ペットが亡くなり、葬儀をしてあげたいと考える飼い主さんも増えてきました。
そこで気になるのが、「葬儀をするときの服装は?」「お葬式に呼ばれたけどどんな服装で行ったらいいの?」ということでしょう。
私も愛犬の初めての葬儀のときは、何を着ていったらいいかわからず、葬儀会社の人に聞いたものです。
今回は、ペットのお葬式の服装や、葬儀や法要に参列する際の服装をご紹介します。
絶対に避けるべき服装や身だしなみについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ペットが亡くなり、葬儀をしてあげたいと考える飼い主さんも増えてきました。
そこで気になるのが、「葬儀をするときの服装は?」「お葬式に呼ばれたけどどんな服装で行ったらいいの?」ということでしょう。
私も愛犬の初めての葬儀のときは、何を着ていったらいいかわからず、葬儀会社の人に聞いたものです。
今回は、ペットのお葬式の服装や、葬儀や法要に参列する際の服装をご紹介します。
絶対に避けるべき服装や身だしなみについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
人間のお葬式の服装は喪服を着るのがマナーですが、ペットのお葬式は近年の文化で明確なルールやマナーが定まっていないため、落ち着いた色やダークカラーを基調にした普段着や平服で大丈夫です。
訪問火葬で自宅でお葬式をする場合などは、いつも通りの普段着でも問題ありません。
ただし、ペット霊園や寺院でお葬式をあげる場合は服装の指定があることも稀にあるため、指定の服装で行くようにしましょう。
何を着なければいけないということを気にしすぎず、ペットが安心して旅立てる、後悔なく送り出すことができる服装を選ぶことが大切です。
■平服とは?
喪服のように正装する必要はなく、少し砕けた服装のこと。インフォーマル(略礼服)とも言う。お葬式ではダークカラーのワンピースやアンサンブル、パンツスーツが無難
友人や知人のペットのお葬式に呼ばれたり、送り出したペットの法要に参列するときの服装は、普段着よりもかしこまった平服がおすすめです。
とは言え、人間の葬儀場や火葬場が併設されている施設でペットの葬儀を行う場合では、同じ時間帯に人間の葬儀を行っている場合もあり、喪服で参列したほうがいいこともあります。
どこで葬儀や法要を行うかを事前に調べておくと、マナー違反になる心配はないでしょう。
また、ペットのお葬式に数珠は必須ではありませんが、念のため持参していったほうが安心と言えます。
ペットのお葬式には明確なルールやマナーが定まっていないとは言え、「命」を送り出す・見送る場であるため、最低限守りたいマナーがあります。
ここでは、ペットのお葬式や法要で避けるべき服装や身だしなみについて解説します。
■避けるべき服装や身だしなみ4つ
①派手な服装、アクセサリーは避けよう
②派手な化粧や香水は避けよう
③肌の露出が多い服装は避けよう
④毛皮や皮が使われているものは避けよう
ペットのお葬式や法要では、派手な服装は避け、結婚指輪以外のアクセサリーも控えるようにしましょう。
アクセサリーを身に着ける場合は、小ぶりなものでパールにしておいた方が無難です。
大ぶりなアクセサリーや揺れるアクセサリー、2連や3連のアクセサリーは適切ではありません。
また、ヒールの高い靴やピンヒール、厚底靴やサンダルも避けましょう。ヒールの高さは3~5cmで、ヒールが太いものを選んでください。
当然のことながら、派手なお化粧や香水は避けてください。香りの強い整髪料なども好ましくありません。
香りが強いものは周りの葬儀・法要の参列者に不快な思いをさせてしまうとともに、ペットも香りが強いものは苦手です。
必要以上に肌を露出する服装は避けましょう。
スカートの丈は椅子に座ったときに膝が見えないくらいの長さで、平服や喪服では黒のストッキングを着用するようにしてください。
また、平服や喪服では袖の長さも重要となります。基本は長袖ですが、夏場であっても5分丈や7分丈にしておいたほうが無難です。
毛皮や革製品、ファーが使用されている服やコート、バッグや靴、ベルトなどは避けてください。
毛皮は革は動物の殺生を連想させ、フェイクでも好ましくありません。
また、明らかに動物の革とわかるクロコダイルなどの爬虫類系やオーストリッチなどの革製品も適切でないため、使用しないように注意しましょう。
革靴、革のバッグ、革のベルトは、なめした光沢のないものであれば問題はありませんが、金具や装飾が目立たないものにするのが基本です。
ここでは、ペットのお葬式によくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
A.基本的にペットのお葬式に香典は必要ありません。
弔意を表すのであれば、供花、供物、弔電でも大丈夫です。
どうしても香典を渡したい場合は、3,000~5,000円ほどを包むようにしてください。
A.ペットが亡くなって四十九日が過ぎたら、そこから遅くても1ヶ月以内に頂いた金額の1/3~1/2の品をお返ししてください。
香典返しで渡すものは、後々まで残らないお菓子や洗剤などの日用品が適しています。
A.ペット葬儀のプランに含まれているため、基本的にはお布施は必要ありません。
お布施を渡したい場合は3,000~5,000円程度が相場となっていますが、お菓子などの御供物を渡しても大丈夫です。
また、個人的にお坊さんを招いて葬儀や法要を行った場合では、10,000~30,000円程度のお布施を渡すのが一般的なようです。
お布施の金額に決まりはなく、あくまでも感謝の気持ちで渡すものですが、相場を目安にしたほうがいいでしょう。
ペットのお葬式は近年の文化のため、明確なルールもマナーも定まっていません。しかし、「命」を見送る大切な場であることから、最低限のマナーは守りたいものですね。
■ペットのお葬式の服装まとめ
・落ち着いた色やダークカラーの普段着や平服で大丈夫
・訪問火葬をお願いした場合はいつも通りの普段着でも大丈夫
・葬儀や法要に参列する場合は平服が無難
・人間の葬儀場が併設されている場合は喪服にする
・毛皮や革の使用されているものは避ける
・派手な服装、化粧、アクセサリーは避ける
・匂いの強い整髪料や香水は避ける
ペット霊園や寺院、葬儀会社で行う法要や供養祭などは、ほかの飼い主さんも一緒に参列します。みんなが気持ちよく大切なペットを供養できるよう、マナーを守りましょう。
執筆者
18歳のチワックスと1歳のチワックス、ポメチワ、0歳のチワックスの4匹と暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。
【保有資格:ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格】