【犬用車椅子完全ガイド】愛犬に合う車椅子の選び方とおすすめ車椅子＆工房15選！自作もできる？

病気やケガ、加齢や生まれつきなどで、自力で歩くことが難しい、歩けないといったわんちゃんを再び歩かせてあげたいと思い、犬用車椅子を購入しようか悩む飼い主さんは多いでしょう。

実際に私も寝たきりになった愛犬（虹組）に車椅子の購入を検討した一人です。

しかし、犬用車椅子はたくさん販売されており、何をどう選んでいいのか、何が違うのかよくわかりませんね。

そこで今回は、愛犬に合った犬用車椅子を選ぶポイントやおすすめの車椅子、オーダーメイドで製作してくれる工房にレンタルなど、犬用車椅子の購入を検討している飼い主さんが知りたい情報を余すことなくご紹介します。

犬用車椅子は愛犬に合ったもの選ぶことで、歩く楽しみや自由に動ける喜びを与えてくれるものなので、車椅子選びを失敗しないためにもぜひ参考にしてください。

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犬用車椅子はいつから必要？後ろ足麻痺や断脚、筋力低下や寝たきりなど

犬用車椅子は、年齢や病気、ケガなどで足がうまく使えずに歩けないわんちゃんの歩行をサポートしてくれるものです。

まだまだ犬用車椅子の認知度は低く、価格が高いというイメージも強いことから、犬用車椅子はなかなか浸透していないのが現状でしょう。

そもそも、どんな状態になったら犬用車椅子が必要になるのかも漠然としている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

犬用車椅子は絶対に必要というものではありませんが、メリットを知れば購入を前向きに検討できるでしょう。

犬用車椅子のメリット

犬用車椅子を使用することは、さまざまなメリットがあります。

犬用車椅子は、人間の車椅子のように座るわけではなく、身体を支えて自由に動くことができる人間の歩行器のようなものです。そのため、慣れてくると走ることができるわんちゃんもおり、以前と同じように4本足のような感覚で歩いたり走ったりできるというメリットがあります。

自分一人で立っていることができたり、自由に移動できることはストレス解消にもなり、生活の質がグンと向上することは間違いないでしょう。

また、寝たきりや歩行困難などで介助が必要な場合では、飼い主さん自身の介護の負担も軽減されるというメリットもあります。

私が実際に愛犬の車椅子を検討したきっかけは、後ろ足麻痺によって思うように動けなくなり、もどかしさや不安から吠えたり鳴いたりするようになったからです。自分で立って排泄したいという意思も強く、車椅子なら自由に動いたり立って排泄できるかと思いオーダーメイドで作ってくれる工房に相談してみました。

残念なことに、愛犬の胸には地面につくほどの巨大な脂肪腫があり成長し続けていたため、合う車椅子を作るのは難しいということで購入を断念せざるを得ませんでしたが、脂肪腫がなければ購入していたでしょう。

【注意！】愛犬の車椅子は獣医師に確認してから

犬用車椅子はわんちゃんにとっても飼い主さんにとってもメリットがある便利なものですが、座ったり伏せをすることはできません。

わんちゃんの性格や身体の状態、病気の状態によっては車椅子が適していないこともあるため、使用する場合は事前にかかりつけの獣医師に確認しましょう。

犬用車椅子を用意する方法は？中古、レンタル、自作という方法も

犬用車椅子を用意する方法は5つあります。

オーダーメイドは高いというイメージも強いですが、昨今は手が出しやすい価格の車椅子も多くなっています。

それぞれの価格を見てみると…

■犬用車椅子の価格

体の大きさや車輪数、材質や製造・販売している場所によって価格は異なりますが、1万円や2万円といった金額でも購入することができるのは、導入するハードルはそこまで高くないと言えるのではないでしょうか。

愛犬に合った車椅子の選び方は？胴当てやクッション性のあるものも

せっかく犬用車椅子を使用するなら、愛犬にストレスや身体に負担がかからないものを選んであげることが大切です。

では、愛犬に合った車椅子はどう選んだらいいのでしょうか。ここでは、選ぶポイントを見ていきましょう。

後ろ足が不自由なら2輪、前足や両足が不自由なら4輪を選ぶ

犬用車椅子には、2輪や3輪、4輪など車輪の数が異なるものがあります。わんちゃんの状態によって適切な車輪の数は異なるため、愛犬にはどのタイプがいいか考えてみましょう。

2輪タイプがいいわんちゃん

2輪タイプの車椅子は後ろに車輪がついています。前足は問題なく動くわんちゃんであれば、前足の力で車椅子を引っ張ることができます。

シニアわんちゃんの目安としては、自分で身体を起こすことができるかどうかが判断ポイントになります。

わんちゃんの前足が元気なうちは、筋力の低下を防ぐためにも2輪タイプを使用しましょう。後々3輪や4輪に変更することも可能な車椅子もありますよ！

4輪タイプがいいわんちゃん

4輪タイプの車椅子は前後に車輪がついているので、安定して体を支えてくれます。少ない力で動くことができるため、両足が弱っているわんちゃんや寝たきりのわんちゃんでも使用できます。

3輪タイプがいいわんちゃん

3輪タイプの車椅子は、前に2輪、後ろに1輪ついているため、バランスよく体を支えることができます。比較的対応可能なわんちゃんが多いのが特徴ですが、3輪という構造上左右に動くことができないため注意が必要です。

後ろ足が動かないなら後ろ足を保護してくれるものがおすすめ

後ろ足が動かないわんちゃんでは、後ろ足を保護するためのプレートやホルダーがついている車椅子がおすすめです。

わんちゃんが知らず知らずのうちに足を引きずってケガしないよう、配慮してあげることができます。

胴長の犬種や大型犬は胴を支えてくれる胴当てつきがおすすめ

犬用車椅子はわんちゃんの身体を安定させるための配慮がされていますが、より安定して歩くことができる胴当てつきの車椅子がおすすめです。

特にミニチュアダックスフンドやコーギーのような胴長犬種や大型犬、椎間板ヘルニアを患っているわんちゃんでは腰にかかる負担を軽減してあげることができます。

愛犬に合った素材で作られた車椅子を選ぶ

犬用車椅子に使用されている素材にも注目しましょう。犬用車椅子はわんちゃんに負担が少ないように、軽くて丈夫なアルミ素材で作られていることが多いです。

一言でアルミといっても、より耐久性に優れた「アルミ合金」や、より軽量化された「軽量アルミ」など、種類があるので、愛犬に合わせて選んであげましょう。

アルミ素材で作られた車椅子は、軽くて持ち運びがしやすく、汚れもつきにくいので扱いやお手入れがラクというメリットがあります。

また、折りたたみができる車椅子もあるので、お出かけすることが多い場合ではそういったものを選んでもいいですね。

体にあたる部分はクッション性のある素材が使われているものがおすすめ

犬用車椅子を選ぶときは、わんちゃんの体にあたるフレーム部分にウレタンなどのクッション性のある素材が使用されているものを選んであげましょう。

クッション性のある素材が使用されているものはフィットしやすく、わんちゃんの体にかかる負担を軽減してあげることができます。

また、アルミは熱伝導率が高いので、季節を問わず日差しが強い日ではフレームが触れないほど熱くなってしまったり、冬場は冷たくなって体を冷やす原因になったりと、心身ともに余計な負担をかけることになってしまうため、フレーム部分にはクッション性のある素材を使用した車椅子がおすすめです。

既製品はサイズ調整できる車椅子を選ぶ

わんちゃんの体にかかる負担や歩きにくいというストレスを少なくするためにも、サイズ調整できるものにしましょう。

サイズが合わないと、フレームで擦れてしまったり歩きにくかったりと、わんちゃんが車椅子を苦手になってしまうこともあります。

また、細かくサイズ調整できるものであれば、わんちゃんの体型の変化にも対応しやすいことに加え、長く使用することができておすすめです。

オーダーメイドの車椅子を検討する

リハビリなどで一時的に使用するのであればレンタルでも十分ですが、長く使用するのであればオーダーメイドの車椅子も検討してみましょう。

愛犬にぴったりな車椅子を作ってもらえるのはもちろん、工房によっては購入前に試乗ができたり、購入後に車輪数の変更が可能だったり、修理をしてくれたりとケアが万全なことが多いです。

また、私が実際に愛犬の車椅子を検討したときに感じたのは、ただ作って販売しているわけではないということ。飼い主である私と愛犬のことを考えていろいろな提案をしてくれたり、相談にのってくれたりと、とても丁寧な対応の工房ばかりでした。

初めて愛犬に車椅子を使用することが不安な飼い主さんや、長く使用したい飼い主さん、本当に愛犬に合うか心配な飼い主さんでも安心してお任せできるでしょう。

【既製品あり】通販で買える犬用車椅子おすすめ5選

近年は犬用車椅子の需要も高まりつつあり、さまざまな既製品の車椅子が販売されています。

Amazonや楽天市場などで購入できるため、気軽に注文しやすいでしょう。ここでは、通販で買えるおすすめの犬用車椅子をご紹介します。

【天使の車輪（テンシノワ）】犬の車椅子 スマイルイエロー S・Mサイズ

『天使の車輪 犬の車椅子 スマイルイエロー』は、車椅子らしからぬ可愛いデザインながらも、安心して使用できるオーダーメイドの車椅子です。

軽量のアルミパイプを使用しており、その重さは700g～1000g！タイヤにはベアリングが取り付けられているので、力のないわんちゃんでも動きやすい仕様になっています。

すべてのパーツが取り外し可能でお手入れが簡単なのはもちろん、パーツの買い足しもできるため、必要に合わせてカスタマイズしたり、消耗による買い替えができるのは嬉しいですね。

上下前後でサイズの微調整も可能なので、わんちゃんの状態によって変えられるのもポイントです。

ただし、大型犬に対応していないので、大型犬の飼い主さんにとって残念ですね。

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【CocoHeart】犬子用車椅 後脚サポート XS～XL

『CocoHeart 犬子用車椅 後脚サポート』は、ペットバギーで人気のココハートが販売している犬用車椅子です。

シンプルな作りではありますが、各所でサイズ調整ができたり、足を引きずらないようにフットリングがついていたりと、わんちゃんのことを考えて作られた工夫がたくさん！

サイズ展開も豊富で、体重45kg以上の超大型犬まで使用できるのもポイントです。

ただし、2輪しかないため、4輪が必要になったときに買い替えなくてはいけないことはデメリットと言えるでしょう。

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【ノーブランド】小型犬用2輪歩行器

『小型犬用2輪歩行器』は、コスパ抜群のオーダーメイドの車椅子です。

軽量なアルミパイプを使用して作られているのはもちろん、タイヤは振動を軽減する樹脂タイプとなっているので、わんちゃんが走っても振動によるストレスを感じにくいでしょう。

後ろ足を乗せてベルトで装着するだけと簡単なので、手軽に使用できるのも助かりますね。水洗い可能となっているので、お手入れもラク！

こちらは2輪タイプですが、後々4輪に変更することも可能です。

ただし、小型犬にしか対応していないため、中型犬や大型犬の飼い主さんは注文できないのが残念ポイントですね。

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【WANCORO】小型犬用 犬用車いす WANROCO

『小型犬用 犬用車いす WANROCO』は、犬用車椅子で世界初の乗ったまま伏せができる画期的な作りが特徴です。

角度は押しボタン1つで6段階に調整できるので、わんちゃんの変化や状態に合わせてその場ですぐに変えてあげられるのは嬉しい！

フレーム部分には6種類から選べるおしゃれな布地カバーがついており、車椅子っぽくないところもポイントです。

また、後ろ足が麻痺してるわんちゃんがケガをしないように後ろ足保護カバーもセットになっているのも助かりますね。

対象となる体重や体高などが決まっているので使用できるわんちゃんは限られてしまいますが、体重も体高も問題ない場合では快適に使用してもらうことができるでしょう。

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【K-9Cars】犬用車イス スタンダード XS～L

『犬用車椅子 スタンダード』は、700gと軽量ですがフレームの強度にも配慮されているので、小型犬～大型犬まで安心して使用できます。

サイズ調整が簡単にできるのはもちろん、スタンダードタイプはXS～Lの5種類のサイズ展開で、さまざまなわんちゃんが快適に装着できるでしょう。

前足が弱ってきたら追加パーツで4輪にすることもでき、ずっと使い続けることができるのもポイントです。また、こちらは2輪タイプですが、最初から4輪タイプもありますよ！

高額な車椅子ですが、購入前に有料レンタルでお試しすることも可能なので、使い心地や装着感をチェックできるのは嬉しいですね。

世界中の愛犬家から支持されているとあって申し分のない車椅子ですが、価格が高いのはデメリットと言えるでしょう。

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【オーダーメイド】犬用車椅子を製作するおすすめ工房5選

近年はAmazonや楽天でもオーダーメイドで犬用車椅子を製作してくれる工房が出店するなど、オーダーメイドで注文するハードルは低くなってきています。

とは言え、たくさんの工房が出店しているので、どこの工房でお願いすればいいかわからない！という飼い主さんもいるでしょう。

ここでは、犬用車椅子を製作してくれるおすすめの工房をご紹介します。

工房スイーピー

大阪府大阪市にある工房スイーピーは、ネットでの注文はもちろん、来店して採寸してもらうことも可能な工房です。

わんちゃんの体の負担に配慮するのはもちろん、愛犬ダックス『スイーピー』ちゃんの経験から飼い主さんの経済的負担も配慮しているので、完全オーダーメイドなのに低価格！

試乗もできるので、購入前に使用感もチェックできるのは安心なのではないでしょうか。

坂上どうぶつ王国をはじめ、多くのメディアで紹介されている人気の工房です。

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ポチの車イス

神奈川県厚木市にある『ポチの車イス』は、全国の大学病院、医療センター、動物病院などからの依頼も多い老舗工房です。

18年間で製作した犬用車椅子は10000台以上！工場では採寸してそのまま製作してもらえるため、その日のうちに持ち帰ることが可能です。※1日8組なので要予約

また、遠方で足を運ぶことができなくても、測定車（採寸計測用の仮の車椅子）で実際にお散歩などに使用してサイズを測ることができ、使用感などもチェックできるのは安心ですね。

超小型犬～大型犬用や老犬用、切断肢用や特殊車など、さまざまな種類があるので、愛犬にピッタリな車椅子を作ってあげることができるでしょう。

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はな工房

岐阜県揖斐郡にある『はな工房』は、愛犬家のエンジニアがわんちゃんの負担が限りなく少ない犬用車椅子を設計・製作しています。

大きいタイヤが特徴で、静かで低振動なのでわんちゃんのストレスも軽減！フレームにはクッション性と断熱性のある素材をつけているので、わんちゃんの体の保護もバッチリです。

来店での採寸も可能で、全国から多くのわんちゃんが訪れています。

月額性のレンタルもあり、レンタルであっても中古部品でのオーダーメイドととことんこだわっているので、購入前の試乗はもちろん、年齢や症状の考慮、一時的なリハビリによる使用など、幅広い飼い主さんが利用しやすいでしょう。

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わんうぉーく

千葉県山武市にある『わんうぉーく』は、寝たきりでどこにも力が入らなくても、正しく立てる状態を作ることができるということに重点を置いて犬用車椅子を製作しています。

車椅子を上手に活用して、車椅子なしの生活を送れるように動けるわんちゃんの衰え予防やリハビリにも力を入れているため、早めに車椅子を導入する飼い主さんが多いのも特徴です。

また、販売した後のケアも充実しており、車椅子のメンテナンスだけでなく、確認や交流のためのオフ会を開催するなど、犬用車椅子工房では珍しい取り組みも。

1頭1頭の対応に時間をかけたいということでメディア取材を断っているため、あまり広く知られてはいませんが、多くの飼い主さんから支持される人気の工房です。

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天使の車輪（テンシノワ）

愛知県稲沢市の『天使の車輪』は、「かわいい我が子にせめてかわいい車椅子を」という思いから製作された、笑顔になれる犬用車椅子が特徴です。

もちろん、かわいいだけでなくわんちゃんと飼い主さんがより快適に使用できるように配慮も万全！

基本、車椅子を必要としているわんちゃんを断ることなく、ほかの工房で断られてしまったわんちゃんも、相談しながらそのわんちゃんにベストな車椅子を製作してくれます。

ネットでの注文が主ですが、予約をすれば来店することも可能ですよ！

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オーダーメイドで犬用車椅子を製作する工房一覧

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【レンタル】犬用車椅子レンタルおすすめ5選

わんちゃんの年齢と症状を考慮したとき、購入ではなくレンタルがいいという飼い主さんもいるでしょう。また、購入前にちゃんと使ってもらえるか試してみたい、一時的なリハビリで使用するといった場合にレンタルはとても助かりますね。

ここでは、犬用車椅子をレンタルできるお店をご紹介します。

Good Morning

東京都杉並区の『Good Morning』は、Ｋ-9carts社製の犬用車椅子をレンタルすることができます。

わんちゃんと一緒に来店して採寸や試乗できるのはもちろん、都内、千葉、神奈川、埼玉なら出張で採寸・試乗も可能です。

1ヵ月間お試しレンタルをしてみて、購入する場合はお試しレンタル料返金差額の支払い、そのままレンタルする場合は月ごとのレンタル契約となります。（1ヵ月で解約も可能）

レンタルする期間に応じて料金が安くなるので、長期レンタルでも安心ですね。

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BFぶる（バックヤードファクトリーぶる）

京都府亀岡市の『BFぶる』は、オーダーメイドで車椅子を製作している工房ですが、レンタルも行っています。

1ヵ月間のお試し期間があり、お試しであってもわんちゃんに合わせて製作してくれるので使用感などをチェックしやすいでしょう。

お試し期間後は購入、レンタル、返却と選ぶことができ、レンタル料金が抜群に安いのも魅力です。

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芦屋バディーズ

兵庫県芦屋市にある『芦屋バディーズ』は、Ｋ-9carts社製の犬用車椅子を購入・レンタルすることができます。

1週間のお試しレンタルや1ヵ月レンタルなどが選べ、延長も可能です。レンタルしていて、わんちゃんの体形に変化があった場合は無料で交換してもらうことができ、故障や部品交換なども追加料金が一切かからないのは安心ですね。

芦屋市では直接の販売や対応などは行っていないため、レンタルを希望する場合は西宮阪急4Fの阪急ハロードッグ内にある芦屋バディーズコーナーやHPを利用しましょう。

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チビ太の車いす

宮城県宮城郡にある『チビ太の車いす』は、オーダーメイドで犬用車椅子を製作している工房ですが、高齢犬（9歳以上）を中心にレンタル対応しています。

高齢で歩行が難しいわんちゃんや余命宣告されたわんちゃんなどが対象で、レンタル料金はオーダーメイド価格の半額！もちろん、そのわんちゃんに合わせた車椅子を用意してくれるので、レンタルといっても乗りやすさは抜群です。

レンタル期間は設けられておらず、わんちゃんに車椅子が必要なくなるまでというのだから有難いですね。

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アニマルオルソジャパン

愛知県小牧市の『アニマルオルソジャパン』は、人間の義肢や装具を作る「株式会社松本義肢製作所」の、ペット専門部門がオーダーメイドの犬用車椅子を製作しています。

義肢や装具を作り続けている製作所だからこそのノウハウが活かされた車椅子は、病態の進行に合わせて2輪→4輪→介助バー付カートとバージョンアップが可能です。

購入はもちろん全犬種対応ですが、レンタルの対象はミニチュアダックスフンドとコーギーに限られるので注意してください。

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犬用車椅子は手作りできる？簡易なものなら自作可能

犬用車椅子は、簡易なものなら手作りすることも可能です。

ホームセンターや100均などで売っている塩ビパイプや自転車用補助輪、ナイロンベルトで作ることができますが、耐久性がそこまでないため、使用するのは体重の軽い小型犬くらいが限界でしょう。

安全性や使い心地などを考えると、購入したほうが安心です。

犬用車椅子だけでなく介護ハーネスやペットカートも活用しよう

犬用車椅子はとても活躍してくれるアイテムですが、場所や使用するタイミングによっては介護ハーネスやペットカートのほうがいいこともあります。

上手に活用して、わんちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。

介護ハーネスを使用するのは犬用車椅子が使用できない場所もあるから

段差がある場所や狭い場所では、犬用車椅子で進むことができないため、介護ハーネスを使用してあげることをおすすめします。

介護ハーネスは立ち上がりや歩行の補助ができるハーネスで、前足用や後ろ足用、両方使える2WAYタイプ、全身用（四肢用）など、さまざまな種類があり、わんちゃんの状態に合わせて選ぶことができます。

持ち手の部分が短いものほど安定感があるため、車椅子が使用できないような場所は持ち手部分の短い介護ハーネスがおすすめです。

ペットカートを使用するのは長時間のお散歩は負担がかかるから

ほとんどの犬用車椅子は伏せたりすることができないため、長時間のお散歩やお出かけではペットカートを使用してあげましょう。

ずっと立ちっぱなしは、わんちゃんの心身ともに負担がかかってしまいます。

ペットカートは、普段のお散歩や動物病院の通院などさまざまなシーンで使用できるのはもちろん、フラットな状態で移動できるのでわんちゃんの負担も軽減されやすいというメリットもありますよ！

老犬の介護経験者が厳選！役立つ介護用品おすすめ28選【獣医師監修】

まとめ

病気やケガ、加齢などで思うように動けなくなったわんちゃんの、歩く楽しみや自由に動ける喜びをサポートしてくれるのが犬用車椅子です。

愛犬の車椅子を選ぶポイントを、もう一度おさらいしておきましょう。

愛犬にぴったり合うものであれば、オーダーメイドの車椅子でも既製品の車椅子でも、どちらでも大丈夫！

7年前に私が購入しようとしたときはオーダーメイドで30万円（小型犬2輪価格）ほどでしたが、今は需要も多く工房も増え、価格も格段に下がっているので手が出しやすくなってきました。

この機会にぜひ、わんちゃんの生活の質を高めてくれる犬用車椅子の導入を検討してみてくださいね。

※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、INUNAVIが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。

執筆者

ペットライター

たかだ なつき

JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー

17歳のチワックスと1歳のチワックス、1歳のポメチワと暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。

【保有資格：ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士】

たかだ なつきのプロフィール

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