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犬の食物アレルギーの基礎知識
犬の食物アレルギーは、遺伝や体質、生活環境やストレスなどの様々な理由から、食材に含まれるタンパク質を体がアレルゲンと認識したことで起こる現象です。
主な症状は皮膚のかゆみで、体の左右対象に現れることが多いとされています。また、皮膚の赤み(目・口・耳・肛門・足先など)や下痢や嘔吐などが現れる犬も多いですが、症状には個体差があるため一概に言えません。
食物アレルギーは一度発症してしまうと完治することが難しいため、改善のためには動物病院でアレルギー 症状に対する治療を受けつつ、アレルゲンを含まない食生活をしながらうまく付き合って生きていく 必要があります。
重度の食物アレルギーの場合は命を落とす こともあるため、飼い主さん自身が食物アレルギーについての知識を深め、適切な事管理を行いましょう。
以下の記事では、食物アレルギーをはじめとする犬のアレルギーについて、治療法や対策などを詳しく解説しています。
食物アレルギーと向き合う飼い主さんは必ずご一読ください。
犬のアレルギー(食物・アトピー・ノミ)原因・対策を徹底解説【皮膚科医取材】
低アレルギードッグフードとは
低アレルギードッグフードとは、一般的に、
多くの犬がこれまで食べたことがないような珍しいタンパク質を使用したフード
犬がアレルギーを起こしやすいといわれる食材を使用していないフード
アレルギーを起こさないよう特殊な加工を施したタンパク質を使用したフード
のことを指します。
低アレルギーのドッグフードであれば、すでにアレルギーのある犬でも選びやすく、またアレルギーの発症をできるだけ防ぎやすくしたいという方も希望を叶えられるかもしれません。
しかし、愛犬に食物アレルギーがあるからといって、必ずしも低アレルギードッグフードを与えなければならないわけではありません。
どの食材にアレルギーを起こすかは犬によって異なるため、愛犬のアレルゲンが含まれていなければ、低アレルギーフードでなくても良いのです。
例えば、よく目にするチキンや小麦が入ったドッグフードでも、それらにアレルギーがなければ与えることができます。
この記事では、一般的なドッグフードでは愛犬が食べられるものが見つからないという方や、アレルゲンになる可能性が高いものは極力避けたいというような方のために低アレルギードッグフードを厳選しています。
しかし、特定のドッグフードをおすすめしたり、ランキングを使った紹介は一切しておりません。
低アレルギーフードという言葉に固執せず、様々なドッグフードから愛犬のアレルゲンを含まないものを積極的に探して、食事の時間を楽しいものにしてあげましょう。
低アレルギードッグフードの選び方
ここでは、食物アレルギーに配慮された低アレルギーフードの中から、愛犬に合うものを選ぶための基本を紹介します。
①アレルゲンを確認する
食物アレルギーのある愛犬にフードを選ぶときは、どのようなドッグフードであっても愛犬のアレルゲンが含まれていないか原材料表記を確認することが基本中の基本 です。
また、低 アレルギーフードでも、犬がアレルギーを起こしやすいとされる食材を全て避けられるとは限らない ため、アレルギー発症のリスクをできるだけ避けたい方は、上記画像のような食材が配合されていないかも確認してみましょう。
例えば、「ダイエティクス アレルゲンセレクトカット」という療法食は、牛肉や乳、小麦などの6種類のアレルゲンを避けることができる安全性の高い療法食ですが、脱脂大豆が配合されているため、大豆アレルギーの犬や大豆アレルギーを避けたい犬にはおすすめできません。
②食材の品質と製造の安全性がわかるものを選ぶ
品質の良い食材を使用したドッグフードは、消化の良さが期待できるため、食物アレルギーと関係の深い腸内環境の健康を保つことにつながります。
ドッグフードのメインとなることが多い動物性タンパク質や穀類はもちろんのこと、野菜や果物などすべての食材を良質なものだけ厳選しているフード が理想的 でしょう。
また、食物アレルギーのあるデリケートな愛犬にも与えやすいよう、パッケージや公式サイトで製造や輸送について厳格に品質管理されていることを公表しているフード がおすすめです。
特に重度のアレルギーの場合は、同じ製造ラインにアレルゲンとなる食材が使われていないかも確認が必要になるため、そういった対応も素早く行ってもらえるメーカーが安心できます。
■品質や安全性が分かる表記の例
原材料の産地(食の安全性の高い国名など)
家畜の飼育方法(ホルモン剤不使用など)
野菜の栽培方法(遺伝子組み換え不使用など)
衛生管理の基準(HACCPに則って製造など)
製造工程の解説(微量な他原料の混入にまで配慮など)
トレーサビリティ※の徹底
※ 原材料の調達から製造、流通まで追跡すること
③添加物は控えめなものが安心
添加物はアレルギーの原因になると不安に思う方もいますが、食物アレルギーはタンパク質に含まれるアレルゲンに対して起こるもので、ドッグフードに含まれる添加物がアレルギーの直接の原因となる可能性は低い とされています。
INUNAVI編集部が獣医師兼獣医学博士(皮膚病学)である伊從慶太先生に取材した際にも、「添加物のアレルギーはほとんど見たことがない」と伺いました。
しかし一方で、ドッグフードの添加物が犬に与える影響についてはまだ十分には研究されていないことも多いそうです。
また添加物が多いフードが体質に合わずアレルギーの発症に繋がったり、添加物の過剰摂取が体の負担となる可能性はあると考えられているため、犬の健康に直接役立たない着色料や甘味料などの添加物は避けておく と安心です。
その他、保存料や酸化防止剤などの添加物に関しては、飼い主さんそれぞれの許容範囲で避けるようにすれば問題ありません。以下を参考にしてみてください。
■避けたほうが良い添加物
着色料・発色剤
(赤色102号など)
…美味しそうに見せることで飼い主さんの興味をひくもので、食事を色で判断しない犬には不要。
合成の酸化防止剤・保存料
(BHAなど)
…フードの品質を維持するために必要だが、天然由来の酸化防止剤や保存料を使用したフードのほうが上質なフードが多い傾向。※編集部でドッグフード115種類を独自調査した結果による
甘味料
(スクロースなど)
…嗜好性が高まるため原材料の品質があまり良くない場合に使用されることがある。
■無理に避けなくても良い添加物
栄養添加物
(ビタミンなど)
…食品では補いきれない栄養素や加熱製造で失活したビタミンやミネラルなどを補うための重要な添加物。
天然由来の酸化防止剤・保存料
(ローズマリーなど)
…フードの品質を維持するために必要な添加物。合成成分に比べ効果が弱くフードの保存管理には注意する必要がある。
犬のおやつやドッグフードに含まれる添加物は危険?涙やけやアレルギーの原因になるって本当?【添加物一覧付き】
④原材料表記が明確でシンプルだと管理がしやすい
ドッグフードに含まれるアレルゲンを確認するには、原材料表記を読む必要があります。そのため、「魚肉」「天然フレーバー」などの食材名が分からないようなフードではなく、配合食材がすべて明確に記載され、食材数が多すぎないシンプルな原材料表記のものがおすすめ です。
特に、主原料となることも多い動物性タンパク質は、1種類に限定されているとローテーションがしやすく、またそのフードにアレルギーが起きたときにも食材を特定しやすくなります。
配合食材が多いフードの中にも各食材の配合量を下げてアレルゲンにならない程度に薄めるという考え方のものがあるため、シンプルなフードが必ずしもアレルギー対策に優れているという事ではありませんが、愛犬の口に入るものを管理しやすい点ではおすすめです。
【保存版】ドッグフードの原材料一覧|食品から添加物まで193種類を徹底解説!【獣医師監修】
⑤愛犬に合う栄養バランスかも忘れずにチェック
アレルゲンが含まれていないフードでも、栄養バランスが愛犬に合わなければ健康維持には役立ちません。
また、体調不良が起きたときにアレルギー症状なのか、単にフードの栄養バランスが合わないからなのかがわかりづらくなるため、愛犬の生活スタイルや体質に合う栄養バランスかどうかは大切です。
特に低アレルギードッグフードは、タンパク質の数値を低めに設定しているフードも多いため、炭水化物の摂取量が増えて犬によっては太ってしまったり、筋肉や被毛の健康維持がしづらくなる可能性もあります。
以下のポイントを参考に、愛犬に合うものを確認してみてください。
■体型に合わせた栄養バランスを確認するポイント
※体質的に脂質やタンパク質を控えめにしなければならない犬や、持病で食事に注意点がある犬 は獣医師の指示に従ってください。
【保存版】ドッグフードの成分表の見方を解説!愛犬に合った栄養成分の選び方も【獣医師監修】
食物アレルギー対策向き!低アレルギードッグフードブランド9社
ここでは、犬の管理栄養士とペットフード安全管理者の資格を持つ私が厳選した低アレルギーフードをブランドごとに紹介します。
繰り返しになりますが、アレルギーを起こす食材 には個体差があるため愛犬のアレルギーに合うものを選び、必要に応じて獣医師に相談してください。
また、以下の記事ではアレルギーや皮膚病対策におすすめのドッグフードをランキング形式で紹介しています。気になる方は合わせてご覧ください。
【獣医師監修】犬のアレルギーや皮膚トラブル対策におすすめのドッグフードランキング29選
※以下、スクロールすると主原料などの比較ができます。
【ファルミナペットフーズ社】N&D ドッグフード / VET LIFE 犬用療法食
実績や信頼性を重視する方に!科学的根拠に基づく栄養設計・自然素材配合の高品質フード
N&Dは、イタリアのフェデリコ2世ナポリ国立大学の動物栄養学部と共同研究や開発を行い、皮膚被毛の健康やお腹の健康に特化した総合栄養食・療法食などを多数販売しているブランドです。
科学的データに基づく有用性が確認された栄養バランスなので、信頼性を特に重視する方に 向いています。
また、遺伝子組み換え原料不使用・消化を妨げにくくする独自製法・動物実験を一切行わないなど、犬の健康と同時に動物福祉や地球環境のことも考えている企業であることもポイントです。
ニシンやウズラ、ベニソン、タラなど様々主原料のフードや療法食があり 、愛犬に試したいものがきっと見つかるでしょう。
私の愛犬が試した際は、ハーブのような独特な香りが強かったからかはじめは少し警戒していたようだったので、どちらかというと食べ物を選り好みしない愛犬に向いていると感じます。
参考価格帯
2,930円 / 800g〜
低アレルギーフードの種類
N&Dキヌア スキン&コートシリーズ(ニシン、ウズラ、ベニソン、ダック、タラ)
皮膚ケア用加水分解療法食(魚肉加水分解物)
皮膚ケア用低アレルゲン療法食(ニシン&ポテト)
皮膚ケア用低アレルゲン療法食(ポーク&ポテト)
※療法食は動物病院のみでの販売
フードの分類
総合栄養食(一部療法食)
グレインフリー
あり
添加物
天然由来の酸化防止剤を使用
N&D ドッグフードの実際の口コミ
Ottimo prodotto. Per un problema di dermatite ho provato prima agnello e zucca poi ho scoperto questa linea per le intolleranze e devo dire mi trovo benissimo. La mia Gioia🐶 le adora ottima appetibilità.
(素晴らしい製品です。皮膚炎の問題については、まずラムとパンプキンを試し、その後にこの不耐性のラインを発見しました。気分がいいと言わざるを得ません。My Joy 🐶 は優れた口当たりが大好きです。)
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る
N&D(ナチュラルアンドデリシャス)ドッグフードの口コミ評判は?専門家が徹底評価!
【FORZA10社】 デイリーフォルツァ ローグレイン
年齢や体の大きさに合わせて選びやすい!皮膚サポート成分も豊富なグルテンフリーフード
デイリーフォルツァは、イタリアの獣医師がアレルギー対策に配慮して開発した単一タンパク質・小麦グルテンフリーのドッグフードです。
配合食材は化学残留物質を極力排除するため、抗生物質やホルモン剤、遺伝子組換え作物不使用のものを厳選。
舞茸や朝鮮人参、アロエなどの皮膚の健康や免疫維持に役立つ食材を豊富に配合 し、独自の技術で栄養が吸収されやすいよう製造しています。
米が配合されているので穀物アレルギー対策には向きませんが、魚や馬肉・鹿肉・豚肉などの主原料があり、パピー用や粒の大きさも選べる のがポイントです。
内容量も800gから最大20kgまで販売されているので超小型犬から大型犬、多頭飼いでも与えやすいでしょう。
参考価格帯
2,420円 / 900g〜
低アレルギーフードの種類
フィッシュ、ホース、ポーク 、ベニソン(鹿)、ラム
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
なし
添加物
人工保存料、着色料、香料等不使用
【FORZA10社】 デイリーフォルツァ ローグレインの実際の口コミ
毎朝の様に吐く愛犬のために。朝、吐くのは食物アレルギーです。と言っても過言ではありません。ようやく合ったフードが見つかりました。馬肉が合っている様です。家の🐶はかなりのアレルギー持ちです。少し続けて様子を見て行こうと思います。
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る
900g / 2,090円
forza10(フォルツァ)の口コミ評判・安全性を徹底検証|獣医師や飼い主の評価は?
【ナチュラルバランス社】ナチュラルバランス アレルギー対応成分限定食
タンパク質を控えたい愛犬に!消化性に配慮されたアレルギー対応成分限定食
ナチュラルバランスは、サーモンやダック、鹿肉などを使用したグレインフリーの 成分限定食 を販売しているブランドです。
アメリカの政府機関に認定された安全な食材を使用し、第三者機関で犬に危険な成分が配合されていないことが証明されています。
主原料は新鮮なポテトやさつまいもなので、肉類を控えめにしたい愛犬向き。 動物性原料は少なめでも、可消化エネルギー率は90%以上と消化の良さにも配慮されています。
また今回唯一、肉類を全く配合していない「ベジタリアン」という味もあるため、動物性タンパク質全般にアレルギーを起こしてしまう犬にもおすすめです。
主原料がイモ類や穀類でも食いつきは比較的期待できるので、肥満にならないよう給餌量を守って与え、適度な運動も欠かさないようにしましょう。
参考価格帯
1,914円 / 1kg〜
低アレルギーフードの種類
ダック、フィッシュ(サーモン)、ベニソン(鹿)、バイソン、ベジタリアン
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
ベジタリアン以外全て
添加物
天然由来を使用
※原材料に記載のある「自然風味」は主原料である肉を粉末にしたもの。粒にふりかけて嗜好性をあげている。
ナチュラルバランス アレルギー対応成分限定食の実際の口コミ
カリカリ噛む事で、満足してるようです。皮膚炎ではないのですが、カイカイが軽減していました。
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る
1kg / 2,178円
ナチュラルバランスの口コミ評判・安全性を徹底検証|獣医師や飼い主の評価は?
【有限会社UGペット】国産ペットフード ZEN
新鮮なフードを与えたい方に!国産クオリティで製造管理も安心のジビエフード
国産ペットフード ZENは、北海道や奈良県など日本各地で捕れた野生の鹿肉や猪の生肉を使用したグレインフリーのドッグフード です。
製造から手元に届くまでの時間が海外産よりも短く、安全で良質な食材を使ったフードを新鮮なうちに与えられるので、選り好みしやすい愛犬にもおすすめ。
また、小麦などの食物アレルギーになりやすいとされる食材は製造工場内で使用していないため、誤ってアレルゲンが混入するリスクもなく安心して与えられます。
全体的に高タンパク質・低脂質で肥満予防や体型維持もしやすい栄養バランス のフードです。やや高価なフードになるので、給餌量が少ない超小型犬〜小型犬や国産にこだわりたい方に特に向いているでしょう。
参考価格帯
2,871円 / 700g〜
低アレルギーフードの種類
フィッシュ(タラ)、 ワイルドボア(猪)、ポーク 、ベニソン(鹿肉)、しらす
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
全て
添加物
合成保存料、合成酸化防止剤、着色料、香料不使用
国産ペットフード ZENの実際の口コミ
我が家は多頭飼いのビーグルがいますが、うち1頭がアレルギー持ちのため色々フードを試している中でお試しに購入。
食いつきも良く、便も良好、アレルギー反応もなくとても良いフードだと思います。
ただ一つ、星5個にしなかったのは「お値段」がちょっとね。続けるには厳しいですね、我が家には。
お財布に余裕ある方なら、とてもオススメです。
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る
【Fish4Dogs社】フィッシュ4ドッグ
お魚好きの犬やアレルギー対策のしやすさを重視するならフィッシュ4!
フィッシュ4ドッグは、動物性タンパク質をサーモンやタラ、イワシなどの魚のみに絞ったグレインフリードッグフードです。
魚は低アレルギー食材であるうえに、アレルギーのサポートに役立つオメガ3脂肪酸を豊富に含みます。
実際、フードに含まれるオメガ3脂肪酸の数値は2%を超えるものもあるなど、一般的なドライフードと比べて高い含有量を誇ります。※INUNAVI編集部による115種類のドッグフードの調査結果
全ての商品がグレイフンリー、シンプルな原材料表記、魚の品種も明確であることなど、獣肉アレルギー対策のしやすさはトップクラス です。
粒がやや硬めですが、超小粒から大粒まであるので愛犬の口の大きさや好みに合わせて選んでみてください。
参考価格帯
1,485円 / 400g〜
低アレルギーフードの種類
ファイネストシリーズ(サーモン、オーシャンホワイトフィッシュ、サーディン)※タラ・スズキ・ニシンなどの白身魚
スーペリアシリーズ (アダルト、シニア、パピー(全てサーモン))
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
全て
添加物
天然由来を使用
フィッシュ4ドッグ の実際の口コミ
マルチーズ で、皮膚がデリケートなうちの子の為に買い直したグレインフリーのドッグフードですが食い付きも良く、いつも喜んで食べてくれます。年に数回発症する膿皮症も落ち着いている気がします。近所のスーパーには置いて無い為Amazonさんにお世話になっております。
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る
400g / 1,322円
フィッシュ4ドッグの口コミ評判・安全性を徹底検証|獣医師や飼い主の評価は?
【株式会社レティシアン】ペロリコドッグフード アレカット
お肉が大好きな愛犬のアレルギー対策に!体の負担を軽減する特殊技術を取り入れたグレインフリーフード
アレカットは、天然酵素で分解した消化性の高いターキーをフードの40%以上も配合 したグレインフリーのドッグフードです。
ターキーは放し飼いで育った新鮮なものを使用し、肉汁まで配合しているので食いつきも期待できるでしょう。
喜んで食べてくれる低アレルギーフードがなかなか見つからないという方 には特におすすめです。
また、乳酸菌やビール酵母、緑イ貝やクランベリーなど、愛犬の健康を維持しやすい食材も豊富に配合されています。
内容量や味のラインナップが他にないため選びやすさの点では他メーカーにやや劣りますが、消化に良い加工をした総合栄養食のフードは比較的珍しく、また定期購入であれば最大20%オフの割引がある点などは、アレカットならではの魅力でしょう。
参考価格帯
5,038円 / 2kg〜
低アレルギーフードの種類
アレカット以外の低アレルギーフードなし
フードの分類
主食
グレインフリー
あり(アレカットのみ)
添加物
香料、着色料不使用
ペロリコドッグフード アレカットの実際の口コミ
こんなに喜んで食べるうちのワンちゃんを見るのは、多分初めてだと思います。小粒で食べやすいタイプです。
肉が47%サツマイモ、ビール酵母、アマニ、タピオカ、油脂類、リンゴ、クランベリー、カボチャ、ミネラル類、ビタミン類、乳酸菌が含まれてて、かなり健康に気遣ったご飯です。食べて直ぐにウンチも出ました。
容量もかなり入ってて、良い商品と思います。
(参考:Amazon)
\定期10~20%OFF!/
公式サイトで詳細を見る
2kg / 4,534円
【アディクション社】アディクション
ナチュラルにこだわりたい方に!クリーンで安全、高品質なニュージーランド産フード
アディクションは、食材の安全性が世界で最も厳しい国であるニュージーランド産のドッグフードです。
予防医学を推奨する獣医師や学者のチームが手掛けるカンガルーや鹿肉などをメインにしたグレインフリーのレシピ で、栄養バランスも与える犬を選びにくい中程度のタンパク質と低すぎない脂質量になっています。
ただ、全体的に灰分が高いため、ミネラル制限がある犬や老犬は注意が必要 です。
また、アディクションには「天然フレーバー」が配合されています。詳細が不明だったためメーカーに問い合わせしたところ、天然フレーバーは、各々のフードの主原料である動物の肉のスープ(脂質やタンパク質を含む)を使用しているという事でした。
参考価格帯
2,090円 / 500g〜
低アレルギーフードの種類
カンガルー、ベニソン(鹿)、サーモン、ラム
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
あり
添加物
人工保存料、香料、着色料不使用
アディクションの実際の口コミ
皮膚疾患の子に毎回購入しています。病院の先生にも『材料に問題はありませんね』と言われたので安心して与えています。
粒はそこそこの大きさですが、平たい形なので、小さい子も噛みやすいようで、問題なく食べております♪
(参考:Amazon)
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る
500g / 1,860円
アディクションドッグフードの口コミ評判|専門家が実際に購入して安全性や食いつきを徹底検証
【有限会社アイディール】セベク
アレルゲンが特に多い愛犬に!ワニ肉と魚がメインの希少なグレインフリーフード
セベクは、新鮮なワニ肉と乾燥フィッシュを使用したグレインフリードッグフードです。
低アレルギードッグフードの中でも特に珍しいタンパク源であるワニ肉に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、ワニの肉は鶏肉のような味わいで嗜好性は高い傾向 があります。
ペット用品イベントに出店経験もある※ など知名度もあるメーカーなので、アレルギーのある愛犬は注目です。※2023年インターペット東京
また、高タンパク質・低脂肪のドッグフードなので、筋肉維持や皮膚被毛の健康維持、健康的な体型を目指したい場合 にも役立つ栄養バランスです。
100gサイズが販売されているため、食いつきが気になる方もお試ししやすいですよ。
参考価格帯
980円 / 100g〜
低アレルギーフードの種類
他シリーズなし
フードの分類
主食
グレインフリー
あり(セベクのみ)
添加物
天然由来を使用
セベクの実際の口コミ
独特の匂いで、愛犬も好きみたいです。チキン、ビーフなどにアレルギーがあるため、こちらをローテーションであげてます。
(出典:楽天 )
Amazonで詳細を見る
1kg / 4,980円 楽天で詳細を見る
1kg / 4,980円
INUMESHIドッグフードの口コミ評判は?実際に「セベク」を購入して専門家が徹底検証
【株式会社森乳サンワールド】 スーパーゴールド
コスパ重視の方に!国産大手メーカーならではの安定した安全性と手頃な価格が魅力
スーパーゴールドは、アレルギーに配慮されたフードの中でも、比較的手頃な価格帯のグレインフリーフード です。
多くのホームセンターやペットショップで取り扱いがあるため、実際に手にとって検討したり、必要なときにはすぐに手に入りやすいというメリットがあります。
主原料はポテトで、サーモンやホワイトフィッシュ(鮭の仲間)などを配合したレシピです。関節の健康や肥満予防向けなども販売されているため、愛犬に合わせて選びやすいでしょう。
ただ、食材の選定基準などに関する情報がないことや、「動物性脂肪」など不明確な表記があるため、品質にこだわりたい方にはあまりおすすめできません。
参考価格帯
1,730円 / 800g〜
低アレルギーフードの種類
フィッシュ&ポテト プラス関節の健康に配慮
フィッシュ&ポテト プラスライト肥満・関節の健康に配慮
フィッシュ&ポテト子犬・成犬用
フィッシュ&ポテトダイエットライト
フィッシュ&ポテトシニアライト
(上記全てサーモン、ホワイトフィッシュ)
フードの分類
総合栄養食
グレインフリー
あり(一部グルテンフリー)
添加物
合成保存料、着色料無添加
スーパーゴールドの実際の口コミ
アトピー持ち(鳥アレルギー)のシーズーにあげて3,4ヶ月経過しました。
病院の高いエサに変える前につなぎとして購入しましたが、内容的に悪くないとのことで先生のアドバイスでこのえさとおやつを魚、じゃがいもに絞ったらかゆみやアトピーからくる外耳炎の状況も少し落ち着いてきました。
フィッシュポテトの中ではかなりリーズナブルで継続もしやすいのでおすすめです😉
(出典:Amazon )
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る
800g / 1,730円
まとめ
この記事では、犬の食物アレルギーが遺伝や体質など様々な理由から起こることや、生涯付き合っていくためにアレルゲンを除去した食事管理が必要 であることを解説しました。
愛犬に合う低アレルギーフードを選ぶには、まずアレルゲンチェックが大切です。そして、原材料表記や公式サイトからフードの品質を見極めること、愛犬に合う栄養バランスであるかなどを確認しましょう。
今回は、低アレルギードッグフードを販売している10ブランドを厳選しましたので、愛犬に合いそうなフードを探してみてください。
皆さんの愛犬が健康に過ごせるフードが見つかりますように!もう1度低アレルギードッグフードを見る
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
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