愛犬が吠える時のしつけ方と意味は?失敗する時の対処法と3つのコツ!
コラム
2020.06.29

愛犬が吠える時のしつけ方と意味は?失敗する時の対処法と3つのコツ!

吠えの問題は多くの飼い主さんが悩んでいるしつけです。

わんちゃんとお話ができない分なんで吠えているのか、どうしたら吠えなくなってくれるのか考えてしまうことでしょう。

もちろんわんちゃんが吠えることには原因がなにかしら存在します。わんちゃんが吠える原因を知って吠えの問題を解決していきましょう!

わんちゃんの吠えについて、吠える原因と対処法をご紹介しま

ドッグトレーナー 堀江 祐樹

監修者

ドッグトレーナー
堀江 祐樹
愛玩動物飼養養管理士 / ペットグルーマー / ペットエステ

ちば愛犬動物フラワー学園でドッグトレーナー、愛玩動物飼養養管理士、ペットグルーマー、ペットエステの資格取得後、ドッグトレーナーとしてペットショップや犬の保育園で勤務してきました。現在はスクーカムという品種の猫とパピヨン、ミニチュアダックスの犬たちと楽しく暮らしています。ワンちゃんは言葉が通じない分、しつけは苦労する飼い主さんが多いです。ワンちゃんのしつけは性格や犬種などによっても変わります。プロにアドバイスを求めても無理な提案をされてしまい諦めてしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか?ワンちゃんのしつけに関して無理のないアドバイスを心がけています。犬のしつけのアドバイスはお任せください!

愛犬が吠える意味

犬わんちゃんが吠える原因としては多数のことが考えられます。どのような原因から吠えることがあるのかご紹介します。

➀警戒心からの吠え

相手を威嚇して吠えます。来客への吠え、外の人への吠え、散歩中の他の犬への吠えなどは警戒して吠えることが多いです。

このときの吠えは噛みつきに繋がりやすいので要注意です。

➁要求からの吠え

遊んでほしい、おやつがほしいなど何かを要求するときに飼い主さんに対して吠えることがあります。

要求が通るまでひたすら吠え続けることがあります。

➂興奮の吠え

遊んでいる最中や動いているものに対して興奮して激しく吠えることがあります。

➃夜泣き、遠吠え

老犬になり痴呆が入ってくるとどうしても夜泣きをしてしまうことが多いです。 遠吠えは仲間の鳴き声に反応して本能的にしてしまう行動です。

救急車や消防車のサイレンはわんちゃんの吠え声と周波数が似ているため聞こえると遠吠えするわんちゃんもいます。

吠えやすい犬種

犬
どのわんちゃんでも吠える可能性はあり、吠えの度合いは個々に差がありますが、特に吠えやすい犬種としては吠えることで仕事をしていた猟犬(ダックスフント、シェットランドシープドッグなど)や警戒心が強い犬種(チワワ、ヨークシャーテリア、パピヨンなど)です。

また、吠え声がよく通る犬種で近所からの苦情がきてしまうケースはミニチュアダックスフンドやビーグルや大型犬などが多いです。

猟犬は飼い主さんの指示に従うことも得意ですが基本的にやんちゃで主張が強い子も多いのでしっかりとした管理が必要です。

吠えるシチュエーション別の対処法

犬 飼い主

吠えたときにはどのような接し方をすればよいのか、よくあるシチュエーション別に対処法をご紹介します!

インターホンに吠える場合

  1. インターホンを鳴っても飼い主さんがなにも行動をしないという状況を作る
  2. インターホンが鳴ったら吠える前におやつなどで気をそらす

インターホンで吠えてしまうことで相手との話が全然聞こえない!ということがよくありますよね。

インターホンでの吠えは警戒心と興奮からの吠えです。

インターホンが鳴る=誰かが来るというのとをわかって吠えているので、インターホンを鳴らしても誰も来ないという状況を作ってみましょう。

インターホンを誰かに押してもらい、鳴らしても飼い主さんがなにも行動をしなければわんちゃんにとってインターホンが意味のない音と変わっていきます。

まずはインターホンが鳴っても何も起こらないよ!ということを教えてあげてくださいね(^-^)

少し吠えがおさまったらインターホンが鳴り吠える前にごほうびを与えることでインターホンの音に良い印象を与えることができます。

慣れるまでは時間がかかると思いますがゆっくりと慣らしていきましょう!

散歩中他のわんちゃんに吠える場合

  1. わんちゃんが見えたらわんちゃんが見つける前に飼い主さんに集中させる
  2. 吠える前におやつやおもちゃなどで気をそらす

わんちゃんが気づいてしまう前に飼い主さんが出来るだけ早く周りのわんちゃんの存在に気づけるようにしましょう。

わんちゃんが気づく前に飼い主さんのほうを向かせます。

相手のわんちゃんが近くを通っている間はおやつやおもちゃで気を紛らわして吠えるのを防止しましょう。

吠えなかったらたくさん褒めてあげてくださいね(^-^)

人に対して吠える場合

  1. 人に慣れさせる
  2. 嫌な経験がないか確認する

知らない人に吠えるということは警戒心の強いわんちゃんにとっては当たり前のことですが、吠えすぎてしまうのも考えものですよね。

人への吠える原因としては人に慣れていないため警戒心や恐怖心、もしくは好きな人に対してであれば遊んでほしい、おやつがほしいなどの要求からです。

まずはなんで吠えているのかを確認して対処しましょう。

人馴れしていない場合は協力してくれる人におやつを与えてもらう、要求の場合は吠えている間は構わないようにお願いしてみましょう。

いきなり吠えるようになったという場合は何かしら嫌な経験をした可能性があります。
心当たりがないか振り返ってみましょう。

掃除機など音の出るものに吠える場合

  1. そのものに慣らす
  2. 部屋を移動する

音の出るものに対して気になって吠えてしまうわんちゃんも多いです。
まずはなぜ吠えているのかを確認しましょう。

怖がっている場合はまずは常に見える場所に置いておく、音を出さない状態で近くでおやつを与えるなどしてそのものに慣らしましょう。

楽しんでいる場合はわんちゃんを別の部屋に移動させるか、常に見える場所に置いておくと興味も薄れていくかと思います。

ごはんが待ちきれずに吠える場合

  1. 吠えている間はわんちゃんのほうを見ない
  2. 吠えやんでからごはんを与える

要求からの吠えです。
吠えている間は要求に答えることをやめましょう。

始めのうちは、あれ?今までこれで言うことを聞いてくれていたのに…ということで更に吠えてしまうことがあります。

しかし、その吠えで答えなければ吠えて意味がないということを理解して吠えは減っていきます。

必ず吠えが止んでからごはんを与えるようにしましょう。

外の犬に吠える場合

  1. 外が見えないようにする
  2. 吠える前に呼ぶ

まずわんちゃんがのんびりする場所は外の見えない静かな場所が好ましいです。

人通りが多い、賑やかな場所はわんちゃんも落ちついて休むことができませんのでリラックスできる場所を作ってあげてください。

吠える前に唸るまたは窓に駆け寄るという行動があると思いますが、そうしたら吠える前に呼ぶかカーテンを閉めて吠えるのを防止しましょう。

見えないことで外へ吠えることはだいぶ減ってくると思いますので参考にしてみてください!

夜泣き場合

  1. 日光浴をさせる
  2. 夜に寝れるようにしてあげる

夜泣きの原因としては時間の感覚がずれてしまっているということが大半です。
日光を浴びせることを心がけて朝と夜がわかるようにしてあげてください。

ドッグランで他のわんちゃんに吠える場合

  1. わんちゃんに対して慣らす
  2. 呼び戻しができるようにしておく

他のわんちゃんへ吠えてしまう原因としては警戒している、もしくは遊びたくて興奮してしまっていることが考えられます。

相手に対して吠えてしまうことで喧嘩に繋がることもありますので必ず呼んだら戻ってくるようにしつけてからドッグランデビューさせる必要があります。

子犬であればまだまだ覚えていく時期ですのでたくさんのわんちゃんと関わらせてたくさんお勉強をしてほしいところですが、いきなりのドッグランでのお勉強は飼い主さんが制御できていないと難しいです。

吠えてしまうときは狭いエリアを選んで遊ばせるようにし、吠えてしまいそうなときは呼び戻して気をそらしましょう。

飼い主さんが出掛けるときに吠える場合

  1. 留守番に慣らす
  2. 他のものに興味を移す

飼い主さんが出掛けるときに寂しくて吠えてしまう場合は留守番に慣れていないことが多いです。
まずは短時間からの留守番に慣らしましょう。

また、飼い主さんが出掛けてしまうという寂しさを紛らすためにガムを使うこともオススメです!

飼い主さん出掛ける=寂しい、ではなく、飼い主さんが出掛ける=おやつがもらえる、とわんちゃんが理解できるようになれば後追いでの吠えは落ち着かせることができます。

吠えのしつけで大切なこと

犬吠えのしつけで飼い主さんにぜひ気をつけてもらいたいことについて紹介します。

なかなかうまくいかないときは何かが引っ掛かっているかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)

うるさいからと従わない

吠えることで飼い主さんが動いてくれるとわんちゃんは吠えればいいんだ!と学習してしまいます。

ご近所さんが気になる気持ちもとても分かりますが吠えのしつけはうるさいと感じても従わないことが大切です。

吠えのしつけは忍耐強さが必要

吠えはすぐに直るわけではありません。
何回も同じことを重ねてわんちゃんに吠えても意味がないということを自分で学んでもらわなければならないのです。

吠えに従わないことによってわんちゃんはあれ?おかしいな…聞こえないのかな…?一時的に吠えがひどくなることもありますので吠えのしつけは忍耐強さが必要なしつけということを把握しておくことが大切です。

ご家族の協力

吠えのしつけに限ったことではありませんが、複数で暮らしている場合はどうしてもご家族全員が協力してしつけをしなければなかなか成立しません

誰かだけが甘やかす、違った行動をすると直るまでとても時間がかかるだけではなく、直らないこともあります。

しつけを開始する前にご家族で話し合いプランを立てましょう!

しつけに役立つオススメおやつ

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しつけに効果的なリフレッシュ成分を配合
獣医師とドッグトレーナーが監修・開発
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しつけに使うおやつは個々に好きなものをつかってあげるのが1番ですが、しつけ用のサプリメントおやつ「わんかーむ」の存在をご存じでしょうか?

しつけに使うおやつにも気を使いたいという飼い主さんにはぴったりです♪

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さらにリラックス効果のあるバレリアンが配合されていますので落ち着いてトレーニングしたいときにぴったりです♪

しつけの時に使いたいおやつとしてぜひ検討してみてくださいね(^-^)

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まとめ

まとめ
ここまで吠えのしつけについてお話ししてきましたがいかがでしょうか。

吠えは癖になりますく、直すのも時間がかかります。
ご家族で協力して直していきましょう!

ドッグトレーナー 堀江 祐樹

執筆者

ドッグトレーナー
堀江 祐樹
愛玩動物飼養養管理士 / ペットグルーマー / ペットエステ

ちば愛犬動物フラワー学園でドッグトレーナー、愛玩動物飼養養管理士、ペットグルーマー、ペットエステの資格取得後、ドッグトレーナーとしてペットショップや犬の保育園で勤務してきました。現在はスクーカムという品種の猫とパピヨン、ミニチュアダックスの犬たちと楽しく暮らしています。ワンちゃんは言葉が通じない分、しつけは苦労する飼い主さんが多いです。ワンちゃんのしつけは性格や犬種などによっても変わります。プロにアドバイスを求めても無理な提案をされてしまい諦めてしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか?ワンちゃんのしつけに関して無理のないアドバイスを心がけています。犬のしつけのアドバイスはお任せください!

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