完全栄養食の「卵」とお手軽食材で栄養満点オムレツ作り【犬の手作りごはん】
雨が降ったら肌寒く、晴れたら暑い!そんな気温の変化の激しさで、私たちだけでなく愛犬にとっても体が疲れやすくなります。そんな時に元気の出る美味しいオムレツを作って、愛犬の元気をサポートしてあげましょう。
今回材料として使う卵は「完全栄養食」と呼ばれるほど、栄養たっぷり!肉食よりの雑食という食性を持っている犬にとって大切なたんぱく質。
たんぱく質であるの卵のアミノ酸スコアは100!
アミノ酸スコアとは、犬の身体にとって必要なアミノ酸がバランス良く含まれているほど数値が高くなる指標ですが、卵はそのスコアが満点の100です。さらに卵の栄養はたんぱく質だけではありません。他にも多くのビタミンやミネラルなども含まれていて、手作り食をする時のとっても心強い味方となる食材です。
今回は、その栄養バランスの良い卵と、糖質をエネルギーに変えることが得意な豚肉を使って、さらに愛犬の元気の源となるようなレシピを紹介します。糖質の含まれた食材は穀物や甘い野菜など色々ありますが、今回はカボチャを一緒に使っています。
気温の変化で疲れた体へのエネルギーチャージとなるオムレツの作り方をご紹介していきますね。
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「栄養満点オムレツ」の材料・道具一覧
◯材料
・卵 1個
・豚ロース肉 70g
・カボチャ 20g
・アスパラ 10g
・マッシュルーム 1/2個
・赤パプリカ 10g
・トマト 少量(盛り付け用)
◯道具
・できるだけ油が不要なフライパン
手順1.豚肉の下処理
豚肉は脂が多くカロリーが高いので、調理をする前になるべく脂身を切り取ってください。
ちなみに、挽肉を使うのは問題ありませんが、豚肉は脂肪が多くカロリーが高いので、挽肉でない方がおすすめです。脂肪を取り除きやすく、カロリーも抑えることができます。
手順2.かぼちゃの下準備
かぼちゃは、しっかり柔らかくしてあげたいので、皮を剥いてレンジでや柔らかくして下準備をしておいてください。
かぼちゃは愛犬のエネルギー源となる糖質が多く含まれています。今回は、その糖質を豚肉によってより効率よくエネルギーに変えることができます。
手順3.豚肉の準備
脂身を取った豚肉を茹でて、フードプロセッサーで細かくします。フードプロセッサーがない場合、包丁で細かくしてあげてください。
手順4.野菜やキノコの準備
加熱して柔らかくしたカボチャとその他の具材を小さく刻みます。アスパラガスやパプリカの皮は消化に良くないので、ピーラーで剥いてください。
アスパラガスは犬が食べても大丈夫な食材ですが、生であげると犬の身体にとって害のあるアルカロイドという物質があります。必ず加熱してあげてください。
手順5.卵の準備
具材の準備が全て終ったら、卵を割って、しっかり溶きます。
卵は犬にとっても栄養のある食材ですが、生の白身にはビタミンを壊す「アビジン」という物質が含まれています。
犬に卵を食べさせる場合は、しっかりと加熱することが大切なので、犬のオムレツは白身までしっかり加熱して固めに仕上げるのがポイントです。人が好んで食べるようなトロッとした状態だと、加熱が足らないので注意してあげてくださいね。
手順6.卵と具材を混ぜます
卵と全ての具材を混ぜます。ポイントは、犬がバランス良く食べられるように、全体に均等に具材が混ざるようにしてあげましょう。
手順7.フライパンで加熱
具材と混ざった卵の液を中火で温めたフライパンに流し込みます。流し込むと少しずつ固まってくるので、そのタイミングで形を作っていきます。
オムレツのラグビーボールのような形が作りにくい場合は、円形でも大丈夫です。愛犬はどんな形でも飼い主さんの手作りを喜びますので、形よりもしっかり加熱することを大切にしてください。
この時に、なるべく油を使いたくないので、テフロンなど、焦げ付き防止の加工のしてあるフライパンを使ってください。油は小さじ1杯分でも約50kcalもあり、一気にカロリーが過剰になってしまいます!
手順8.盛り付けして出来上がり
弱火で8分ほど加熱すれば完成!ケチャップに見立てたトマトを乗せて完成!
トマトの皮の消化が苦手な犬が多いです。皮は必ず剥いて使ってあげてください。
作る上での注意点
- 卵は必ずしっかり加熱してあげてください。フワトロ触感のオムレツは犬の身体には合っていないことを覚えておいてください。
- 糖質源としてカボチャを使いましたが、炊いたごはんなども糖質源となります。
- 今回のオムレツは栄養だけでなくカロリーも十分あります(約200kcal)。体の小さい子は半分の量で作るか、何回かに分けてあげてください。保存は必ず密封容器に入れて冷蔵保存をし、2日以内のものをあげてください。
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今後の予定 6月:横浜
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