公開 2020.06.19 更新 2020.06.29
愛犬のストレスサインとは?下痢や噛むときなど症状別の解消法を紹介!

愛犬のストレスサインとは?下痢や噛むときなど症状別の解消法を紹介!

わんちゃんとお互いに楽しく過ごすためにしていることは何ですか?フードから健康をサポートしてあげたり、ドッグランで思いっきり遊んだり?

もちろんこれらもわんちゃんとのより良い生活を送るために大切です。ですが、実はわんちゃんの精神面のメンテナンスもしてあげることも、欠かせないポイントだったんです!

そこで今回は、わんちゃんのストレスの原因やストレスサイン、対処法を紹介!人間同様、わんちゃんもストレスが溜まると様々な不調が発生してしまうこともあります。愛犬と楽しく暮らすためにもストレスについて学んでみませんか?

ドッグトレーナー 堀江 祐樹

監修者

ドッグトレーナー
堀江 祐樹
愛玩動物飼養養管理士 / ペットグルーマー / ペットエステ

ちば愛犬動物フラワー学園でドッグトレーナー、愛玩動物飼養養管理士、ペットグルーマー、ペットエステの資格取得後、ドッグトレーナーとしてペットショップや犬の保育園で勤務してきました。現在はスクーカムという品種の猫とパピヨン、ミニチュアダックスの犬たちと楽しく暮らしています。ワンちゃんは言葉が通じない分、しつけは苦労する飼い主さんが多いです。ワンちゃんのしつけは性格や犬種などによっても変わります。プロにアドバイスを求めても無理な提案をされてしまい諦めてしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか?ワンちゃんのしつけに関して無理のないアドバイスを心がけています。犬のしつけのアドバイスはお任せください!

犬のストレスって何?

ラブラドールレトリバー犬のストレスと一口に言われても、そもそもどんなストレスがあるのでしょうか?人間と犬とのストレスの違いにも注目しながら、まずは犬のストレスを知ることから始めましょう。

「心理的ストレス」と「肉体的ストレス」の2種類がある

犬のストレスには、「心理的ストレス」と「身体的ストレス」の2種類があります。

「心理的ストレス」は環境の変化や留守番などの寂しさ、「身体的ストレス」はかまいすぎや無理な散歩などが原因にあげられます。

身体的なストレスはわかりやすい分、飼い主が行動に気を付けることで軽減しやすいものの、心理的なストレスは気をつけていても全てを防ぐのは難しいのが実情です。

犬と人間のストレスの違い

人間は自分でストレスを解消できるのに対し、わんちゃんは飼い主さんがストレスの原因や解消法を考えてあげないと対処できません。

今一度、わんちゃんがストレスを感じる原因がないか、サインを見逃していないか再確認してみてくださいね。

犬がストレスを感じる原因は?

ふせ
わんちゃんの抱えるストレスには、一体どんな原因が考えられるのでしょうか。

【ストレスを感じる原因】

  • 環境の変化による緊張や不安感
  • 運動不足で体力が有り余っている
  • かまいすぎて休息の時間が奪われてしまった
  • 急激な気温の変化による体調不良
  • 慣れない留守番で不安になった

環境の変化による緊張や不安感

最近引っ越しをした、もしくは家族が増えたなど、なんらかの環境の変化はありませんでしたか?

わんちゃんにとって環境の変化は、緊張や不安感など強く感じることがあり、ストレスの原因になり得ます。なんらかの環境の変化があった後は、体調や機嫌など気遣って見てあげてください。

運動不足で体力が有り余っている

運動はストレスを発散させるために非常に大切なことです。運動不足により体力が有り余り、イタズラをしてしまうことにもなりかねません。

最近イタズラが増えたという場合は、体力の発散場所がない、つまり運動不足の可能性あります。

かまいすぎて休息の時間が奪われてしまった

わんちゃんは飼い主さん大好き、遊んでもらえると大喜びすると思いますが、かまいすぎもストレスの原因となってしまいます。

わんちゃんにも休息の時間はとても大切なこと。のんびりしてるときや寝ているときは構わずにそっとしておいてあげましょう。

急激な気温の変化による体調不良

気温の変化が大きいとわんちゃんも体が変化について行けず、体調を壊してしまうことも…。

とは言っても、家の都合上室温調整が追いつかない場合もあるでしょう。気温の変化の大きい季節は、暖かい場所と涼しい場所を作ってあげるのがおすすめです。

慣れない留守番で不安になった

慣れていないわんちゃんにとって留守番は、とても寂しくストレスを感じる時間です。普段はテレビの音や飼い主さんの生活音が聞こえていますが、留守番だと家が静か。普段とは違う様子にわんちゃんは不安を感じてしまいます。

留守番でストレスを与えないためには、子犬の頃から留守番に慣らしておくことが一番。慣れていない場合は、可能な限り普段と変わらない生活環境にしてあげると寂しさも軽減しますよ!

ストレスサインでストレスの有無を判断できる


では、わんちゃんがストレスを抱えているか判断するにはどうすればいいのでしょう?

わんちゃんがストレスを感じている時には、ストレスサインとして現れている場合があります。

【ストレスサイン】

  • イライラしている
  • 下痢や吐くことが増えた
  • 脱毛がある
  • 体をやたら舐める、掻きむしる

最近愛犬がイライラしていて怒りやすくなっている、イタズラが増えて困っている。そんな場合は、ストレスが原因かもしれません。

体をなめ続けていて臭くなってしまう、毛が抜けてきてしまった、という場合もストレスサインである可能性を考えてみてくださいね。

ストレスの解消方法を覚えておこう

運動するボーダーコリー
ストレスサインなどからわんちゃんがストレスを感じているとわかったら、以下の解消方法を試してみましょう!

【ストレス解消法】

  • 運動を十分にさせる
  • 部屋が過ごしやすい室温か確認する
  • 落ち着く場所の確保
  • 環境の変化をつけすぎない

運動時間は、毎日確保してあげたいところ。散歩へ行けないときは頭を疲れさせるのも有効なので、知育玩具も取り入れてみてくださいね。

また、環境の変化がある場合は、今まで過ごしていた環境に近づけてあげることも効果的です。

まとめ

飼い主とジョギングする犬
私たちに生きがいや癒しを届けてくれるわんちゃんですが、人間と同様にストレスを感じます。ストレスサインを理解して、いつもと違った行動があれば原因を探り解決方法を試していきましょう。

飼い主である私たちがわんちゃんのストレスを理解して、お互いに楽しく暮らせるように生活を整えていきましょうね♪

ドッグトレーナー 堀江 祐樹

執筆者

ドッグトレーナー
堀江 祐樹
愛玩動物飼養養管理士 / ペットグルーマー / ペットエステ

ちば愛犬動物フラワー学園でドッグトレーナー、愛玩動物飼養養管理士、ペットグルーマー、ペットエステの資格取得後、ドッグトレーナーとしてペットショップや犬の保育園で勤務してきました。現在はスクーカムという品種の猫とパピヨン、ミニチュアダックスの犬たちと楽しく暮らしています。ワンちゃんは言葉が通じない分、しつけは苦労する飼い主さんが多いです。ワンちゃんのしつけは性格や犬種などによっても変わります。プロにアドバイスを求めても無理な提案をされてしまい諦めてしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか?ワンちゃんのしつけに関して無理のないアドバイスを心がけています。犬のしつけのアドバイスはお任せください!

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