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FPC『フリーペットほけん』はどんな保険?
■FPC『フリーペットほけん』基本情報
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手軽に50%補償プラン |
しっかり70%補償プラン |
カバータイプ ・フルカバータイプ …通院・入院・手術のすべてが補償対象 ・一部カバータイプ …入院と手術や、通院のみ、一部の傷病のみが補償対象 |
フルカバー |
フルカバー |
補償割合 補償対象となる診療費に対して保険会社が負担する割合 |
50% |
70% |
精算方法 窓口精算は対応病院の窓口で精算できる。後日精算は一旦全額を支払い、後で保険会社に請求する |
後日精算 |
月額保険料 補償を受ける対価として保険会社に支払うお金 |
【1歳】
\1,590~
【6歳】
\2,390
【12歳】
\3,020~ |
【1歳】
\1,950~
【6歳】
\2,930~
【12歳】
\3,690~ |
免責金額 補償対象の診療費に対して必ず自己負担する金額 |
ー |
ー |
新規加入年齢 新規で加入する場合に保険会社が引き受け可能としている年齢 |
8歳11か月まで
→終身継続可能 |
日額補償限度額 保険会社が1日に補償する金額の上限 |
【通院】
¥12,500
→年30日まで
【入院】
\125,000
日数制限なし
→年3回まで
【手術】
¥100,000
→年1回まで |
【通院】
¥12,500
→年30日まで
【入院】
¥125,000
日数制限なし
→年3回まで
【手術】
¥100,000
→年1回まで |
年間補償限度額 保険会社が1年間に補償する金額の上限 |
85万円 |
85万円 |
割引 |
年払い割引 |
補償対象外の傷病 保険会社が補償しない病気やケガ |
乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、睫毛乱生 |
無料サービス 加入者が利用できるサービス |
ー |
特約 主な保険に付帯することのできる契約、もしくは付帯される契約。無料と有料がある |
ー |
保険金請求方法 |
・郵送請求
・スマホアプリ請求
→請求書類が到着してから30日以内に振込 |
補償開始日と待機期間 |
▼補償開始日
・クレジットカードの場合:申込日から21日後
・口座振替の場合:当月15日までに振替依頼書が到着すれば翌月27日から、
15日以降に到着した場合翌々月27日から
・待機期間:0日 |
全て表示する
『フリーペットほけん』は、株式会社FPC(少額短期会社)が2008年から取り扱っているペット保険です。
『フリーペットほけん』は、通院、入院、手術のすべてをバランスよく補償するフルカバータイプの後日精算型のペット保険で、保険料が安く補償内容も充実していることから、飼い主さんの評判も上々。
ペット保険のランキングサイトや比較サイトでも、おすすめのペット保険として常に上位に名前が挙がっています。
※参考:価格ドットコム「ペット保険 比較 2023年人気ランキング | 動物保険 – 価格.com」
FPC『フリーペットほけん』のSNSでの評判と口コミ傾向
いぬなび編集部では、FPC『フリーペットほけん』に関する口コミ373件を徹底調査し、直近の口コミ50件(Instagram[8件]、Twitter[37件]、公式HP[5件])から口コミの傾向を分析しました。
まずは、FPC『フリーペットほけん』に関する良い口コミと悪い口コミの件数から紹介します。
良い口コミが悪い口コミの2倍以上多く、比較的評判は良いようです。口コミの傾向は上の画像のようになりました。
口コミの傾向の詳細を見る
■良い口コミの傾向(34件)
・保険料が手頃:16件
・シニア期の保険料の値上がりが緩やか:4件
・治療費の心配をしなくて良い・安心感:4件
・加入審査が他の会社より緩かった:3件
・医療費の自己負担が減ってよかった:2件
・デメリットなく使えているので満足:2件
・待機期間がない:1件
・保険金請求が簡単:1件
・電話対応が良い:1件
■悪い口コミの傾向(16件)
・免責がすぐつくので保険の意味がない:9件
・窓口精算ができない:3件
・機械的な事務処理:2件
・加入審査が長かった:1件
・保険金が下りなかった:1件
良い口コミでは「保険料が手頃」といった内容が多く見られたほか、治療費の心配をしなくていいという声がありました。しかし、悪い口コミでは「すぐに免責がつく」というものが多く見られたことや、窓口精算ができないことをネックに思う飼い主さんもいるようです。
免責がつくというのはかなり気になりますが、どういうことなのでしょうか。
実際にFPC『フリーペットほけん』のペット保険を利用している・検討している飼い主さんたちの口コミをご覧いただきましょう。
良い口コミ評判①保険料が手頃で補償もいい
ペット保険1人年間17000円で穏はそれ以上に請求してます😂
出典:Instagram(投稿日:2022年9月)
うちも保険FPCです!☺️掛け金少ないのにある程度補償あっていいですよね!✨
でも認知度が少ないのか、動物病院で「ペット保険どこか入られてますか?え?FPC…??」と言われることが多いです😂全然問題ないですけど!笑
肩関節不安定症や外耳炎になった時、通院費がかなり抑えられて助かりました🥲
出典:Twitter(投稿日:2022年11月)
FPC『フリーペットほけん』は保険料が安く補償が充実していることが特徴ですが、口コミでも保険料が手頃で、支払う保険料以上に恩恵を受けているというコメントが多く見られました。
もちろん個体差があり状況にもよって異なるため、必ずしも支払う保険料以上に保険金が下りるとは限りませんが、もしものときにペット保険が治療費の負担を軽減してくれることは間違いありません。
良い口コミ評判②デメリットやトラブルは今のところない
(FPCに対して)今の所デメリットらしきものは感じたことがありませんよ😊
病院での会計時はそのまま支払って、後で領収書での精算になります。
うちはブリーダーさんからてんちゃんをお迎えする時に加入しました。
出典:Twitter(投稿日:2023年2月)
うちはFPCというペット保険に入っています
保険料は大手に比べると安い方ですし、トラブルも今のところありません
保険料の請求も簡単なのでおすすめです😉
出典:Twitter(投稿日:2022年11月)
保険料が安いペット保険では、デメリットやトラブルが多いとイメージする飼い主さんも少なくありませんが、利用していて今のところデメリットやトラブルがないという口コミも見受けられました。
何をデメリットと感じるかは飼い主次第であるものの、満足している飼い主さんが多いというのは検討する価値があると言えるでしょう。
良い口コミ評判③安心して治療ができる
ペット保険更新でみほの場合は免責になるやろうと思っていたら、内容変えなければ自動更新出来ると確認してめちゃくちゃほっとして泣きそう(o̴̶̷᷄ o̴̶̷̥᷅゛)💦
給付金申請しまくりやけどみほには絶対必要!安心して治療が出来る!感謝です🙏✨
#FPC
出典:Twitter
相場は分からないけど、1回の治療費はいつも安い。
保険請求するのが振り込み手数料考えるとなんだか申し訳ないなぁ。。と思いつつ、先日ペット保険更新時期だったので、1年間まとめて請求してみた。
請求期日とかあるのかな??と思いつつ。。。ちりつも3000円強返ってきた😳
保険があると、病院に連れて行こうかどうしようか悩む気持ちがなくなって(それでも時々判断に悩むときはあるけど)気軽にすぐ連れていける気持ちになるから、やはり入ってて良かったな〜て思う。
この間の電話対応もすごく良かったし、これからもお世話になろうと、更新した!😁
出典:Instagram(投稿日:2020年10月)
ペット保険に加入している安心感はもちろん、更新時に免責をつけられなかったことに感謝するコメントや、対応に関するコメントも見受けられました。
安心して治療ができるということや、気軽に動物病院に連れていけるというのは、飼い主さんだけでなくわんちゃんのためにもなることですが、それだけでなく長年付き合っていく保険会社の対応も重要でしょう。
しっかり対応してくれることで信頼が強くなり、安心してお任せできるのではないでしょうか。
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月額保険料1,590円〜
悪い口コミ評判①免責をつけられる可能性がある
うちの犬、月1(多い時で月2)皮膚炎で病院に通ってるんですけど、加入しているペット保険会社から、次の更新から皮膚炎、外耳炎では保険金支払いできない可能性ありと連絡。限度額・日数とも全然足りてるんだけど…同じ病気で長期間かかるのは対象外なの?
#ペット保険 #FPC
出典:Twitter(投稿日:2023年1月)
6月に仔犬をお迎えして1ヶ月目はペットショップ提携の保険に加入
2ヶ月目からはFPCに加入しようとしたところ、お腹2日間だけ下し1日通院したので正直に報告すると「消化器系免責」なら加入可能と回答来る
仔犬はよくお腹下すのに免責なんて何のための保険?速攻キャンセル
出典:Twitter(投稿日:2022年6月)
ペット保険を比較検討中。
FPC保険。数回通院しただけ、そしてすでに完治したというのに、消化器系と呼吸器系疾患は免責ですって。
そんなんじゃ加入の意味がないよなぁ。
Twitterにも同じようなこと書いている人がちらほら。
手厚い補償の裏にはこんな事情があるのだね。勉強になりました。
出典:Twitter(2021年11月)
免責なく更新できたという口コミがあった一方で、「免責をつけられる可能性がある」という口コミも。加入を検討していた飼い主さんでは、免責をつけての加入を提案されたようです。
通常ペット保険は、加入者の公平性を保つためにも加入前の病気は補償されません。そのため、誤解や情報不足からこういった口コミも見られるようです。しかし、更新時の免責付帯や子犬の下痢の件は気になったので、調査してみました。
その結果、一概にすべてが対象外となるわけではなく、更新時の引受審査によって免責が付帯される可能性も僅かながらあるようです。
また、子犬の件でも、通院・治療等はしていないもののペットの健康状態に気になるところがあるかどうかなど、通院有無に関係なく確認して、場合によっては免責が付帯されたり引受不可することもあるとのことでした。
とは言え、加入時はすべてのペット保険が、更新時は多くのペット保険が免責をつける可能性があることは明記しているので、FPCだけというわけではありません。
悪い口コミ評判②保険金が支払われない
3月にアイナの骨折の保険金請求申請をしたところ、2回も骨折するのは〝飼主の故意または過失〟に当たるのでお支払いしないとの回答だったFPCペット保険は、加入している意味があるのかなぁ?🤔更新。。あなたならどうする?みんな何処の保険に入ってるの?オススメがあったら教えてください❣️
出典:Instagram(投稿日:2018年6月)
保険金が支払われないという内容の口コミは今回の調査では1件だけでしたが、保険金の支払いには審査があるため、どういった状況で骨折したのか、2回目までの骨折の間隔はどれくらいなのかによっては保険金が支払われないこともあるようです。
とは言え、私はペット保険のヘビーユーザーで頻繁に利用していますが、この6年で保険金が支払われなかったことは1度もないため、比較的稀なパターンなのかもしれません。
悪い口コミ評判③保険料支払い不備のお知らせがなくて更新できなかった
ペット保険のFPC最悪だ❗️
更新、クレジットカードを作り替えた為保険料が引き落としできていなかったら更新できてなかったらしい…。
「更新の申込書はちゃんと送ったのに。カード切れてないならお知らせしてくれたら良かったのに。」と話したら「そのお知らせはしていません。」とのこと(°_°)#FPC
出典:Twitter(投稿日:2023年1月)
こちらも、調査したところ、意図せぬ保険契約の解約とならないようにクレジットカード決済や口座振替処理がなされなかった場合は基本的に連絡を入れているとのことでした。
もしかしたら、連絡先変更などで連絡を受け取れなかったのかもしれません。とは言え、クレジットカードや銀行口座の変更などがあった場合は、忘れずに変更届を出しておいたほうが安全策と言えます。
口コミを投稿した飼い主さんとコールセンターのやり取りは状況がわからないため何とも言えませんが、基本的に連絡をくれるため、支払いに不備があっても即解約となるわけではないので安心してください。
『フリーペットほけん』の口コミ評判まとめ
■良い口コミまとめ
・保険料が手頃である程度補償があっていい
・今のところデメリットを感じたことはない
・内容を変えなければ自動更新出来る
・安心して治療ができる
■悪い口コミまとめ
・免責をつけられる可能性がある
・2度の骨折で保険金が支払われなかった
・保険料支払い不備のお知らせがなくて更新できなかった
FPC『フリーペットほけん』の口コミで一番多かったのは「保険料が安い」というものでしたが、付随して補償内容に満足しているという口コミもよく見受けられたため、利用している飼い主さんの評判は良いようです。
しかし、検討中の飼い主さんでは加入前の病気は補償対象外となることを知らず、印象は悪いように見受けられました。
とは言え、加入前の病気はどこのペット保険も補償対象外となるため、その点は「FPCだから」というものではないと言えます。
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FPC『フリーペットほけん』の特徴
FPC『フリーペットほけん』は口コミ評判も良く、人気のペット保険であることがわかりましたが、どんな特徴があるのでしょうか。
ここで詳しく見ていきましょう。
①保険料が安く生涯で2~3回しか上がらない
現在あるペット保険の多くが、1年の更新ごとに保険料が上がっていきますが、FPC『フリーペットほけん』は年齢区分ごとのわかりやすい料金設定で、保険料が上がるのは小型犬で2回、中型犬・大型犬で3回のみとなっています。
更に、12歳以降は定額なので、動物病院にお世話になる頻度が増えるシニア期以降も続けやすいでしょう。
また、保険料の安さも注目すべきポイントで、家計に負担がかからないように抑えられているのは助かりますね。
■実際の口コミ
うちの🐶は、ペット保険FPCの『70%補償プラン』です
お金が12歳以上、固定なのが選んだ理由です
出典:Twitter(投稿日:2022年12月)
以下にFPC『フリーペットほけん』の保険料をまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
FPC『フリーペットほけん』の保険料
※横にスクロールしてご覧ください
ミックス犬の分類は主に、
・体重8kg未満
…小型犬
・体重8kg以上~25kg未満
…中型犬
・体重25kg以上
…大型犬
※8ヶ月以上
ですが、両親の犬種が両方わかっている場合は大きいほうの型、片方の親の犬種のみわかっている場合はその親の型となるため注意しましょう。
→FPC『フリーペットほけん』の犬種分類表はこちら
②免責金額がない
FPC『フリーペットほけん』は、保険料が安いのにも関わらず、免責金額が設定されていません。
免責金額とは、補償対象となっている治療費でも飼い主さんが必ず自己負担しなければいけない金額が定められていることを指します。
免責金額が設定されていると少額の治療費では請求することができないこともありますが、FPC『フリーペットほけん』免責金額がないので、気軽に利用できるでしょう。
③補償内容が充実している
FPC『フリーペットほけん』は、ペット保険で補償対象外とされることが多い「歯科治療」「パテラ(膝蓋骨脱臼)」「椎間板ヘルニア」が補償されるのはもちろん、わんちゃんがかかりやすい病気はすべてカバーされています。
■FPC『フリーペットほけん』の補償対象外の傷病
乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、睫毛乱生
※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および普通保険約款でご確認ください。
回数制限や日額限度額は設定されていますが、基本的にペット保険はどこも、
- 回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
- 年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
- 保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
といったコントロールを行っており、実際にFPC『フリーペットほけん』の日額限度額や年間限度額は高めに設定されています。
|
日額補償限度額 |
年間補償限度額 |
手軽に50%プラン |
【通院】¥12,500
→年30日まで
【入院】\125,000
日数制限なし
→年3回まで
【手術】¥100,000
→年1回まで |
85万円 |
しっかり70%プラン |
【通院】¥12,500
→年30日まで
【入院】\125,000
日数制限なし
→年3回まで
【手術】¥100,000
→年1回まで |
85万円 |
回数制限のあるペット保険では通院の回数が20日程度であるところがほとんどですが、FPC『フリーペットほけん』は年に30日用意されているのも大きなポイントでしょう。
また、注目すべきは50%プランも70%プランも日額限度額や年間限度額が同じで、純粋に補償割合だけで選ぶことができるという点です。
シンプルな補償内容でわかりやすく、どっちのプランを選べばいいかと悩むこともないでしょう。
入院に日数制限がない
回数制限のあるペット保険では、通院や入院、手術にそれぞれ年間に利用できる回数が設定されています。
しかし、FPC『フリーペットほけん』は入院に日数の制限を設けず、入院から退院までが何日間であっても1入院とし、年間3入院までが補償対象となっているのは術後や心臓病や腎臓病などで長期間の入院治療が必要となるときでも安心です。
わんちゃんがかかりやすい主な病気を見る
■わんちゃんがかかりやすい主な病気
- 歯周病
…3歳以上のわんちゃんの80%は歯周病に罹患していると考えられ、抜歯や歯石取りの処置が必要になることも多い - 皮膚病
…柴犬やトイプードル、ミニチュアダックスなどに多く見られ、毎週のように通院が必要なこともある - 膝蓋骨脱臼(パテラ)
…トイプードルやチワワなどの小型犬に多く見られ、軽度であれば経過観察で済むこともあるが、重度の場合は手術が必要になる - 椎間板ヘルニア
…ミニチュアダックスやコーギーなどに多く見られ、軽度であれば内服薬による治療や経過観察で済むが、重度ではレーザー治療や手術が必要になることもある - 僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)
…小型犬に多く見られ、定期的な通院と検査や内服薬による治療が生涯続く。手術も可能だが費用は150万円前後と高額で、手術できる病院も国内にわずか - 慢性腎臓病
…シニア犬に見られることが多く、ステージによっては毎日のように点滴が必要になる。定期的な通院や検査、場合によっては内服薬も必要。透析も可能だが、毎日や毎週通う必要があり透析できる病院も限られる - てんかん
…シニア犬に多く見られ、定期的な通院や投薬が必要になることもある - 腫瘍
…シニア犬に見られることが多く、手術や抗がん剤治療、放射線治療が必要になることも多い - 子宮蓄膿症
…避妊手術をしていないシニア犬の女の子に見られることが多く、命に係わり緊急手術が必要になることも珍しくない
④補償開始日が早く待機期間がない
FPC『フリーペットほけん』は保険料をクレジットカード払いで申し込んだ場合、最短で21日後から補償が開始されます。
ペット保険の多くに設定されている待機期間も0日なので、補償開始日からすぐに保険が利用できるのは安心ポイントでしょう。
■一般的な待機期間※補償開始日(保険開始日)から
・ケガ:0~15日間
・病気:30日間
・ガン:60~120日間
補償開始日までの期間や待機期間中に病気になってしまうと、その病気はその後も補償されないため、補償開始日が早く待機期間がないというのは魅力的と言えます。
⑤病気で通院中でも申し込める
通常、ペット保険は原則健康体が新規加入の条件で、過去6ヶ月に動物病院で治療をしていた場合は申込みをしても断られてしまうことがあります。
しかし、FPC『フリーペットほけん』は病気で通院中でも申し込むことができるという特徴が!
とは言え、当然その病気の治療費は補償されないほか、病気によっては免責事項を付帯した保険契約(特定の傷病を不担保とした保険契約)となりますが、今後のことも考えれば通院中でも申し込むことができるのは有難いことでしょう。
ただし、以下の病気にかかっている場合では引受不可となるため注意してください。
犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパー感染症、犬パラインフルエンザ感染症、犬伝染性肝炎、アデノウイルス
2型感染症、レプトスピラ感染症黄疸型及び力ニコーラ型、フィラリア感染症、猫汎白血球減少症、猫カリシウイル
ス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫白血病ウイルス感染症、狂犬病
⑥保険金の請求がアプリ対応
FPC『フリーペットほけん』は後日精算型のペット保険のため、必要書類をFPCに送って保険金を請求する必要がありますが、保険金請求アプリ「アニカル」に対応しているので、スマホ1つで簡単に保険金を請求することができます。
ただし、請求内容によっては診療明細書等の必要書類原本の提出が必要となることもあるので、診療明細書や領収書の原本は保管しておきましょう。
もちろん、郵送による保険金請求も可能です。
⑦高額治療に特化した『入院・手術ペット保険スーパー』もある
『フリーペットほけん』はフルカバータイプの保険ですが、手術や入院といった高額治療に特化した一部カバータイプの『入院・手術ペット保険スーパー』も用意されています。こちらは、保険料をできる限り抑つつ、入院や手術に備えたいという飼い主さんにピッタリ!
1回の手術が60万円まで補償され、年に3回まで利用できるのは、かなり手厚い補償と言えるでしょう。
もちろん、入院も日数制限なしで年に3入院までが補償対象となっているので、高額になりがちな長期入院も安心して備えることができます。
■『入院・手術ペット保険スーパー』の補償内容
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『入院・手術ペット保険スーパー』の保険料
※横にスクロールしてご覧ください
『入院・手術ペット保険スーパー』
公式サイトはこちら
FPC『フリーペットほけん』のメリットとデメリット
FPC『フリーペットほけん』は保険料が安く補償内容もバランスの良いペット保険ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
メリット
- 年30日の通院補償でゆとりを持てる
- 1入院あたりの日数制限がない
- 保険料が安い
- 12歳以上の保険料が定額
- 補償内容のバランスが良い
- 補償開始日が最短21日後で待機期間も0日
これまでの口コミや特徴にもある通り、FPC『フリーペットほけん』は12歳以上の保険料が定額で、保険料も安く補償内容のバランスも良いペット保険です。
年に30日の通院補償や、1入院あたりの日数制限がないという点もゆとりがあって安心でしょう。
また、これだけの保険内容で保険料が安いのも魅力と言えます。
デメリット
デメリット
- 手術が年に1回
- 審査によっては保険金が支払われないこともある
- 更新時に免責がつく可能性もある
- 窓口精算できない
- 特約や無料サービスがない
FPC『フリーペットほけん』のデメリットは、手術が年に1回ということでしょう。
保険料を抑えて補償内容を充実させるために手術の回数を減らしているためだと考えられますが、もし両側乳腺腫瘍摘出手術などで2回の手術が必要になった場合は、更新のタイミングによっては1回分を自己負担する必要があります。
また、病気やわんちゃんの状態によっては、更新時に「特定傷病等不担保特約」をつけられてしまう可能性もあり、この点はデメリットですが、更新時に継続拒否といったことはないため終身で加入できるのは安心です。
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月額保険料1,590円〜
FPC『フリーペットほけん』 がおすすめの飼い主さん
FPC『フリーペットほけん』が特におすすめなのは、以下の飼い主さんです。
■『フリーペットほけん』がおすすめの飼い主さん
・保険料が安いペット保険を探している
・シニア期以降に保険料の値上がりがないペット保険に入りたい
・待機期間がないペット保険を探している
・長期の入院に備えられるペット保険を探している
・保険金請求が簡単にできるペット保険がいい
・シンプルなペット保険に入りたい
『フリーペットほけん』の良いところは、補償内容の充実さと保険料の安さがあげられます。
無料サービスやペット賠償責任特約といったものはありませんが、その分保険料が抑えられているので、家計の負担にならない保険料で補償の充実したペット保険に入りたいという飼い主さんにはピッタリ!
もしもに備えるには十分なペット保険と言えます。
公式サイトで詳細を見る
月額保険料1,590円〜
FPC『フリーペットほけん』 に関するQ&A
ここでは、FPC『フリーペットほけん』について、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
FPC『フリーペットほけん』 の加入条件は?
A.FPC『フリーペットほけん』の新規加入条件は以下の通りです。
- 保険契約の開始日時点で生後30日以上9歳未満の犬または猫(継続契約の更新は終身で可能)
- 血統書、ワクチン接種証明書または販売契約書付き、もしくは生体特定用マイクロチップを埋め込んだ犬または猫(いずれか)
- 家庭で愛玩用(ペット)として飼育する犬または猫
- 販売用、災害救助犬、興行用、闘犬用、賭犬、猟犬に当てはまらない犬または猫
新規加入時には個体確認として上記にあるような証明書類が必要になりますが、証明書類がなくても申し込みは可能です。
その場合、FPCから準備してほしい資料等について連絡があります。
どこから申し込めるの?
A.公式HPや保険サイトといったインターネットや、資料請求して取り寄せたパンフレットの申込書から郵送で申し込むことができます。
申込みをする際に、保険料の支払い方法がクレジットカードか口座振替で補償開始日が異なるため注意が必要です。
■補償開始日について
- クレジットカード
…申込日の21日後から - 口座振替
…毎月15日までにFPCに口座振替依頼書が到着したときは翌月27日から、15日以降に到着した場合は翌々月の27日から
早く補償開始日を迎えたい場合では、インターネットで申し込み、保険料の支払いはクレジットカード払いがおすすめです。
全国の動物病院で使える?
A.日本国内の動物病院であれば、どこの動物病院を利用しても補償をしてもらうことができます。
ただし、『フリーペットほけん』は後日精算型のペット保険のため、一時的に動物病院で全額を支払い、後日FPCに直接請求してください。
保険金が支払われないのはどんなとき?
A.補償の対象外となり保険金が支払われないのは以下の項目です。
■FPC『フリーペットほけん』の補償対象外のもの
- 既往症、先天性異常
…保険契約始期日以前からペットが被っていた身体障害および発症している先天性異常 - 予防接種により予防できる病気等
…犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパー感染症、犬パラインフルエンザ感染症、犬伝染性肝炎、アデノウイルス2型感染症、レプトスピラ感染症黄疸型及びカニコーラ型、犬コロナウイルス感染症、狂犬病、フィラリア感染症
※ただし、獣医師により予防上有効なワクチン接種(狂犬病を除く)がなされ予防有効期間内に発病した場合を除く - 傷病にあたらないもの(耳掃除、爪切り、歯石取り等)
…ペットの交配、妊娠、出産
…去勢・避妊、帝王切開、およびそれらによって生じた症状および傷病
…爪切り(狼爪の除去を含む)、乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、歯石取り、歯切り、不正咬合矯正、肛門腺絞り、耳掃除、断耳、断尾、睫毛乱生、その他生来の身体に対する処置
…安楽死、死体処置、解剖検査(死因分析) - 予防に関する費用等
…疾病予防処置(診療、投薬、ワクチン接種費用、注射等)、その他美容整形等の健康体に施す処置(診療、検査等を指す。以下、同様)マイクロチップ等の埋め込み費用、疾病予防処置によって被った身体障害 - 代替医療等
…中国医学(鍼灸等)、インド医学等の西洋医学以外の医療処置、免疫療法(リンパ球療法等)、ハーブ療法、アロマセラピー、ホメオパシー、温泉療法、酸素療法、その他代替医療、レーザー治療、減感作療法 - 健康診断、検診等
…健康診断、検診または検査後に症状原因または診断名が確定しない場合の当該検査費用(加療の効果を計るために診療の一環を構成する検査費用は含まず) - 診療以外の費用(時間外料金、カウンセリング料等)
…時間外料金、往診料、個室料、重複診療費、医療過誤による傷病にかかる診療費、ペットホテル代または預り料、交通費、文書料、カルテ登録料、保険金請求費用、通院可能な場合の入院診療費、2件目以降の初診料
…シャンプー又は薬用シャンプー代(ただし、院内での薬浴を除く)、イヤークリーナー代
…カウンセリング、相談料、指導料 - 健康食品・医薬部外品等
…入院中の食餌に該当しない食物、療法食、サプリメント、ビタミン等を含む健康食品、すべての医薬部外品、薬事法上の医薬品に該当しない漢方薬 - 契約者・被保険者の行為によるもの
- 自然災害によるもの
基本的に、ペット保険は病気やケガを補償するもののため、予防目的の診察や検査、処置は補償対象外となり、保険金が支払われることはありません。
保険金の請求方法は?
A.必要書類を用意して、アプリから請求するかFPCに直接郵送してください。
■必要書類
①保険証券の写しまたは保険継続証の写し
②以下のうちいずれか
・明細付きの領収書(原本)
・診療費明細書(原本)
・明細付領収書(原本)
・FPC専用保険金請求書(原本)
FPC専用保険金請求書は、HPからダウンロードが可能ですが、飼い主さんが記入するのではなく、必ず動物病院で記入してもらいましょう。
保険金を請求したらどれくらいで振り込まれる?
A.必要書類がFPCに到着した日から30日以内に指定口座に振り込まれます。
書類に不備があった場合や、調査が必要な場合では延びることもあるため注意してください。
ちなみに、2023年1月から3月のFPCの支払い所有日数の実績は平均で22.24日(※)となっています。
(※)参考:株式会社FPC「保険金請求」
病気でも入ることができる?
A.持病があっても申込みは可能です。ただし、傷病によっては、免責事項を付帯した保険契約(特定の傷病を不担保とした保険契約)の引受けとなる場合や引受け自体を断られてしまうこともあります。
最終的に免責が付くかどうか、引受けしてもらえるかどうかは、申込み後の引受審査を経て決まるため、申し込んでみないことにはわからないというところです。
また、FPC『フリーペットほけん』は以下の病気にかかっていると引受けできません。
■FPC『フリーペットほけん』の引受不可の病気
先天性または慢性病(慢性肝炎など)等、当該ペットの健康に対して影響を与える場合
引受不可の病気はペット保険ごとにことなり、それぞれ傷病名を明記していることが多いですが、FPC『フリーペットほけん』はざっくりとした病名しか書かれていません。
気になったのでこちらもFPCに確認したところ、先天性や慢性病であっても健康に影響を与えない病歴や傷病であれば、保険契約が可能な場合もあるとのこと。できるだけ多くのペットが健康にすごせるように見直しを続けていくとのことでした。
このことから、FPC『フリーペットほけん』は比較的間口が広く、ほかのペット保険で断られてしまった病気を引受可とすることも珍しくはないようです。
■実際の口コミはこちら
これからシニアに入って心配事が増えてくるお年頃なときに強制解約させられたペット保険。
#アクサペット保険#アクサダイレクトペット保険 だめ、絶対✋🚫
審査が通らない保険会社もあったなかで引き受けてくれた #FPCペット保険
免責は付くだろうとは思ってたけど
✔︎筋骨格系疾患
✔︎泌尿器系疾患
✔︎皮膚疾患
✔︎アレルギー
✔︎股関節形成不全
✔︎尿失禁およびそれらに起因する傷病
これだけズラリと並べられると正直、悩ましいところではあるけれどもしもの備えにはなる。
(使う日が来ないことが1番だけど😊)
待機期間がないところがgoodポイント!!👍感謝して加入させていただこうと思います。
出典:Instagram(投稿日:2021年8月)
解約したいときはどうするの?
A.保険期間の途中で解約する場合、所定の解約届の提出が必要になります。
契約者本人がFPCに電話かメールで連絡し、書類を取り寄せてください。
解約届が届いたら内容を確認し、記入・捺印の上、返送します。FPCに書類が到着した時点で解約手続きは完了です。
更新時に解約を希望する場合も「継続キャンセル届」を提出する必要があり、FPCカスタマーサポートに電話かメールで書類を取り寄せてください。
連絡をしただけでは解約とならないため、注意しましょう。
公式サイトで詳細を見る
月額保険料1,590円〜
まとめ
FPCの『フリーペットほけん』は、利用している飼い主さんの口コミ評判も良く、ペット保険のランキングサイトや比較サイトでも常に上位に名前がある人気のペット保険です。
最後に、『フリーペットほけん』の特徴をおさらいしておきましょう。
■『フリーペットほけん』の特徴
・通院、入院、手術を補償するフルカバータイプのペット保険
・保険料が安く12歳以上は定額
・保険料の上昇は生涯で2~3回のみ
・新規加入は生後30日~8歳11ヶ月まで
・補償開始日が早く待機期間がない
・手厚い通院補償と入院補償
・終身で継続可能
ペット保険によっては、日数の限度に達したり、年間限度額に達すると翌年以降の更新ができないというものも実際にありますが、FPCの『フリーペットほけん』では原則終身で継続が可能なため、シニア期以降に一方的に保険を解除されて困るということはありません。
手頃な保険料は家計の負担ともなりにくいので、気になっている飼い主さんはぜひ加入を検討してみてくださいね。
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執筆者
- ペットライター
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たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー