目次
「まて」の必要性とは?
「まて」がなぜ必要なのかをご存じでしょうか?まずは「まて」の必要性をあげていきましょう!
- お手入れの時にじっとしてもらえる
- 万が一散歩中リードが外れたときに交通事故や迷子になることを避けることができる
- 他のわんちゃんと喧嘩になりそうなときに止めることができる
以上が「まて」を教えておくことで安心な面です。
リードが外れた場合、気になったものに向かって走っていくことで迷子になってしまうケースが多いです。「まて」を教えて迷子や悲しい交通事故を回避しましょう!
まてをするために用意するもの
- リード
- 首輪
- ご褒美
上記の3点を用意しましょう!
【リード】
リードは伸びないタイプのものを選んだほうがしつけの時は扱いやすいと思います。
【ご褒美】
ご褒美は個々に喜ぶものを用意してあげましょう。おもちゃは興奮しすぎてしまう可能性が高いので出来れば食べるものが好ましいですが難しい場合はおもちゃでも問題ありません!
まてを教える手順
「まて」の教え方をご紹介します!これから「まて」を教える飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね(^-^)
ひとりでも教えることは可能ですが、難しい場合はご家族で協力して教えていきましょう(^-^)
ひとりの場合の教え方
ひとりで教える場合の教え方をご紹介します!
- 片手でリード、もう片方でおやつを持つ
リードはわんちゃんがその位置から動かないように付けておくことをおすすめしますが、その場から動かない子であれば付けなくても大丈夫です(^-^)
リードを付ける場合は、リードは軽く張るように持ち、わんちゃんの動きを制御します。
もう片方の手にはおやつを持ちます。 - おやつを目の前に置く
手に持ったおやつをわんちゃんに見せてわんちゃんが届かないようにした状態で、「まて」の声かけをして目の前に置きます。
動いてしまったらリードで元の場所に戻すか、しゃがむ動作はわんちゃんが混乱してしまう可能性がありますので嫌でなければ置いたおやつを足で隠してしまったほうがお互いにわかりやすく、やりやすい方法かと思います(^-^)
- 掛け声で与える
待つことが出来たら「ヨシ!」でも「いいよ!」でも飼い主さんが決めた言葉をかけてあげておやつを与えましょう。
与えるときは、わんちゃんの鼻先からごほうびへ指を指してあげるとわんちゃんも分かりやすいと思います!
初めは短時間でも待てたらgood!成功回数を増やしていきましょう(^-^)
2人で教える場合
ご家族の協力がある場合の教え方について紹介します!
- 1人がリードを持つ
1人がリードを持ち、わんちゃんがあちこち行かないように動きを制御しましょう。 - もう1人が離れた場所におやつを置く
リードを持っている人がわんちゃんに「まて」をかけて、もう1人はわんちゃんが届かない位置におやつを置きます。わんちゃんに指示を与えるのはリードを持っている人、もう1人はわんちゃんにおやつを勝手に取られないように守ってください。わんちゃんが動いてしまったらおやつを隠してしまう、もしくは嫌でなければ足で隠してしまっても大丈夫です!
- 掛け声で与える
わんちゃんが待つことが出来たら、リードを持っている人が掛け声で置いてあるおやつを与えるようにしましょう。
「まて」ができたら、ステップアップ
基本的な「まて」を理解できたらステップアップしましょう♪
おやつを抜く
ごほうびのおやつはだんだんと抜いていきましょう。
おやつの抜き方としては、今まで床に置いたおやつを食べさせる方法をとっていましたが、今度は床のものを与えるのではなく飼い主さんの手から与えるようにします。
そうすると床や足元ではなく飼い主さんに注目するようになります。
あとはごほうびを与える時と与えない時をつくることでだんだんとおやつを抜くことができます。抜いたときは軽く声をかけてあげたり撫でてあげたりしましょうね(^-^)
距離と時間を伸ばす
距離と時間の伸ばし方はおやつを置く場所を遠くしていきましょう。初めは少しの時間でも成功していればOKですが、だんだんと距離と時間を伸ばしておくことで万が一遠くから「まて」をかけなくてはならなくなったときに安心です。
ただし伸ばし続けるとわんちゃんも飽きてしまいますので短いときと長いときランダムでいれていくことが大切ですよ(^-^)
「おいで」も一緒に教える
「おいで」は日常生活でとても大切なしつけです。
「まて」が出来ていれば一緒に「おいで」を教えることも出来るんですよ(^-^)
教え方は、床に置いたおやつを手に持ち替えてわんちゃんとの距離を開けて「おいで」と呼べばOKです!
要は「ヨシ!」で、ごほうびを与えるところを「おいで」に変えてごほうびを与えるだけです!
ぜひ一緒に教えてみてくださいね(^-^)
まてを教える時の4つのコツ
「まて」をわんちゃんに楽しくわかりやすく教えるコツをご紹介します!把握しておくことでよりスムーズに教えることができると思います♪
ぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
4つのコツ
- 短時間で教える
- 集中力が切れたら休憩
- 待っている間は言葉を掛けない
-
初めは声だけではなく分かりやすく手などを使って伝える
➀短時間で教える
わんちゃんの集中できる時間は短いです。1回のトレーニングを5~10分程度にし、休憩を挟んで進めていきましょう。短い時間のなかでどこまで教えるか無理のないプランを立てましょう!
➁集中が切れたら休憩
わんちゃんの集中していられる時間は短く、長くは持ちません。
他のところへ集中が行ってしまった、指示の聞きが悪くなったら一旦休憩しましょう。
わんちゃんの集中がきれてしまったと感じたら、飼い主さんも一旦休憩して時間を空けてから再開しましょうね!
③待っている間は言葉を掛けない
じっと待っているときは出来るだけ声をかけないことをおすすめします。
そのまま集中できる場合もありますが、声をかけたことで一気に集中がなくなってだらけてしまうこともあります。
じっと待っているときは動いて良いというまで声をかけない方が成功率は高まりますよ(^-^)
④初めは声だけではなく分かりやすく手などを使って伝える
わんちゃんも言葉を覚えて行動することができますが、一番に入ってきて理解するのが飼い主さんの行動です。
わんちゃんに分かりやすいようにジェスチャーをつけてあげるとより理解度が高まり覚えてくれやすいですよ!
言葉で覚えさせたいときはジェスチャーと同時ではなくジェスチャーと言葉をずらしてあげることで言葉もしっかりと覚えてくれますよ(^-^)
わんちゃんへの分かりやすさを第一人に考えることで成功率も高まります♪
まてを教える上での注意点
「まて」を教えるときの注意点を紹介します!大切なことなので、教える前にぜひチェックしてみてくださいね(^-^)
おやつを取られないように要注意
「ヨシ!」の前に勝手におやつを取られないようにしましょう!
一度取られてしまうと隙をみてサッと取るようになってしまう可能性があります。
「ヨシ!」の前はおやつを絶対守ってくださいね(^-^)
個々のペースでステップアップ!
覚えるペースや集中の度合いによって個々でペースが大きく変わります。
1日で覚える子もいれば数日ゆっくり時間をかけて覚えていく子もいるので他の子とくらべて焦って教える必要はありませんよ!
段階を踏んで確実に教えていきましょう(^-^)
褒めるときは興奮させない
トレーニングを終えるときであれば問題ありませんが、教える間での褒めはできるだけ興奮しすぎないようにしましょう。
興奮しすぎるとせっかく集中出来ていたのに遊びモードになってしまいお勉強どころではなくなってしまいます。
切り替えができる子であれば問題ありませんが、出来るだけ避けたほうが覚えるスピードが上がると思いますよ!
何度教えてもできない!失敗例と対処法
どうしてもうまくいかない、失敗してしまう時の対処法についてご紹介します!「まて」がうまくできないときはぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
➀リードを引っ張り続ける
リードを引っ張り続けて待ってくれない!って時はリードが短く持てているか、わんちゃんが引っ張ったことで前に進めていないかを確認してみてください。
引っ張ったことで少しでも前に進めたらわんちゃんは一生懸命引っ張り続けてしまいます。
前に進めないようにリードを短く持ちわんちゃんの位置を固定しましょうね(^-^)
➁距離や時間を伸ばせない
距離や時間を伸ばす前にしっかり「まて」が出来ているか確認しましょう。
できた上で距離や時間をひたすら伸ばし続けていないか確認しましょう。
ひたすら伸ばし続けているのはわんちゃんも飽きてしまいますので長いときと短いときとランダムにしましょうね(^-^)
③おやつが見えたら動いてしまう
おやつのランクが強すぎる、または一度でも指示の前に食べてしまったことがある場合は取ろうとすることが考えられます。
大好きなおやつすぎるとどうしても欲しくて待てないときもあるので好きなおやつ程度のものでやるのがおすすめですよ(^-^)
犬種ごとにまての教え方は違う?
犬種で違うということはありませんが、やんちゃで落ち着きがあまりない犬種(パピヨン、テリア犬種、トイプードルなど)は「まて」を教えるのに少し苦戦するかもしれません。
おやつでがっつり釣って集中しているうちにどんどん覚えさせていきましょう♪
その他に子犬に教えておきたいしつけ
「まて」以外にも、子犬に教えておきたいことはたくさんあります。わんちゃんと良きパートナーになるためにも、しっかりと子犬のうちから様々なしつけをしておきましょう♪
おすわり
まずおすわりです。
そのまま立って「まて」をさせるよりも動きにくく落ち着かせやすいです。
少し待っていて欲しいときにとても役立つしつけですよ(^-^)
フセ
のんびりしていてもいいけどちゃんと待っていて欲しいときに時に役立つのがフセです。
ドッグカフェやわんちゃんとのお出掛けの時にマナーとしてとても大切なしつけです。
出して
子犬は気になるものをすぐにお口に入れてしまいます。
そのまま吐き出してくれればいいですが飲み込んでしまう事故も多くあります。
誤飲の事故が起きないように出してくれるようにしつけておきましょう!
お手、おかわり
お手とおかわりは手先を触られることに慣らすことができます。
わんちゃんは手先を触られることが苦手な子が多く、爪切りに苦戦することも多いです。
子犬の頃から手を触られるのを慣らすためにもお手とおかわりを教えておくのがおすすめです!
おいで
「おいで」はわんちゃんの安全を守るためとても大切なしつけです。
ドッグランで自由に遊ばせている時、他の子と喧嘩になりそうになった時、何かから気をそらせたいときにとても役立ちます!
トイレ
トイレのしつけは必須です!特に家で排泄をさせるのであれば迎え入れたその日からどんどん教えていきましょう!
一番簡単な教え方はトイレサークルを用意して一面にペットシーツを敷きます。
子犬の排泄しやすい時間(寝起き、食後、遊んだ後)にトイレに出し、排泄が成功したら誉めてあげましょうね(^-^)
それぞれのペースがありますので焦らずに教えていきましょう!
ハウス
ハウスは必須ではありませんが教えておくととても役立ちます。
いきなりのお留守番はパニックになってしまうと思いますので日頃から休む場所はハウスというしつけをしていき安心してお留守番できるようにしてあげてください。
またハウスがあれば電車やバスなども一緒に乗ることが出来るので、一緒にお出掛けを考えている方には必須ですね(^-^)
しつけに役立つオススメグッズ
わんかーむの特徴
しつけに効果的なリフレッシュ成分を配合獣医師とドッグトレーナーが監修・開発
166,380枚を突破!
しつけに使うおやつは個々に好きなものをつかってあげるのが1番ですが、しつけ用のサプリメントおやつ「わんかーむ」の存在をご存じでしょうか?
しつけに使うおやつにも気を使いたいという飼い主さんにはぴったりです♪
安心の国内産、グルテンフリーなのでアレルギー持ちの子にも安心!主原料は鹿肉なのでヘルシーで肥満が気になる子にもおすすめ。
さらにリラックス効果のあるバレリアンが配合されていますので落ち着いてトレーニングしたいときにぴったりです♪
しつけの時に使いたいおやつとしてぜひ検討してみてくださいね(^-^)
まとめ
ここまで「まて」についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。
「まて」は普段、緊急時など様々な面でとても役立つしつけです!ぜひ子犬の頃から教えていってくださいね(^-^)