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冬に備えて換毛期を迎えて毛が抜けやすいワンちゃんは、ケアが大変ですよね。
ワンちゃんがブラッシング苦手…という方は、お使いのブラシがワンちゃんに合っていないのかもしれません。
毛の絡まりや毛玉をとることができ、毛並みを整えることもできるスリッカーブラシですが、種類がたくさんあるのをご存知ですか?
今回は、ブラシ選びに困っている方や初めて購入する方に、スリッカーブラシの選び方とおすすめ5品をご紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
スリッカーブラシとは
ワンちゃん用のブラシはいくつか種類があります。
ブラシの先端に丸みが付いていて痛くなりにくい「ピンブラシ」、ゴムでできていてマッサージに向く「ラバーブラシ」、「コーム」、「獣毛ブラシ」があります。
それでは、スリッカーブラシはどんなブラシでしょうか。
スリッカーブラシの特徴
スリッカーブラシは、『く』の字型にまがった針金=ピンがビッシリ付いていて、毛玉のもつれをほぐしたりしっかり毛をすいたりするのが得意です。
犬の毛が生え変わる換毛期に使うのがおすすめ。
しかし、先端が尖っていて力を入れすぎるとワンちゃんの皮膚を傷つけてしまうので注意しましょう。
スリッカーブラシはこんなワンちゃんにおすすめ
スリッカーブラシは、主に毛の長いワンちゃんやクルクル毛のワンちゃんにおすすめ。
反対にツルツルで滑らかな毛質のワンちゃんや、毛が短く硬めのワンちゃんには力が入りすぎてしまうので不向きです。
具体的に以下で向き不向きの犬種を紹介するので、参考にしてみてくださいね♪
【スリッカーブラシが向いている犬:ロングコート・カーリーコート】
ロングコートチワワ、ゴールデンレトリバー、ポメラニアン、マルチーズ、トイプードル、カーリー・コーテッド・レトリーバー
【スリッカーブラシが向いていない犬:スムースコート・ショートコート】
パグ、ダックスフンド、フレンチブルドッグ、柴犬、コーギー、シベリアンハスキー
スリッカーブラシの選び方
スリッカーブラシには、大きさや硬さ、そしてブラシ部分のピンの素材によって使い勝手が異なります。
それぞれのワンちゃんに合ったタイプを見極めましょう。
スラッカーブラシの選び方
- サイズで選ぶ
- 仕上がりで選ぶ
- ピンの硬さで選ぶ
- ピンの素材で選ぶ
- 持ち手の素材・柄の太さで選ぶ
- 掃除機能で選ぶ
サイズで選ぶ
スリッカーブラシのサイズは、S・M・Lがあります。
一般的にはワンちゃんの大きさに合わせますが、初心者には小回りの効くSサイズがおすすめ。
慣れてきたら背中など広い範囲のブラッシングにはLサイズ、手足などの狭い範囲にはSサイズなどと使い分けると便利ですよ。
仕上がりで選ぶ
スリッカーブラシは、ピンの密集度が商品によって異なります。
ピンが密集しているものは、ワンちゃんへのあたりがやわらかく根元から毛をしっかりすくえるため、ふんわりとした仕上がりになります。
ただ、ピンの数が多い分高額になりがち。><
スリッカーブラシはだいたい1,000円前後で売られていますが、ピン密集タイプは10,000円を超えるものもあります。
ただ、値段が高いからといって頻繁に使うと早く劣化していまうため、仕上げに密集タイプを使うなどと使い分けてもいいでしょう。
ピンの硬さで選ぶ
スリッカーブラシのブラシ部分=ピンの部分の硬さにも種類があります。
ハードタイプの特長
ハードタイプは、毛の絡まりをほぐすのに特化しているので、「ワンちゃんの毛が絡まりやすい」「毛玉ほぐすのに苦労している」という方におすすめ。
1本1本のピンが硬く強いので、力加減を気をつけないとワンちゃんの皮膚を傷つけてしまいます。
普段のブラッシングに使うというよりは、毛玉取り・絡まった毛をほぐすときに使うのがいいでしょう。
ソフトタイプの特長
ソフトタイプはスリッカーブラシ初心者の方や、普段のブラッシングに使うのがおすすめ。
ハードタイプに比べてピンが細く、ピンの根元部分がクッションのように柔らかくなっているため、肌当たりもやさしいのが特徴です。
皮膚を傷つけそうで心配という方は迷わずソフトタイプを。
最初はソフトタイプを使って、毛が絡まるならハードタイプを揃えてもいいかもね♪
ソフトタイプでも力は入れすぎないように注意じゃよ
ピンの素材で選ぶ
スリッカーブラシのピンにはアルミやステンレスといった金属が使われているものが多いですが、中にはナイロンでできているものもあります。
それぞれの特徴に合わせて選びましょう。
金属素材
アルミやステンレスでできたピンは、硬くてしっかり毛をすくことができるので、早くキレイに仕上がります。
一方で、硬さゆえにワンちゃんの皮膚を傷つけるおそれがあるため、力加減は必要です。
ブラッシングに慣れている方や、短時間でパパっと終わらせてほしいワンちゃんにおすすめ。
ナイロン素材
ナイロンでできたピンはやわらかくて肌へのあたりがやさしい反面、力が弱いため毛をとかすのに時間がかかります。
マッサージをするイメージで、ゆっくりブラッシングをしたい方に向いています。
毛が抜けやすく、こまめにブラッシングしたいなら金属素材がいいかなぁ
1日に1回のスキンシップタイムに使うならナイロン素材でもいいワン
持ち手の素材・柄の太さで選ぶ
意外と盲点になりがちな持ち手部分。
スリッカーブラシは鉛筆持ちでブラッシングしていくので、滑らず手に馴染みやすい素材・太さのものを選びましょう。
持ち手は主に木製、ゴム製、プラスチック製がありますが、女性におすすめなのは木製で小回りの効く短めタイプ。滑りにくく、長時間握っていても疲れにくいですよ♪
逆に手の大きい男性にとっては、グリップが効く柄の長いものの方が使いやすいでしょう。
掃除機能で選ぶ
ブラッシングをするとブラシに付いた毛を取る作業がありますね。
スリッカーブラシのピンの間隔は狭く、非常にとりにくいのが難点ですよね…ブラシに付いた毛を取るコームが付属しているタイプもありますが、紛失しやすいという声が…(泣)
そんな問題を解決するのが掃除機能です。
ボタンを押すとワンプッシュでブラシに付いた毛を除去してくれる機能なので、ブラッシングの途中で何度もブラシの掃除をする手間が省けます。
毛の量が多いワンちゃんにおすすめですよ♪
犬のスリッカーブラシ人気ランキングベスト5
愛犬家さんやプロの方も使っている「コレを買えば間違いなし!」というおすすめスリッカーブラシ上位5選をご紹介します。
第1位:MIRUKUスリッカーブラシ【ハードタイプ】
小型犬には少し大きめのサイズ感でハードタイプなので、ワンちゃんの背中などの広範囲のブラッシングにおすすめ。
軽くなでるだけでごっそり毛が取れ、しっかり密着するので取れた毛が舞う心配が無いこと、そして取れた毛をワンプッシュで捨てられる点が評価されています。
また、ハンドル部分が人間工学に基づいた形になっているため、長時間使っても手が疲れないのも嬉しいですよね。
実際に使った方によると、換毛期はおもしろいように毛が取れるので、やりすぎないようにしないとハゲてしまうほどなんだとか(汗)
サイズ | 12.6×7×12cm |
---|---|
重さ | 96.5g |
価格 | 999円(税込) |
素材 | 柄:ラバー ピン:ステンレス鋼 |
機能 | お掃除機能付き |
第2位:ONS スリッカーブラシ 【ソフトタイプ】
こちらはスリッカーや獣毛ブラシを多数販売し、トリマーからの信頼も厚い「岡野製作所」のスリッカーブラシです。
ワンちゃんの頭や顔などの狭い箇所でもブラッシングしやすい小さめサイズで、ソフトタイプなので初心者にも使いやすいですよ。
やさしく撫でるようにブラッシングするだけで毛が取れ、フワフワの毛並みになりますよ♪
しっかり毛を取る、というよりは仕上げに毛並みを整えるのにおすすめ。
サイズ | 8.7×3×13cm |
---|---|
重さ | 48g |
価格 | 1,188円 |
素材 | 柄:木製 ピン:ステンレス |
機能 | − |
第3位:ケイプロペット ロングティー スリッカー ソフト115【ソフトタイプ】
主にグルーミング用品を製造する「ケイプロペット」の代表的なブラシシリーズ『ロングティー スリッカー』の一番大きいサイズです。
ワンちゃんの皮膚へのあたりがやさしいのに毛はしっかりキャッチするため、多くのプロに愛用されています。愛用者によると「力を入れない方が早く毛が取れる」んだそう。
長めの持ち手なので、大きめのワンちゃんや、広範囲のブラッシングにおすすめ。
サイズ | ブラシ1.2×0.58cm 柄15.2cm |
---|---|
重さ | 70g |
価格 | 2,290円 |
素材・タイプ | ピン:ステンレス |
機能 | − |
第4位:ペキュート[Pecute] カーブ ブラシ【ハードタイプ】
こちらは小型犬だけでなく、ウサギなどの小動物にも使えるSサイズと大きめサイズのワンちゃんに使いやすいLサイズがあります。
クシ部分が緩やかなカーブになっていて、ワンちゃんの身体のラインにフィットし、両サイドも効率的に毛をキャッチしてくれます。
短い刃でもしっかり毛をキャッチして、お掃除機能付きなので、短時間でブラッシングを終えたい方、ワンちゃんの毛が抜けやすくてケアが大変な方におすすめ。
持ち手もフィット感抜群のグリップになっていて、握りやすいのもポイント。
サイズ | S・L本体サイズ共通:6.2×9.3×16.8cm 刃幅:Sサイズ7.6cm/Lサイズ:10cm |
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重さ | – |
価格 | S:1,499円/L:1,699円 |
素材 | 刃::ステンレス 柄 :ポリプロピレン&合成ゴム |
機能 | お掃除機能付き |
第5位:木製ハンドルペット用 スリッカー ブラシ【ソフトタイプ】
プロのトリマーも愛用する高品質なスリッカーブラシです。
SからLまでんもサイズ展開で、幼犬から大型犬まで成長に合わせて使えます。ソフトタイプで、ブラシ部分に空気穴が開いているのでワンちゃんの身体にフィットさせながらブラッシングできます。
お掃除機能はありませんが、取った毛を取り除きやすい構造になっているので、スリッカーブラシ初心者にもおすすめ。
値段も手頃なので、ブラッシングする箇所に合わせてサイズ違いで揃えてもいいかも。
サイズ | S:12×7.5cm/M:15.5×10cm/L:16×11cm |
---|---|
重さ | – |
価格 | S:1,780円/M:1,880円/L:1,980円 |
素材 | 柄:木製 ピン:ステンレススチール |
機能 | − |
スリッカーブラシの使い方
ここからは、「ワンちゃんがブラッシングを嫌がる…」という方必見!スリッカーブラシの上手な使い方をご紹介します!
基本的な使い方
スリッカーブラシは、上の写真のように「鉛筆持ち」が基本です。それは力が入りすぎない持ち方だから。
力を入れすぎるとワンちゃんにとってはとても痛いので、鉛筆持ちが鉄則です。
毛先からとかす
毛先から、毛並みに沿ってゆっくりとブラッシングを始めましょう。
根元からとかした方が早く終わりそうですが、ワンちゃんは皮膚が引っ張られて痛がります。少しずつ根元に近づくようにブラッシングをしていくと痛くなりにくいですよ♪
必要以上に力を入れない
毛が絡まっているところや毛玉になっているところは、ついつい力を入れて引っ張りがち。
しかし、無理に引っ張るとワンちゃんが痛がるだけでなく、ワンちゃんの毛がまとめて抜けてハゲてしまうことも。
ちなみに、毛の長いワンちゃんは身体のいろいろなところに毛玉ができやすいですよね。
後ろ足の腿のあたり・前足のわきの下・耳の付け根などに毛玉ができやすいので、そこをブラッシングするときは手で毛玉の箇所を確認しながら慎重に行いましょう。
ゆっくりゆっくりお願いしますワン!
こうすればもっとブラッシングが好きになる
ここからは、スリッカーブラシを使うときにこうすればもっと良いよ!という心がけをご紹介します!
ブラッシングをする前後にご褒美をあげる
「ブラッシングをする=嬉しいこと」と思ってもらいたいですよね♪
ブラッシングのときも、通常のしつけをするときと同じように「ブラッシングするよ〜」と声をかけ、おやつを与えます。
そして、ブラッシングが終わったときにも頑張ったご褒美にもう1つおやつをあげるといいでしょう。
ブラッシングをラブラブタイムに♪
ワンちゃんは飼い主とのスキンシップが大好き。
ブラッシングのときは、おやつが食べられるだけでなく飼い主とのラブラブタイムだと思ってもらえるともっと良いですね♪
やさしく声かけをしつつ、撫でながらブラッシングを行うとワンちゃんも気持ち良いはず。
膝の上で撫でながらするのがおすすめ
ブラッシングするときは、ワンちゃんがリラックスできる体制で行うのがいいでしょう。
小型犬の場合は、飼い主さんの膝の上に乗せてやさしく撫でながらブラッシングするとリラックスしたままブラッシングできますよ。
まとめ
- スリッカーブラシがおすすめなのは、ロングコート、カーリーコートのワンちゃん
- 初心者にはソフトタイプがおすすめ
- しっかり毛をすきたいなら、ハードタイプの金属素材がおすすめ
- 「鉛筆持ち」で力を入れすぎないように注意
スリッカーブラシは、毛の長いワンちゃんのお手入れには欠かせないアイテムですが、選び方や使い方を間違ってしまうとブラッシング嫌いになってしまうことも。
そもそもスリッカーブラシがワンちゃんに合っているか、そしてタイプややり方が合っているかを確認してみてくださいね。
たっぷりスキンシップをとりながらブラッシングをしていくと、喜んでブラッシングをさせてもらえるようになりますよ♪
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
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執筆者
- 編集部
- INUNAVI(いぬなび)
「日本をペット先進国に。」INUNAVIは、飼い主とわんちゃんが幸せに過ごせる世界を実現するために誕生。 執筆者はペットフード安全管理者、犬の管理栄養士、動物介護士、ペット看護師などの資格を保有。獣医師・ドッグトレーナーなど専門家監修のもと、犬好きのメンバーが毎日読みたくなるコンテンツを毎日更新中♩おすすめドッグフードランキングは1,000名規模の口コミ評価や成分の安全性を検証し、辛口に採点。リアルな情報にこだわっています。独自アンケート調査はこちら