公開 2021.06.09 更新 2022.01.06
愛犬を理由に仕事を休みづらい人は約8割!?飼い主の職場環境を徹底調査!【犬の現・元飼い主500人にアンケート】

愛犬を理由に仕事を休みづらい人は約8割!?飼い主の職場環境を徹底調査!【犬の現・元飼い主500人にアンケート】

近年、日本でも「わんちゃんは家族の一員である」という考えも徐々に定着し、働き方改革の一環としてペット同伴出勤可能やペット休暇といった制度がある企業も少しずつ増えてきました。

海外では、大手企業のAmazonに7000匹のわんちゃんが同伴出勤している※1ことで日本でも話題となりましたが、アメリカやイギリスでは同伴出勤を認めている企業は多く、同伴出勤が難しい企業であってもわんちゃんを職場に連れて行く日があります。

「犬」を飼ったことのない人にわんちゃんの素晴らしさを知ってもらう保護犬を迎えるきっかけにするという目的が込められているのですが、わんちゃんが理由で休みにくい空気が強い日本では考えられない羨ましい取り組みですね。

そこで今回INUNAVIでは、わんちゃんの現・元飼い主さん500人(現飼い主272人 / 元飼い主228人)を対象に「働き方や職場の環境」に関するアンケートを実施しました。

実際に愛犬が理由で仕事を休むと言いにくいのか、職場に愛犬を連れて行きたいかなど、職場の環境に対する飼い主さんの本音をご紹介します。

※1参考:Amazon

ペット同伴出勤可能やペット休暇などの制度がある会社があることを知ってる?

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

■ペット同伴出勤やペット休暇などの制度がある会社の認知
・知らない…79.8%(399人)
・知っている…19.8%(99人)
・そういう職場で実際に働いている・いた…0.4%(2人)

ペット同伴出勤やペット休暇などの制度がある会社の認知について最も多い回答は「知らない」79.8%でした。

近年は、テレビ報道でもたまに取り上げられることがありますが、ペット同伴出勤などを良しとしている企業はまだまだ少ないためか、意外にも認知度は低いようです。

そのことについては実際、「そういう職場で実際に働いている・いた」と回答した飼い主さんは0.4%しかいなかったということからもうかがえますね。

愛犬が理由で会社や学校を休んだことはある?

飼い主の職場環境 のグラフ

■わんちゃんが理由で休んだ経験について
・仕事や学校を休んだことはない…57.8%(289人)
・仕事や学校を休んだことがある…19.0%(95人)
・休んだことはないが遅刻や早退をしたことがある…15.8%(79人)
・働いていない…7.4%(37人)

飼い主の職場環境

■飼い主さんの当時の状況について
・自宅以外で働いている・いた…59.6%(298人)
・学生・学生だった…17.0%(85人)
・自宅で働いている・いた…16.0%(80人)
・働いていない…7.4%(37人)

わんちゃんが理由で仕事や学校を休んだ経験があるかについて最も多い回答は「仕事や学校を休んだことはない」57.8%でした。

しかし、「仕事や学校を休んだことがある」19.0%「休んだことはないが遅刻や早退をしたことがある」15.8%を合わせると、34.8%の飼い主さんは仕事や学校に支障をきたしたようです。

わんちゃんは生きものなので、体調を崩せば子供のように看病をしなければいけないこともあるため、どうしても仕事や学校を休んだり、遅刻や早退をすることはありますね。

わんちゃんを飼っていた時期や状況も関係しているのか分析!

「仕事や学校を休んだことはない」と回答した飼い主さんが多かったので、わんちゃんを飼っていた時期や状況も関係しているのか分析してみました。

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

今回のアンケートでは、現在飼っている飼い主さんから10年以上前に飼っていたという飼い主さんまでいましたが、あまり時期や状況は関係ないようです。

また、一人暮らしならともかく、家族で暮らしていれば誰かがわんちゃんのお世話をすることができるため、「自分は休まなかった」ということなのかもしれません。

愛犬が理由で仕事を休まなければいけなくなったらどうする?

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

■わんちゃんに何かあったときの対応について
・休むと思う…51.8%(259人)
・遅刻や早退をするかもしれない…35.6%(178人)
・休むとは思わない…12.4%(62人)
・休まずに職場に連れて行くと思う…0.2%(1人)

わんちゃんが理由で休まなければいけなくなったときの対応で最も多い回答は「休むと思う」51.8%でした。

次いで「遅刻や早退をするかもしれない」35.6%と合わせると、87.4%の飼い主さんはわんちゃんに何かあったときは休むなどの対応をしようと考えているようです。

前章の回答に比較して分析

前章では「仕事や学校を休んだことがない」と回答した飼い主さんが半数以上でしたが、休まなければいけなくなったときの対応は「休むと思う」が半数以上ということから、詳しく分析してみました。

飼い主の職場環境 (3)

「仕事や学校を休んだことはない」と回答した飼い主さんの多くが、「休むと思う」「遅刻や早退をするかもしれない」と回答していることがわかりますね。

このことから、今まで休むようなことがなかった、あるいは休みたかったが休めなかった、休まなくて後悔したことがあるといったことが推測されます。

愛犬を職場に連れて行きたいと思う?

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

■わんちゃんの職場の同伴について
・連れて行きたくない…55.8%(279人)
・必要なときは連れて行きたい…27.2%(136人)
・連れて行きたい…17.0%(85人)

わんちゃんの職場への同伴について最も多い回答は「連れて行きたくない」55.8%でした。

「連れて行きたい」17.0%と「必要なときは連れて行きたい」27.2%を合わせた飼い主さんを若干上回る結果ですが、ペット同伴出勤が可能な企業が少ないながらも徐々に増えてきている今、なぜ連れて行きたくないと思うのでしょうか。

また、連れて行きたいと思う飼い主さんはなぜそう思っているのでしょうか。それぞれの飼い主さんのコメントを紹介します。

「連れて行きたくない」飼い主さんのリアルなコメント

男性 / 30代
男性 / 30代
周りに迷惑をかけてしまう可能性があるし、そこまでする必要は無いし、もしペットを職場に連れてきている人が周りにいたら引く
女性 / 50代
女性 / 50代
周りの誰もが犬好きとは限りませんし、やはり自分自身が仕事に集中できなくなると思うので連れていきたいとは思いません。しかし、その仕事内容や職場環境によって変わるので、絶対とは言い切れないという気持ちもあります
女性 / 20代
女性 / 20代
「注目されたくて連れてきてる」と裏で言われそうだから
女性 / 30代
女性 / 30代
吠えたり粗相をしたり、職場の迷惑になってしまいそうなので、連れていきたくないです。無駄な心労が増えそうです
女性 / 50代
女性 / 50代
連れて行きたい気持ちはあるが、そういう環境が整っていないと、気になって仕事にならないと思うから
そのほかのコメント

「日本ではあまりそういった文化は浸透していないので、受け入れられるか心配だから」男性 / 30代
「ラッシュの電車に連れて乗るのは大変なので」女性 / 40代
「道中や現場で何かあったら心配だから。迷子など」男性 / 40代
「周囲からの目が怖い」男性 / 40代
「可愛がっているので、大ぜいにさらすのはイヤ。また、25キロくらいある犬なので、連れて行くのに苦労するから」女性 / 40代

「迷惑がかかる」「仕事に集中できない」「仕事とプライベートは分けたい」といったコメントが多くありましたが、「犬のストレスになりそう」というコメントもあり、わんちゃんのことを考えて「連れて行きたくない」という飼い主さんもいるようです。

「必要なときは連れて行きたい」飼い主さんのコメント

女性 / 30代
女性 / 30代
突発の病気や怪我で経過観察が必要な場合は仕事を休みたいですが、やむを得ない場合もあるのでペットを連れて行ける職場だと嬉しいです。ペット病院などに預けていて最後をみとれなかった話も聞いたことがあるので、不安があればペットのそばにいたいです
女性 / 20代
女性 / 20代
必要な時にそばにいられないのは仕事への集中を欠くが、そうでないときに連れていくのは犬が疲れてしまう可能性があると思うから
女性 / 20代
女性 / 20代
わんちゃんにも1人の時間が必要かと思うので基本的には連れて行きたくないのですが体調面などで不安なことがあれば連れていきたいです
女性 / 40代
女性 / 40代
当時の職場は動物を連れていけなかったので、老犬で病気になった際に3ヶ月間毎日動物病院に預けて職場に行ってました。留守番されるのは不安なので、必要な時だけでも良いので職場に連れていく事が出来たら非常にありがたいと思いました
男性 / 50代
男性 / 50代
老齢になってくると、常に目が離せなくなる場合もあるかと思うので
そのほかのコメント

「真夏などにエアコンが壊れた際、直るまでの期間だけでも連れて行ければ、熱中症を防げるから」女性 / 20代
「災害時やどうしても一人にしておけないときに連れていきたい」女性 / 30代
「犬が体調の悪いときは連れていきたくないが、(自分が家にいてついている)元気なら、一緒に働きに行けるなんて嬉しい。顔を見るだけでストレスが無くなりそう。ただ、ちゃんと仕事中、待っていられるか、疲れないか等々、心配で、結局、家に留守番させることが犬にとっては幸せだと思う」女性 / 50代
「職場の環境が逆にストレスになってしまったら嫌なので、いつもと様子が違うが休むまでではない時、時間が長くなってしまいそうな時は連れて行きたい」女性 / 30代
「子供の仕事なので、もしできるならアニマルセラピー的な感じで一緒にいられたらいいな」女性 / 30代

「体調面に不安があるようなときは家に一人でお留守番させるのが心配」というコメントが多く見られました。

例年、熱中症で命を落とすわんちゃんがいることからか、夏場のお留守番を不安に思う飼い主さんもおり、停電の心配やエアコンの故障、飲み水の問題などから暑い日は職場に連れて行きたいと心配になる気持ちは共感できます。

「連れて行きたい」飼い主さんのコメント

女性 / 30代
女性 / 30代
ペットと一緒に出勤できるなら心の平穏も保てそうだしなにより会社に行くのが楽しくなりそうでやってみたい
女性 / 30代
女性 / 30代
犬も人間の子供と同じように大切な存在なので、たとえば犬が病気してしまったときなどは仕事よりも優先したいし、連れて行けるときは連れて行きたい。だけどそこまで理解されていないのが現状だと思うので、少しずつペットと飼い主にとって優しい社会になればいいなと思います
女性 / 30代
女性 / 30代
ペットと言えども自分の家族なので、子供の託児所のような施設があれば、安心して仕事ができるから
男性 / 30代
男性 / 30代
職場の同僚に犬を自慢したい
女性 / 50代
女性 / 50代
家にいたいか、それとも一緒に職場に行きたいかは犬の性格にもよるので一概には言えませんが、職場に連れてきてもいいという選択肢が増えるだけでもありがたいからです
そのほかのコメント

「老犬なのでごはんを1日4回に分けなければいけないし、お昼の薬の時間も決まっています。発作が起きたときの対応もしなければいけないので、心配だから」女性 / 40代
「現在飼ってる子がシニア犬なので何があるかわからないから。少しでも長く一緒にいたいから」女性 / 30代
「すでに老犬で立ち上げれなくなっているため」女性 / 30代
「老犬になってくるとおむつの交換等があるため」女性 / 20代
「寂しがっているのを見るとこちらまで悲しくなります」男性 / 30代

「ずっと一緒にいたい」というコメントもありましたが、「高齢だから」「介護が必要だから」というコメントが多く見られました

わんちゃんがシニアになると目が離せないこともでてくるため、常に目が届く場所にいてほしいと思う飼い主さんが多いのかもしれません。

実際に愛犬を職場に連れて行ったことはある?

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

■わんちゃんを職場に同伴した経験について
・職場に連れて行ったことはない…82.0%(410人)
・働いていない・いなかった…13.2%(66人)

・自宅で仕事をしている・いた…3.2%(16人)
・職場に連れて行ったことがある…1.6%(8人)

わんちゃんを「職場に連れて行ったことがある」と回答した飼い主さんは1.6%でした。

わんちゃんの同伴出勤が可能な企業が少ないように、「職場に連れて行ったことはない」82.0%が最も多い回答でしたが、連れて行ったことがある飼い主さんが僅かでもいたことは微笑ましい結果なのではないでしょうか。

連れて行ったことのある飼い主さんは、どんな状況であったかどんなエピソードがあったかのコメントをご紹介します。

職場に連れていったことのある飼い主さんのコメント

女性 / 30代
女性 / 30代
職場の近くの動物病院がかかりつけ医で、ちょうどその時、犬の体調が悪く、朝晩と点滴に通っていました。すると上司が行ったり来たりが大変だろうから日中キャリーに入れて置いてていいよと言ってもらえました。たまたまその上司や同僚が犬好きなのと、うちの犬に何度も会ってたので私よりも周りがお世話をしてくれてすごく助かりました
女性 / 40代
女性 / 40代
休日出勤に少しだけ出た時に連れて行った。場所見知りなのかおとなしくしてました
男性 / 40代
男性 / 40代
自宅から徒歩で行ける場所なので場所を教える理由と社内でうちの子の話をよくしていて、会わせてあげようと顔見世だけですがしに行きました
女性 / 30代
女性 / 30代
休日に急遽一瞬だけ顔を出すことになったので、キャリーケースにいれて出勤。吠えることもなく落ち着いていました
女性 / 20代
女性 / 20代
事務仕事をしており横にケージを置き連れて行っています
そのほかのコメント

「休みの日に、トリミングの帰りに連れて行ったことがあります」女性 / 60代
「環境が変わって戸惑っていた」男性 / 30代
「ペットショップで働いていたから、仕事終わりにトリミングをするために連れて行った」女性 / 30代

初めての人に会うと興奮して吠えてしまうわんちゃんもいますが、職場ではお利口さんにしているというコメントが多くありました。

また、わんちゃんを好きな上司やある程度理解のある職場だと、必要なときはわんちゃんを連れて行くことができるのかもしれません。

そもそも愛犬が理由で仕事を休むと言いにくい?

犬の飼い主の職場環境に関するグラフ

■仕事を休む理由について
・言いにくいからウソをつく…45.8%(229人)
・言いにくいが本当のことを言う…33.2%(166人)
・言いにくくない…11.2%(56人)
・休むことはないと思う…9.8%(49人)

仕事を休む理由がわんちゃんであることについて最も多い回答は「言いにくいからウソをつく」45.8%でした。

「言いにくいが本当のことを言う」と回答した飼い主さんも33.2%いることから、8割近い飼い主さんはわんちゃんが理由で仕事を休むと言いにくいと感じているようです。

どうしてそう感じるのでしょうか。それぞれの飼い主さんのコメントをご紹介します。

「言いにくいからウソをつく」飼い主さんのリアルなコメント

女性 / 40代
女性 / 40代
その理由で休んだ人が、影口をたたかれていたのを目の当たりにしたことがあるので
男性 / 30代
男性 / 30代
中にはたかが動物で休むなと思う層もいます。犬も家族の一員なので、嫌な顔されるのは心が痛いし、腹が立ちます。なのでできるだけ理由は言わずに私用で休みます
女性 / 30代
女性 / 30代
ペットを飼っていない人にはなかなか理解されないし、裏で何か言われるのが面倒だから
女性 / 40代
女性 / 40代
子供や家族が理由だと休ませてくれるけど、「犬が」というと休ませてもらえないことが多い。犬を飼っていたり、理解のある上司はわかってくれるが、犬を飼っていない人には理解してもらえないから
男性 / 40代
男性 / 40代
日本社会では犬や猫等のペットの理由で仕事を休むという事は理解されづらいので正直に言っても仕事は休ませてもらえないからです
女性 / 20代
女性 / 20代
ペットを飼っていない人が上司だとたかが犬のことでと思われてしまうのが怖いから。仕事に穴をあけられないから。愛犬が亡くなった日もエンゼルケアだけして泣く泣く出勤しました。亡くなる時間がもう少し遅ければ嘘をついて休みを取り、看取ったと思います」
そのほかのコメント

「子供の発熱でも嫌味を言われるのに、わんちゃんが理由だと怒鳴られるだけだから」女性 / 40代
「犬で休むと言うと呆れられるからです」男性 / 20代
「ペットの病気などで休むと責任感がないと思われそうなので本当の理由は言えない」女性 / 30代
「自分にとって大切な家族だが他人には伝わらないから」女性 / 30代
「実際にペットのことを理由にして休んだ人がいて、「常識がない」と陰口を言われていたから」女性 / 30代

「言いにくいからウソをつく」と回答した飼い主さんの多くは、わんちゃんを理由にすると、「理解してもらえない」「休ませてもらえない」と感じているようです。

実際に「わんちゃんを理由に休んでいる人が陰口を言われている現場を目の当たりにした」というコメントはいくつもあり、「わんちゃんも家族の一員」という理解を得るまでは遠い道のりなのかもしれません。

「言いにくいが本当のことを言う」飼い主さんのコメント

女性 / 20代
女性 / 20代
ペットを飼っていない、理解のある上司だと思えないし、そんなことで?と言われるのが怖いため言い難いが、嘘をついても仕方がないので
男性 / 30代
男性 / 30代
家族であり相棒だからウソで報告したくない。なんて思われようがそんなの気にしないです。それに部下は飼ってる猫で帰らせてますし
女性 / 30代
女性 / 30代
切羽詰まった状況のことが多いので、正直に伝えた方が嘘を重ねて辻褄が合わなくなるよりも信用を失うリスクが少ないから
女性 / 50代
女性 / 50代
犬を飼っていることや大事にしてることを知っているので休むことに抵抗はあるが本当のことは言う
男性 / 30代
男性 / 30代
まず、状況に関係なく嘘はできる限り避けるべきだと考えます。ただペットに対しての理解には個人差があるため「理解を得られないのではないか」という不安もあるので言いにくいというのが本音です
そのほかのコメント

「ワンちゃんのために嘘はつきたくない」男性 / 40代
「その休まなくてはならない理由がその一度とは限らないので、嘘はつかないと思います」女性 / 50代
「犬のことで休むのか、と言われそうで怖いがあとから詮索されるのもいやなので」女性 / 20代
「一度うそをついて休むとずっとうそをつき続けなければならない気がするから」女性 / 20代
「命に関わる時は、仕事より大切だからです」女性 / 50代

「言いにくいが本当のことを言う」と回答した飼い主さんでは、「後々のことを考えて」「ウソはバレたら面倒」「本当のことだから」「ウソをつきたくない」といったコメントが多く見られました。

ほとんどの飼い主さんが「理解が得られるとは思わないが~」とコメントしているのを見ると、わんちゃんが理由とは「言いにくい」ことには変わりはないようです。

「言いにくくない」飼い主さんのコメント

女性 / 30代
女性 / 30代
ペットは家族の一員という意識が世の中に定着しつつあるため、理解が得られるのではないかと思います。ペットを理由に仕事を休むことが恥ずべきことだとは思いません。社会人として、重要な案件があるのであればそこは配慮してしかるべきですが
女性 / 30代
女性 / 30代
上司が、体調の悪い犬の世話をするために休みを取っていたから
男性 / 50代
男性 / 50代
社会的にペットは家族の風潮が強くなってきている
女性 / 40代
女性 / 40代
社長が大の犬好きの人で、会社内でも動物を飼っている人が多いため言いにくくありません。実際に4年前に私が当時飼っていた犬が突然病気になり、1週間程で亡くなってしまいましたがその時も早退や遅刻をしましたが社長や周囲の方に理解していただけたので助かりました
男性 / 40代
男性 / 40代
日頃から犬優先主義なので仕事か犬か選べと言われたら犬を選ぶと公言している
そのほかのコメント

「家族なので」女性 / 40代
「家庭の事情として伝えて、詳細を聞かれたら普通に話せるから」女性 / 20代
「大切な存在だから別に言いにくくない」男性 / 30代
「僕が愛犬家であることを同僚は知っているからです」男性 / 30代
「理解力のある会社だから」男性 / 30代

「言いにくくない」と回答した飼い主さんの多くは、「大切な家族だから」とコメントしていましたが、上司や社長がわんちゃんを飼っていたり、理解を示してくれている職場であることが大きいようです。

また、「愛犬家であることを公言している」という飼い主さんもおり、自然と言いやすい環境を作っているのかもしれません。

「休むことはないと思う」飼い主さんのコメント

男性 / 20代
男性 / 20代
愛犬を理由に仕事を休むと社会的信用を無くしそうだと感じ、職場での評価やキャリアに影響が出そうなため、愛犬を理由に仕事を休むことはないと思っているから
男性 / 50代
男性 / 50代
周りにそういう人がいないから
男性 / 40代
男性 / 40代
言いにくいし、嘘もつきたくないからです
女性 / 30代
女性 / 30代
仕事を休みたくないから
女性 / 50代
女性 / 50代
ペットは子供とは違うので、いかなる理由も許されないと思う
そのほかのコメント

「ペットで休むことはない」女性 / 40代
「人手不足なので言いにくい」男性 / 20代
「常識的に考えて犬の為に仕事を休むなど絶対無理」女性 / 40代
「子どものことでも休みにくいのに、犬のことで休めません」女性 / 50代
「間違いなく許してくれないと思う」男性 / 40代

「休むことはない」と回答した飼い主さんでは、「仕事が優先」「言いにくくて休みにくいから」というコメントにはっきりと分かれていました

しかしこれは、現在の日本がどんな理由であれ有給休暇ですら取りにくいということが問題視されているように、休みにくい環境であることが浮き彫りになったのではないでしょうか。

愛犬の病気や介護などがきっかけで仕事を辞めたことはある?

愛犬の病気や介護などがきっかけで仕事を辞めたことはある?

■病気や介護で仕事を辞めたことについて
・辞めようと考えたことはなく、辞めたこともない…69.8%(349人)
・働いていない…14.6%(73人)
・辞めようと考えたことはあるが、辞めたことはない…14.4%(72人)
・辞めたことがある…1.2%(6人)

わんちゃんの病気や介護がきっかけで「仕事を辞めたことがある」と回答した飼い主さんは1.2%でした。

辞めてはいなくても「辞めようと考えたことはある」と回答した飼い主さんも14.4%おり、これは仕事とわんちゃんのお世話を両立することが大変なことを表しているようにも感じられます。

病気や介護が必要になると、時間の制限や急に仕事を休んだり、長期間に渡って何日も続けて休むといったこともあるため、理解のある会社でなければ仕事を続けていくのは難しいのかもしれません。

シニア犬は愛らしい!介護で大変なことやシニアになる前にやりたかったことは…?【現・元飼い主121人アンケート】
シニア犬は愛らしい!介護で大変なことやシニアになる前にやりたかったことは…?【現・元飼い主121人アンケート】

愛犬に関して職場の人や職場に望むことは?

わんちゃんと暮らす飼い主さんは、職場の人や職場にどんなことを望んでいるのでしょうか。

「本当のことが言える環境を」「偏見を持たないで」休む理由に関するコメント!

女性 / 20代
女性 / 20代
飼っている人に対して家族のようなものなので、休む理由で偏見をもたないでほしい
女性 / 40代
女性 / 40代
わんちゃんが病気や介護の場合、突然体調が悪くなったりすることが多いのでわんちゃんを理由で休める仕組みだったり、せめて本当の事を話せる体制にして頂きたら助かります。休めたとしても本当の理由を言うだけであまりよく思われないので、ペット休暇などがあれば堂々と休暇が取れるのかなと思いました
男性 / 40代
男性 / 40代
仕事を休む理由にならないと思われるのが残念です
女性 / 30代
女性 / 30代
正直に休む理由を話せるぐらい、犬が理由で休んだり遅刻早退することに理解のある社風だといいなと思います。「ペットのために休んだんだって(笑)」などという陰口の出ないぐらい、珍しくない環境であるのが理想です
女性 / 40代
女性 / 40代
わんちゃんが理由で、仕事を休むことに理解してもらえるような職場になればいいと思います。犬は動物ですが、人間と同じ生き物です。体調が悪くなることもあるし、飼い主ならそれを面倒見なくてはいけないことがあることを、すべての人にわかって欲しいです
そのほかのコメント

「批判だけはしないでほしい」男性 / 30代
「ペットが理由で休んだり遅刻せざるを得ない場合があり、それに対していい印象を持たないのであれば、ぜひ職場にペット同伴や専用の部屋を設置してほしい」女性 / 30代
「ペットの体調が悪い時などは、病院に行くためにも快く休める環境があればいいと思う」女性 / 40代
「動物介護でも休める世の中になって欲しい」男性 / 40代
「公にペット休暇などがあって言いやすい環境ならいいなと思う」女性 / 40代

飼い主さんの多くが、「わんちゃんを理由で休むことを言いやすくしてほしい」とコメントしていました。

休むにあたってウソをつくにしろ本当のことを言うにしろ、「言いにくい」と感じている飼い主さんが79.0%いることを考えると、もっと言いやすい環境であってほしいと思うのも当然なのかもしれません。

「人間と一緒で病院に行くこともある」「もしものときは」と望むコメントも!

女性 / 30代
女性 / 30代
ペットは家族同然なのでもし体が弱くなって最後の時が近づいている時はペット休暇など特別なお休みでお休みさせてもらえるとありがたいです
男性 / 30代
男性 / 30代
わんちゃんも人と一緒で体調が悪くなる事もありますので、病院に行くことがあることを理解して頂きたいです
女性 / 20代
女性 / 20代
先月、あったことなのですが、実家で暮らしている柴犬が亡くなくなりました。私は仕事が休みだったので、亡くなる前から火葬まで、ずっと傍にいれたんですが。亡くなる前から容態が良くなく、母は、仕事を半日お休みを取れましたが、翌日の火葬の時には、「何日も、休ませてはくれない。動物ぐらいで休むの?って思う人は、多分いると思う。」と言って、仕事に出勤し、最後に、お見送りできず、後悔が残っていると思います。そういう時に職場の人が、ペットは家族、自分の子供、兄弟だというふうに、理解があって、休むことを変に思わないでほしいです
女性 / 20代
女性 / 20代
飼ったことない人は特に犬の病院ぐらいで休むなと言う人が多いので犬も子供も一緒というのを理解して欲しい
男性 / 30代
男性 / 30代
犬も人間と同じ人間であり、飼い主からすれば家族ですので急な体調不良などについてはある程度寛容であってほしいと思います
そのほかのコメント

「犬の病気、介護で休むのに偏見をもたないでほしい」女性 / 30代
「急病や危篤の時などは人と同じで誰かが見ている必要があることを理解してほしい」女性 / 20代
「人間と同じように急に体調が変化することもあるということを理解して欲しい」女性 / 40代
「家族の一員であり命は人と変わらない事を理解してもらえるとすごくありがたいです」女性 / 30代
「ペットも家族ということをよく理解して欲しいと思う。子供に置き換えて考えてみると、やはり一人にしておくのは可哀想だし、病気や怪我をした時はすぐに駆けつけたいと思うと言うことを知っておいて欲しい」女性 / 20代

「休むことを言いやすくしてほしい」とコメントした飼い主さんと同じくらい、「体調が悪くなることがあることをわかってほしい」とコメントする飼い主さんがたくさんいました。

「犬」と暮らしたことのない人にしてみれば、わんちゃんの存在を「命あるもの」として理解することは難しいのかもしれません。

しかし、わんちゃんと暮らすということは命を預かることなので、飼い主さんは家族同様にきちんとケアをしてあげたいと感じているようです。

そのほか「結婚できなくなると言わないで」「心の支え」というコメントも!

女性 / 20代
女性 / 20代
自営業(農家)なので自由がきくのですが、逆に、従業員に連れてきていいよと言えるような設備を、必要であれば整えたいです
男性 / 30代
男性 / 30代
ペットを心の支えにしている人もいるので理解してもらいたい
女性 / 20代
女性 / 20代
ペットを飼っている人が、どれだけ大事にしているか理解が必要だと思います。子育ての理解と同じく必要なことだと思います。たかがペットのために…などと心ないことをいう人がいない職場環境がいいですね
女性 / 30代
女性 / 30代
わんちゃんだけに限りませんが、飼うと結婚できなくなるという発言はやめてほしいです
女性 / 20代
女性 / 20代
ペットを飼っているため飼育臭がするのは仕方ないことなので、匂いには気を配っているが、それに対して臭いなどと他人にも言わなくていいと思います。ペットの匂いよりも人がつけている香水やコロンの方がきついと思います
そのほかのコメント

「ワンちゃんをペットとして認識してる人がまだ凄く多いです。ワンちゃんは家族です。その辺をご理解頂きたいです」男性 / 40代
「わんちゃんはペットではなく、家族や子どもと一緒の感覚であるということを理解してほしい」女性 / 40代
「自分は連れて行かないと思うけれど、職場の誰かが連れて来てくれたら、歓迎すると思う」女性 / 40代
「長時間の勤務の時は事務所に連れて行っていい日を作ってほしい」女性 / 30代
「犬を職場に連れて行っても誰にも嫌がられないような職場」男性 / 20代
「職場で犬を飼うことを希望。セラピー効果が得られるから」男性 / 50代

全体的に「わんちゃんを家族の一員として認めてほしい」というコメントが圧倒的に多いのですが、「職場で犬や猫を飼ってほしい」「犬の話をしてももっと温かい目でみてほしい」といったものから「結婚」や「ペット臭」についてのコメントもありました。

職場にはさまざまな人が働いていますが、わんちゃんやペットに対する極端な偏見を持った人も少なからずいるというのは残念なことですね。

犬の飼い主ならではの会社にあったらいいなと思う福利厚生は?

近年は、企業の福利厚生も多様化してきて、中にはオリジナリティー溢れる福利厚生を受けられる職場もあります。しかし、わんちゃんに対する福利厚生はなかなか…。

そこで飼い主さんに、あったらいいなと思う福利厚生について答えてもらいました。

女性 / 30代
女性 / 30代
託児所完備の会社はありますが、ペットを預かって世話をしてくれる施設のある会社というのは聞いたことがないので、あると嬉しいかもしれません。あとは、ペットが参加できる社員旅行とか
女性 / 20代
女性 / 20代
犬の介護休暇。無給でも構わないので、いよいよ危ないとなった時の数日間だけでもそばにいてあげたかった
女性 / 40代
女性 / 40代
犬のための休日があるなんて、素晴らしい取り組みだと思いました。犬嫌いやアレルギー持ちの方には、働きづらい環境かもしれませんが、こういった取り組みが出回ることにより、愛犬家が増えていくことが有ると嬉しく思います。そんな企業があれば是非働きたいです!実際、うちの子達はまだ3歳と若く元気ですが、老犬になって、看病が必要になった暁には、仕事を辞めるつもりでいます。(すでに家族にも公言済)なので、会社として犬を連れて行っても良いということになれば、老犬になっても辞めることなく、仕事をしながらずっと見守ってあがられると思います
男性 / 50代
男性 / 50代
犬に限った事ではありませんが、飼っているペットを出張で誰も面倒をみる事ができない時、会社に預けられるとか、会社と提携しているペットホテルが優先的に安く利用できたりするとうれしいと思います
女性 / 40代
女性 / 40代
狂犬病予防接種など、シーズンごとに必要なケアや、犬が急病の時などに「ペットケア有給」みたいなものがあると良いと思う
女性 / 30代
女性 / 30代
ペットが亡くなった時は人と同様で忌引きがあっても良いと思う。ペットも家族だから。ペットの介護や通院などが必要な場合は、時短勤務にしてほしい
そのほかのコメント

「夏場様子を見に行けるように昼休みを長くほしい」女性 / 30代
「介護での休暇や短縮勤務が認められるなら、同じようにペットの介護でも休暇や短縮勤務を認めてほしい」男性 / 20代
ペット同伴でのキャンプやイベントがあればいい」女性 / 50代
「家族手当みたいなペット手当が欲しい」男性 / 30代
「会社で社会保険があるように、申し出をすればペット保険も加入できるといった事があると良い」女性 / 40代
バースデー休暇、避妊去勢手術休暇、リフレッシュ休暇、通院休暇など」男性 / 60代

多くの飼い主さんが望んでいるのは、「わんちゃんに関する休暇」でした。

わんちゃんも人間同様に病院にかかることがありますが、動物病院は土・日曜日や祝日がお休みであることが多く、なかなか自分の休みの日に連れて行くということは難しいことが容易に推測できます。

また、「託児所」や「ペットホテルとの提携」を望むコメントもあり、日本の企業はわんちゃんの飼い主さんに対しても働きやすい環境作りを見直す時期にあるのかもしれません。

実際にペット同伴出勤やペット休暇を取り入れている企業は?

INUNAVI編集部で調査したところ、日本でもペット関連企業を中心にペット同伴出勤やペット休暇などの制度を取り入れている企業が複数社ありました。

例えば、わんちゃんのフレッシュフード「CoCo Gourmet(ココグルメ)」を製造販売している株式会社バイオフィリアでは、驚くべき取り組みが…!

ペット同伴出勤はもちろん、ペット扶養手当(ボランティアで一時預かりをした場合も)・ペット忌引・動物ボランティア休暇・ペットを連れて行けないときや体調が悪い場合のリモートワーク推奨など、わんちゃんの飼い主さんには嬉しい福利厚生※2と言えるでしょう。

同伴出勤をしたわんちゃんは社内を自由に歩き回れるほか、休憩時間はお散歩をしたり遊んだりすることもできるのでわんちゃんのストレスの心配もありませんね。

ほかにも、

・ネスレ日本株式会社 ネスレピュリナペットケア
・株式会社PETOKOTO(旧株式会社シロップ)
・マースジャパンリミテッド
・有限会社UGペット
・合同会社PET HOUSER

といった企業が、ペットの同伴出勤やペット休暇、自社製品の割引きなどの制度を取り入れています。

こういった取り組みが、少しずつでも広がっていくことは嬉しいことですね。

※2参考:PRTAIMES「株式会社バイオフィリア」

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ココグルメの口コミ評判・安全性を徹底検証|獣医師や飼い主の評価は?

今回のアンケートについて

【アンケート調査概要】
・アンケート内容:「犬の飼い主さんの働き方や環境」に関するアンケート
・調査方法:インターネット調査
・アンケート対象:10~60代の全国の犬の現・元飼い主さん500名(男性148名 / 女性352名)
・アンケート実施期間:2021年6月3日~6月4日

【アンケート項目】
Q1:わんちゃんを飼っている状況を教えてください
Q2:わんちゃんを飼っている・飼っていたときのあなたの状況を教えてください
Q3:ペット同伴可能やペット休暇などの制度がある会社があることを知っていますか?
Q4:わんちゃんが理由で仕事・学校を休んだことはありますか?
Q5:わんちゃんが理由で休まなければいけなくなってしまったら仕事を休みますか?
Q6:わんちゃんを職場に連れていきたいと思いますか?
Q7:実際に職場にわんちゃんを連れていったことはありますか?
Q8:わんちゃんが理由で仕事を休むと言いにくいですか?
Q9:わんちゃんの病気や介護などがきっかけで仕事を辞めたことはありますか?
Q10:わんちゃんに関して、職場の人や職場に望むことがあれば教えてください
Q11:犬の飼い主ならではの、職場に求める福利厚生があれば教えてください

まとめ

飼い主と犬

・わんちゃんが理由で仕事や学校を休んだことのある人は約2割
・わんちゃんが理由で仕事を休むことを言いにくいと思っている人は約8割
・職場に望むのは「家族として認めて」「ペット休暇がほしい」という声も!

仕事で収入を得ることは、生活をする上で必要なことです。わんちゃんと暮らしていれば、わんちゃんの生活費や医療費なども用意しなければいけません。

しかし、わんちゃんも命ある生きものであり、時には病気になったり介護が必要になることもあります。

わんちゃんのために仕事を休むことは仕方のないことですが、そのことをまだ日本では受け入れられにくいというのも事実

現在、日本では1813万3千頭(犬848万9千頭 / 猫964万4千頭)のわんちゃん・ネコちゃんが暮らしています※3が、実際にはもっと多いことが推測されます。

日本の人口が1憶2557万人※4で、そのうち15歳未満の子供が1506万4千人ということ考えれば、ペットありきの働き方をもっと企業側も考えなければいけないのかもしれません。

わんちゃんの飼い主さんが働きやすい環境になる日が、1日でも早く実現されるといいですね。

※3参考:一般社団ペットフード協会「2020年全国犬猫飼育実態調査」
※4参考:総務省統計局「2021年1月人口推計」

ペットライター たかだ なつき

執筆者

ペットライター
たかだ なつき
JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー

17歳のチワックスと1歳のチワックス、1歳のポメチワと暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。

【保有資格:ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士

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