殺処分の現状について
いきなりですが、殺処分の現状を知っていますか?
令和2年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の犬の殺処分数は4,059頭です。
飼い主持ち込み |
【成熟個体】2,506 頭 【幼齢個体】195 頭 |
所有者不明 |
【成熟個体】19,891 頭 【幼齢個体】5,043 頭 |
引取り合計 |
27,635 頭 |
返還数 飼い主が現れた数 |
9,463 頭 (うち幼齢個体:29 頭) |
譲渡数 里親の申し出があったり保護団体が引き出した数 |
14,736 頭 (うち幼齢個体:4,268 頭) |
殺処分数 |
①2,789 頭 ②642 頭 ③628 頭 |
殺処分数合計 |
4,059 頭 (うち幼齢個体:806 頭) |
■①②③について
- 譲渡することが適切ではない
…治癒の見込みが無い、負傷、重篤な病気又は重度の認知症の犬、攻撃性があると判断された犬、闘犬として使用又は訓練された犬など
- ①以外の処分
…里親希望者が現れない、 施設の収容可能頭数等の物理的制限、大型などで収容中の飼養管理が困難
- 引取り後の死亡
…病気や老衰、幼齢、事故によって搬送や収容中に亡くなった犬の数
※参考:環境省 統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」
※返還、譲渡、殺処分は令和2年度に行われた数。令和2年度以前に収容されたわんちゃんも含まれる
以下のグラフでもわかるように、ここ10年で殺処分されるわんちゃんは減ってきましたが、それでも4059頭。1日に11.1頭のわんちゃんが二酸化炭素ガスによる窒息処分によって、もがき苦しみながら命を終えているのです。(一部の自治体は安楽死を導入(※1))
詳しい数値を見る
年度 | 引き取り数 | 殺処分数 |
平成23年度 | 77,805 | 43,606 |
平成24年度 | 71,643 | 38,447 |
平成25年度 | 60,811 | 28,570 |
平成26年度 | 53,173 | 21,593 |
平成27年度 | 46,649 | 15,811 |
平成28年度 | 41,175 | 10,424 |
平成29年度 | 38,511 | 8,362 |
平成30年度 | 35,535 | 7,687 |
令和元年度 | 32,561 | 5,635 |
令和2年度 | 27,635 | 4,059 |
殺処分が行われるのは各都道府県の動物愛護センターや保健所で、もちろんここには飼い主さんが動物病院で獣医師にお願いして行う安楽死や、引き取り屋による闇処分は含まれていません。
また、殺処分が減っているのは、各自治体や保護団体の譲渡活動などの働きによるものであり、すべての飼い主さんの意識向上というわけではないということも忘れてはいけないでしょう。
■動物愛護センターと保健所について
従来の保健所の業務から動物関連業務を切り分け、動物愛護管理法に基づいて設置された動物に特化した施設。ただし、すべての都道府県市区町村に設置されているわけではないため、従来通り保健所がその役割を担っている地域もある
動物愛護センターに持ち込まれる理由
■動物愛護センター(保健所)に犬を持ち込む理由の一例
・飼い主の病気・傷病等(アレルギーなど)
・転居
・離婚
・動物の老齢・傷病
・問題行動(吠える、咬む)
・問題行動による近所からの苦情
・遺棄拾得(拾った、保護した)
・経済的理由
(※3)
わんちゃんを動物愛護センターに持ち込む理由はさまざまで、「イメージと違う」「飼育が大変」「超小型犬だと思って購入したのに大きくなった」「子犬じゃなくなった」などの身勝手な理由から安易に捨てられるわんちゃんも少なくありません。
また、2013年の動物愛護管理法の改正によって飼い主は終生飼養の責任があり(※4)、動物愛護センターも正当な理由がない場合は引取りを拒否することができるようになりました。
しかし、法律が施行されて9年経った現在でもわんちゃんを持ち込む飼い主さんは後を絶たず、偽りの理由を作りあげてしまう人がいるのも現状です。
■正当な理由とは
動物愛護管理法では「引き取るに値する相当の事由」と定めており、各自治体の判断に任されている
日本は犬に優しい国?殺処分をどう思う?犬の現状について考える!【犬の現・元飼い主さん1000人アンケート】
収容から殺処分までの流れ
自治体によって公示期間や流れは異なりますが、動物愛護センターに収容されると、飼い主さんを探す公示が2日~7日間行われます。その後、譲渡が行われたり、殺処分が行われることとなります。
現在は殺処分ゼロを目指す自治体も増えてきましたが、殺処分をゼロにするためには預かりボランティアや住民などの助けが欠かせません。
令和2年度に犬の殺処分がゼロだった主な自治体
■【令和2年度】犬の殺処分がゼロだった主な自治体名※都道府県・指定都市・中核市。③の事由は除く
石川県、神奈川県、福井県、山形県、富山県、高知県、千葉県(千葉市)、埼玉県(さいたま市、越谷市、川口市)、神奈川県(川崎市、相模原市)、栃木県(宇都宮市)、宮城県(仙台市)、静岡県(静岡市)、山梨県(甲府市)、北海道(旭川市、函館市、札幌市)、東京都(八王子市)、長野県(長野市)、大阪府(高槻市、枚方市、八尾市、吹田市)、兵庫県(尼崎市)、愛知県(名古屋市)、鳥取県(鳥取市)、山口県(下関市)、沖縄県(那覇市)
※参考:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(都道府県・指定都市・中核市)」
上記の動物愛護センター(保健所、動物愛護管理センター)は、令和2年度のわんちゃんの殺処分が0でした。
しかし、殺処分ゼロを継続させることはとても難しく、8年間わんちゃんの殺処分が継続してゼロなのは「神奈川県動物愛護センター」(※2)、6年継続してゼロなのが「名古屋市動物愛護センター」(※11)だけという状況です。
動物愛護センターと動物愛護団体は違う!
ここで覚えておいてほしいのが、動物愛護センターと動物愛護団体は役割がまったく違うということです。
■動物愛護センターと動物愛護団体の違い
- 動物愛護センター
…税金で運営される自治体の施設で保健所業務の中の動物に特化した業務を行う場所。殺処分を行う自治体も多くある
- 動物愛護団体
…支援金などで運営される非営利団体で動物の命を守る場所。虐待や遺棄の防止や新たな家族探しなど内容は多岐に渡る
わんちゃんを動物愛護センターに持ち込む人の中には、「動物愛護センターに連れて行けば、里親探しをしてもらえたり、病気やケガの治療をしてもらえる」と思っている人も少なくありません。
しかし、動物愛護センターは税金で運営されている施設のため、ケガや病気のわんちゃんが持ち込まれても治療が行われることはないほか、飼い主が「攻撃的、咬む」などの理由で持ち込めば、そのわんちゃんは譲渡対象とならずに殺処分となってしまうことがほとんどです。
一方、動物愛護団体では治療やトレーニングを行い、里親探しをして幸せになってもらうためのサポートを行います。この生と死を分ける大きな違いは、もっと周知されなければいけないことでしょう。
動物愛護センターと動物愛護団体の違いを知らない人が多い現状
実際、INUNAVIが保護犬に興味がある200人に対して行ったアンケート調査では、動物愛護団体と動物愛護センターの違いを「良く知っている」と回答した人は7.5%にとどまり、多くの人は違いがよく分からないのが現状のようです。
回答者の詳細を見る
■動物愛護団体と動物愛護センターの違いを知ってる?
・知らない:56.5%(113人)
・何となく知っている:36.0%(72人)
・よく知っている:7.5%(15人)
では、動物愛護団体はどのようなことを行っているのでしょうか。次章で詳しく見ていきましょう。
動物愛護団体(保護団体)の主な活動
動物愛護団体が行っているのは、主に以下の活動です。
ここでは、それぞれ詳しく解説します。
動物愛護団体によっては、動物愛護センターと連携して、わんちゃんが収容されると連絡が入るようになっているところもあります。
収容されたわんちゃんの里親探しをしたり、正式な譲渡手続きを行ってセンターから引き出しを行うなど、殺処分される命が1つでも減るための活動を行います。
しかし、動物愛護団体もシェルターや施設に収容できるスペースやお世話できるわんちゃんの数に限りがあるため、収容されているすべてのわんちゃんを引き出すことはできません。
動物愛護センターからの引き出しだけでなく、野犬や放浪犬を保護することもあれば、多頭飼育崩壊現場、劣悪な環境の繁殖業者などからわんちゃんたちを保護することもあります。
多頭飼育崩壊の飼い主さんや繁殖業者は保護を拒否することも多く、何度も足を運んで説得することも珍しくありません。
動物愛護団体で保護したわんちゃんは、動物病院で健康診断を受けて健康状態の確認や、病気が見つかれば治療が行われます。
わんちゃんの年齢や状態によっては、ワクチン接種、避妊・去勢手術、マイクロチップの装着などが行われることもあります。
また、当然のことながら毎日のお世話も必要です。ご飯や散歩、人との触れ合いなど、普通の家庭にいるわんちゃんと同じような生活を送らせてあげると共に、最低限のトレーニングや虐待などで心を閉ざしてしまっているわんちゃんの心のケアもしています。
さまざまな場所やSNSで、募金や寄付金、支援品の呼びかけを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
動物愛護団体は第二種動物取扱業(営利を目的としない)にあたり、医療費や登録関連実費以外の金銭を要求することは法律で禁じられています。
里親になる人から譲渡費用を頂きますが、譲渡費用には犬を保護してから譲渡するまでの間にかかる食費や消耗品費、人件費、運営費、寄付金、交通費、輸送費などは基本的に請求できないため、常に資金不足な状態です。
もちろん自治体から補助金が支給される団体もありますが、補助金を受け取れても足りていないのが現状。
そこで、駅前やショッピングモール、SNSなどで支援の呼びかけを行っているのです。
動物愛護団体の主な働きは、保護したわんちゃんが幸せになるための里親さん探しです。
実際にそのわんちゃんのことを知ってもらえるように譲渡会を開催し、団体によってはそこで飼育相談やしつけ教室などのイベントを行ったり、チャリティーバザーなどを行うこともあります。
殺処分されてしまうわんちゃんや飼育放棄されてしまうわんちゃんがいることを、多くの人に知ってもらう啓発・啓蒙活動も多くの動物愛護団体が行っています。
セミナーや講演会、ワークショップなどを行うこともあれば、HPやSNSで現状を伝えることも。
現在多くの人が動物愛護や保護犬に関心を持つようになったのは、こうした動物愛護団体の地道な活動が基となっているのかもしれません。
動物愛護団体にも闇はある?
これまでを見てきて、動物愛護団体はさまざまな働きをしていることがおわかり頂けたのではないでしょうか。
しかし、残念ながら真面目に活動をしている団体だけではないのが現状で、動物愛護団体にも闇はあります。
動物愛護団体は動物取扱業にあたりますが、第二種動物取扱業になるため、施設を設置する所在地の都道府県知事または政令指定都市の長に届け出をするだけで審査をされることはありません。
したがって、誰でも開業できてしまうというのが現状です。(※5)
■第一種動物取扱業と第二種動物取扱業の違い
- 第一種動物取扱業は特定の資格が必要で審査もある
…ペットショップ、ペットホテル、トリミングサロン、ペットシッター、トレーニング、老犬ホームなど
- 第二種動物取扱業は届け出のみ
…動物愛護団体のシェルター、譲渡会など
そのため、営利目的で動物愛護団体を開業し、内容が不明確な高額な譲渡費用を請求したり劣悪な環境で飼育してる団体も存在するなど、たびたび問題となっています。(※6、7、8)
■動物愛護団体に関する悪いニュース(一例)
・保護数を稼ぐためにどんどん愛護センターから引き出して横流しする
・見えない場所では劣悪な環境での飼養、虐待
・引き出したわんちゃんたちの動画や写真をSNSで公開し、寄付金を集めるためだけに利用。里親探しなどは行わず一時預かりと偽ってボランティアに引き渡す
・多額の寄付金を請求する
動物愛護団体の里親になる条件は厳しい?怪しいイメージなのはどうして?【200人アンケート】
今回INUNAVI編集部では、保護犬に興味がある・保護犬をお迎えしたことがある200人を対象に、動物愛護団体・保護犬についてアンケートを実施しました。
【アンケート調査概要】
・対象者:保護犬に興味がある人・保護犬をお迎えした人200人(女性133人 / 男性67人)
・実施期間:2022年8月17日~8月18日
回答者の属性はこちら
■回答者の属性
【女性:133人】
・10代:2人
・20代:22人
・30代:59人
・40代:32人
・50代:16人
・60代:2人
【男性:67人】
・10代:0人
・20代:11人
・30代:17人
・40代:24人
・50代:13人
・60代:2人
保護犬をお迎えしてみたい人は68.0%!去年より7.8%上昇
回答者の詳細を見る
■もしわんちゃんを迎えるなら、保護犬をお迎えしてみたい?
・保護犬をお迎えしたことはないが、してみたい:68.0%(136人)
・分からない:18.0%(36人)
・保護犬をお迎えしたことはないし、したいとは思わない:2.5%(5人)
・実際に保護犬をお迎えしたことがある:11.5%(23人)
「保護犬をお迎えしたことはないが、してみたい」と回答した人は68.0%でした。
いぬなび編集部では2021年にも保護犬についてアンケートを実施しましたが、そのときに「お迎えしてみたい」と回答した人は60.2%だったことから、7.8%の上昇が見られます。
2021年のアンケート結果を見る
■【2021年度調査】保護犬を迎え入れてみたいですか?
・はい:60.2%(301人)
・いいえ:34.8%(174人)
・現在保護犬を飼っている:5.0%(25人)
保護犬を迎え入れてみたい人は60%以上!知ったきっかけや迎える時の不安など徹底調査
対象数が違うため上昇率は確実ではありませんが、年々動物愛護についての意識も高まり、保護犬について関心を寄せる人が増えていることがうかがえます。
約7割近い人が保護犬をお迎えしてみたいというのは、動物愛護法の改正・施行によって今後保護犬が増えることが懸念されている現状を打破する希望となるのではないでしょうか。
保護犬をお迎えした場所は「動物愛護センター」「知人・友人」7人が僅差でトップに
回答者の詳細を見る
■どこから保護犬をお迎えした?※対象23人
・動物愛護センター:7人
・知人・友人から:7人
・動物愛護団体:6人
・自分で保護した:2人
・個人の里親募集を見て:1人
・動物病院から:0人
実際に保護犬をお迎えしたことがある人23人が対象ですが、保護犬をお迎えした場所で最も多い回答は「動物愛護センター」「知人・友人から」がそれぞれ7人ずつでした。
近年は動物愛護センターが正当な理由のない持込みや業者からの持込みを拒否できるとあって収容されるわんちゃんは減っていますが、その代わりに街中に置き去りにされてしまうわんちゃんもおり、一般の人が保護することも珍しくありません。
また、わんちゃんのお世話ができなくなってしまった人を知人から紹介されたり、ブリーダーから繁殖引退犬などを譲り受けるといったこともあり、保護犬をお迎えする場所は多様なことがわかります。
お迎えした保護犬の情報は「知人・友人から」が11人で最多
回答者の詳細を見る
■どの方法でお迎えした保護犬の情報を得た?※対象23人
・知人・友人から:11人
・動物愛護センターに直接足を運んで:4人
・動物愛護団体や愛護センターのHP:4人
・譲渡会に参加:3人
・里親募集サイト( OMUSUBI、ペットのおうちなど):1人
・保護犬カフェ:0人
お迎えした保護犬の情報を得た方法で最も多い回答は「知人・友人から」11人でした。
近年は保護犬の里親探しも積極的に行われ、一般の人が動物愛護センターに収容されたわんちゃんの写真を投稿してSNSで里親になってくれる人を呼びかけるなど、その方法は多岐に渡ります。
さまざまな情報がある中でも、「動物愛護センターに直接足を運んで」と「動物愛護団体や動物愛護センターのHP」がそれぞれ4人となっているなど、直接のコンタクトが多い結果となりました。
現在は里親募集サイトなどもありますが、よりわんちゃんの情報や施設・団体の情報が知りたいという気持ちからと推測できます。
動物愛護団体の保護犬の里親になる条件は「いいと思う」が59.0%
回答者の詳細を見る
■動物愛護団体の保護犬の里親になる条件をどう思う?
・いいと思う:59.0%(118人)
・厳しすぎると思う:39.0%(78人)
・ゆるいと思う:2.0%(4人)
動物愛護団体の保護犬の里親になる条件はさまざまあり、団体によっても異なりますが、厳しく設定している団体も多くみられます。「いいと思う」と回答した人は59.0%と約6割見られ、安易にお迎えする人をなくすためにも条件は今のままで良いと思っているようです。
■動物愛護団体の里親の条件の例
・単身不可
・学生不可
・60歳以上不可
・未婚のカップル不可
・賃貸住宅不可
・子供のいる家庭不可
・6時間以上の留守番不可
・飼育経験なし不可
しかし、「厳しすぎると思う」と回答した人も39.0%おり、約4割というのは決して少なくない数字と言えるのではないでしょうか。
わんちゃんが再び辛い思いをしないためにと考えられた条件ですが、現在は未婚の人の方が増えている割合が多い(※9)ことや、事実婚や同性婚など多様性のある家族の形もあり、そういったことがこの結果になったと考えられます。
実際、みなさんどう感じているのでしょうか。実際のコメントをご紹介します。
【いいと思う】実際のコメントはこちら
【いいと思う】実際のコメント
犬を最後まで育てることができるくらいの信頼度がある設定だと思うから
ペットは家族の一員なので、条件は厳しめでも問題がないと思う。むしろその条件をクリアできないなら迎えるべきではないと思う
責任を持って犬を世話できる人を選ぶためには、ある程度のしっかりした基準が必要と思うからです。但し、あまりに厳しすぎるとお迎えしようとする人が少なくなるので、そこが問題です
条件を厳しくすると里親が限られてしまうきらいはありますが、人間のホストファミリーと同じで「親」になる訳ですから、十分な世話を出来ない可能性のある世帯を除外することもやむを得ないと思います
責任ある条件と言えばそうなると思います。高齢者に引き取ってもらっても先に引き取った人が亡くなるかもしれませんし、未婚カップルの場合も別れたら捨てられるかもしれないリスクもあるので良いと思います
「いいと思う」と回答した人は、厳しすぎるのは間口を狭めるといった心配のコメントも多く見られましたが、ある程度条件を決めるのはわんちゃんのためにも大切だと考えているようです。
【厳しすぎると思う】実際のコメントはこちら
【厳しすぎると思う】実際のコメント
それぞれの条件理由も理解出来ますし、リスクも十分理解出来ますが、助けたい命に対し、全部の条件をクリア出来る方が追いつかないのではと思っています
確かに厳しくしたほうが安易な考えで迎える飼い主は減るが、条件に当てはまるというだけで、わんちゃんのことを考えているかは別だと思う。実際、保護犬迎えたけど大変だから手放すという人もいるし
昭和の時代の家庭を思い浮かべているのかなという条件が多く、令和のこの時代の暮らしにはその条件で当てはまるのはごく一部だし普通の人が条件を満たすのが困難なので、ケースバイケースで柔軟に条件を変えてくれればいいのかなと思うからです
ほとんどの方が保護犬の里親の条件に適さなくて、保護犬を迎え入れたくても出来ない人が周りに沢山いるからです
「厳しすぎる」と回答した人では、「条件を出すのはわかるが~」と理解を示した上で、現代に見合っていない条件(単身不可、未婚カップル不可、賃貸不可など)を疑問視するコメントが多く見られました。
また、実際に猫ちゃんのボランティア団体にいたと言う人からもこんな声が…
猫のボランティア団体にいました。独身の方や子供のいない方がメンバーにわりといたので、子供不可や単身男性不可などへの理解のなさや厳しさが半端じゃなくていやでした
動物愛護団体によっては面談によって条件を譲ってくれることもありますが、絶対に譲らない団体もあるので難しいところなのかもしれません。
【ゆるいと思う】実際のコメントはこちら
【ゆるいと思う】実際のコメント
実際に飼ったときの大変さを知らないで、可愛いと思っているだけで見に行く人も多いと感じるためです。テレビでもよく自宅で過ごすことが増えてペットを飼い始める人が多いと聞くが、同時にいざ飼うと大変で捨てる人も増えているためです
条件を厳格にしても、飼育放棄する飼い主がいる現実がある
それだけの条件をクリアして里親になった人間が虐待をしてまた新しい保護犬などを迎えているという現実があるため。もっと法的にも踏み込んで里親になるための条件を設定しなければならないと強く思っています
「ゆるいと思う」と回答した人では、条件をクリアして保護犬を迎えても、虐待したり飼育放棄する人がいることをあげており、条件がゆるいというよりは里親になるための条件の見直しを求めるコメントが見られました。
確かに、「厳しすぎる」でも同じようなコメントが見られることから、条件さえクリアすればわんちゃんをお迎えする資格があるという今の傾向をもう一度見直してみる必要があるのではないでしょうか。
動物愛護団体のイメージは「保護された動物を第一に思っている」「意見が一方的」
回答の詳細を見る
■動物愛護団体にどんなイメージがある?
【良いイメージまとめ】※多い順に記載
・保護された動物を第一に思っている、熱心
・里親探しに一生懸命
・尊敬する、感謝する
・愛情が溢れる、優しいイメージ
・金銭的な支援が必要、資金が足りない
・強い志がないと厳しい環境
・需要と供給があわなくて里親探しが大変そう
【悪いイメージまとめ】※多い順に記載
・意見が一方的なところがある、里親に対して否定的、上から目線
・自分たちの正義を振りかざしすぎ、承認要求、自分たちの活動に酔っている
・怪しい
・決まりが厳しい、動物側に立ちすぎている印象、過保護
・突然家に押しかけてくる、勝手に自宅内をチェックされる
【その他まとめ】※多い順に記載
・きちんとしている団体とそうでないところがある
・信用できる団体がわからない
みなさんが考える動物愛護団体のイメージは、良いイメージから悪いイメージまでさまざまでした。
どうしてそう思ったのか、実際のコメントをご覧ください。
【良いイメージ】実際のコメントはこちら
【良いイメージ】実際のコメント
動物の立場になって考え、真摯に向き合っているイメージ
1匹でも多くの犬を幸せにできるよう活動されていると思います
動物のために働きかけていてすごいとおもう。個人ではなかなか出来ないので、団体として働きかけるのはよいと思う
動物の命を懸命に守ろうとする責任感があると思います。普通の人よりも動物の生態に詳しく、動物たちを人間と同等のひとつの命として大切に扱っている印象があります/chat]
「テレビのイメージが強いせいか良い印象」というコメントも複数あり、一生懸命に活動している良いイメージを持っているコメントが多く見られました。
【悪いイメージ】実際のコメントはこちら
【悪いイメージ】実際のコメント
少し高圧的なイメージがある。無知だと馬鹿にされそう
自分達は慈善事業をしている、という感じを醸し出している人をたまにみるとガッカリする
すべての団体がそうだとは思わないが、中には保護活動をしている自分たちに酔ってる団体もあると感じる
トライの時に、価値観を押し付けられて、とても嫌な思いをしました
自分が居たのでイメージはより悪いです。メンバーが抜ける理由の殆どが人間関係でした。頭がかたい方が多すぎて、新しいやり方も取り入れずいつも余裕なくヒーコラしているだけでした
実際に見たり経験したことから悪いイメージを持っている人も多く見られました。
近年はSNSなどで活動報告をしている団体も多く、目にする機会も増えてきたことが背景にあると考えられます。
【その他】実際のコメントはこちら
【その他】実際のコメント
正直、団体によるという印象です。一生懸命に活動をされて真摯に動物のお世話をしている団体もあれば、何だか動物のお世話は適当だけど言うことだけは強気で嫌な印象を受ける団体もあるのかな、と感じます
良い団体はSNSや広告を工夫しペットのためになる活動をしていると思います。しかしエゴがいきすぎたり、小さな親切大きなお世話を地でいくような団体も目にします
やはり、「命」を守るために日夜頑張っている人達であると思います。やたらと人権ばかりが尊重されても動物さん達を大事に出来ない社会は宜しくないです。ただ、思うところを言わせて頂きますと、動物保護団体に限らず一部の活動団体には、自分たちは正しい事をしているのだから我々の意見が全て通って当然である、かのような態度や発言が垣間見えることが、時としてあるように思います
しっかりとした考えを持ち動物を保護している人がいる一方で、他者に意見を押し付けようとする人もいるイメージこ
多くの保護団体は、犬のことを考え、犬第一で活動されていると思います。ただ、一部の保護団体では、譲渡時に異常なまでの高額の寄附金を必要とするところがあり、もはやペットショップと変わらないのではないか、と感じることがあります
一番多く見かけたのが「団体による」というコメントでした。確かに、日本国内だけでも動物愛護団体は数百と言う数が存在し、活動する団体もさまざまなため一括りにすることはできません。
真面目に活動している団体とそうでない団体があることを知っている人が多いことは、保護犬や動物愛護に関する意識が高まっているためと考えられるのではないでしょうか。
動物愛護団体の譲渡費用は「内容が明確なら納得できる」96.5%で圧倒的に多い結果に
回答者の詳細を見る
■動物愛護団体が提示する譲渡費用をどう思う?
・内容が明確なら納得できる:96.5%(193人)
・内容が明確でも納得できない:3.0%(6人)
・その他:0.5%(1人)
動物愛護団体が提示する譲渡費用で最も多い回答は「内容が明確なら納得できる」96.5%でした。
わんちゃんをペットショップやブリーダーからお迎えしても費用はかかるものなので、当然のことと認識している人が多いのかもしれません。
■動物愛護団体の譲渡費用とは
通常、動物愛護団体から保護犬をお迎えする時は医療費や避妊去勢手術代、マイクロチップ装着代などで約2万円~6万円程度の譲渡費用がかかります。
みなさんの実際のコメントをご紹介します。
【納得できる】実際のコメントはこちら
【納得できる】実際のコメント
費用に関してはペットショップやブリーダーさんから買っても、知人から譲り受けたとしても、どの手段を選んでもかかるものなので、内容が明確であるなら必要なことだと思います
保護してからの、その子にかかった最低限の費用しか請求していないと思うので。実際はフード代やガソリン代、シーツ代、(人件費も)かかっているのに、領収書のある経費しか請求していないと思うので
避妊去勢やマイクロチップなどはお金がかかるし必要なことだから、そういった内容で譲渡費用がかかるのであれば納得ができる。逆に、内容が不明確だと不信感を抱くから
ほとんどの人が譲渡費用は当然のことだとコメントしていました。
納得できる明確な内容であれば、保護犬をお迎えしたいと思っている人は快く支払ってくれるようです。動物愛護団体の人にこの記事が目に触れるかはわかりませんが、団体側も譲渡費用の明確な内訳を徹底することを心がけてほしいものですね。
【納得できない】実際のコメントはこちら
【納得できない】実際のコメント
保護費用が必要となると、世話しようと思う人は減ってしまうと思います
これだとなかなか保護犬が欲しいと思う人が出てこないと思う
「納得できない」と回答した人は少数でしたが、お金がかかることで「里親になる人が減ってしまう」「高い」と思っているようです。
しかし、わんちゃんと暮らすことはお金がかかることであり、厳しいことを言ってしまえば2~6万円の譲渡費用に躊躇ってしまうようでは保護犬に限らずわんちゃんをお迎えすることは無理と言えるでしょう。
【その他】実際のコメントはこちら
【その他】実際のコメント
費用が掛かることは知らなかったので、よく分からない
その他と回答した人では、譲渡費用がかかることを知らない人も見られました。
保護犬を迎えるときの様子や迎えた後の様子はメディアでも取り上げられていますが、譲渡費用についてはあまり取り上げられていないことが背景にあるのではないでしょうか。
動物病院によって医療費は異なるため金額を統一することは難しいですが、譲渡費用がかかることについてももっと周知する必要があるのかもしれません。
悪質な動物愛護団体の存在を「知らなかった」人は61.5%
回答者の詳細を見る
■利益を得るために高額な譲渡費用を請求したり適切に飼育していない団体があるのは知ってる?
・知らなかった:61.5%(123人)
・知っている:38.5%(77人)
悪質な動物愛護団体の存在を「知らなかった」と回答した人は61.5%でした。
いぬなび編集部が調べただけでも日本国内に約380の団体がありましたが、ボランティア団体やローカル団体を合わせればもっと多くの動物愛護団体があります。
一部の団体は高額な寄付を請求したり、ペットショップのようにビジネスとして高額販売をしたり、劣悪な環境でまともにお世話をしていない団体も…。(※6、7、8)
信用できる動物愛護団体を見極めることも大切になってきますが、実態を知らない人が6割以上いることは、悪質な動物愛護団体があることをあまり周知されていないことが原因と考えられます。
保護犬をビジネスにする考えは到底賛同することはできませんが、そうした団体もあることが動物愛護団体の悪いイメージを押し上げているのかもしれません。
保護犬をお迎えするときに動物愛護団体に求めることは「透明性」「歩み寄り」
■コメントまとめ
・透明性のある活動や費用の使い道
・里親になりたい人への歩み寄り
・譲渡後のサポート
・身分や団体の信頼性
・保護犬の情報
動物愛護団体に求めることでは、透明性や信頼性、里親になりたい人への歩み寄りを求める声が多く見られました。
実際のコメントをご紹介します。
実際のコメント
保護したいと考える人たちの人柄を保護団体が知りたいように、保護したいと考える人たちも保護団体の方々の人柄を知りたいを考えるので、この人からならワンちゃんを引き取って育てたいと色んな人に思われるコミュニケーションの取り方や、発信の仕方が必要だと感じます
保護犬を迎えたいと思う人も動物保護団体の方々も、その目の前にあるワンちゃんを幸せにしたいと思う気持ちは同じだと思うため、保護犬を迎えることを検討している人に対して歩み寄る姿勢ももう少し見えてくるとよりいいのではないかと思う
コメントをもっと見る
動物を迎えた後に安心できるよう、何らかのサポート体制があると嬉しい
人手もお金も不足している動物愛護団体が多いため、すべての団体に譲渡後のサポート体制を求めることは酷ですが、それ以外のことはどれも難しいことではないので、すべての団体で実現されれば怪しいといった悪いイメージも払拭されるのではないでしょうか。
信頼できる動物愛護団体の条件は?
INUNAVI編集部で全国の動物愛護団体を調べたところ、380の団体が確認できました。ここには個人で活動しているところやローカル団体、ボランティア団体は含まれていないため、実際はそれ以上の団体があることになります。
これだけの数の動物愛護団体があると、信頼できるか見極めるのは実際問題なかなか難しい!
信頼できる動物愛護団体を探すポイントをまとめてみたので、参考にしてください。
■信頼できる動物愛護団体を探すポイント
- 収支報告がきちんとされている
…年間の収支報告が明確で、できれば誰でも見られるようになっている団体の方が安心です。
- 支援金や支援品の使い道が明確
…当然のことですが、支援金や支援品を何に使ったのか明確にしている団体がおすすめです。
- 頻繁に引き取りをしていない
…保護数が多いと寄付金が集まりやすいため、保護数を稼ぐだけの団体もあります。1匹1匹に真剣に向き合っているとそうそう頻繁に引き取れるものではありません。
- 過剰な活動報告
…活動報告は重要ですが、寄付金を集めるためだけに過剰に活動報告をしていたり、偽りの活動報告をしている団体もあります。
- 保護したわんちゃんが子犬ばかり、誕生日が明確なわんちゃんが多い
…保護団体を装ったペットショップやブリーダーの下請け業者の可能性も。
上記は、あくまでも参考にするポイントで、必ずしも当てはまらない団体が信頼できないというわけではありません。
動物愛護団体とコンタクトをとった際のやり取りする内容や、感じ受けた印象なども考慮して選ぶようにしましょう。
また、動物愛護団体に自社のフードを支援している「株式会社バイオフィリア(ココグルメ)」の保護動物支援プロジェクト『わににゃる』担当者さんに支援する団体の選定の判断方法も聞いてみました。
■わににゃるが支援する動物愛護団体の選定の判断ポイント
選定はとても難しく、実際に訪問などもして支援する団体を選んでいるそうですが、以下のものに1つでも当てはまれば支援は行わないそうです。
・保護っこが子犬・子猫ばかり
・誕生日が明確な子が多い
・里親の条件が入札式
・里親の条件がゆるい、または怪しい
また、「実際にレスキューしているかを聞くことで、ちゃんと活動している団体か判断できると思います」とも教えてくれました。
→わににゃるプロジェクトの詳細はこちら
※わににゃるプロジェクトのLINEを友達登録するだけでも支援につながります。
INUNAVIが信用できる動物愛護団体をご紹介!
※上記の調査シートは調査にのみ使用したもので、信頼できる動物愛護団体一覧は、下の一覧で紹介しています。
INUNAVIが独自に調査し、信用・賛同できる保護団体をご紹介します。
こちらは2022年8月時点の調査となっています。全国には数百を超える動物愛護団体が存在し、まだまだ調査しきれていませんが、これからも調査を続け随時更新していきます。
そのため、今回ご紹介する団体以外が信用できないというわけではないのでご注意ください。
1つでも多くの命を救うためにできる5つのこと
現状では、殺処分されるわんちゃんがゼロになり、すべてのわんちゃんが幸せに暮らすことは難しいのが現状ですが、1つでも多くの命を救うために一個人ができることはたくさんあるので、ぜひ温かい手を差し伸べてあげてください。
①動物愛護団体にお金を寄付をする
動物愛護団体が活動を維持していくためには資金が必要で、多くの団体が資金不足で困っているためお金を寄付することは有効な方法の1つです。
動物愛護団体のHPに寄付金の振り込み先などが記載されており、寄附されたお金は、わんちゃんの医療費や食費、消耗品費など、さまざまなことに使用されます。
どの団体に寄付したらいいかわからないという場合は、動物専門の寄付サイト「アニドネ」の利用がおすすめです。
寄附金はアニマルドネーションの認定団体に渡され、どのように使用されたかが明確にされているため、安心して寄附することができるでしょう。
AWGsって知ってる?すべての犬猫の幸せを考えよう!【アニドネさんにインタビュー】
②動物愛護団体に支援品を送る
動物愛護団体に支援品を送る方法もあります。団体のHPには、ペットシーツやドッグフードなど求めているものや送付方法が記載されているほか、Amazonの欲しいものリストを活用している団体も少なくありません。
また、譲渡会やイベントを開催するときにチャリティーバザーを行う団体もあり、着なくなった犬服や、使わなくなったハーネス・リードなど、中古品の支援を必要としているところもあります。
実際、私も愛犬たちが着れなくなってしまった犬服を寄付したことがありますが、HPに「N・T様から犬服を頂きました」と支援品の報告をしており、どんなものでもきちんと報告する姿勢に好印象を持ちました。
③チャリティーバザーやふるさと納税を利用する
譲渡会やイベントで行われている、チャリティーバザーを利用するのも支援方法の1つです。
また、動物愛護団体や動物愛護センターがふるさと納税に参加していることもあります。返礼品がないことが多いですが、金額が決まっているので申し込みしやすいのではないでしょうか。
ただし、ふるさと納税の偽サイトが複数存在していることが確認されており、総務省が注意喚起を行っている(※10)ので、サイト選びは慎重に行うようにしてください。
④ボランティアに参加する
多くの動物愛護団体や動物愛護センターは、常にボランティアを募集しています。こちらもHPなどで呼びかけを行っているので、自分が行ける範囲の団体や愛護センターのHPをチェックしてみましょう。
ボランティアで行うことは、
・施設にいるわんちゃんたちのお世話
・施設の掃除
・譲渡会のお手伝い
・自宅でのわんちゃんの一時預かり
など、さまざまです。
1日だけや、経験がなくても参加することができ、参加してくれた人ができる範囲でのお手伝いしかお願いされることはないため、難しく考えなくても大丈夫ですよ!
⑤保護犬をお迎えする
もしわんちゃんをお迎えすることを考えているのであれば、保護犬のお迎えも検討してみましょう。
もちろん、ペットショップからお迎えすることが悪いわけではありませんが、動物愛護団体や動物愛護センターには家族を待つわんちゃんたちがたくさんおり、特に愛護センターに収容されたわんちゃんは命の期限が決められていることがほとんどです。
条件が合わないと最初から諦めてしまえばそれまでですが、真剣に考えていることや熱意を伝えることでお迎えすることが可能になることも珍しくないため、動物愛護団体の条件にあっていなくても保護犬をお迎えするチャレンジをしてみましょう。
→INUNAVIが賛同できる動物愛護団体をもう一度見る
また、以下からも全国の動物愛護センターを検索できますよ!
まとめ
多くの人がわんちゃんの殺処分ゼロを望んでいても、なかなか難しいのが現状です。
悲しい運命を辿るわんちゃんが1匹でも減るようにと一生懸命に活動しているのが、非営利である動物愛護団体ということがおわかり頂けたのではないでしょうか。
■動物愛護団体の取り組みまとめ
・わんちゃんの命を守るところ
・虐待や遺棄を防止するための働きかけもする
・保護したわんちゃんに幸せになってもらうための里親探しをする
・譲渡費用は医療費と登録関連実費しか含まれていない
一個人ではできることが限られてしまいますが、一人一人がそれぞれできることをするだけで動物愛護団体の助けになったり、1つの尊い命を救うことにもつながるでしょう。
これを機会に、何か1つでもできることにアクションを起こしてもらえたら幸いです。
執筆者
- ペットライター
-
たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー