公開 2022.07.29 更新 2022.07.29
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犬のおならが臭い!悪臭や頻度が多い時に考えられる病気や対処法【獣医師解説】

犬のおならが臭い!悪臭や頻度が多い時に考えられる病気や対処法【獣医師解説】

犬も人間と同じくおならをします。

おならは、健康な子でも興奮した時や寝ている時などふとした瞬間に認められる生理現象の一つです。

しかし、飼い主さんの中には、愛犬のおならのニオイや回数がいつもと違っており、何となく気になってしまう方もいるのではないでしょうか?

実際、おならのニオイや回数は腸内環境の状態を反映しており、隠れている病気を見つける有用な指標となりますので、注意して観察してあげることが大切です。

この記事では、犬のおならについての基礎知識や考えられる病気、対処法を解説していきます。

「犬もおならをするの?」最近、おならが臭いし回数も多いかも…」とお悩みの飼い主さんはぜひ参考にしてみてください!

獣医師 入江 悠

執筆者

獣医師
入江 悠
獣医師国家資格

宮崎大学農学部獣医学科卒業。関西の動物病院に勤務。大学では、循環器内科を専攻し現在の勤務先でも循環器を得意分野として診察を行う。実家では、愛犬である柴犬「たま」を飼っている。柴犬好きな獣医師です。獣医師として、飼い主さんの悩みに寄り添い、信頼できる正確な情報を多くの人にお届けできたらと思いライター活動を行なってます。保有資格:獣医師国家資格

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犬もおならをする!犬のおならのニオイや回数などを解説

犬も人間と同様におならをします。

人間を含め動物は食べ物の消化や呼吸などで空気を飲み込むことにより消化管にガスが溜まっていきます。

この消化管に溜まったガスは通常口かお尻から排出され、口から排出されたものがゲップ、お尻から排出されたものがおならとなります。

犬のおならには、正常な回数やニオイの基準はなく個体差が大きいとされています。

つまり、1日に10回〜20回オナラをする子もいれば、全くオナラをしない子もいますし、ニオイがキツイ子がいれば、全くニオイがない子もいるというわけです。

さらに、肉などの動物性のタンパク質を食べた時にはおならが臭くなったり、食物繊維を多く摂りすぎるとガスが発生しおならの頻度が多くなったりします。

このようにおならは個体差以外にも食生活などにも影響を受けます。また、おならの状態は、犬種やライフステージによっても変化しますので注意が必要です。

次章では、おならをしやすい犬種とライフステージについて解説していきます。

愛犬が当てはまっていないかどうかチェックしてみましょう!

おならをしやすい犬種とライフステージ

犬の中にはおならをしやすい犬種やおならが臭くなりやすい犬種が存在します。

■おならが多い犬

  • 短頭種(パグ、フレンチ・ブルドッグ、シーズー)
  • 大型犬(ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバー)
  • 子犬

■おならが臭くなりやすい犬

  • 柴犬
  • パグ
  • ヨークシャーテリア
  • ダックスフンド
  • 老犬

ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

短頭種や大型犬、子犬はおならが多い!

おならが多い犬

  • 短頭種(パグ、フレンチ・ブルドッグ、シーズー)
  • 大型犬(ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリバー)
  • 子犬

おならが多くなる原因は、消化管内に空気を取り込んでしまうことが原因として考えられます。 

上に挙げた犬は、口が大きいため、食事をする際や口呼吸する際に空気を消化管内にとりこみやすいため、おならが多くなります。

また、子犬も授乳している時やがっついてご飯を食べてしまうことにより、ご飯と一緒に空気を取り込みやすくなります。

このようなおならは、体がガスを排出しようとする正常な現象なので特に気にしなくても大丈夫です。

腸が弱い犬種はおならが臭くなりやすい!

おならが臭くなりやすい犬とそれぞれに好発する病気

  • 柴犬…炎症性腸疾患、リンパ腫
  • パグ、フレンチ・ブルドッグ…大腸炎
  • ヨークシャーテリア…炎症性腸疾患、タンパク漏出性腸症
  • ダックスフンド…炎症性ポリープ

おならが臭くなる原因は、消化管内で悪玉菌が増殖することによる腸内環境の乱れが原因です。

そのため、腸内環境が乱れやすく腸の病気にかかりやすい上記の犬はおならが臭くなることがあります。

また、老犬でも老化により腸内環境が乱れるため、おならが臭くなります。

これらの犬で臭いおならが続くようなら、病気の前兆サインかもしれませんので特に注意が必要です。

下記で紹介する「おならに対する対処法」を試してみて、改善がなければ動物病院で一度検査してみましょう!

犬がおならをする原因は大きく6つ!

柴犬のお尻

前章では、おならが発生する原因は消化管内に空気を取り込むことによると説明してきましたがそれ以外にも考えられる原因はいくつかあります。

以下に犬のおならの原因として考えられる6つの原因について解説していきます。

愛犬が当てはまっているかどうかチェックしましょう!

犬のおならの6つの原因

  1. 空気を飲み込んでいる
    …ご飯を食べているときや呼吸時に、空気を一緒に飲み込んでいる場合消化管にガスが溜まる
  2. 食べものの消化の際にガスが発生する
    …食べ物の消化の際にはガスが発生する。
  3. ご飯を食べて腸の動きが活発になる
    …腸はご飯を食べることにより動き出す。そのため食後はおならが出やすい
  4. ストレス、興奮
    …ストレスで腸の働きが低下している場合や興奮によって腹圧が高まっている場合はおならが出やすい
  5. 老化
    …老化によって消化管に機能が低下してくると、腸内環境に悪玉菌が増えて、おならが発生しやすい
  6. 病気(炎症性腸疾患、感染、腸閉塞、胃捻転、食事アレルギーなど)
    …腸の病気や食事アレルギーなどで腸内環境が悪化している場合は、おならが発生しやすい

以上が犬のおならの主な原因です。

特に①~③が犬がおならをする原因としてよくある原因です。おならのニオイも臭くなっているわけではなく、あまり気にしなくても良い場合がほとんどです。

逆に気をつけなければいけないおならは、病気が原因でおならしている場合です。

次章では、おならのニオイや頻度、音などから考えられる病気を解説していきます。

いつもと違うおならのニオイや頻度、音からわかることはたくさんあるのでチェックしましょう!

おならのニオイや頻度、音から考えられる病気をチェック!

チワワ

おならのニオイが急に臭くなったり、回数が増えたりすることは比較的よく認められ病気のサインであることもあるので注意が必要です。

おならの臭いや頻度、音がいつもと違う時に考えられる病気は以下の通りです。

■いつもと違うおならから考えられる病気

  • ニオイが臭くなった場合
    …腸閉塞、腸の腫瘍、肝臓、腎臓の疾患、食事性、便秘など
  • 頻度が増えている場合
    …胃捻転、腸閉塞、ストレス、胃腸炎など
  • 大きな音orすかしっぺの場合
    …消化不良、ストレス、便秘、炎症性ポリープ、肛門周囲の病気など

実は、おならから腸内環境の状態や病気までも推測することができます。中には、緊急性のある病気もあるので注意が必要です。

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

ニオイが臭くなった

おならのニオイが臭くなる原因は、腸内に悪玉菌が増えるなど腸内環境の乱れが考えられます。

おならのニオイが臭くなる原因

  1. 腸内環境の乱れにより、悪玉菌が発生している。
    …悪玉菌により硫化水素、二酸化窒素、アンモニアといった悪臭を放つガスが発生する
     腐った卵のようなニオイ(腐卵臭)がしてくる
  2. 動物性タンパク質の取りすぎや消化不良
    …動物性タンパク質の取りすぎや、消化しにくい食べ物を食べることにより大腸で発酵をひきおこし、悪臭を放つ
  3. ストレスや便秘
    ストレスによって腸内環境は乱れがちになる。
    便秘で腸内に便がある時間が長くなるほど悪臭を放つガスが発生する

よくペットホテルや入院で預かっている時にストレスで腸内環境が乱れ、下痢をしたり便秘になる子がいますが、そういった子もニオイが臭いおならを出すようになります。

おならが臭い時に考えられる病気は以下の通りです。

■ニオイが臭くなった場合に考えられる病気

  • 腸閉塞…何か異物が腸に詰まってしまっている場合、腸の動きが低下しガスが多量に発生する
  • 腸の腫瘍…腸内環境の乱れを引き起こす
  • 肝臓や腎臓の疾患…肝不全、腎不全が進行すると体内の毒素が排出できずおならが臭くなる
  • 動物性タンパク質の取りすぎ…悪玉菌が増加する原因となる
  • 便秘…腸内に便が貯留している時間が増加すると悪臭を放つガスが発生する

特に、腸閉塞は緊急性がある病気です。早急に処置しないと消化管の壊死を引き起こします。

腸閉塞が起こっている場合は、食欲低下や頻回の嘔吐が認められますので、他に症状がないかチェックしましょう!

また、動物性タンパク質の取りすぎなど食事の内容もおならのニオイに大きく関連します。

もし、愛犬の食事を見てみて動物性タンパク質が多そうならば食事変更をすることもおすすめです。

おならの頻度が増えている

おならの頻度や回数が増えている場合、腸内にガスが多量に貯留している可能性があります。

■おならの頻度が増えている原因

  1. ストレスや便秘…腸の運動が低下した時や便貯留によりガスが発生する
  2. 食物繊維の取りすぎ…食物繊維を取りすぎると腸内で消化の際に多量のガスが発生する
  3. 早食い、呼吸による空気の取り込み…食事や呼吸によって空気を取り込むことにより、腸内にガスが貯留する

さつまいもなどの食物繊維を多量に含む食材を食べていると消化の際に多量のガスが発生するため、おならの頻度が増加します。

また、ご飯にがっつくタイプの子や子犬は食事の際にご飯と一緒に多量の空気を飲み込むため腸内にガスが溜まっていく傾向になります。

おならの頻度が増えた時に考えられる病気は以下の通りです。

おならの頻度が増えた場合に考えられる病気

  • 胃捻転…ゲップにより口から空気を排出できなくなるので、お腹がパンパンに膨れおならの頻度が増加する
  • 腸閉塞…腸の動きが低下、異物による炎症や腸内環境の乱れによりガスが発生する
  • 胃腸炎、ストレス…胃腸炎やストレスによる腸の運動低下によりガスが発生する

感染性やストレス性の胃腸炎などで腸の運動が低下している時やガスが貯留している時は、お腹をキュルキュルと鳴らせることがありますので、お腹の音を聴いてみましょう。

また、大腸炎では、おならのニオイは変わらないが回数は増える傾向にあります。

もしおならの頻度や回数が増えているなと感じた場合は下痢や軟便になっていないか注意してみましょう。

大きな音のおならorすかしっぺ

おならの音は、消化管内のガスが肛門を通過する際、肛門の皮膚を震わせるために発生します。

消化管内のガスの量が多ければ、音が大きくなります。また、肛門括約筋による肛門の締まり具合によっても音の大きさが変わってきます。

■おならの音が大きくなるorすかしっぺをする原因

  1. 食物繊維や動物性タンパク質の摂取により多量のガスが発生することにより音が大きくなる
  2. 興奮状態などで、肛門括約筋が閉まっている状態では、音が大きくなる傾向がある
  3. 少量づつガスが排出される場合や肛門括約筋が緩んでいるリラックス状態では、すかしっぺをする

おならの音が変化した時に考えられる病気は以下の通りです。

■おならの音が変化した場合に考えられる病気

  • 食事性、ストレス…動物性タンパク質、食物繊維の取りすぎや腸の運動低下により多量のガスが発生する
  • 胃腸炎など腸の疾患…炎症により腸の運動低下が起こり、ガスが発生
  • 肛門周囲のオペ後の後遺症や肛門周囲の病気…肛門周囲の腫瘤や肛門括約筋の機能低下によりおならの音が変化する場合もある

肛門周囲に腫瘤ができた場合や、手術により肛門括約筋を傷つけた場合、おならの音が変化する可能性があります。

おならの音がいつもと違うなと思った時には、肛門周囲をしっかり観察してみて何か腫瘤などができていないかどうかをみてみましょう!

他にもこんな症状があったら病院へ

おならの他にも以下のような症状がある時には何か病気が隠れている可能性がありますので注意が必要です。

病院へ連れて行くべき症状

  • お腹が張って、呼吸が苦しそう
  • おならと一緒に下痢や血便が出る
  • 嘔吐がある
  • 元気や食欲がなくなる
  • 体重が減ってくる

上記のような症状がおならと併せて認められる時は、以下のような疾患が考えられます。

おなら以外にも症状がある時に考えられる病気

  • 胃捻転
  • 腸閉塞
  • 重症な腸疾患
  • 腸の腫瘍

特に胃捻転や腸閉塞はすぐに動物病院に連れて行かないと命に関わるような病気ですので、注意が必要です。

お腹が張ったり呼吸が苦しそうになったり嘔吐をしたりすることがあるので、症状がある場合は動物病院に連れて行くようにしましょう!

飼い主さんができる犬のおならの対処法

おならのニオイが臭くなったり、頻回におならをするようになった時に飼い主さんができる対処法について解説していきます。

おならの状態がいつもと違う場合は、病気以外にも食事やストレスが関連していることが多いです。

もし、愛犬が元気だけどおならのニオイや回数がいつもと違うなと感じた場合は以下の対処法を試してみてください!

ご飯の与え方を変え、早食いを防止する

犬が早食いをすると空気を一緒に取り込みやすくなるので、消化管にガスが貯留していきます。

その結果、早食いする子はおならをする回数が多くなります。

対処法としては、一回に与えるご飯の量を減らし、頻回に与えることで空気を取り込む状態をなくしてあげましょう。

また、早食い防止のお皿などもありますので、ご飯にがっついてしまう子にはそういったお皿を試してあげるのも良い方法です。

消化しやすいご飯に変更する

子犬がドッグフードを食べている

体内の未消化物が発酵することで悪臭を放つガスが発生し、おならとして排出されて行きます。

そのため、ご飯を消化しやすいご飯に変更してあげて消化効率を上げましょう。

消化しやすいご飯としては、良質なタンパク質を含み脂肪分が少ないご飯などがおすすめです。獣医師に相談してみると愛犬にあったご飯を紹介してくれますので、一度動物病院で相談してみることをおすすめします!

こまめに水を飲ませて便秘を予防する

便が消化管の中に長時間貯留することで、悪臭を放つガスが多量に発生してしまいます。

そのため、便秘を予防することはおならのニオイを抑えるためにも重要です。

便秘予防で飼い主さんができる一番簡単なことは水を飲ませることです。

犬の正常な飲水量としては、1kgあたり80~100ml程度が理想的です。つまり3kgの子の場合、一日あたりに240~300ml程度は水を飲ませてあげましょう!

犬の中には、気分の時に水飲み場がないと水を飲まないこともありますので、家の中に複数箇所の水飲み場所を設置してあげましょう。

また、普段のご飯をウェットフードやお湯でふやかしたフードに変更してみることも水分摂取量を増やす手段として有効ですのでぜひ試してください。

定期的な運動で腸内環境を整えストレス解消する

散歩中の犬

定期的な散歩などの運動は、ストレスを解消したり排便リズムを作ってあげることができるため非常に有効です。

ストレスが溜まってしまうと消化管の動きが低下します。

また、排便ができない状況が続くと便秘によっておならが悪臭を放ったり、回数が多くなります。

散歩は筋肉量の維持や肥満予防などにも有効なので、こういった状態を予防するためにも、定期的な散歩などの運動を行なってあげるようにしましょう!

犬のおならでよくあるQ&A

Q&A

ここからは、犬のおならに関するよくある質問について回答していきます。

愛犬のおならにお悩みの飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてください。

犬のおならでよくあるQ&A

    犬がおならが臭いとき、ビオフェルミンやヨーグルトは効果ある?

    A.ビオフェルミンやヨーグルトは腸内の善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境を整えおならのニオイを抑える効果が期待できます。

    しかし、ビオフェルミンやヨーグルトに含まれている菌が体に合わない子もいますので少量から試してみて症状がひどくなるようなら控えてあげてください。

    また、腸内環境が整って効果を実感できるまで、1~2週間はかかりますので途中で止めるのではなく、継続的に食べさせてあげましょう!

    犬が寝ているときにおならをするけど大丈夫?

    寝ているトイプードル

    A.犬が寝ている時におならをすることは正常でも認められますので大丈夫です。

    寝ている時には、副交感神経が優位に働き消化管の動きが活発になります。その結果、消化管内のガスがおならとして排出されることはよくあることです。

    しかし、あまりにも回数が多かったりニオイが臭い場合は、腸内環境が乱れている可能性があります。

    愛犬の様子をしっかり観察してみて、他に症状がないかチェックしてみましょう!

    肛門腺絞りはおならの悪臭予防に効果ある?

    A.おならの悪臭の原因が肛門腺のニオイの場合は効果あります。

    犬には肛門腺といって、肛門の付近に独特なニオイを放つ液を分泌する腺があります。

    この肛門腺のニオイは、以下のように表現されます。

    • 生魚が腐ったようなニオイ
    • 鼻をツンとつくようなニオイ
    • 鉄が錆びたようなニオイ

    とても臭い分泌液なので、カーペットや服につくとなかなか取れないことがほとんどです。

    おならがいつもと違って匂うと感じている場合は、実は肛門腺のニオイであるかもしれません。

    こういった場合は、肛門腺を絞ってあげることで不快なニオイを改善させることができます。

    おならのニオイに異常を感じたら、肛門腺を絞ってみましょう!

    トリミングサロンや動物病院でも行うことができますので、飼い主さんが肛門腺を絞れない場合やお家だと暴れてしまう場合は、連れて行って絞ってもらうようにしましょう。

    まとめ

    この記事では、犬のおならについて原因や考えられる病気、対処法などを解説してきました。

    おならは生理現象ではありますが、腸内環境の状態を反映していますので、病気などを推測する上で重大なヒントになることもあります。

    今回のポイントを以下にまとめています。

    ■いつもと違うおならから考えられる病気

    • ニオイが臭くなった
      …腸閉塞、腸の腫瘍、肝臓、腎臓の疾患、消化不良、便秘など
    • 頻度が増えている
      …胃捻転、腸閉塞、ストレス、胃腸炎など
    • 大きな音orすかしっぺ
      …消化不良、ストレス、便秘、炎症性ポリープ、肛門周囲の病気など

    おならの異常に早期に気づくためにも、日頃から愛犬のおならの様子をしっかりと把握しておくことが大切です。上記のようにおならの状態がいつもより少し異常かなと感じた場合には、動物病院を受診するようにしましょう。

    ※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
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    獣医師 入江 悠

    執筆者

    獣医師
    入江 悠
    獣医師国家資格

    宮崎大学農学部獣医学科卒業。関西の動物病院に勤務。大学では、循環器内科を専攻し現在の勤務先でも循環器を得意分野として診察を行う。実家では、愛犬である柴犬「たま」を飼っている。柴犬好きな獣医師です。獣医師として、飼い主さんの悩みに寄り添い、信頼できる正確な情報を多くの人にお届けできたらと思いライター活動を行なってます。保有資格:獣医師国家資格

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