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シーズーの人気カットスタイル集11選!【11種類のカットを一覧比較】
見比べやすいように人気のカットスタイル10種類を一覧にまとめてみました。横にスクロールしてご覧ください。
※カット名をクリックすると、それぞれのカットを見ることができます。
※画像はすべて許可を得た上で掲載しております。無断転用は禁止です。
①【まん丸お顔カット(テディベアカット)】男の子にも女の子にも1番人気!
▼【テディベアカット】の特徴
お顔を丸く、お耳はふんわりとさせてるのがテディベアカットです。耳の毛の長さによって雰囲気がガラッと変わり、幼い印象から上品な印象まで楽しむことができるでしょう。
▼【テディベアカット】の注意点
耳の付け根は毛玉になったり絡まりやすいので、細かい場所までブラッシングが必要です。また、口周りの被毛を長めに残して仕上げるため、どうしても汚れやすくなります。食後は口周りをきれいに拭いてあげるなど、こまめなお手入れを忘れずに!
②【ぬいぐるみカット】ふんわり優しいイメージに!
▼【ぬいぐるみカット】の特徴
全体的に丸く、ふんわりとした仕上がりにするのがぬいぐるみカットです。お顔のカットはテディベアカットに似ていますが、目と鼻の間の毛を少しだけ長めにして目鼻立ちを強調させます。もふもふな体が優しい印象を与えてくれるでしょう。
▼【ぬいぐるみカット】の注意点
テディベアカット同様に、耳の付け根は毛玉になったり絡まりやすいので、細かい場所のブラッシングが必須です。また、口周りも汚れやすくなるので、食後は口周りをきれいに拭いてあげるなどしっかりお手入れをしてあげましょう。
③【全身ロングヘア(フルコートスタイル)】美しくて優雅!
▼【全身ロングヘア(フルコート)】の特徴
長く伸ばした全身ロングヘアは、シーズー本来のスタンダードなスタイルです。ドッグショーに参加する場合の必須スタイルでもあります。
▼【全身ロングヘア(フルコート)】の注意点
カットしたシーズーがフルコートになるまで2~3年はかかり、その間のトリミングサロン通いは必須でしょう。また、自宅でも入念なお手入れが必要となるため、時間と手間を惜しまない心の余裕が必要です。
■ドッグショーとは
犬種本来の美しさを競うもので、大きさや性質がどれだけスタンダードに近いかを基準として審査する品評会
④【トップノット】可愛らしさアップ!女の子におすすめ
▼【トップノット】の特徴
頭部の毛を伸ばし、伸ばした部分をリボンなどで結んだのがトップノットです。シーズーは毛が伸びる犬種なのでアレンジも自在!可愛いらしい印象になるのはもちろん、目が大きく見えるというメリットや被毛によって目に傷がついて起きる流涙症や角結膜炎といった目のトラブルの予防にもなります。
▼【トップノット】の注意点
毛が絡みづらい専用のゴムを使用してください。トップノットは長い毛の普段のお手入れはもちろん、被毛が傷んで切れやすくなったり、皮膚が蒸れてかゆくなる、毛玉ができるといったこともあるので結びっぱなしは絶対にやめてください。1日1回は結び直してあげる時間と心の余裕が必要です。
トップノットを自分でする際は、普通のゴムでは絡まってしまうため、セットペーパーを使用するか、絡まりにくいゴムを使用するようにしてください。
また、目の上の毛を引っぱりすぎてしまうと、目をしっかり閉じることができずにドライアイになりやすくなってしまうので注意してください。
⑤【サマーカット】夏の定番!
▼【サマーカット】の特徴
全身を短めにカットし、スッキリさせることで涼しげな印象になります。顔周りを丸く仕上げると幼い印象に!元気で活発なイメージを与えてくれるので、年齢を問わずどんなシーズーにもおすすめです。
▼【サマーカット】の注意点
バリカンで刈り込むことによる皮膚へのダメージや、毛質の変化のリスクがあります。また、短くしすぎると、日光が遮れずに皮膚の火傷や炎症、熱中症になる可能性もあるため注意が必要です。サマーカットは蒸れの軽減になりますが、わんちゃんが涼しく感じるわけではないのでほどほどの長さにしておきましょう。
⑥【モヒカンカット】元気はつらつなイメージに!男の子におすすめ
▼【モヒカンカット】の特徴
モヒカンカットは、頭頂部の被毛を立ち上げたカットスタイルです。被毛を緩やかに立ち上げるとヤンチャに、大きく尖らせるとクールなイメージになります。三角カットやたてがみ風、リーゼント風など、モヒカンのアレンジも多いのでさまざまなモヒカンスタイルを楽しむことができます。
▼【モヒカンカット】の注意点
背中にもモヒカンカットをすることができますが、その際はサイドの毛を短くしすぎないようにしてください。バリカンで刈り込むことによる皮膚へのダメージや、毛質の変化のリスクがあります。また、背中部分を短くカットしすぎると、紫外線による皮膚の炎症や熱中症になるリスクもあるので注意が必要です。
⑦【耳長カット】エレガントなレディに変身!
▼【耳長カット】の特徴
耳の毛を長く伸ばした耳長カットは、エレガントな印象を与えてくれます。お嬢様のようなイメージになるので男の子よりも女の子におすすめのカットスタイルです。
▼【耳長カット】の注意点
長い耳の毛は絡まりやすく毛玉もできやすいため、こまめなブラッシングが必要です。また、ご飯を食べるときなど長い毛が口に入ってしまうこともあるので、口に入らないようにスヌードを使用するなど工夫してあげましょう。
⑧【耳短めカット】可愛らしくてお手入れも楽!
▼【耳短めカット】の特徴
お耳を短めにカットすると、元気で可愛らしいイメージに。幼くも見えるので、どんな年代のシーズーにもおすすめです。
▼【耳短めカット】の注意点
お耳を短くしているからといって、お手入れをサボるのはNG!耳の付け根は毛玉になったりもつれやすいので、細かい部分までしっかりブラッシングをしてあげる必要があります。
⑨【ツインテール】可愛さと上品さの一石二鳥!
▼【ツインテール】の特徴
お耳の毛をリボンなどで2つに結んだのがツインテールです。長めのツインテールではおしとやかに、短めのツインテールでは可愛いらしい印象になります。
▼【ツインテール】の注意点
毛が絡みづらい専用のゴムを使用してください。長い毛の部分の普段のお手入れはもちろん、被毛が傷んで切れやすくなったり、皮膚が蒸れてかゆくなる、毛玉ができるといったこともあるので結びっぱなしは絶対にNG!1日1回は結び直してあげる必要があります。
また、誤ってお耳の皮膚も一緒に結ばないように注意してくださいね。
⑩【ベリーショートカット】皮膚トラブルのあるシーズーにも
▼【ベリーショートカット】の特徴
サマーカットよりもさらに短めに全身をカットしたのがベリーショートカットです。皮膚トラブルを患っているシーズーや、皮膚トラブルを起こしやすいシーズーではベリーショートカットにすることも珍しくはありません。
▼【ベリーショートカット】の注意点
サマーカット同様に、バリカンで刈り込むことによる皮膚へのダメージや、毛質の変化のリスクがあります。また、短くしている分、日光が遮れずに皮膚の火傷や炎症、熱中症になる可能性もあるため服を着せるなどの配慮が必要です。
⑪【まつ毛残しカット】まるでまつ毛エクステ!
▼【まつげ残しカット】の特徴
長いまつ毛を少しカットして軽くさせ、上向きにするのがまつ毛残しカットです。まるでまつ毛エクステをつけているかのような長いまつ毛はとってもキュートな印象に。
▼【まつ毛残しカット】の注意点
逆さまつ毛などでまつ毛が目に入りやすいシーズーでは、目を傷つけてしまう恐れもあるのでまつ毛の長さに注意が必要です。トリマーさんと相談して長さを決めることをおすすめします。
足元やしっぽもおしゃれにキメる!足元やしっぽのカット5選
定番や人気のカットスタイルもいいけれど、足元やしっぽにもこだわりたい!という飼い主さんにおすすめのカットを集めてみました。
※横にスクロールしてご覧ください。
ブーツカット
▼【ブーツカット】の特徴
足元をAラインになるように末広がりにカットするのがブーツカットです。足先の被毛をタップリと残したブーツスタイルは、シーズーの愛らしさを際立たせてくれます。
▼【ブーツカット】の注意点
足元の長めの被毛には汚れがつきやすいため、お散歩帰りなどは特に念入りにお手入れしてあげる必要があります。
フレアカット
▼【フレアカット】の特徴
通常のブーツカットよりも広がりが大きいのがフレアカットです。ふわふわな足元が柔らかい印象を持たせてくれます。
▼【フレアカット】の注意点
足元の長い被毛は、汚れやすく毛玉ができやすいという難点があります。お手入れに時間をかけられる余裕が必要でしょう。また、フレアカットでも「足先だけはスッキリ」というスタイルもあるため、トリマーさんに相談してください。
サンバカット
▼【サンバカット】の特徴
体はバリカンで短めにカットし、しっぽと足先は丸く見えるようポンポンにカットしたのがサンバカットです。歩いている姿がリズミカルに見え、まるでサンバを踊っているかのよう!もともとはミニチュアシュナウザーで人気となったカットですが、シーズーの毛量を活かしてサンバカットをすることも可能です。
▼【サンバカット】の注意点
サンバカットは基本スタイルがなく比較的新しめのカットスタイルなので、トリマーによって認識が異なります。全身をサンバカットにするのか、足だけをサンバカットにするのかを事前に打ち合わせてイメージに相違のないようにしておきましょう。
足元スッキリカット
▼【足元スッキリカット】の特徴
足先をバリカンですっきりと刈り上げる足元スッキリカットは、お手入れのしやすさや清潔さの面でも◎!お散歩好きなシーズーや指間炎などを起こしやすいシーズーにおすすめです。
▼【足元スッキリカット】の注意点
バリカンで短く刈り上げているので、毛が伸びてくると肉球に生えてきた毛があたるため、気にするわんちゃんもいます。最初は足裏バリカンで短めにカットしてもらって、様子を見てからすることをおすすめします。
ライオンテール
▼【ライオンテール】の特徴
しっぽの3分の2は短くして、3分の1だけ毛を残すカットです。ライオンのしっぽのようなカットはお洒落だけでなく、お腹を壊しやすいシーズーや、尿漏れしちゃうシニア犬のお尻周りやしっぽの皮膚と被毛を清潔に保ちたいときにも役立ちます。
▼【ライオンテール】の注意点
しっぽだけをいきなり短くするのは体との違和感が生まれてしまうため、不自然にならないように体も短めにカットしてもらうか、しっぽの毛を長めに残してライオンテールにしてもらうなどの配慮が必要です。
トリマーが教える失敗しないオーダー方法や自宅ケアのアドバイス
私にも2匹の愛犬がいますが、飼い主の心理としてトリミングサロンで失敗されるのは避けたいというのが本音です。愛犬の犬種はシーズーではありませんが、過去には実際に失敗されてガッカリした経験も。
そこでここでは、失敗しないオーダー方法やトリミングサロンの選び方、自宅でのケアについてトリマー資格を持つ私が伝授しちゃいます!
カットを失敗しないオーダー方法
カットを失敗された!ということを防ぐためには、以下のことに注意しましょう。
トリマーからのアドバイス
■失敗しないオーダー方法のポイント
・希望のカットスタイルがあるときは画像を数枚持参する
・「1㎝切ってください」や「揃える程度で」といった風に具体的にオーダーする
・カウンセリング時にしっかりとこうなるのは嫌‼と嫌いなカットを伝えておく
・その子の毛質やお顔立ちに合わせてアドバイスをしてくれるトリマーさんにお願いする
人の感覚はそれぞれ違うため、ぼんやりと「短め」「長め」と伝えても飼い主さんの思う長さとトリマーの思う長さは異なり、失敗される可能性は高くなります。
画像を見せながら具体的にオーダーすることで、トリマーも飼い主さんの思うイメージが伝わりやすく、失敗されたと思うようなことはなくなるでしょう。
また、毛質や顔立ちに合わせたアドバイスをしてもらえれば、愛犬にどんなカットスタイルが似合うのか飼い主さんもイメージしやすいですね。
お店によっては受付スタッフと実際にカットするトリマーが違う場合もあるので、そこを確認した上、できれば担当するトリマーさんと直接話すことをおすすめします。
トリミングサロンの選び方
失敗しないオーダー方法も大切ですが、トリミングサロンの選び方も重要です。
トリマーからのアドバイス
■トリミングサロン選びのポイント
・サロンのSNSで好みのカットをするトリマーさんを見つけることが一番
・SNSにシーズーがいない場合はマルチーズやヨークシャーテリアのカットスタイルをチェックする
・できれば担当トリマーを決められるお店がおすすめ
・その子の性格によっては落ち着いた静かなサロンを選ぶ
現在は多くのトリミングサロンがInstagramやFacebookなどのSNSを利用して、カットしたわんちゃんの画像を投稿しています。
シーズーの毛質はマルチーズやヨークシャーテリアの毛質に近いので、シーズーの投稿がない場合はマルチーズやヨークシャーテリアのカットスタイルを見ましょう。
マルチーズやヨークシャーテリアのカットが得意なトリマーさんは比較的シーズーのカットも上手なことが多いです。
また、担当トリマーが毎回変わるのはわんちゃんにとって大きなストレスになることもあり、場合によってはトリミング自体が嫌いになってしまうことも。できれば担当を決められるお店のほうがわんちゃんの負担も少なく、被毛や体の状態もわかってもらえるのでおすすめです。
サロンに行くのを嫌がったり、帰宅後に愛犬が異様に疲れていたり、体調や変わった様子がないかを見てあげることも大切ですよ!
カットした後の自宅でのお手入れ方法
トリミングサロンで定期的にカットをしているからと言って、自宅でのお手入れをサボってしまうのは、せっかくのカットスタイルも台無しに…。
基本的には毎日ブラッシングしてあげるのが理想です。
ある程度の長さを残してカットしていたりもつれやすい場合は、ブラッシングの際にブラッシングスプレーを使用すると被毛の痛みや切れ毛も防げ、トリミング後のきれいな状態をより長く維持できます。
シーズーは毛が細くもつれやすいため、ソフトタイプのスリッカーブラシやピンブラシで全身をといてあげたら、コームを使って毛並みを整えてあげましょう。
ブラッシングにはマッサージ効果や皮膚の状態をチェックできるメリットもあるので、できれば1日1回は行ってください。
また、被毛の長さによって、使用するブラシも異なり、使い分けることが大切です。
■ブラシの使い分け
- 被毛が長い場合
…ピンブラシとコームを使用
- 被毛が短い場合
…ソフトタイプのスリッカーブラシとコームを使用
愛犬の毛が長いか短いか判断が難しい場合は、トリマーさんに聞いてくださいね。
【犬種別ランキング】犬用シャンプーのおすすめ112商品を比較!いい匂い・子犬向きのものは?
フルコートのお手入れはトリミングサロンにお願いして!
フルコートになるまでの間のお手入れは、とても時間と手間がかかり、技術も必要なので慣れていない飼い主さんでは難しいです。
被毛を伸ばす課程でもつれや毛玉になることを防ぐためには、ラッピングという手法を行わなければいけません。
ラッピングして毛を保護しても、1週間や2週間ですべて取り除き、ブラッシングをしてまたラッピング…。その繰り返しの作業になります。ラッピングで毛束の作り方を間違えてしまえば、その子の生活に不快や不便を感じさせてしまうほか、ラッピングしっぱなしは被毛に変なクセをつけてしまったり、衛生面でも問題が出てきます。
慣れているトリマーでも数時間かかる作業となるため、飼い主さんが無理に自分で行おうとはせず、トリミングサロンにお願いしましょう。
また、フルコートになった後は、1日1回、ブラッシングスプレーをしてからブラシをかけてあげ、定期的にサロンでカットやシャンプーを行ってください。
毛玉やもつれができてしまったときはコームでほぐしますが、やってみてほぐれそうにないときは無理にほぐそうとせず、トリマーさんにお任せしてください。
無理にほぐしてしまうと、被毛や皮膚を傷めてしまうことになるので注意が必要です。
夏や冬はどんなカットがおすすめ?注意点も
わんちゃんの被毛は体温調整をしてくれる機能が備わっています。
しかし、シーズーは皮脂が多く皮膚トラブルを起こしやすいため、夏場は短めにして蒸れを軽減してあげるといいでしょう。
また、冬場はどんなカットでも問題はありませんが、シーズーは寒がりなので少し長めのカットスタイルのほうがいいかもしれません。短めのカットスタイルをする場合は、服を着せてあげるなど、寒さ対策にも配慮してあげましょう。
乾燥する冬場は静電気によって被毛にほこりがつきやすくなるので、ブラッシングは必須です。
シーズーのカットの頻度や料金、時間は?
では、シーズーのカットの頻度や、トリミングサロンの料金相場はどれくらいなのでしょうか。
ここで詳しく見ていきましょう。
シーズーのカットは月に1回の頻度が目安!
シーズーのカットの目安は、1ヶ月に1回です。
シニア犬ではトリミングが負担となるため、2ヶ月に1回程度を目安にカットを行うことをおすすめします。
また、普段のお手入れとして、ブラッシングは毎日行うようにしましょう。
シーズーのカットの料金相場は5,000~10,000円
シーズーのカットの料金相場は、住んでいる住んでいる地域やトリミングサロンによっても異なりますが、だいたい5,000円~10,000円程度です。
■シーズーのトリミングサロンの利用料金相場
シャンプーコース
(グルーミング) |
3,500円~ |
トリミングコース
(グルーミング+カット) |
5,000円~ |
部分カット |
500円~ |
毛玉除去 |
500円~ |
ハサミ仕上げ |
500円~ |
歯磨き |
500円~ |
足裏カット |
500円~ |
爪切り |
500円~ |
肛門腺絞り |
500円~ |
耳掃除 |
500円~ |
その他オプション(炭酸泉、泥パックなど) |
1,000円~ |
※価格は税抜き
※グルーミングには、シャンプー、足裏カット、爪切り、肛門腺絞り、耳掃除が含まれる
また、以下のような場合もオプション料金が発生する可能性があります。
■トリミングサロンでオプションが発生する一例
・体重が重い
・デザインカット
・シャンプーの種類を指定
・毛玉が多い
・ノミの除去
利用しようと考えているトリミングサロンのHPなどを事前に確認しましょう。
シーズーのカットの時間目安
トリミングサロンを利用した場合の時間の目安は以下のようになります。
- シャンプーコースを利用
…1~1時間半程度
- トリミングコース(カットコース)を利用
…2~3時間程度
そもそもシーズーにカットは必要?しないとどうなる?
シーズーはダブルコートの犬種ですが、被毛が全身を覆う「フルコート」という特徴を持つため、カットをしないと床に付いてしまうくらい毛が伸びます。
本来は長毛を活かしたストレートヘアがスタンダードとなっていますが、細く緩やかなクセを持った被毛はお手入れを怠ると、あっという間にもつれたり毛玉ができて皮膚トラブルの原因になってしまいます。
また、服を着せることでも毛玉ができやすくなることから、お手入れのしやすさも兼ねて短めにカットする飼い主さんが多いのです。
シーズーは皮脂が多く皮膚トラブルを起こしやすい犬種でもあるため、こまめなブラッシングや定期的なカットをして、清潔に保ってあげることが大切です。
■ダブルコートとは
生えている被毛の種類がオーバーコートとアンダーコートの2種類を持つこと。オーバーコート(上毛)は太く硬い毛で、アンダーコート(下毛)は密集して生えている柔らかくてふわふわした毛。ダブルコートの犬種は換毛期があり、換毛期にはアンダーコートが抜けるが、シーズーは毛が生え変わるサイクルがほかの犬種に比べて長いため、換毛期でも抜け毛はそこまで多くない。
シーズーのカットに関するよくあるQ&A
ここでは、シーズーのカットに関する疑問を解決していきます。
子犬のカットはいつからしていい?
A.子犬のカットは、生後3ヶ月以降で最後のワクチン接種が終った1~2週間後から行いましょう。
カットはわんちゃんにとって精神的にも体力的にも負担が大きく、特に子犬は周りの影響を受けやすい時期でもあります。
恐怖心や嫌な思いからトラウマになってしまえばその後のカットは大きなストレスになってしまうため、カットをするのはある程度成長した3ヶ月以降にしてあげましょう。
また、いきなり全身カットをするのは子犬に負担をかけてしまうため、おしり周りや足先など、部分カットから始めることがポイントです。
シニア犬におすすめのカットは?
A.シニア犬(老犬)ではトリミングの負担を最小限にするために、バリカンを使用したサマーカットなどの全身を短めにするカットがおすすめです。特にシーズーは皮脂が多く、シニアになると皮膚トラブルを抱えやすくなるため、皮膚が蒸れないようにするという点からも短めにカットしてあげましょう。
短めにカットすることでトリミングの頻度を減らせることや、目元やおしり周りなど汚れやすい部分のお手入れもしやすくなります。
また、シニア犬ではトリミング中に体調が変化したり発作が起きる可能性もあるので、飼い主さんがすぐに動けるように自宅、もしくはトリミングサロン周辺で待機していたり、動物病院でのトリミングを利用するなど配慮してあげることが大切です。
シーズーのカットは自分でしていい?
A.ただ短くカットするだけであれば初心者でもできますが、安全面やスタイルの見栄えを考慮するとプロのトリマーにお任せすることをおすすめします。
愛犬が動かないように押さえるのはもちろん、バリカンやハサミで愛犬がケガをしないようにカットしたり、左右対称にカットするには慣れや技術が必要になります。
ゆくゆくは自分でカットしてみたい、と考えている飼い主さんは、足先やおしり周りなどを揃える程度にカットしたり、足裏のバリカンカットから始めてみましょう。
【徹底比較】犬用バリカンおすすめ10選|自宅で足裏カットができる【部分用・全身用】
まとめ
シーズーのスタンダードであるフルコートスタイルも美しいですが、カットすることで可愛い印象へガラリと変わりますね。その時々でさまざまなカットを楽しむことができるのは、毛の伸びを活かせるシーズーならでは!
愛犬にはどんなカットスタイルが似合うのか、いろいろチャレンジしてみてください。
■シーズーの人気カットスタイル一覧
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、INUNAVIが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
執筆者
- ペットライター
-
たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー