公開 2021.09.21 更新 2021.09.14
犬の飼い主のマナーが悪いと思ったことランキング!わんちゃんの飼い主さんは排泄物の処理に注意!【338人アンケート】

犬の飼い主のマナーが悪いと思ったことランキング!わんちゃんの飼い主さんは排泄物の処理に注意!【338人アンケート】

わんちゃんが家族の一員として認識されつつある現在ですが、わんちゃんの飼い主さんのマナーがたびたび問題になっていることはご存知ですか?

自分では気をつけているつもりでも、知らず知らずのうちに周りの人に迷惑をかけていることがあるかもしれません。

愛犬同伴OKな施設は年々増えていますが、飼い主さんのマナーが原因でわんちゃん同伴OKをやめる施設があったり、迷惑だと考えている人もいます。わんちゃんとお出かけしやすい環境を作るためにも、もう一度わんちゃんのマナーを見直してみませんか?

そこで今回INUNAVIでは、全国の10代~60代以上の338人を対象に「わんちゃんの飼い主さんのマナー」についてアンケートを実施しました。

飼い主さんのマナーが悪いと思うことや飼い主さんに求めるマナー、わんちゃん同伴OK施設の利用をどう思っているかなど、リアルな声をお届けします。

調査トピック

①わんちゃんの飼い主さんのマナーが悪いと思ったことがある人は91.1%!現在わんちゃんを飼っている人では93.8%がマナーが悪いと思ったことがあると回答

②お散歩編のマナーが悪いと思ったことランキングの1位は「排泄物の後始末をしない」、普段の生活・住居編の1位は「敷地内にした排泄物をそのまま放置」

③わんちゃん同伴OKの施設が「なくなってほしい」人は2.7%、「マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない」人が1.8%という結果に

④飼い主さんに求めるマナーは「排泄物の処理」、一方わんちゃんの飼い主さんが気をつけているマナーも「排泄物の処理」
※この記事で使用される百分率(%)は各項目の数値が割り切れない場合、その総数が99.9%〜100.1%の間で変動致します。

アンケートの回答者属性

わんちゃんをどう思っているかについて

■わんちゃんをどう思っているかについて
・好き:92.0%(311人)
・どちらとも言えない:6.8%(23人)
・嫌い:1.2%(4人)

今回のアンケートに協力してくれた人の属性を見ると、わんちゃんをどう思っているかについて「好き」と回答した人は92.0%でした。

わんちゃんは可愛らしい存在で好きな人も多いですが、「どちらとも言えない」6.8%や「嫌い」1.2%と回答した人を合わせれば、8.0%の人は必ずしもわんちゃんに好意を寄せているわけではないことがわかります。

わんちゃんの飼い主さんが注意しなければいけないのは、「みんながわんちゃんを好き」だと思わないことと言えるでしょう。

わんちゃんを飼ったことがあるかについて

■わんちゃんを飼ったことがあるかについて
・現在飼っている:47.9%(162人)
・過去飼っていた:37.9%(128人)
・飼ったことはない:14.2%(48人)

わんちゃんを飼ったことがあるかについてでは、「現在飼っている」と回答した人は47.9%「過去飼っていた」と回答した人は37.9%でした。

8割以上の人がわんちゃんと暮らした経験があり、「好き」と回答した人が多いのはうなずけますが、更に詳しい内訳を見るとその人たち全員がわんちゃんを好きなわけでもないようです。

これは「わんちゃんの飼い主さんならわんちゃんが好き」という考えで接してはいけないことを表しているのではないでしょうか。

回答者の属性から見る詳しい内訳

【回答者の属性から見る詳しい内訳】
■好き:311人
・現在飼っている 159
・過去飼っていた 119
・飼ったことはない 33

■どちらとも言えない:23人
・飼ったことはない:14人
・過去飼っていた:6人
・現在飼っている:3人

■嫌い:4人
・過去飼っていた:3人
・飼ったことはない:1人

わんちゃんの飼い主さんを見てマナーが悪いと思ったことがある人は91.1%!

わんちゃんの飼い主さんのマナーについて

■わんちゃんの飼い主さんのマナーについて
・悪いと思ったことがある:91.1%(308人)
・悪いと思ったことはない:8.9%(30人)

わんちゃんの飼い主さんのマナーを「悪いと思ったことがある」と回答した人は91.1%でした。

9割以上の人がわんちゃんの飼い主さんのマナーを悪いと思っているということは、ペット可物件が少ないことや、犬連れでのお出かけを快く思っていない人もいることと大きく関係しているのではないでしょうか。

ペット先進国である欧米諸国ではわんちゃんのマナーも徹底しており、わんちゃんを迎えたら厳しいしつけを行うことが当然のこととなっています。

アメリカではわんちゃんの散歩のときのリードの長さが決まっていたり、ウンチを放置しない、15分以上吠えさせてはいけない、18時以降は吠えさせないといったことが州法で定められており、違反すれば罰金を課せられることも!

日本ではそういった法律がないため、何をマナーとするかは飼い主さん個人個人に任せられています。そのことによってマナーの悪い飼い主さんが出現する要因となるのかもしれません。

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傾向を分析するとわんちゃんを現在飼っている人では「マナーが悪いと思ったことがある」が93.8%

マナーが悪いと思ったことがある人の詳しい内訳

■マナーが悪いと思ったことのある人の詳しい内訳
【現在飼っている:162人】
・マナーが悪いと思ったことがある:93.8%(152人)
・マナーが悪いと思ったことはない:6.2%(10人)

【過去飼っていた:128人】
・マナーが悪いと思ったことがある:89.1%(114人)
・マナーが悪いと思ったことはない:10.9%(14人)

【飼ったことはない:48人】
・マナーが悪いと思ったことがある:87.5%(42人)
・マナーが悪いと思ったことはない:12.5%(6人)

飼い主さんのマナーが悪いと思ったことのある人を、わんちゃんを飼っている状況と合わせて見て見ると、わんちゃんを現在飼っている人が「マナーを悪いと思ったことがある」93.8%と、過去に飼っていた人やわんちゃんを飼ったことがない人よりも多い結果になりました。

これは、わんちゃんを現在飼っているからこそ、厳しい目で見ていると言えるのではないでしょうか。

近年、わんちゃんの健康意識が高まるだけでなく、飼い主さんのマナーの意識も向上しています。しかし、一部のマナーが悪い飼い主さんによって、「わんちゃんの飼い主=マナーが悪い」と思われることが許せないのかもしれません。

わんちゃんの飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキング!1位は「排泄物の後始末をしない」

わんちゃんの飼い主さんのマナーで、みなさんどんなところを悪いと思ったのでしょうか。お散歩編や公共の場編、普段の生活・住居編に分けてご紹介します。

【お散歩編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキング

■【お散歩編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングTOP9
1位:排泄物の後始末をしない…284票
2位:ノーリード散歩…147票
3位:どこでも排泄させてしまう…115票
3位:わんちゃんの動きを制御しない…115票
5位:スマホに夢中てわんちゃんを見ていない…112票
6位:わんちゃんを吠えさせたままでいる…100票
7位:ほかのわんちゃんに配慮がない…79票
8位:伸縮リード散歩…48票
9位:わんちゃんの散歩をしている人は全員友達だと思っている…38票
※複数回答

【お散歩編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングの1位は「排泄物の後始末をしない」284票でした。

2位の「ノーリード散歩」147票の倍近い票数を集めており、8割以上の人がわんちゃんの排泄物の後始末についてマナーが悪いと思っているようです。

わんちゃんのお散歩では例え外で排泄する習慣がないわんちゃんであっても、うんち袋やマナー水を持って出るのは最低限のマナーです。外で排泄をさせないというのが本来のマナーではありますが、わんちゃんも生きものである以上、突然もよおしてしまうこともありますね。

3位に「どこでも排泄させてしまう」115票がランクインしているように、わんちゃんのお散歩中の排泄には十分に注意を払う必要があるでしょう。

「わんちゃんが車道側」「自転車に乗りながらの散歩」といったコメントも!

■マナーが悪いと思ったことの実際のコメント

「マナーが悪いというのとは少し違うかもしれませんが、自転車に乗っての散歩。なかなかのスピードでワンちゃんも走りっぱなしで見かけるととても可哀想になる。それとタバコを吸いながらの散歩。論外だと思いますが見かけるので…」(女性 / 30代 / 現在飼っている)

「自転車に乗って、わんちゃんを走らせながら散歩をさせている人に対してマナーが悪いと感じます。危ないですし、何よりわんちゃんへの負担が気になります」(女性 / 20代 / 現在飼っている)

「散歩している時に両耳イヤホンはワンちゃんに何か危険が迫った時に対処出来ないのではないかと心配になります。子供達や赤ちゃんが遊んでいる時やその公園で排泄をさせること自体にマナーの欠如を感じます。公園はワンちゃんのトイレではないと思うのですが」(女性 / 30代 / 飼ったことはない)

「散歩時、わんちゃんが車道側にいて、車を運転する側からしても危ないから、責任もって散歩して欲しい」(女性 / 20代 / 過去飼っていた)

「飼い主がバイクに乗って散歩している」(女性 / 20代 / 飼ったことはない)

「飼い主さんが見当たらず、リードもつけずにわんちゃんだけで散歩している」(女性 / 40代 / 飼ったことはない)

お散歩中のわんちゃんの飼い主さんのマナーが悪いと思ったことでは、飼い主さんが自転車やバイクに乗ってわんちゃんをお散歩させていたり、そもそも飼い主さんの姿がないといったコメントも寄せられました。

ランキングの5位に「スマホに夢中でわんちゃんを見ていない」がありましたが、わんちゃんのことを考えていない飼い主さんは、わんちゃんの飼い主のマナーとしてというよりも、個人のマナーが欠如していると思われても仕方がないのかもしれません。

【公共の場編】マナーが悪いと思ったことランキング

■【公共の場編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングTOP8
1位:周りの人に配慮がない…178票
2位:車内にわんちゃんだけを残している…131票
3位:人間の座る椅子にそのままわんちゃんを座らせる…91票
3位:交通機関の利用時にキャリーバッグやクレートに入れていない…91票
5位:わんちゃんを店先に係留する…90票
6位:みんなわんちゃんが可愛いと思っている…76票
7位:わんちゃんの撮影に熱中…52票
8位:公共の場を利用する際わんちゃんに服を着せていない(抜け毛対策)…4票
※複数回答

【公共の場編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングの1位は「周りの人に配慮がない」178票でした。

公共の場ではわんちゃんが苦手な人がいたり、わんちゃんにアレルギーがある人もいます。

5位に「わんちゃんを店先に係留する」90票がランクインしているように、1歩外に出たら周りの人のことも考えて迷惑にならない行動をしなければいけないのは、わんちゃんに限らずのことではないでしょうか。

また、2位には「車内にわんちゃんだけを残している」131票がランクイン。

海外では虐待として通報されることもあるように、わんちゃんだけを車内に残しておくのは吠えてしまったときの対処ができないだけでなく、熱中症であったり車の誤作動といったことも考えられるため、多くの人がするべきではないと考えていることがうかがえます。

【普段の生活・住居編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキング

■【普段の生活・住居編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングTOP8
1位:敷地内にした排泄物をそのまま放置…206票
2位:敷地内で勝手に排泄させる…147票
3位:早朝や深夜に吠えさせたままでいる…118票
4位:自動販売機などのゴミ箱に排泄物を捨てる…116票
5位:窓を開けたまま吠えさせたままでいる…55票
6位:廊下やベランダでのブラッシング…33票
6位:犬の毛がついた洗濯物をバサバサする…33票
8位:エレベーターを使用するときに一声ない…27票
※複数回答

【普段の生活・住居編】飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングの1位は「敷地内にした排泄物をそのまま放置」206票でした。

次いで2位には「敷地内に勝手に排泄させる」147票がランクインしています。

お散歩編でも「排泄物の後始末」が1位、「どこでも排泄させてしまう」が3位という結果でしたが、自宅の敷地内や集合住宅の敷地内に誰の物かもわからない排泄物が放置してあったり、勝手に排泄されたら誰だっていい気分はしませんね。

また、4位に「自動販売機のゴミ箱に排泄物を捨てる」116票もランクイン。日本には排泄物用のゴミ箱が設置されていないことも要因かもしれませんが、そんなことは理由にはなりません。わんちゃんのうんちは袋に入れても臭うため、持ち帰って自宅で処理をするのがマナーです。

わんちゃん同伴OKの施設が「なくなってほしい」2.7%と犬の飼い主には辛い意見も!

わんちゃん同伴OKの施設が増えてきていることについて

■わんちゃん同伴OKの施設が増えてきていることについて
・もっと増えてほしい:50.3%(170人)
・現状のままでいい:39.3%(133人)
・わからない:7.7%(26人)
・なくなってほしい:2.7%(9人)

わんちゃん同伴OKの施設が増えてきていることについて最も多い回答は「もっと増えてほしい」50.3%でした。

わんちゃん同伴OKの施設は増えてきていますが、それでもまだまだ少ないのが現状です。

わんちゃんを現在飼っている人や過去に飼っていた人が回答者に多いことを考えると、もう少し数字が伸びてもよさそうですが、思いとどまらせるのはやはりわんちゃんの飼い主さん全体のマナーが関係しているのではないかと推測できます。

わんちゃんが好きか嫌いかも関係するか分析すると意外な結果に

わんちゃんが好きか嫌いかも関係してるかの詳しい内訳

■わんちゃんが好きか嫌いかが関係しているかの詳しい内訳
【好き:311人】
・もっと増えてほしい:53.7%(167人)
・現状のままでいい:37.9%(118人)
・わからない:6.8%(21人)
・なくなってほしい:1.6%(5人)

【どちらとも言えない:23人】
・現状のままでいい:52.2%(12人)
・わからない:21.7%(5人)
・なくなってほしい:17.4%(4人)
・もっと増えてほしい:8.7%(2人)

【嫌い:4人】
・現状のままでいい:75.0%(3人)
・もっと増えてほしい:25.0%(1人)

わんちゃんを好きか嫌いかでわんちゃん同伴OKの施設が増えていることをどう思っているか見てみると、わんちゃんを嫌いな人では「なくなってほしい」の回答は0でした。

わんちゃんを好きな人では「なくなってほしい」といった回答があることから、わんちゃんを好きか嫌いかでわんちゃん同伴OKの施設が増えることに対して回答したわけではないようです。

そこで、更に詳しくわんちゃんを飼っていることが関係しているかも分析してみましたが、あまり関係がないことがわかりました。

わんちゃんを飼っていることが関係しているかの詳しい内訳

■わんちゃんを飼っていることが関係しているかの詳しい内訳
【現在飼っている:162人】
・もっと増えてほしい:59.3%(96人)
・現状のままでいい:32.7%(53人)
・わからない:6.8%(11人)
・なくなってほしい:1.2%(2人)

【過去飼っていた:128人】
・もっと増えてほしい:52.3%(67人)
・現状のままでいい:39.1%(50人)
・わからない:5.5%(7人)
・なくなってほしい:3.1%(4人)

【飼ったことはない:48人】
・現状のままでいい:62.5%(30人)
・わからない:16.7%(8人)
・もっと増えてほしい:14.6%(7人)
・なくなってほしい:6.3%(3人)

わんちゃん同伴OKの施設は「マナーを守れるならば利用してもいいと思う」73.1%という結果に

わんちゃん同伴Ok施設のわんちゃんの利用について

■わんちゃん同伴OK施設のわんちゃんの利用について
・きちんとマナーを守れるならば利用していいと思う:73.1%(247人)
・気にせず利用していいと思う:17.2%(58人)
・場所にもよる:6.5%(22人)
・マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない:1.8%(6人)
・わからない:1.5%(5人)

わんちゃん同伴OK施設のわんちゃんの利用に関する詳しい内訳

【わんちゃん同伴OK施設のわんちゃんの利用に関する詳しい内訳】
■きちんとマナーを守れるならば利用していいと思う:247人
・現在飼っている:124人
・過去飼っていた:88人
・飼ったことはない:35人

■気にせず利用していいと思う:58人
・現在飼っている:28人
・過去飼っていた:27人
・飼ったことはない:3人

■場所にもよる:22人
・過去飼っていた:9人
・現在飼っている:7人
・飼ったことはない:6人

■マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない:6人
・過去飼っていた:3人
・飼ったことはない:2人
・現在飼っている:1人

■わからない:5人
・現在飼っている:2人
・飼ったことはない:2人
・過去飼っていた:1人

わんちゃん同伴OK施設のわんちゃんの利用について最も多い回答は「きちんとマナーを守れれば利用してもいいと思う」73.1%でした。

「気にせず利用していいと思う」と回答した人17.2%を合わせると、9割以上の人はわんちゃんが同伴Okの施設を利用してもいいと思っているようです。

この結果は、わんちゃんとお出かけや旅行を楽しみたい飼い主さんやこれまで同伴OKの施設の利用を躊躇していた飼い主さんにとって、喜ばしいことなのではないでしょうか。

しかし、7割以上の人が「きちんとマナーを守れれば利用してもいいと思う」と回答していることから、「マナーを守る」ということが前提であることは心に留めておきましょう。

また、わんちゃん同伴OKの施設をわんちゃんが利用することを好意的に受け止めてくれている人が多いのは、わんちゃんを飼っている状況も関係するのか分析してみましたが、あまり関係がないことがわかりました。

そのことから、わんちゃんを飼っている状況に違いはあっても、根本的にわんちゃんが好きな人が多いということが今回の結果に繋がったと考えられます。

一方で、「マナーを守れてもわんちゃんには利用してほしくない」という人もいるため、不特定多数の人が利用するわんちゃん同伴OKの施設では、やはり周りの人への配慮を忘れてはいけませんね。

わんちゃんを飼っている状況から見る傾向

■わんちゃんを飼っている状況から見る傾向
【現在飼っている:162人】
・きちんとマナーを守れるならば利用していいと思う:76.5%(124人)
・気にせず利用していいと思う:17.3%(28人)
・場所にもよる:4.3%(7人)
・わからない:1.2%(2人)
・マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない:0.6%(1人)

【過去飼っていた:128人】
・きちんとマナーを守れるならば利用していいと思う:68.8%(88人)
・気にせず利用していいと思う:21.1%(27人)
・場所にもよる:7.0%(9人)
・マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない:2.3%(3人)
・わからない:0.8%(1人)

【飼ったことはない:48人】
・きちんとマナーを守れるならば利用していいと思う:72.9%(35人)
・場所にもよる:12.5%(6人)
・気にせず利用していいと思う:6.3%(3人)
・マナーが守れてもわんちゃんには利用してほしくない:4.2%(2人)
・わからない:4.2%(2人)

「利用してほしくない」「利用してもいいと思う」みんなのリアルなコメント!

■「利用してほしくない」と回答した人の実際のコメント

「毛がつくのが嫌だから」(女性 / 30代 / 飼ったことはない・どちらとも言えない)

「マナーが守れてもアレルギーや抜け毛で嫌がる人がいるから」(女性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

「お互いが気持ちよく利用するべきなので」(男性 / 50代 / 過去飼っていた・好き)

「犬って汚いですよね」(女性 / 30代 / 過去飼っていた・どちらとも言えない)

「犬の吠える声が嫌いだから。動物特有の匂いが気になる」(男性 / 40代 / 飼ったことはない・どちらとも言えない)

わんちゃんのニオイや抜け毛、吠える声を気にしている人が多いようです。これらは個人個人の受け取り方や感じ方の違いはありますが、わんちゃんの飼い主さんがきちんと対策をすることで防げることではないでしょうか。

■「わからない」と回答した人の実際のコメント

「マナーを守らないと他の人の迷惑になるということを意識して利用してほしい。同伴OKだから、なにも気にしなくていいというわけではないということを理解してほしい」(女性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

「全員がマナーを守れるとは思えない」(男性 / 40代 / 飼ったことはない・嫌い)

「犬が嫌いな人もいるので何とも言えない」(男性 / 50代 / 飼ったことはない・どちらとも言えない)

わんちゃん同伴OKの施設を利用するのは、マナーを守った上で利用することが前提ですが、マナーを守れない飼い主さんが利用することを危惧するコメントが多く見られました。

■「場所にもよる」と回答した人の実際のコメント

「わんちゃん同伴okでもそこにいる皆がわんちゃん好きとは限らないし、食事をする場所に毛の長いわんちゃんがいると衛生的に大丈夫か心配になる。ご飯に毛が入らないか心配」(女性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

「苦手な人もいるので施設の場所は考えるべき」(男性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

「狭い店等では遠慮して欲しい」(女性 / 50代 / 現在飼っている・好き)

「飼い主のマナーも必要ですが、飼い主さんだけの責任ではなく、店側の配慮や対応が、きちんとできている施設である事も大切だと思います」(女性 / 30代 / 飼ったことはない・好き)

「飲食店など衛生面の気になるところで他の人のわんちゃんがいるのはちょっと気にかかるから」(女性 / 20代 / 過去飼っていた・好き)

飲食店や狭いお店での利用は考えてほしいといったコメントが多く見られました。また、「受け入れる側の対応も大切」といったコメントもあるように、わんちゃん同伴OKとうたうのは簡単ですが、施設側もわんちゃん連れとそうでない人の配慮が必要なのかもしれません。

■「気にせず利用すればいいと思う」と回答した人の実際のコメント

「同伴OKの施設で有ればわんちゃん連れでもなんの問題もないと思います。わんちゃんが嫌いな人は行かなければいいだけの話だと思います」(男性 / 30代 / 過去飼っていた・どちらとも言えない)

「わんちゃんも人間と同じ生き物であるため、普段通り気にせず生活していいと思う」(男性 / 20代 / 飼ったことはない・どちらとも言えない)

「マナーを守ることは大事だけれど、それよりもわんちゃんと過ごす思い出を増やしていって欲しいからです。私自身が愛犬を亡くしたばかりで、もっと色んな所へ一緒に連れて行ってあげたかったなと思っているからです」(女性 / 20代 / 過去飼っていた・好き)

「可愛いし、見ていてほっこりするのでいいと思います」(女性 / 30代 / 飼ったことはない・好き)

「我が家はそこまで躾ができていないので、単純におりこうさんで偉いなと思っています。なので、気にせず利用されていいと思います」(女性 / 40代 / 現在飼っている・好き)

「マナーを守った上で気にせず利用すればいい」といったコメントが多くありましたが、純粋に優しい気持ちで利用することを賛成してくれる人もたくさんおり、そういった人たちに迷惑をかけないためにもマナーを守ることは大切と言えるのではないでしょうか。

■「マナーを守れば利用してもいいと思う」と回答した人の実際のコメント

「同伴オーケーと最初から決められている施設なら、どんどん利用していいと思う。(犬が苦手だったりアレルギーのある方は最初から避けられるので)」(女性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

「全ての人が犬が好きなわけではないので、このような施設を増やしていくためにもマナーを守っていくことで理解を得る必要があから」(男性 / 60代以上 / 過去飼っていた・好き)

「マナーが守られていれば、迷惑にならないです。見ているこっちもほっこりするからです」(女性 / 40代 / 飼ったことはない・好き)

「マナーが悪い一部の飼い主さんによってペット同伴がなくなったお店を知っているのである程度のマナーは守らなければと思います」(女性 / 30代 / 現在飼っている・好き)

「マナーを守らないと他の人の迷惑になるということを意識して利用してほしい。同伴OKだから、なにも気にしなくていいというわけではないということを理解してほしい」(女性 / 30代・過去飼っていた・好き)

マナーを守ることは自分のためだけでなく、愛犬や周りの人、ほかのわんちゃんやほかの飼い主さんのためにも大切なことですね。また、

「マナーを守れるならば利用してもいいと回答いたしましたが、犬だけならず人がマナーを覚えるために利用できる施設がなければいけないと考えます。はじめから守れるとは思っていないので徐々にマナーを覚えていく人が増えればいいなと思ったため」(男性 / 30代 / 過去飼っていた・好き)

といったコメントもあり、飼い主さんのマナーに対する考え方を見直す機会がもっとたくさんあれば、わんちゃんの飼い主さんのマナーもより向上するのかもしれません。

わんちゃんの飼い主さんに求めるマナーは「人としての常識」という声も

犬と散歩している女性

■飼い主さんに求めるマナーで特に多かったもの
・排泄物の処理
・リードをきちんとつける
・周りの人への配慮
・吠えさせ続けない
・みんなが犬好きだと思わない
・散歩中は愛犬を見てあげてほしい
・飼い主のマナー以前に人としての常識

わんちゃんの飼い主さんに求めるマナーで最も多かったのは「排泄物の処理」でした。ほかにも「リードをきちんとつける」「周りの人への配慮」など、マナーが悪いと思ったことランキングでも挙げられていたことばかりでした。

これは、マナーが悪いと思うからこそ、その部分を改善してほしいということが読み取れますね。

また、「飼い主のマナー以前に人としての常識」といったコメントも度々見られ、人として当たり前のことをしていれば周りの人に迷惑をかけたり、排泄物を放置するということもないということを感じている人も多いようです。

■飼い主さんに求めるマナーの実際のコメント

「質問に対しずれているとは思いますが、しつけができていない犬を改善のためと出るのはいいとは思うが無関心で自分のアクセサリーのように連れ歩き、威嚇や吠え、排泄の放置など」(男性 / 30代 / 過去飼っていた)

「とにかく吠えるのは本当に困る。同じ空間にいるのが辛い。外に出すなら最低限の躾はしてほしい」(男性 / 40代 / 過去飼っていた)

「伸縮リードなどうちの子は大丈夫と言った過度な自信は控えて頂きたいと思います。お互いのため、犬のために」(女性 / 20代 / 過去飼っていた)

「迷惑をかけてるのは自分ではなくペットだからみたいなスタンスで悪びれる様子すらないのは許せない」(男性 / 20代 / 過去飼っていた)

「自分の子供と同じ感覚で責任を持つべき」(女性 / 20代 / 現在飼っている)

そのほかのコメント

「散歩の時に排泄物を入れる袋などを持っていない人は論外。そんなに神経質にはならなくてもいいと思いますが最低限のマナーは守って欲しいです」(男性 / 60代以上 / 過去飼っていた)

「飼い犬への愛情と周りの人達への配慮を求めます」(女性 / 50代 / 現在飼っている)

「みんなが犬が好きではない、アレルギーがあったり、噛まれたりしてトラウマを持つ人もいることを理解してほしいです」(女性 / 40代 / 飼ったことはない)

「わんちゃん連れの友人たちと井戸端会議で道を塞がないで欲しい」(女性 / 20代 / 飼ったことはない)

「自分の価値観だけではなく、周りの人に配慮した行動をすること。(自分はうるさいと思わないから、別にわんちゃんが吠えていても構わない、などは×)」(女性 / 20代 / 過去飼っていた)

「排泄物はきちんと持ち帰るなど、犬のしつけ以前に人としての常識をわきまえてほしい」(女性 / 30代 / 現在飼っている)

「家に放置しないで、毎日散歩に連れて行きストレスを溜めさせないで欲しい」(男性 / 40代 / 飼ったことはない)

「よそのわんちゃんに自分のわんちゃんを断りなく近付けないこと、他人のわんちゃんを断りなく撫でないこと」(男性 / 30代 / 現在飼っている)

飼い主さんに求めるマナーは「排泄物の後始末」「排泄物の持ち帰り」が圧倒的に多かったですが、「散歩中はわんちゃんを見てあげて」「ストレスは溜めさせないで」といったわんちゃんのことを考えたコメントも多く見られました。

わんちゃんを好きだからこそ、わんちゃんの飼い主さんにもきちんとしてほしいと思うのかもしれません。

わんちゃんの飼い主さんが気をつけているマナーは「排泄物の処理」

犬と散歩している女性

■わんちゃんの飼い主さんが気をつけているマナーで多かったこと
・排泄物の処理
・散歩の時間帯や散歩コース
・リードは絶対に外さない
・周りの人に迷惑をかけない
・リードを短く持つ

わんちゃんの飼い主さんが気をつけていることで最も多かったのは「排泄物の処理」でした。これは飼い主さんのマナーが悪いと思ったことランキングや、飼い主さんに求めるマナーでも最も多かったことですが、ほとんどの飼い主さんはきちんと排泄物を処理しているようです。

しかし、一部の飼い主さんが排泄物をそのまま放置してしまうことにより、飼い主さん全体が排泄物の処理ができていないと思われてしまうのかもしれません。

■飼い主さんが気をつけているマナーの実際のコメント

「他の通行人の邪魔にならないよう、散歩する道や時間帯に気を付けていました。あまり細い道は通らないようにしていました」(女性 / 30代)

「出掛ける前に排泄は済ませて、病院など必要な時はなるべく他の人が少ない時間等考えて行く」(女性 / 50代 )

「糞の始末は必ずする。よその子のも見つけたら持ち帰る。犬を怖がっていそうな人と狭い道ですれ違う時はリードを引き寄せてじっと待つ」(女性 / 40代)

「排泄物の処理は必ずする。リードは絶対に外さないようにする」(女性 / 20代)

「マナーパットをしています。また排泄物袋、水を常備して出かけています」(男性 / 40代)

そのほかのコメント

「排泄物は必ず持ち帰る。人とすれ違う時は必ずリードを短く持って飛び付いたりしないように配慮する」(女性 / 30代)

「うんち袋とお水のペットボトルは常に持ち歩いています。カフェ利用の際は椅子の上に清潔なマットを敷いてから犬を座らせ、テーブルに前足をかけたりしないようにしつけています」(女性 / 30代)

「イヌのやりたいことをできる限り尊重しながらも、他の人に迷惑が掛からないように意識しています」(男性 / 40代)

「今は飼っていませんが、散歩の時はおしっこをなるべく家でさせてから連れて行きました。外でして水を流しても、衛生的ではありません。リードをあまり長くしないように気をつけました」(女性 / 60代以上)

「リードは長く持たずに出来るだけ短く持つこと。散歩に出る前に排泄をさせておいたり、ブラッシングもしておくこと」(女性 / 30代)

みなさんわんちゃんの排泄物の処理や、お散歩でほかの人に迷惑をかけないように気を遣っていることがうかがえるコメントばかりです。

わんちゃんのお散歩でリードを付けるのはもちろん、「リードは短く持つ」「伸縮リードは使用しない」といったことにも気をつけているようです。しかし、

「全く人がいない公園など以外は必ずリードをつける。排泄物の処理。喧嘩になるかもしれないので、他の犬にむやみに近寄らない」(女性 / 10代)

といったコメントもあり、排泄のマナーは守れていても、人がいなければノーリードにしても大丈夫だろうと考える飼い主さんも多かれ少なかれいることが浮き彫りになったのではないでしょうか。

ドッグランやノーリードが許可されている場所以外では何が起こるかはわかりません。わんちゃんの安全のためにもほかの人の迷惑にならないためにも、わんちゃんのリードは外さないようにしましょう。

飼い主さんのマナーが悪くて「ケガをさせられた」といったトラブルも!

野原で遊んでいる柴犬■トラブルにあった人の実際のコメント

「無駄吠えしている犬の飼い主に犬を近づけるからだと怒鳴られた」(男性 / 40代)

「放し飼いをしてる犬に噛まれたことがある」(女性 / 20代)

「近所の犬が自宅を脱走してウチの犬に向かってきたので、犬嫌いのウチの犬と喧嘩になりそうになった」(女性 / 40代)

「リードなしで散歩されていた犬が、こちらの散歩していた犬に飛びかかってきたことがあります」(男性 / 30代)

「吠え癖のある小型犬を連れた飼い主が、私たち(大型犬+中型犬連れ)に突然近付いてきた際に案の定吠えられて、うちの飼い犬も吠え返してしまったときに、私たちが加害者で相手側が被害者のような対応を取られて口喧嘩になったこと」(女性 / 30代)

そのほかのコメント

「ありがちですが、リードをして遊ばせなくてはならない場所でノーリードだったわんちゃんが愛犬に突進して怪我をしてしまったことがありました」(女性 / 30代)

「隣の家がゴールデンレトリーバーを3頭飼っていて、狭い庭に放し飼いにしています。しつけもされていません。うちの駐車場に接しているため、車に乗る降りするたびに塀に突進してきます。少しひっかかれたこともあり文句を言いました。一応謝ってくれましたが、その後、全く変化はありません」(女性 / 60代)

「近所の犬が早朝や深夜に無駄吠えして近所中が眠れないというトラブルがあった」(女性 / 50代)

「自宅の向かいの一家ですが、朝から晩まで無駄吠えさせっぱなし・リードを離すといったマナー違反が日常茶飯事で、近所じゅうからしょっちゅう保健所や役所に通報され注意をうけています。注意を受けても全く堪えていないようで、我が家も含めた色々な方々からかなり顰蹙を買っています」(女性 / 40代)

「トラブルになったことはありませんが、トラブルを引き起こしてでも文句を言いたいことはありました。家の敷地内で排泄をさせて立ち去る飼い主に殴りかかろうかと思うほどに腹を立てました」(女性 / 30代)

「一度、娘に大型犬がいきなり飛びかかり、警察を呼んだことがあります。その時、飼い主さんはスマホばかりいじっていて止めもしてくれませんでした。娘はいきなりのことで受け身が取れず捻挫と打撲で全治3週間の怪我をしました」(女性 / 30代)

「トラブルにはなった事は無いですがウンチをそのままにして行こうとした人に何気なく袋と紙忘れたんだねぇと言って出してあげたら受け取った人がいましたがトラブルにならない様にサラッと意地悪をしました。笑」(女性 / 50代)

実際にトラブルにあった人で多かったのは「排泄物の放置」「ノーリード散歩」「放し飼い」でした。

飼い主さんが気をつけているマナーのコメントに「落ちていればほかのわんちゃんの排泄物も拾って持ち帰る」といった人もいるのに対して、わんちゃんの排泄物をそのままにしている人もいるのは、悲しいことですね。

また、「ノーリード散歩」や「放し飼い」ではケガだけでは済まないこともあり、飛び掛かられたわんちゃんや人が亡くなってしまうといった悲しい事件も度々起こっています。

襲ったわんちゃんが悪いわけではなく、すべては飼い主さんの責任。それでも処分されてしまうのはわんちゃんなので、すべての飼い主さんはマナーを守る大切さを自覚しなければいけないのではないでしょうか。

こんなマナーの飼い主さんは好感が持てる!

犬と散歩している女性■好感が持てた飼い主さんのマナーエピソード

「ご近所の上品なおじいさんなのですが、ワンちゃんと散歩途中、他の人とすれ違うタイミングがあると必ず立ち止まって、ワンちゃんもそれに合わせて何も言われなくてもおじいさんのすぐ隣でお座りをして、他の人が通り過ぎるまで大人しく待っています。糞尿もご自宅で済ませていらっしゃるようで、散歩中にさせているところは見たことがなく、素晴らしいマナーだと思い尊敬しています」(女性 / 40代)

「車で散歩に連れてきていた人が、帰る前に用意していた水をのませ足もキレイに拭いて車に乗せていました」(女性 / 50代) 

「夜のお散歩でわんちゃんにもライトをつけてる飼い主さんは、目立つので運転手として嬉しいです」(女性 / 40代)

「躾がしっかりできてるワンちゃんに会うとホントに嬉しく思います。わんちゃんから信頼した目眼差しを向けられている飼い主さん。きっとわんちゃんは幸せなんだろうと嬉しくなります」(女性 / 40代)

「信号待ちの横断歩道できちんとお座りさせて待たせているのを見た時」(男性 / 40代)

そのほかのエピソード

「ドッグランで遊んでいたときに、後から来た飼い主さんが「一緒にいいですか?」と入る前に聞いてくれたときです」(女性 / 40代)

「わんこの散歩ですれ違うとき、相手は大きなわんこでしたが、その場に伏せをさせて通りすぎるのを待っていてくれました」(女性 / 40代)

「大型犬の飼い主さんで、道の角に差し掛かるたび犬を一歩下がらせてから進んでいた方。犬が苦手でビックリされるかたもいらっしゃるので特に大型犬では必要なマナーなのかなと感心しました」(女性 / 30代)

「うちの犬を見て興奮している犬を、落ち着くまでお座りさせて制御していた飼い主さんは尊敬できました」(女性 / 40代)

「2Lの大きさのペットボトルを持って、マーキングを流していたのはすごいなと思いました」(男性 / 40代)

「当たり前なのかもしれませんが、わんちゃんがおしっこをした後にお水をかけていたのがすごく好感を持ちました」(女性 / 20代)

「通行人とすれ違う際に、通行人と犬の間に自分が立って歩いていた飼い主さん」(女性 / 20代)

「散歩中、おしっこやうんちをした後をすごく綺麗にしている飼い主さんを見た時。おうちにお邪魔した際、室内犬をちゃんとケージに入れてくれる飼い主さん」(女性 / 30代)

「ひと声かける、そんな飼い主さんが好感が持てます。公園のベンチにわんちゃんを膝に乗せて座っていた飼い主さんが、同じベンチに腰掛けに来た人に「犬は大丈夫ですか?苦手なら移動しますよ」と優しく声をかけていました。そういうさり気ない配慮は好感が持てます」(女性 / 50代)

「ワンちゃんと飼い主さんがお互いに歩調を合わせ、排泄物は持ち帰る、尚且つ向かい側からの通行人がいれば進路を変更したり、相手が通り過ぎるまで道端に寄って通行の邪魔をしないように他人を配慮していた飼い主さんにはすごく好感を持てました」(女性 / 30代)

好感の持てる飼い主さんのマナーでは、「おしっこを水で流す」といったコメントが多く見られました。当たり前のこととなっていても、実際にできていない人が多いということなのかもしれません。

また、さまざまな素敵なエピソードがあり、わんちゃんの飼い主さんは見習うことがあったり、マナーの見直しを考えるきっかけになったのではないでしょうか。みんながこんな風に好感を持ってもらえる飼い主さんになれたら素晴らしいことですね。

今回のアンケート内容

【アンケート調査概要】
・アンケート内容:わんちゃんの飼い主さんのマナーについて
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国の10代~60代以上の338名(男性92名 / 女性246名)
・アンケート実施期間:2021年9月3日~9月4日

【アンケート項目】
Q1:わんちゃんは好きですか?
Q2:わんちゃんを飼っていますか?または飼っていたことはありますか?
Q3:わんちゃんの飼い主さんを見てマナーが悪いと思ったことはありますか?  
Q4:飼い主さんのマナーが悪いと思うのはどんなときですか?  
Q5:わんちゃん同伴OKの施設が増えてきていることをどう思いますか?
Q6:わんちゃん同伴OKの施設を利用するわんちゃんが増えてきていることをどう思いますか?
Q7:わんちゃんの飼い主さんに求めるマナーはどんなことですか?
Q8:わんちゃんを飼っている人はお散歩やお出かけのときなど、どんなマナーに気をつけていますか?
Q9:わんちゃんの飼い主さんのマナーが悪いことでトラブルになったことなどがあれば教えてください 
Q10:好感の持てたわんちゃんの飼い主さんのマナーがあれば教えてください

まとめ

・わんちゃんの飼い主さんのマナーが悪いと思ったことがある人は91.1%
・わんちゃん同伴OK施設は「マナーを守れれば利用してもいいと思う」人が73.1%
・マナーが悪いと思ったことランキングも飼い主さんに求めるマナーも「排泄物の処理」が多い結果に

わんちゃんの飼い主さんにとって、わんちゃんは大切な家族の一員でしょう。しかし、わんちゃんを飼ったことのない人や、わんちゃんに好意を持っていない人に理解してもらうことは難しいことであり、その考えを押しつけてもいけません。

わんちゃんは大切な家族だからこそ、さまざまな人がいる中で共存していくためにも飼い主さんには守るべきマナーがあります。決して難しいことではなく、ちょっとした気遣い1つでより素晴らしい飼い主さんになれるでしょう。

それはわんちゃんのためでもあり、飼い主さん自身のためでもあり、周りの人のためでも。きちんとマナーを守っている飼い主さんが多いと思いますが、過信せずこれを機会に今一度、自身のマナーを見直してみましょう。

ペットライター たかだ なつき

執筆者

ペットライター
たかだ なつき
JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー

17歳のチワックスと1歳のチワックス、1歳のポメチワと暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。

【保有資格:ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士

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