「おすわり」は多くの家庭で教えているしつけの1つです。
「おすわり」は多くの面で役に立つしつけですが、なぜ覚えさせておいたほうが良いのか、おすわりの意味、教え方のコツなどご紹介します!
これから「おすわり」を教える飼い主さんはぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
「おすわり」は多くの家庭で教えているしつけの1つです。
「おすわり」は多くの面で役に立つしつけですが、なぜ覚えさせておいたほうが良いのか、おすわりの意味、教え方のコツなどご紹介します!
これから「おすわり」を教える飼い主さんはぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
目次
「おすわり」はどのようなときに役立つのか?必要性や、おすわりの意味をあげていきましょう!
「おすわり」は、「フセ」よりもすぐに体勢がとりやすく落ち着かせることができます。
また、「まて」や「お手、おかわり」を教えるときも座っている状態のほうが落ち着いて教えることができ、飼い主さんも教えるときにやりやすいですよ(^-^)
上記の3点を用意しましょう!
その場で落ち着いていられるわんちゃんであれば特に必要はありませんが、落ち着くことが苦手な子犬などには首輪とリードである程度行動を制限させるために用意しておくと安心です。そのため、リードは伸びないタイプのものを使いましょう!
ごほうびは個々に好きなもの、わんちゃんがもらうために頑張れるものを用意してあげてくださいね(^-^)
おもちゃは遊びモードに入ってしまう可能性があるので出来ればおもちゃよりもおやつのほうがおすすめです!
「おすわり」の教え方についてご紹介します!これから「おすわり」を教える飼い主さんはぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
ごほうびのおやつを使うスタンダードな教え方について紹介します!食い付きが良ければほぼこの方法で教えることができます。
おやつを握りわんちゃんの鼻先に持っていって、おやつを握っていることをわんちゃんに知らせます。
わんちゃんの鼻先に持っていったおやつを握った手をわんちゃんの頭上方向にずらしていくことでわんちゃんを座らせます。
このときに後ろに下がっていってしまう場合はリードをつけてその場所から下がらないようにしましょう。
良いことをしたときの言葉をご家族で決めて統一するとわんちゃんもその言葉を覚えて、その言葉の時は正解なんだ!ということをわかってくれます♪
食いつくほどの好きなおやつがない、おもちゃもそれほど興味がないというときはリードを使って教えていきましょう!
前足が浮く場合は引っ張りすぎなので注意してくださいね。
撫でる、抱っこするなど好きなことであれば何でもOKです♩
この方法ですとおやつを使った方法よりも少し苦戦するかもしれませんのでおやつやおもちゃで釣れる場合はそちらの方法のがオススメです!
ご家族の協力がある場合はぜひ皆さんで教えていきましょう♪ふたりで教える時の教え方をご紹介します!
ひとりはわんちゃんが「おすわり」の体勢をとる補助をしてあげてください。
わんちゃんを横向きに抱えて片手は首元、もう片方の手はおしりらへんにセットしておしりを丸めるようにして補助します。
もうひとりはわんちゃんの鼻先に握ったおやつを持っていき、ペロペロさせながら頭上の方向に手をスライドさせて座る体勢をとらせます。
「おすわり」を教える時の3つのコツをご紹介します!把握しておくことでよりスムーズに教えることが出来ると思います♪
ぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
3つのコツ
短時間で教えるというのは1回の時間を短くし、わんちゃんが集中していられる時間でどんどん教えていこう!ということです(^-^)
だいたい1回5分程度で考えておきましょう。
覚えるスピードはそれぞれ違いますので焦らずに短い時間の教える時間を何回か作りましょう!
わんちゃんが集中して覚えていけるプランを立てていきましょうね(^-^)
わんちゃんの集中していられる時間は短く、長くは持ちません。
集中が他のところへ行ってしまった、指示の聞きが悪くなったと感じたら一旦休憩しましょう!
飼い主さんも休憩しながら次はどうやって教えていこうかと作戦会議をしましょう(^-^)
褒めるタイミングはおしりが地面に着いた瞬間です!
「いい子だね~!」ではわんちゃんにこの動作が良かったんだよと教えるには弱いので、それだよ!と変わるように決まった単語での褒める言葉を考えておくのがオススメです。
例えば「good!」、「ヨシ!」など短い言葉をご家族で統一させることでわんちゃんが混乱してしまうのを避けることが出来ますよ♪
おすわりを教える時の注意点を紹介します!他のしつけをするときにも大切なことなのでぜひ参考にしてくださいね。
しつけとしつけの間ではあまり興奮させることはおすすめできません。
高い声・大きな声をあげて褒める、激しく撫でるなど、興奮させる褒め方は避けましょう。
興奮させることで、遊びモードにはいってしまったり、集中が一気になくなってしまう可能性があるため、出来る限り優しく声をかける、おやつを与えるなど興奮をさせない褒め方をしましょう。
もちろんしつけの終わりには目一杯遊んであげても構いません(^-^)
わんちゃんを抱えて(抑えて)おすわりの体勢にさせるのはあくまでも補助です。
無理やり力でおすわりの体勢にさせるとわんちゃんはもちろん嫌がりますし、足腰を痛める原因にもなります。
おすわりの体勢をとらせるメインの方法はおやつで釣る、もしくは自ら体勢をとってくれることを待ちましょう!
「おすわり」が出来ないときは何らかの原因があります。出来なくなった時点で一旦なぜ出来ないのか考えてみましょう。
しっかり段階を踏んで教えてきましたか?、ステップアップするのであれば基本的な「おすわり」は出来ていますか?、足を痛めていることはありませんか?
出来ない場合はもう一度初めから段階を踏んで教えてみましょうね(^-^)
もうちょっとで成功するのにあとちょっとがうまくいかないということもあると思います。「おすわり」がうまくいかないときはぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
誘導する手が高すぎるとわんちゃんもおやつを握っている手を目指して飛び上がってしまいます。
前足が浮かないように誘導する手は低い位置で誘導していきましょう!
おしりは下がっているんだけどぴったりと地面に着かないということもあります。
原因としてはおしりが地面に着く前にごほうびを与えてしまっていることでわんちゃんがこの位置でいいんだと思ってしまうことがほとんどです。
おしりが地面に着いていることを確認してからごほうびを与えるようにすると改善します!
後ろに下がってしまう場合はリードを付けて後ろに下がれないようにわんちゃんの位置を固定しましょう。
教え方はほとんどの犬種で統一ですが、足腰の弱い犬種(ダックスフンド、コーギー、フレンチブルドッグ、プードルなど)は体勢をとらせる補助をするときは足腰を痛めないように特に注意が必要です。
それぞれ合う方法で、個々の覚えるスピードを大切にして教えていきましょう!
基本的な「おすわり」ができるようになったらステップアップしていきましょう♪
おやつを与えなくても「おすわり」が出来るようにステップアップしましょう。
まず鼻先のグーの手は指示手としてパーの状態にしたいのでおやつを持ったグーの手で誘導して「おすわり」が出来たらグーの手からではなく逆の手からおやつを与えましょう。
わんちゃんが手を上に上げる=「おすわり」を覚えたら手をパーにして軽く上に持ち上げ指示手にしましょう。
そのくらい「おすわり」が出来るようになってきたらおやつを与える時と与えない時を作りごほうびのおやつの回数を減らしていきましょう!
「おすわり」していられる時間を伸ばしましょう。時間を長い時、短い時でランダムにしていきます。
伸ばし続けるだけではわんちゃんが飽きてしまいますのでランダムが大事です♪
「おすわり」の言葉だけで指示できるようになれば咄嗟の時やわんちゃんが飼い主さんに集中できないときでも「おすわり」ができます。
指示手の前にしっかり「おすわり」と伝えて「おすわり」の言葉を強調しましょう。
指示手もだんだんと小さくしていき無くしていけるのがベストです!
「おすわり」を教える時はだいたい正面の状態ですが、実際に「おすわり」をさせるときは正面だけではなく、散歩時は横の時もあります。
飼い主さんがどの位置にいても「おすわり」出来るように教えていきましょう。
教え方は今まで正面でやっていたことと同じ事を様々な位置でやってあげるだけです(^-^)
おすわり以外に、子犬には様々はしつけが重要です!わんちゃんと良きパートナーになるためにも、しっかりと子犬のうちから様々なしつけをしておきましょう♩
まては散歩中にリードが外れてしまったときの事故や迷子の防止、他の子との喧嘩を止める安全のためなどその場で止まってほしい時にとても役立つしつけです!
覚えさせておくと万が一のときに安心です♪
のんびりしていてもいいけどちゃんと待っていて欲しいときに時に役立つのがフセです。
ドッグカフェやわんちゃんとのお出掛けの時にマナーとしてとても大切なしつけです。
子犬は気になるものをすぐにお口に入れてしまいます。
そのまま吐き出してくれればいいですが飲み込んでしまう事故も多くあります。
誤飲の事故が起きないように出してくれるようにしつけておきましょう!
お手とおかわりは手先を触られることに慣らすことができます。
わんちゃんは手先を触られることが苦手な子が多く、爪切りに苦戦することも多いです。
子犬の頃から手を触られるのを慣らすためにもお手とおかわりを教えておくのがおすすめです!
「おいで」はわんちゃんの安全を守るためとても大切なしつけです。
ドッグランで自由に遊ばせている時、他の子と喧嘩になりそうになった時、何かから気をそらせたいときにとても役立ちます!
トイレのしつけは必須です!特に家で排泄をさせるのであれば迎え入れたその日からどんどん教えていきましょう!
一番簡単な教え方はトイレサークルを用意して一面にペットシーツを敷きます。
子犬の排泄しやすい時間(寝起き、食後、遊んだ後)にトイレに出し、排泄が成功したら誉めてあげましょうね(^-^)
それぞれのペースがありますので焦らずに教えていきましょう!
ハウスは必須ではありませんが教えておくととても役立ちます。
いきなりのお留守番はパニックになってしまうと思いますので日頃から休む場所はハウスというしつけをしていき安心してお留守番できるようにしてあげてください。
またハウスがあれば電車やバスなども一緒に乗ることが出来るので、一緒にお出掛けを考えている方には必須ですね(^-^)
わんかーむの特徴
獣医師とドッグトレーナーが監修・開発!
166,380枚を突破!
しつけに使うおやつは個々に好きなものをつかってあげるのが1番ですが、しつけ用のサプリメントおやつ「わんかーむ」!
獣医師とドッグトレーナーが開発した安全でしつけのことも考えられたしつけ用サプリメントおやつです!
しつけに使うおやつにも気を使いたいという飼い主さんにはぴったりです♪
安心の国内産、グルテンフリーなのでアレルギー持ちの子にも安心!また、主原料は鹿肉なのでヘルシーで肥満が気になる子にもおすすめ。
さらにリラックス効果のあるバレリアンが配合されていますので落ち着いてトレーニングしたい「おすわり」のしつけのときにぴったりですよ♪
しつけの時に使いたいおやつとしてぜひ検討してみてくださいね(^-^)
ここまで「おすわり」の教え方やコツについてご紹介してきましたがいかがでしょうか。
「おすわり」は、おしりが地面に着いた瞬間に褒めるタイミングが大切なしつけです。
タイミングとコツが掴みさえすればそれほど難しいしつけではありませんのでゆっくり楽しく教えていきましょうね(^-^)
執筆者
ちば愛犬動物フラワー学園でドッグトレーナー、愛玩動物飼養養管理士、ペットグルーマー、ペットエステの資格取得後、ドッグトレーナーとしてペットショップや犬の保育園で勤務してきました。 現在はスクーカムという品種の猫とパピヨン、ミニチュアダックスの犬たちと楽しく暮らしています。 ワンちゃんは言葉が通じない分、しつけは苦労する飼い主さんが多いです。 ワンちゃんのしつけは性格や犬種などによっても変わります。 プロにアドバイスを求めても無理な提案をされてしまい諦めてしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか? ワンちゃんのしつけに関して無理のないアドバイスを心がけています。 犬のしつけのアドバイスはお任せください!