利用したくない」と回答した飼い主さんも39.0%おり、どうしてそう思ったのか「利用したい」「利用したくない」それぞれの飼い主さんのコメントをご紹介します。

「一緒に旅行がしたい」から利用したい!「対応が酷い」から利用したくない!実際のコメント

空港で待つ犬

愛犬と搭乗できる飛行機にはまだまだ問題点もありますが、実際にわんちゃんと暮らす飼い主さんはどう感じたのでしょうか。

「利用したい」飼い主さんのコメント

コメントまとめ
・愛犬と一緒に旅行がしたい
・安心できる
・今までより遠くまで行ける
・貨物扱いにしてほしくないから
・気兼ねなく利用できるのは嬉しい

■実際のコメント

「一緒に愛犬と旅行したい。愛犬を残して旅行するのは不憫だ」(男性 / 70代以上 / スピッツ)

「車で行ける距離でしか出かけてないから、見たこと無い景色を見せたい」(女性 / 30代 / MIX犬)

「車で行ける範囲の日帰り旅行や一泊くらいの旅行は愛犬としたことがありますが、飛行機に乗れるとなると、行ける範囲がグッと広がるので、とても楽しみだから」(男性 / 40代 / トイプードル)

「飛行機で移動する際に、ペットを貨物室に預けるのはかわいそうだと思うからです。同じ座席に搭乗できたら飼い主もペットもお互いに安心できるからです」(女性 / 50代 / 柴犬)

「利用はしてみたいが、それなりの費用もかかりそうでそれによっては利用したくない」(女性 / 30代 / トイプードル)

まだまだ他にも!

「大丈夫と思っていても、手荷物として預けるのはやはり不安だから」(女性 / 30代 / トイプードル)

「長距離を一緒に旅行するときに飛行機の方が早く着くので、負担が少なくてすむので利用してみたいと思いました」(男性 / 30代 / ヨーキー)

「貨物室に乗せられるのはとても可哀想で連れて行く決心が付かずなかなか遠出ができません。機内で一緒にいられるのであれば利用してみたいのですが、キャリーのサイズが決まっていて、うちの子は無理です」(女性 / 60代 / ゴールデン)

「無理だと思っていて検討してなかったので、犬を連れての旅行も選択肢に入る」(男性 / 30代 / 柴犬)

「ペットも家族だから」(女性 / 40代 / チワワ)

「利用したみたい」と回答した飼い主さんでは、わんちゃんを貨物室に預けなくていい安心感や、行動できる範囲が広がることが多くあげられていました。

「利用したくない」飼い主さんのコメント

■コメントまとめ
・気圧の変化で体調不良を起こす可能性がある
・大型犬だから既定のケージに入らない
・吠えそう、うるさそう
・料金が高い

・万が一の対応が酷すぎる

実際のコメント

「犬は荷物室と聞くが、空調など配慮がなく具合が悪くなるらしい。その点、機内に乗れるのは素晴らしいが、うちはチワワで鼻の短い犬種は飛行機に身体が適応出来ないと聞くので利用できない」(女性 / 40代 / チワワ)

「ニュース番組で聞いたことがありますが、なかなかの高額であるとともに搭乗できる犬の数が非常に少ないので競争率が高く搭乗が難しいと思うから」(女性 / 50代 / 柴犬)

「リンクの詳細を拝見しましたが、万が一の対応が酷すぎます。脱出時にはペットは置き去り。酸素マスクは出ない。それでも乗せたい人と私との感覚が違うのかも知れませんが、ペットを物扱いしている機関は絶対に使用したくありません。もっと改善されてから、料金は割高でも人に近い保証ができる会社でないとイレギュラーなトラブルにも対応できないところだと思っています」(女性 / 40代 / 雑種)

「犬と旅行に行くとなると、犬以外にもたくさんの荷物が必要になります。それらを持って空港まで移動する手間を考えると、車でフェリーで行ったほうが楽だと思います。ただ、時間的に余裕がないときは同伴できる飛行機があれば利用したいです」(女性 / 40代 / ボーダーコリー)

「今、一緒に暮らしている愛犬は17歳で高齢なので体への負担やストレスを考えると利用したいとは思わないけれど、もし元気で若いわんちゃんだったら、一緒に乗れて旅行ができたら楽しいだろうなぁって思います」(女性 / 50代 / ミニチュアダックス)

まだまだ他にも!

「知らない大勢の人の中だと、どうしても吠えたりそわそわしてしまうから」(女性 / 40代 / マルチーズ)

「犬にとって飛行機はかなり身体にダメージがかかりそうなので。なるべく陸路か海路で旅行したいです」(女性 / 50代 / トイプードル)

「空の上だと、地上と違って万が一何かあったときは対応できないから。また、慣れない移動で愛犬がパニックになったり、ストレスが溜まるかもしれないから」(女性 / 20代 / トイプードル)

「犬嫌いの人とトラブルになったら嫌だから」(男性 / 30代 / 柴犬)

「性格的にビビりなので、乗っている間大変そうだから」(女性 / 30代 / チワワ)

「利用したくない」と回答した飼い主さんの多くは、気圧の変化によるわんちゃんの体調の心配やストレスがあげられていました。

また、ケージに入れたままであることや、非常時の置きざり対応が酷すぎるというコメントも。これらのコメントがスターフライヤーの方の目に入るかはわかりませんが、改善されることを期待したいですね。

■気圧の変化について
貨物室に預ける場合では気圧の変化を感じやすいですが、客室内は気圧が調整されているためそこまで気圧の変化を心配する必要はありません。

しかし、慣れない環境にストレスを感じることは事実です。ストレスを感じやすいわんちゃんや、心臓病などの病気があるわんちゃんでは過度なストレスで体調不良を起こす可能性もあります。空の上ではどうすることもできなくなってしまうため、飛行機の利用は避けておいたほうがいいでしょう。

キャリーバッグやケージなしの新幹線「利用してみたい」が65.0%

愛犬がキャリーバッグやケージなしで利用できる新幹線ができたら利用してみたい

■愛犬がキャリーバッグやケージなしで利用できる新幹線ができたら利用してみたい?
・利用してみたい:65.0%(130人)
・利用したくない:35.0%(70人)

愛犬がキャリーバッグやケージなしで利用できる新幹線ができたら「利用してみたい」と回答した飼い主さんは65.0%でした。

飛行機では61.0%でしたが、若干増えたのはやはり「キャリーバッグやケージなし」というところが大きいと考えられます。

アンケートでは、2022年5月にJR東日本による「新幹線のペット用特別車両」の実証実験で車両の中をわんちゃんが自由にしている記事(※3)を見てもらいましたが、6割以上の飼い主さんが「利用したい」と回答していることから、実現されたら需要が見込めるのではないでしょうか。

現在のわんちゃんの新幹線利用について

犬と飼い主、おでかけ新幹線

現在のわんちゃんの新幹線の利用はほかの鉄道会社やバス会社同様に、さまざまな制限があります。

■わんちゃんを新幹線に持ち込む場合の規定(※4)
・縦×横×高さの合計が120センチ以内のケース
・全身が入るケースに入れる(布状で形態が固定しないスリングなどは不可)
・わんちゃんとケースを合わせて10kg以内
・1匹につき290円
・わんちゃんの入ったケースを座席に置くことは不可
※乗車券を購入しても席の確保はできない

わんちゃんにケースに入ってもらうことはもちろん、ケースと合わせて10kg以内ということで、小型犬や子犬しか利用することができないのが現状です。

しかもケースは足元か膝の上になるため、小型犬であっても多頭飼いの飼い主さんでは利用することが難しいでしょう。また、一般の乗客と同じ車両を利用するため、周囲への迷惑も考えるとなかなか利用するハードルは高いと言えます。

JR東日本では今後も実証実験を行って導入するか検討するようですが、キャリーバックやケージなしでも利用できるペット専用車両とくれば、わんちゃんのストレスが軽減されるだけでなく、飼い主さんも気兼ねなく新幹線を利用できるのではないでしょうか。

とは言え、わんちゃんのしつけがきちんと行われていることや、飼い主さんがマナーを守ることが大前提となってくるため、まだまだ課題は多いのかもしれません。

実際のコメント紹介

困っている飼い主の様子

一緒に利用できる新幹線でも、「利用したい」という飼い主さんと「利用したくない」という飼い主さんが見られましたが、どうしてそう思ったのでしょうか。実際のコメントをご紹介します。

「利用したい」飼い主さんのコメント

■コメントまとめ
・愛犬のストレスが軽減される
・肩身の狭い思いをしなくていい
・飼い主同士の交流もできる
・行動範囲が広がる
・キャリーバッグに入らないサイズだったから

実際のコメント

「本当に一緒に旅行やお出かけしている感じもするし、犬にとってのストレスも少なさそうです」(女性 / 30代 / チワワ)

「狭いケージに閉じ込めずに一緒に椅子に座れるのは嬉しい」(女性 / 30代 / 柴犬)

「わんちゃんOKの車両があったら肩身の狭い思いをせずに楽しめそう」(女性 / 50代 / ミニチュアダックス)

「今までは公共交通機関を使わずに自家用車で行ける範囲の旅行をしていましたが、キャリーバッグやゲージなし一緒に車内に乗れるなら愛犬と一緒に景色なども見れて楽しめそうです」(男性 / 50代 / 柴犬)

「他のワンちゃんも利用するのであれば飼い主同士の交流も生まれ、移動時間が楽しくなりそうだから」(男性 / 30代 / パピヨン)

コメントをもっと見る

「うちの犬は子犬の頃からキャリーバッグやゲージを嫌がりました。ですので、公共交通機関での移動は諦めていました。ですが、これだと犬も私もリラックスして旅行を楽しめそうです」(女性 / 50代 / トイプードル)

「狭いケージに入れて運ぶだけの旅行なら自家用車を使った方が犬にストレスが掛からない方を選びますが、自由で開放的に出来るなら公共の交通機関を利用して遠くまで行きたいと思います」(男性 / 50代 / パピヨン)

「大型犬なので、ゲージは長時間可愛そうなので」(女性 / 50代 / ラブラドール)

「他のワンちゃんに吠えたりしないかや粗相をしないかなどの心配はありますが、ケージなど無しで一緒に座席に座れるのは安心たなと思いました」(女性 / 30代 / ミニチュアダックス)

「うちの犬は大きさ的にキャリーバッグには入らない為」(男性 / 30代 / 柴犬)

「利用してみたい」と回答した飼い主さんでは、「ケージに閉じ込めなくていいから」というコメントが多く見られました。

また、これまでサイズの問題やケージのストレスから利用できずに行ける範囲が限定されているのが、新幹線に乗ることで短時間で遠くへ移動できるということも魅力のようです。

「利用したくない」飼い主さんのコメント

■コメントまとめ
・周囲への迷惑を考えてしまう
・わんちゃん同士のトラブルが心配
・トイレの心配
・新幹線だけケージなしでは意味がない
・飼い主のマナーやしつけの度合いがわからない

■実際のコメント

「ありがたいとは思いますが、いつもと違う環境での粗相も心配なので」(男性 / 40代 / チワワ)

「他人に危害を万一加えたら大変だから」(女性 / 50代 / 柴犬)

「他の犬と喧嘩などをするのが心配なので利用は出来るだけしたくないです」(男性 / 60代 / 柴犬)

「新幹線の駅まで行く過程でクレートでの移動が必要になると思うので、新幹線だけクレートなしでもあまりメリットはないのではと思います」(女性 / 40代 / ボーダーコリー)

「そのような新幹線を利用するわんちゃん全てが躾をされていてお利口さんなら利用してみたいですが、ホームセンターなどで会うわんちゃんたちを見ていると知らない人が苦手で吠えてしまったり他の犬と遊びたくてヒャンヒャン騒いでしまったりするわんちゃんが多いのが現状です。そんなワンちゃんたちがケージレスで車内にいると思うと、事故やトラブルが起きるのではないかと心配になったのでこの回答を選びました」(女性 / 20代 / トイプードル)

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「愛環動物を飼育している人たちにとっては良いと思いますが、愛玩動物を飼育していない人たちの方が大多数を占めるわけなので使いたくない」(女性 / 50代 / 柴犬)

「他の方の犬がうるさくしているのも嫌なので」(男性 / 30代 / パピヨン)

「屋外で飼っていて、トイレトレーニングをしていないからです。また、他のワンちゃんにケンカを売ってしまいそうだからです」(女性 / 40代 / 柴犬)

「大人しい犬なので吠えたり、粗相をしたりする心配はないのですが、周りの人の目線が気になります」(男性 / 20代 / 柴犬)

「安全確保のために、キャリーケースは必要だと思う」(女性 / 20代 / シーズー)

「キャリーバッグに入れずに人と同じ目線でペットと同乗できるのは、本当に素晴らしいと思いますし、これからも増えて欲しいと思います。しかし、写真の情報ですと前後の距離が近いので他のペットとのトラブルを考えると私は使わないです。また、私の家のワンコは他の犬が怖くて怯えてしまうのでストレスにもなるのかな?と考えました」(女性 / 40代 / 雑種)

「利用したくない」と回答した飼い主さんでは、周囲への迷惑や周囲の視線が気になるというコメントが多く見られました。

また、わんちゃん同士のトラブルや飼い主さんのマナーを疑問視するコメントも見られ、「利用してみたいが…」というところが本音のようです。

日本でも海外のように飼い主さんのマナーやわんちゃんのしつけを徹底し、わんちゃんと暮らしていない人からも理解を得られるようになる日がくるといいですね。

愛犬と一緒に利用できる公共交通機関の取り組みが「もっと広がってほしい」は約8割!

愛犬と一緒に乗れる公共交通機関の取り組みがもっと広がるといいと思う?

■愛犬と一緒に乗れる公共交通機関の取り組みがもっと広がるといいと思う?
・もっと広がってほしい:78.5%(157人)
・今のままでいい:18.0%(36人)
・必要ない:3.5%(7人)

愛犬と一緒に乗れる公共交通機関の取り組みについて最も多い回答は「もっと広がってほしい」78.5%でした。

飛行機や新幹線の「利用してみたい」ではどちらも6割程度にとどまっていましたが、気軽に公共交通機関を利用したいと考える飼い主さんは多いことがうかがえます。

現在は制限も多く、わんちゃんが公共交通機関を利用するということにあまり理解を得られていないほか、あくまでも荷物扱いという悲しい現状ですが、飛行機にしても新幹線にしても少しずつ利用の幅を広げていこうと努力してくれているので、今後もそういった取り組みが広がることを期待したいですね。

また、「必要ない」3.5%という回答の飼い主さんでは、「そもそも散歩以外にお出かけはしない」という人がほとんどで、必ずしもすべての飼い主さんが愛犬と一緒にどこかへ行きたいと思っているわけではないことも分かりました。

愛犬と一緒に利用できる飛行機や新幹線に感じるメリットやデメリットは?

キャリーケースに入る犬

家族の一員である愛犬と、一緒に利用できる飛行機や新幹線があれば移動の幅も広がりますが、わんちゃんが苦手な人もいる中で利用するため、周囲への配慮も必要です。

そこで、一緒に利用できることに感じるメリットやデメリットについて、ズバリ本音を聞いてみました。

愛犬と一緒に利用できる飛行機や新幹線に感じるメリット

旅行を楽しむ犬

■コメントまとめ
・安心できる(ストレス、体調の変化など)
・行動範囲が広がる
・愛犬との旅が身近になる
・ゆったりとした旅の移動ができる
・愛犬を預けなくていい
・車がなくてもお出かけできる

■実際のコメント

「今まで行かれなかった場所や、遠くまで一緒に行かれる事が魅力です」(女性 / 30代 / 柴犬)

「少しの時間のお留守番も、非常に嫌がるので、一緒に飛行機や新幹線に乗れるのは、一言で言うと『精神的にすごく安心!』『やっと心から乗り物や旅行を楽しめそう!』です」(男性 / 40代 / トイプードル)

「宿泊先に連れていけるので安心できる。自分で運転している時にペットが気になって集中できないということがない」(男性 / 20代 / ミニチュアダックス)

「わんちゃんと離れることなく、ずっと一緒にそばで見ていられたら本当に安心。車の運転をしないので、もっと前からそんなサービスがあったらよかったのになぁと感じます」(女性 / 50代 / ミニチュアダックス)

「いつも車移動なので、ゆったりとした旅の移動が出来て良いと思います」(男性 / 60代 / 柴犬)

まだまだ他にも!

「愛犬との旅がもっと身近になる」(女性 / 40代 / チワワ)

「これまではペットホテルに預けていたけど、世話とかが不安だった。一緒に連れて行けたら、状態とか安心できる」(男性 / 40代 / ミニチュアダックス)

「車の運転が苦手だったりペットが車酔いするなどで、ペットと長距離移動ができずに旅行などをあきらめてしまっている人にとって、少し遠出してみようかという機会を与えてくれるものだと思う」(女性 / 40代 / ミニチュアピンシャー)

「愛犬がいるから旅行はできないとあきらめていたが、一緒に旅行できそうだ」(男性 / 60代 / マルチーズ)

「旅行の幅が増える。専用の車両などにしてもらえたら、他のお客さんにも迷惑をかけないのでよいと思う」(女性 / 30代 / チワワ)

「長旅でも常に愛犬の健康状態を近くで確認できるところ」(女性 / 30代 / ミニチュアダックス)

一緒に利用できるメリットとして感じることでは、「安心できる」というコメントが多く見られました

また、これまで旅行の際はわんちゃんを預けていたという飼い主さんも少なくないようで、一緒に移動できるようになったら連れていけるという声も。

車がない飼い主さんや、移動範囲が限られていた飼い主さんにとって、新幹線や飛行機が利用できるようになるのは大きなメリットですね。

愛犬と一緒に利用できる飛行機や新幹線に感じるデメリット

辛そうな犬

■コメントまとめ
・迷惑をかける
・ほかの乗客とのトラブル
・愛犬の体調やストレスが心配
・途中で降りられない
・料金が割高になる

実際のコメント

「一緒に乗れるといっても、だからこそマナーはしっかりしていなければならないし、他の犬がいて興奮してしまったり、移動に慣れない子は粗相をしてしまったりすると思うので、車内や機内の設備もしっかりしなければならないので、料金が高くなりそうな気がします」(女性 / 30代 / チワワ)

「少なからず周囲の方が迷惑してしまうかもしれません。愛犬たちが静かならいいですが、一斉にワンワン吠え出したら大変だと思います」(男性 / 30代 / トイプードル)

「もし、吠え続けてしまったり、嘔吐してしまったり何かアクシデントがあっても、到着するまで途中下車できないこと」(女性 / 40代 / マルチーズ)

「シートにビニールがかかっていて座り心地が悪そうです。また、すべての犬がしつけが行き届いているとは言えないので、自分の犬が迷惑をかけないか、迷惑をかけられないか気になります」(女性 / 40代 / ボーダーコリー)

「特に犬が嫌いな人がいると、トラブルになりそうなこと」(女性 / 50代 / 柴犬)

まだまだ他にも!

「乗り降りのときにケージよりももたついて出入口が混む」(女性 / 30代 / 柴犬)

「安全面や価格の面で少し不安があります。また、動物が苦手な方(アレルギーなど)もいらっしゃると思うので、棲み分けも大事かな、と思います」(女性 / 30代)

「そこだけ乗れても、到着したところの先の公共交通機関が一緒に乗れなければ、結局あまり楽しめない」(女性 / 30代 / チワワ)

「キチンと躾をしないと厳しい」(女性 / 30代 / ボストンテリア)

「犬が苦手な方の気持ちを考えると、愛犬と一緒に利用できるというシステムはやや強引な気がするところ。吠えられただけでも体が震えてしまう人を見た時に、もっといろんな人がいることを知って理解することが大事だと思うことがあったので」(女性 / 30代 / ミニチュアダックス)

「人に迷惑をかけないように気を張らなくてはいけないことです」(男性 / 40代 / 柴犬)

デメリットでは、周囲への迷惑やトラブルについてのコメントが多く見られました

また、飛行機や新幹線は途中で降りるということができないため、わんちゃんの急な体調不良や吠え続けてしまったときのことを心配する声も。

ほかにも、「料金が割高になってもいいから一般の乗客と分けて専用車両でしっかり対策してほしい」という声がある一方、「割高になると利用しづらい」という声もあり、課題は山積みなのかもしれません。

まとめ

旅先に着いた犬

・飛行機では愛犬を貨物室に預けたくない飼い主さんがほとんどで客室に乗せたいと思っている
・できればケージやキャリーバッグなしで利用したい飼い主さんが多い
・専用車両などができれば利用しやすいと考えている飼い主さんが多い
・周囲への迷惑などを考えてなかなか公共交通機関を利用できていないのが現状

「ペットは公共交通機関を利用するな!」という意見もまだまだある日本。

僅かではありますが、わんちゃんと暮らしている飼い主さんからも「家畜と人を一緒にしてはいけない」といったコメントも見られ、日本は本当に遅れていると痛感せずにはいられません。

海外のペット先進国の多くは、わんちゃんが公共交通機関をケージなしで利用しています。

 
 
 
 
 
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また、アメリカNYではカバンに入らないわんちゃんは乗車できないルールになっていますが、サイズやどこまで入らなければいけないという規定がないため、4本足は出て胴体部分だけ包まれた大きなわんちゃんの姿も。(※5)

もちろん、海外のペット先進国ではわんちゃんのしつけも飼い主さんのマナーも徹底されており、わんちゃんと暮らしていない人からも家族の一員という認識が浸透しているために実現できているのですが、日本でも「荷物」としてではなく「家族の一員」として公共交通機関を利用できる日がくるといいですね。

そのためにも、わんちゃんのしつけや飼い主さんのマナー、周囲への配慮など飼い主さん一人一人が意識することが大切なのかもしれません。

<参考文献一覧>

(※1)参考:国土交通省「旅客自動車運送事業運輸規則 第52条第1項(物品の持込制限)」
(※2)参考:株式会社スターフライヤー「FLY WITH PET!」
(※3)参考:BBC NEWS Japan「愛犬が新幹線を満喫 ケージから出て乗車、JR東が実証実験」
(※4)参考:JR東海「手回り品」
(※5)参考:FRONTROW「『鞄に入らない犬は地下鉄禁止』新ルールにNYの愛犬家たちが大奮闘」

アンケート概要

アンケート内容:愛犬と一緒に乗れる飛行機や新幹線について
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の10代~70代以上の犬の飼い主さん200人(女性136人 / 男性64人)
実施期間:2022年8月12日~8月14日

回答者の属性はこちら

回答者の属性
【女性:136人】
・10代:4人

・20代:31人
・30代:51人
・40代:28人
・50代:19人
・60代:2人
・70代以上:1人

【男性:64人】
・10代:0人

・20代:11人
・30代:17人
・40代:19人
・50代:10人
・60代:6人
・70代以上:1人

愛犬の犬種※複数回答、多い順に記載
トイプードル(30) / 柴犬(28) / チワワ(27) / ミニチュア・ダックスフンド(25) / 雑種犬(11) / MIX 犬(11) // パピヨン(6) / フレンチ・ブルドッグ(6) / ポメラニアン(6) / キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(5) / ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ(4) / シー・ズー(4) / マルチーズ(4) / ミニチュア・ピンシャー(4) / ボーダー・コリー(3) / ビーグル(3) // ミニチュア・シュナウザー(3) / ゴールデン・レトリバー(2) / ジャック・ラッセル・テリア(2) / ボストン・テリア(2) / ヨークシャー・テリア(2) / ラブラドール・レトリバー(2) / アメリカン・コッカー・スパニエル(1) / 紀州犬(1) / シェットランド・シープドッグ(1) / ダルメシアン(1) / ドーベルマン(1) / バーニーズ・マウンテン・ドッグ(1) / パグ(1) / 日本スピッツ(1) / 不明(3)

ペットライター たかだ なつき

執筆者

ペットライター
たかだ なつき
JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士

17歳のチワックスと1歳のチワックス、0歳のポメチワと暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。

【保有資格:ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / JKC愛犬飼育管理士

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