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犬のフィラリア予防の注射薬について
犬のフィラリア予防は、内服薬で行うことがまだまだ主流ですが、海外や日本の一定数の動物病院では、フィラリア予防に注射薬を使用しているところもあります。
フィラリア予防の注射薬は、1年に1回動物病院で注射することによって12ヶ月フィラリア予防できます。
フィラリアを駆虫する成分である「モキシデクチン」が小さな粒子状で溶けており、皮下投与後に徐々に溶けていくため、12ヶ月効果が持続するといった仕組みです。
1回の注射で毎月の内服薬を飲ますことなく、12ヶ月予防が続けれるので、非常に魅力的ですよね。
ただし、フィラリア予防注射を使う前には、飼い主さんが知っておいてほしいことも多くあります。
次章からは、犬のフィラリア予防注射について値段や、メリット・デメリットなど詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
犬のフィラリア予防注射の値段
犬のフィラリア予防注射の値段は、以下の通りです。
体重 |
注射の値段(*) |
〜5kg未満 |
7,460円 |
5kg〜10kg |
9,200円 |
10kg〜20kg |
12,800円 |
20kg〜30kg |
18,000円 |
30kg〜40kg |
19,750円 |
40kg〜50kg |
20,000円 |
(*マディー動物病院、西湘動物病院、セラピー動物病院の平均を概算)
フィラリア予防注射の値段は、動物病院によって様々ですが、平均的にはおよそ上記のような価格設定になります。
体重が増加するごとにフィラリア注射薬の値段も上がっていきます。
飼い主さんの中には、フィラリア予防にかかる費用で内服薬で予防を行うか、注射薬にするかを選ぶ方も多いでしょう。
そのため、ここからは、フィラリア予防にかかる費用を内服薬と注射薬で比較していきます。
フィラリア内服薬には、大きく以下の2つのタイプがあります。
- フィラリア予防のみを行うタイプ
(商品名:パナメクチン錠、カルドメックチュアブルなど)
- フィラリア、ノミ、ダニ、寄生虫の全てを駆虫できるオールインワンタイプ
(商品名:ネクスガードスペクトラなど)
飼い主さんが、どちらのタイプの内服薬を選ぶかで比較する金額も変わってきますので、それぞれ区別して見ていきましょう。
内服薬と注射薬の値段を比較
フィラリア予防注射の値段とフィラリア予防のみの内服薬の値段を比較した場合が以下の通りです。
■フィラリア予防のみの内服薬と比較
※内服薬はフィラリラ予防シーズン(東京で8ヶ月)の場合と通年予防する場合に分けています。
※フィラリア内服薬の値段は、ペット予防医療センター|料金表を基におよその体重で概算
表を見ると以下のことがわかります。
- 予防シーズン期間中(8ヶ月)予防する場合には、内服薬の方が安い
- 通年予防(12ヶ月)する場合には、注射薬の方が安い
通年予防する場合で、内服薬と注射薬を比較した場合には、注射薬の方が安く見えます。
しかし、ここで注意です。
犬の寄生虫予防の対策では、ノミダニの予防を1年中行う必要があります。(*1)
オールインワンタイプのフィラリア内服薬だと一錠飲ませるだけで、ノミ、ダニ、寄生虫、フィラリアの全てを予防してくれますが、フィラリア注射薬は、フィラリアのみの予防しかできないため、別途、ノミ、ダニの駆虫薬を購入しなければなりません。
次は、オールインワンタイプの内服薬とフィラリア注射薬の比較をノミ、ダニ、寄生虫予防も含めた場合で見ていきましょう。
オールインワンタイプの内服薬と比較【ノミ・ダニ、寄生虫予防も含めた場合】
オールインワンタイプの内服薬で、ノミ、ダニ、消化管寄生虫予防も全て行う場合と比較した表は以下のようになります。
*寄生虫予防薬の値段は、クローバー動物病院を参照。
*寄生虫予防薬には、フロントラインとドロンタールプラス錠を使う想定
*フィラリア内服薬の値段は、ペット予防医療センター|料金表を基におよその体重で概算
表を見ると以下のことがわかります。
- 中、大型犬(10kg以上)の犬にフィラリア注射を接種する場合は、高価になる
- オールインワンタイプでの予防は、注射薬と比較して体重増加の影響をあまり受けない
中、大型犬(10kg以上)の犬にフィラリア注射を使った予防はあまりにも高価になる可能性があるので注意が必要です。
フィラリア注射薬は、フィラリア予防のみに限った場合、一見、かかる費用を抑えられそうに見えましたよね。
しかし、飼い主さんは、ノミ、ダニなど寄生虫予防も行わなければならないので、全てを予防すると考えた時には費用面でのメリットはあまりないです。
それに対してオールインワンタイプの内服薬は、注射薬と比較して、体重の影響をあまり受けづらい傾向です。
フィラリア予防で、体格が大きい子や肥満傾向にある子の場合は、オールインワンタイプの内服薬で予防してあげるのが良いでしょう。
犬のフィラリア予防注射の接種時期はいつでもOK
犬のフィラリア予防注射は1年に1回摂取するだけで、1年間ずっと効果が持続するため、いつ接種してもフィラリア予防が1年間行えます。そのため、接種時期は、特に定められていません。
しかし病院によっては、混雑を避けるために2月ぐらいに接種をスタートする場合もありますし、春の予防シーズンに合わせてスタートする動物病院もあります。
また、フィラリア予防注射は一度空けると2ヶ月しか保存できないため、接種時期を期間限定で定めている病院もあります。
飼い主さんは、急に動物病院に行って「フィラリア予防の注射を打ってください」と言っても在庫がなかったり、動物病院の規則で使えなかったりするので注意が必要です。
そのため、フィラリア予防注射を打ちたい場合には、一度動物病院に問い合わせすることをおすすめします。
犬のフィラリア予防注射のデメリット3つ
犬のフィラリア予防注射のデメリットは以下の3つです。
■犬のフィラリア予防注射のデメリット3つ
- 副反応の危険性がはっきりしていない
- 老犬、子犬、妊娠中の犬には使えない
-
ノミ・ダニ・寄生虫の駆虫は行えない
特に副反応や危険性については重要であり、気になる方も多いと思いますので、詳しく解説していきます。
①副反応の危険性がはっきりしていない
フィラリア注射薬の副反応については、はっきりとした報告がなされていないのが現状です。
2004年にアメリカでは、1回の接種で6ヶ月フィラリア予防ができる「プロハート6」の副反応が多発し、死亡の報告もあったため、製造会社が自主回収しています(*3)。
翌年の2005年には、予防薬を改良して副反応は抑えられてきているようですが、なかなかこういった話を聞くと使いづらいですよね。
現在、日本に主に流通しているフィラリア予防注射薬「プロハート12」の安全性については、以下のように報告されています。
- 209頭の犬に対して、フィラリア注射薬を接種し、副反応が認められたのは1頭のみ(軽い嘔吐)(*4)
- 15頭の犬に、3倍量のフィラリア注射薬を3日間接種しても副反応は認められない(*4)
- 健康な犬、フィラリア感染犬に5倍量の注射薬を接種しても接種部位の腫れのみで大きな副反応はない(*5)
このように安全性は高いと報告されているものもあれば、別の文献では、以下のように報告されています。
フィラリア注射薬を接種した297頭のうち、2頭がアナフィラキシーになり(対症療法で治癒)、6頭が接種部位の熱感、かゆみ、腫れがあった(1〜7日間)(*6)
つまり、約0.6%の割合でアナフィラキシー、2%の割合で接種部位の違和感が見られるということになります。
また、フィラリア注射薬と内服薬を投与した犬でそれぞれ有害事象の発生数を調べた結果が以下の表にまとめています(*6)。
605日間の 間に起きた 有害事象 |
フィラリア注射薬を接種(297頭) |
フィラリア内服薬を投与(296頭) |
嘔吐 |
75頭(25.3%) |
78頭(26.4%) |
元気消失 |
46頭(15.5%) |
34頭(11.5%) |
下痢 |
43頭(14.5%) |
46頭(15.5%) |
食欲不振 |
41頭(13.8%) |
31頭(10.5%) |
発作 |
10頭(3.4%) |
7頭(2.4%) |
肝数値上昇 |
8頭(2.7%) |
3頭(1.0%) |
よだれ |
7頭(2.4%) |
3頭(1.0%) |
アナフィラキシー |
6頭(2.0%) |
4頭(1.4%) |
(研究期間は605日であり、有害事象が起きた犬の数は、同じ症例を重複している)
さまざまな有害事象が認められましたが、この報告では期間が605日と長く、同じ犬も含まれているので、フィラリア薬によってこのような症状が引き起こされたかどうかは、はっきり判断できません。
しかし表を見ると、肝数値上昇やよだれ、アナフィラキシーなど有害事象の発生率が内服薬に比べて高い部分もあります。
こういった点が気になる飼い主さんは、フィラリア予防注射の接種は控えた方が良いでしょう。
飼い主さんは、フィラリア注射薬がどれくらい副反応が起こるのかリスクを理解した上で使用してあげるようにしてください。
②老犬、子犬、妊娠中の犬などには使えない
フィラリア注射薬は、体重によって接種する量が変化すること、副反応の危険性もはっきりしていないことから、老犬、成長期の子犬、妊娠中の犬には使えません。
子犬の場合は、1歳以上にならないと接種できませんので注意しましょう。
また、老犬の副反応の発生率や、妊娠犬の胎児に与えてしまう影響もはっきりしていないです。
特に衰弱していたり、体重減少が顕著な老犬は、接種すべきではないと言われていますので(*6)、高齢期の犬(小型犬では12歳以降、大型犬では8歳以降)では、フィラリア注射を接種するのは控えましょう。
③ノミ・ダニ・寄生虫の駆虫は行えない
フィラリア予防の注射薬は、フィラリアのみを予防する薬であり、ノミ・ダニ・寄生虫の予防は行えません。
内服薬ならば、フィラリアを含め全ての寄生虫を駆虫できるオールインワンタイプがあるので、投薬は1粒で良いのですが、フィラリア予防注射を接種する場合は、別途駆虫薬が必要になります。
ノミ・ダニ・寄生虫に感染すると、ノミアレルギーによる皮膚炎や寄生虫による下痢が引き起こされることがあります。
また近年では、マダニや感染犬から人へも感染するSFTS(重症熱性血小板減少症)という病気も流行しており、非常に重症度も高く命を落とす可能性があるので、ノミ・ダニなどの寄生虫の予防も忘れないようにしましょう。
犬のフィラリア予防注射のメリット3つ
犬のフィラリア予防注射のメリットは以下の3つです。
■犬のフィラリア予防注射のメリット3つ
- 手間がかからず1回の接種で通年予防が行える
- 薬の「飲ませ忘れ」や「吐き戻し」などの心配がない
-
春の病院の混雑を避けることができる
それぞれについて解説していきます。
①手間がかからず1回の接種で通年予防が行える
フィラリア予防注射は1回接種すると12ヶ月効果が持続するため、フィラリアの通年予防が可能になります。
フィラリアの通年予防はアメリカのガイドラインで推奨されており(*2)、日本の動物病院でも取り入れている病院が増えてきました。
フィラリアの通年予防をすると、冬場に蚊に刺された場合でもフィラリアを駆虫することができるので、より確実な予防ができます。特に暖かい地域にお住まいの場合や、水辺や草むらが家の近くにある場合は、蚊の生存期間が伸びることが予想されるので、通年予防を行ってあげるのが良いでしょう。
通年予防の手段としては、毎月フィラリア内服薬を投与するのが主流です。
しかし、フィラリア注射は1回の接種だけで良いので、飼い主さんの投薬の手間をなくしつつ、通年予防を行うことができます。
②薬の「飲ませ忘れ」や「吐き戻し」などの心配がない
フィラリアの通年予防を注射で行えるため、薬の「飲ませ忘れ」や「吐き戻し」などの確実に投薬できたかのどうかの心配がないという点もメリットです。
犬の中には、薬を飼い主さんが見ていない所で吐き出すといった賢い子もいるので、こういった子の場合もフィラリア注射でより確実にフィラリア予防を行うことができるでしょう。
実際、フィラリア予防シーズンには、「フィラリア薬を飲ませ忘れてしまった」といった投薬に関する相談が多いです。薬を飲ませ忘れてしまった場合、飼い主さんはフィラリアに感染していないかどうか心配になりますよね。
薬を飲ませ忘れてしまった場合の対処法については、以下の記事で詳しく説明していますが、確実に投薬できているかどうかを心配せずに済む点も、フィラリア予防注射のメリットになるでしょう。
犬のフィラリア予防薬の飲ませ忘れは大丈夫?対処方法を獣医師が解説!
③春の病院の混雑を避けることができる
フィラリア予防注射は、いつ接種しても問題ないので病院が対応可能ならば、冬場にも接種でき、春先の混雑を避けることも可能です。
春先の動物病院は、ワクチン接種や健康診断、フィラリア予防シーズンのスタートで繁忙期になります。
動物病院の混雑を避けたい方には、フィラリア予防注射を秋や冬に接種するのも良いでしょう。
また混雑を避けるだけでなく、春は、ワクチンや健康診断などで何かと出費がかさむので、出費を分散させたい方にもおすすめです。ぜひ検討してみてください。
犬のフィラリアの予防注射はこんな犬におすすめ
フィラリア予防注射は、手間がかからず1回の接種で通年予防ができるので便利ですが、さまざまなデメリットもありました。
それらを含めて、犬のフィラリア予防の注射薬がおすすめな場合は以下の通りになります。
■フィラリア予防注射がおすすめの場合
- フィラリアだけはより確実に予防したい場合
- 内服薬を食べてくれない、嫌がる場合
- 飼い主さんが高齢である場合など、投薬管理が難しい場合
フィラリアは、命に関わる病気であり、1年間予防せずに過ごした場合、感染確率は約38%と報告されています(*7)。
そのため、内服薬を飲めない、飼い主さんが高齢である場合など投薬管理が難しい場合でも、より確実にフィラリアを予防したい場合にはフィラリア予防注射を使ってあげても良いでしょう。
しかし、飼い主さんによって副反応をどこまで許容できるのか、金銭的にどこまでコストをかけれるのかでフィラリアの予防方法は変わってくると思います。
もし注射薬か内服薬のどっちにするか迷う方がいるのであれば、フィラリア予防の主流であり、より副反応のリスクが少ないと考えられている内服薬の方をおすすめします。
特にオールインワンタイプならば、体重増加の影響も受けづらく、他の寄生虫も予防できるため便利です。ぜひ、検討してみてください。
犬のフィラリア注射薬でよくあるQ&A
ここからは、犬のフィラリア注射薬でよくある質問に獣医師がお答えしていきます。
お悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィラリア注射を接種した場合、翌年のフィラリア検査はどうなる?
A.動物病院によって、翌年のフィラリア検査が免除される場合がありますので確認しましょう。
フィラリア予防注射は、1回接種で12ヶ月フィラリア感染を予防することできるので、理論的には、接種を行えばフィラリア感染の危険性はないです。
そのため、動物病院によっては、フィラリア予防注射を行なった場合には、翌年のフィラリア検査を行わない病院もあります。
しかし、何らかの原因でフィラリア感染していた場合、注射薬を接種することで副反応が出る可能性もありますので、心配な方は接種前に感染していないかどうかチェックしてもらうようにしましょう。
狂犬病や混合ワクチンと一緒なタイミングで接種しても大丈夫?
A.副反応が強く出る可能性があるため、控えましょう。
混合ワクチンやフィラリア注射薬は、単独でさえ副反応が出てしまうことが多いです。
実際に、ワクチンとフィラリア注射薬を同時に接種した症例でアナフィラキシーショックが起きたと報告されています(*6)。
また、一緒に接種してしまい副反応が認められた場合には、どちらの成分に反応したのか判断がつかなくなってしまいます。
飼い主さんは、こうした状況を避けるためにもフィラリア予防注射とワクチンは二週間から1ヶ月程度の期間を空けてから接種しましょう。
フィラリア注射接種している子に内服の予防薬をあげてしまったけど大丈夫?
A.フィラリア予防の薬は、どれも安全域が広く2倍量以上摂取しても特に問題ないと言われています。
そのため、フィラリア予防接種している子に、内服の予防薬をさらに与えてしまった場合でも、過剰摂取にはならないです。
しかし、もし嘔吐や下痢などの何らかの症状がある場合には、早めに動物病院を受診しましょう。
また、犬種によっては、イベルメクチン(フィラリア薬の成分)に反応しやすい犬も存在し、ボーダーコリー、シェルティ、オーストラリアン・シェパードなどのコリー系の犬が該当します(*8)。
これらの犬種に関しては、神経毒性や運動失調といった副反応が認められる可能性が高いと言われているので、もし食べてしまった場合には、動物病院で診てもらった方が良いでしょう。
まとめ
本記事では、犬のフィラリア予防の注射薬について値段や副反応、メリット・デメリットなどを解説してきました。
犬のフィラリア注射は、1回の接種で12ヶ月効果が持続するため、投薬の手間がなくなり確実なフィラリア予防ができます。
しかし、費用が安くなるわけではなく、副反応や他の駆虫薬を合わせて使わないといけないなどのデメリットもあります。
飼い主さんは、本記事で解説したフィラリア注射のメリット・デメリットをしっかり理解して愛犬にあったフィラリア予防を行うようにしてあげてください。
参考文献
(*1)Flea and Tick Prevention and Treatment for Dogs
(*2)犬における犬糸状虫感染症の予防・診断・治療最新ガイドライン(2018年改訂)
(*3)RISK MINIMIZATION ACTION PLAN (RiskMAP) FOR PROHEART 6 (moxidectin)
(*4)ゾエティス・ジャパン株式会社 注射用プロハート12 | 有効性と安全性
(*5)Safety of an extended-release injectable moxidectin suspension formulation (ProHeart® 12) in dogs
(*6)ProHeart 12
(*7)フィラリア症とはどんな病気?|ルナ動物病院
(*8)ハーツアニマルクリニック
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