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そもそもペット保険とは?誤解されがちな6つのポイント
ペット保険をいらないと思っている飼い主さんの多くは、ペット保険に入って後悔したという人の話を見聞きしているのではないでしょうか。
確かに、ペット保険によっては補償内容や更新の条件が飼い主さんに不利なものもあり、そんなペット保険を選んでしまえば後悔することも出てきます。
しかし、そもそもペット保険がどういうもので、何が補償対象外となるのかがわかっていないことが「ペット保険はいらないもの」と思われる要因の1つでしょう。
ここでは、ペット保険に誤解されがちな6つのポイントを解説します。
①すべてが補償される…わけではない!
ペット保険は動物病院でかかった費用がすべて補償されると思っている飼い主さんも多いですが、すべてが補償されるわけではありません。
ペット保険で補償されるのは、病気やケガで動物病院を利用した際の通院、入院、手術にかかる費用です。
■ペット保険で補償されるもの
- 通院
…受診した際にかかる診察料や検査費、処置費や処方される薬代など通院にかかる費用
- 入院
…入院中にかかる薬代や食事代、処置費や入院料など入院にかかる費用
- 手術
…麻酔費用や薬代など手術にかかる費用
もちろん、補償対象となる傷病は保険会社ごとに違いがあり、補償される内容も加入する保険タイプによって異なります。
そのため、一部カバータイプのような補償外の動物病院利用費、予防目的の診察や処置、保険会社の定める補償対象外の傷病は補償されません。
そのことを知らずに、「健康診断で保険金がもらえなかった」「避妊・去勢手術で保険金がもらえなかった」だから「入って失敗した、必要ない」という飼い主さんも多く見られるのです。
ペット保険で補償対象外となるもの
■すべてのペット保険で補償対象外となるもの
- ワクチン接種やフィラリア・ノミ・ダニなどの駆虫薬
…狂犬病ワクチンや混合ワクチンなど、予防のために行うものなので実費
- 健康診断
…予防目的となるので実費
- 予防目的での初診料や再診料
…予防のための診察なので実費
- 避妊・去勢手術
…病気の予防や発情期のストレス軽減、マーキング行為のコントロールなどを目的とし、傷病にあたらないので実費
- 療法食やサプリメント
…皮膚病や腎臓病、心臓病などの療法食やサプリメントは同居する犬猫に与えることもできるので対象外
- 薬用シャンプーやイヤークリーナー
…皮膚病になったときに病院で処方されるシャンプーやイヤークリーナーは同居する犬猫にも使用できるので対象外
- ワクチン等により予防できる病気
…犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、犬パラインフルエンザ感染症、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、狂犬病、 犬コロナウイルス感染症、犬レプトスピラ感染症、フィラリア感染症、ノミ・ダニ等によるもの、猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症 、猫ウイルス性鼻気管炎 、猫白血病ウイルス感染症
※ただし、発症日がその予防措置の有効期間内であった場合や獣医師の判断により予防措置を講じることができなかったと認められる場合は除く
すべてのペット保険で補償対象外のものをもっと見る
・補償開始日以前の傷病
・治療以外の費用(爪切り・耳掃除・肛門腺絞り・トリミング・ペットホテル費用など)
・マイクロチップの埋め込み費用
・正常な妊娠・出産に関わるもの
・販売用、狩猟犬、競争犬、災害救助犬、興行用、闘犬、賭犬、猟犬、警察犬等の職業犬に当てはまらない犬
・保険契約者・被保険者の故意や重過失による傷病
・安楽死・遺体処置・解剖などの費用
・海外での傷病
・自然災害によるもの
・保険料の支払いがない場合
・告知義務違反
補償対象外となるものについては、各ペット保険会社の重要事項説明書や約款に記載されており、しっかり読んでいれば保険金の請求を拒否されたと不快な思いをしなくて済みますが、すべて補償されると思っていた場合では騙されたと思ってしまっても仕方がないのかもしれません。
ただし、上記の中でも避妊・去勢手術や耳掃除、肛門腺絞りを病気の処置として行う場合は補償してくれるペット保険も存在します。
- 避妊・去勢手術を病気として処置を行う場合とは
…子宮水腫や子宮蓄膿症、腫瘍化などで子宮や睾丸を摘出する必要がある場合
- 耳掃除を病気として処置を行う場合とは
…外耳炎や中耳炎など
- 肛門腺絞りを病気として処置を行う場合とは
…肛門膿炎など
②病気になってから…では入れない!
「ペットが病気になったのでおすすめのペット保険を教えてください」というSNSの投稿をよく目にしますが、ペット保険は原則的に健康体での加入が条件となっており、病気になってからでは加入できません。
病気の種類によってはその病気や体の部位を補償対象外として加入を認めてくれる場合もありますが、その場合は完治していたとしても「特定傷病除外特約」や「特定疾病不担保特約」などの補償がされない条件がついた上で加入となります。
実際に私の愛犬は、過去に歯周病で抜歯の処置を受けていたこととチェリーアイだったことから、ペット保険に加入したときから眼科疾患や歯科、口腔疾患は補償の対象外となっています。
絶対に加入できない病気や過去の病歴はペット保険会社ごとに異なりますが、病気になってからの加入ではなく、健康なうちから加入しておきましょう。
■一般的に加入ができない病気
・糖尿病
・悪性腫瘍
・脳や神経の疾患
・副腎疾患
・甲状腺疾患
・慢性腎臓病
・肝臓の機能不全
…など
また、ペット保険会社の定める引き受け不可の病気は、完治していた場合でも加入することはできません。
病歴や病気を隠して加入しても絶対バレる!
ペット保険に加入する際は、健康診断は必要ありませんが、愛犬の過去の病歴や現在の病気などを申告する「告知書」の記入が必要になります。
加入時に告知書に記入しなければ病歴はバレないと考える飼い主さんもいますが、ペット保険会社は遅かれ早かれ動物病院に確認するため、告知義務違反は絶対にバレるのでやめましょう。
告知義務違反は保険金が支払われないだけでなく、契約そのものが解除されてしまいます。
また、支払済みの保険料は返還されず、保険金を受け取っていた場合では回収されるため、加入するときはきちんと告知してくださいね。
③愛犬は元気だからいらない…は危険!
愛犬は元気だから、先代犬は大きな病気をしたことがなかったから、ペット保険はいらないと思い込むのは危険です。
病気やケガは突然襲ってくるもので、いつ何が起こるかは誰にも予測することはできません。
また、私たち人間でも年を取るにつれて体に不調が出てきやすくなるように、わんちゃんもシニア期に入れば病気になりやすくなります。
大手ペット保険会社の「アニコム」と「アイペット」でシニア期以降に保険金請求が多かった傷病を調べてみました。
■保険金請求が多い傷病
【アイペット:7歳~】(※1)
1位:皮膚炎
2位:腫瘍
3位:心臓病
4位:歯周病
5位:外耳炎
【アニコム:10歳】(※2)
1位:腫瘍
2位:肝・胆・膵疾患
3位:循環器疾患(心臓病など)
4位:泌尿器疾患(腎臓病、副腎疾患など)
5位:歯・口腔疾患
多少の違いはありますが、腫瘍や心臓病はどちらとも上位にあることがわかります。
更に、動物病院のカルテデータをもとにしたわんちゃんの死亡原因は、
■わんちゃんの死亡原因(※3)
1位:腫瘍…18.4%
2位:循環器疾患…17.4%
3位:泌尿器疾患…15.2%
となっており、実際、腫瘍や心臓病、腎臓病や副腎疾患は悪化するまで飼い主さんが気づかないことも珍しくはなく、病気になっても気づかれないまま亡くなるわんちゃんもいるのが現状です。
これらの病気は治療が生涯に渡ることがほとんどで治療費も高額になるため、愛犬は元気だからと過信するのではなく、少しの異変でも対処することやペット保険に加入しておくなどの備えは大切なことでしょう。
(※1)参考:アイペット損害保険株式会社「ペットの保険金請求が多い傷病のランキング2021」
(※2)参考:アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書2021~犬の疾患の請求割合」
(※3)参考:J-STAGE「動物病院カルテデータをもとにした日本の犬と猫の寿命と死亡原因分析」
④全額補償されないなら入るのはもったいない…は違う!
ペット保険は補償割合や日額限度額、年間限度額などが設定されており、補償対象の病気やケガであっても100%全額補償されるわけではありません。
さらに、病気やケガをしていないときであっても、保険料は払い続ける必要があります。
そう考えると、ペット保険に入るのはもったいなく、毎月愛犬貯金をしたほうがいいのではないかと考えてしまいがちですが、治療内容や病気によっては貯金が追いつかなくなってしまったり、高額な検査や治療に躊躇いを感じてしまうことも…。
実際、私はペット保険の加入のほかに毎月2万円の愛犬貯金(計約120万円)をしていましたが、愛犬の大きな手術が立て続けに必要になり、あっという間に貯金がなくなりました。ペット保険に加入していたことで治療費の半分以上が戻ってきたときはホッとしたものです。
ペット保険は全額補償されませんが、いざというときに治療費の負担を軽減してくれるのは確かでしょう。
補償割合や日額限度額って何?
補償割合とは、ペット保険会社が負担してくれる金額の割合です。
また、ペット保険によっては「日額限度額」という通院・入院・手術にそれぞれ1日に保険会社が負担する金額の上限を決めているところもあります。
保険会社の負担割合が高くても日額限度額が設定されている場合では飼い主さんが負担する金額がそこまで変わらないため、補償割合だけでなく日額限度額やとのバランスを見て選ぶことが大切です。
⑤補償範囲が狭く使えない…は古い!
そもそも、ペット保険は補償範囲が狭く使えないと思っていませんか?確かに、数年前までは補償対象外の傷病が多かったり、終身継続できないペット保険もありました。
しかし、ペット保険は年々様変わりしており、補償内容の充実したペット保険ができたり、保険料が安くても手厚い補償内容のペット保険ができるなど、日々進化しています。
実際に私が加入しているペット保険の1つを見てみると…
|
加入時(2017年1月) |
2023年5月現在 |
補償対象外の傷病 |
停留睾丸、睫毛乱生、涙やけ、臍ヘルニア、
鼠経ヘルニア、膝蓋骨脱臼、股関節形成不全症、
レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、
気管虚脱、歯科治療 |
停留睾丸、臍ヘルニア |
更新できる年齢 |
20歳まで |
終身 |
このように、数年で補償内容が大幅に良くなっています。
もちろん、ペット保険によっては補償内容が変わらないものもあるほか、保険に変更があっても加入したときの保険で継続されてしまうため注意は必要ですが、健康でペット保険に加入できる年齢のわんちゃんなら補償内容が充実した保険に乗り換えることも可能です。
【ペット保険17社比較】手厚くて安いペット保険おすすめTOP3はコレ!乗り換えしたい人必見
⑥金銭的に余裕がある人が入るもの…は大間違い!
いぬなび編集部では、これまで数回にわたってペット保険に関するアンケート調査を行っていますが、そこで「ペット保険は金銭的余裕がある人が入るもの」という多くの回答をたびたび見かけました。
確かに、利用するかわからないペット保険の保険料を払うことは家計の負担となりますが、愛犬が病気になったときにかかる治療費は保険料の非ではないほど高額になることも珍しくはありません。
突然の病気やケガに数十万の金額をパッと出せるかと考えれば、金銭的に余裕があろうがなかろうが、入っておいたほうがいいことは言うまでもないでしょう。
ペット保険はもしもの備えですが、いざとなった時は家計の負担を軽減してくれるものですよ!わんちゃんの治療費については「ペット保険はいらない?自分は必要かいらないかをチェック」で詳しく解説しているので合わせてチェックしてくださいね。
ペット保険選びに9割が苦戦?低加入率の原因と人気保険の傾向など調査!【462人アンケート】
ペット保険は本当に必要?462人に聞いたペット保険事情!みんながやめた理由は「○○」
ペット保険のメリットやデメリット、必要性はなんとなくわかったけれど…本当に必要なのか、リアルな意見を参考にしたいという飼い主さんもいるでしょう。
そこでいぬなび編集部では、全国の犬の飼い主さん462人にご協力いただき、ペット保険についてのアンケートを実施しました。
まずは、ペット保険の加入割合をご覧ください。
【アンケート調査概要】
・アンケート実施期間:2023年4月11日~4月20日
・調査方法:インターネット調査
・対象:462人(女性319人 / 男性143人)
・記事:「ペット保険選びに9割が苦戦!?保険選びで重要視するポイント3位「会社の信用性」2位「保険料」、1位は…?」
ペット保険の加入割合
■ペット保険に加入している?
・加入していない:48.5%(224人)
・加入している:44.2%(204人)
・加入していたがやめた:7.4%(34人)
今回のアンケートではペット保険に加入している飼い主さんは48.5%(224人)でした。
今回のアンケートはペット保険に加入している飼い主さんが多く回答してくれたと考えられますが、日本全体のペット保険加入率は12.2%と低く、世界的に見るとペット保険加入率は30~40%、スウェーデンでは50%~70%ということを考えると、まだまだ日本ではペット保険が浸透していません。(※10)
そこで、この462人の飼い主さんに、ペット保険に加入しない理由や加入してよかったこと、解約した人ではやめた理由なども突っ込んで聞いてみました!
(※10)参考:株式会社富士経済「2021年ペット関連市場マーケティング総覧・263ページ」
リアルな飼い主さんたちの意見をぜひ参考にしてください。
①ペット保険に加入しない理由は?「愛犬が健康だから必要性を感じない」
治療費が全額保障されるわけではなく、対象外の疾患やケガも多いので、もったいないという気持ちが強い。
比較的飼い犬が健康で、年に数回程度しか動物病院にも行かないため、ペット保険の必要性を感じない。
もっと見る
月々の掛け金が高いので、若いうちは必要ないと思っています。高齢になって、様々な病気の症状が出てきたら必要に感じるかもしれません。
いろいろな会社の商品を見て検討しましたが、どれがいいのかわからず未加入のままになっています。
加入しないと回答してくれた飼い主さんの多くが、
- どの保険がいいのかわからない
- もったいない
- 愛犬が健康だから必要ない
- 保険料が高い
- 高齢になったら検討する
と、思っているようです。
実際、必要ないと思っている飼い主さんの多くが「治療費が全額保障されるわけではなく、対象外の疾患やケガも多い」と思っていることはほかのいぬなびのアンケートでもわかりますが、全ペット保険をすみずみまで比較してみると、見たペット保険の内容があまり充実していなかっただけということも。
ペット保険会社がいくつあるのか、どんな保険があるのか調べるなんてことは普段なかなかしないことを考えれば、すべてのペット保険が同じだと思っても当然のことでしょう。
ペット保険の種類は実にさまざまで、選び方を間違えなければいざとなったときに役立つものです。
「ペット保険の選び方がわからない!」という飼い主さんは、後にご紹介する「ペット保険をいらないものや後悔しないための選び方」を参考にしてください。
②加入して良かったことは?「加入している安心感から金銭的な問題で躊躇することなく病院へ」
少し具合が悪い時でも、ペット保険に加入しているという安心感から、金銭的な問題で躊躇することなく病院へ行けました。
愛犬の健康や病気の相談に乗ってくれる、24時間無料電話サービスが付帯されているので安心です。
もっと見る
持病のアレルギーで、検査や治療などの費用が一生涯かかりますが、保険で自己負担が半額になりとても助かっています。
料金がリーズナブルなので続けやすいです。保険があるという安心感もあるので、今後も続けていきたいです。
加入してよかったと回答してくれた飼い主さんの多くが、
- 躊躇なく病院に行ける
- 治療費の自己負担が減って助かる
- 保険があるという安心感がある
と、感じているようです。
また、保険請求を利用したことのない飼い主さんの半数以上が「もったないとは感じない」と回答したことから、ペット保険の安心感は相当に大きなものだと言えるでしょう。
実際、私も2つのペット保険に加入していますが、それまで病気知らずだった愛犬たちが12歳を超えてから病気のオンパレードで、ペット保険に入っていて本当に良かったとつくづく実感しています。
ペット保険に加入している安心感からささいなことでも動物病院を受診して、14歳を過ぎた頃では命に係わる重大な病気(肺がん)の早期発見、早期治療で根治することもできたほど!
もちろん、ペット保険によって高額な治療費の負担がかなり軽減されたことは言うまでもなく、その保険金はほかの飼い主さんが保険料としてペット保険会社に納めているものと言えば、ペット保険は助け合いによって成り立っているものということがよくお分かりいただけるのではないでしょうか。
③ペット保険をやめた理由は?「年齢があがるにつれて保険料が高くなったから乗り換えた」
もしもの時のために、窓口精算ができるアニコムに加入しましたが、年齢が上がるにつれて保険料が高くなったので解約しました。現在は、掛け金の安い別のペット保険に加入しています。
やめた理由をもっと見る
パピーの頃には加入していたが、怪我などもなく2歳くらいの時に加入をやめたため。
ペットショップにて、1歳になるまでは怪我や病気をする可能性が高いとのことで加入したが、大きな病気もなく、窓口精算もできないので解約した。
先住犬のシェルティではとてもお世話になったけれど、金額が高すぎて今の子には申し訳ないけれど払えないから。でも動物病院いくとお会計で高いなと思うことが多いから入ってた方がよかったのかもしれない。
ペット保険をやめた理由では、
- 保険金の請求方法が面倒
- 保険料が高い
- 動物病院を利用しないから
といった回答が寄せられました。
ペットショップやブリーダーでは、通常申し込みでは加入できない、加入したその日から補償が開始されるプランのペット保険をすすめられますが、保険料が高めなことから解約する飼い主さんも多く見られます。
また、年齢と共に保険料は上昇することを予め確認しておかなかったことで、解約するという状況も実際にあるようです。
とは言え、解約した飼い主さんでも保険料の安いペット保険に乗り換えて加入を続けている人もいるということは、ペット保険の必要性は重々感じていると言えるのではないでしょうか。
ペット保険のメリットとデメリット
どんなものにもメリットとデメリットがあるように、ペット保険にもメリットだけでなくデメリットが存在します。デメリットもしっかり知っておくことは本当に必要なのかいらないかを判断する上でも重要なことですね。
ここでは、ペット保険に加入するメリットとデメリットについてご紹介します。
ペット保険のメリット
メリット
- 治療費の負担を軽減できる
…補償対象の傷病の治療費を一部ペット保険会社が負担してくれる
- 治療の選択肢が増える
…治療費を気にせず愛犬に最善の治療を選択してあげることができる
- 積極的な治療ができる
…動物病院に行くハードルが下がるだけでなく、最新の高額治療も積極的にり組める
- 便利な無料サービスの利用や特約を付帯できる
…ペット保険によっては獣医師無料相談が利用できるほか、愛犬が人を噛んだり物を壊した、傷つけたといったときに賠償される「賠償責任特約」などを付帯できる
- ペット保険に入っているという安心感がある
…ささいなことでも動物病院を利用できる
ペット保険の最大のメリットは、治療費の負担が軽減されるということでしょう。
ペット保険に加入したことで安心感が生まれ、治療費を気にして「もうちょっと様子を見てから…」ということもなくなります。
わんちゃんの病気やケガは早期発見することが何よりも大切で、悪化や重症化してからでは治療が長引くだけでなく、場合によっては命を落としてしまうこともあるため、ささいなことでも動物病院に行くことは愛犬のためでもありますね。
また、動物医療は年々進化しており、最新の高額治療も積極的に受けることができるのは、愛犬に最善の治療をしてあげたいという飼い主さんにとっても助かることではないでしょうか。
【加入前は必見✅】ペット保険の裏技紹介!ペット保険を合法に賢く活用しよう
ペット保険のデメリット
デメリット
- 補償対象外の傷病がある
…ペット保険会社によって補償対象外の傷病が異なり、わんちゃんがなりやすい病気が補償されないものもある
- 必ずしも利用するとは限らない
…わんちゃんによっては利用しないこともある
- わんちゃんの年齢や健康状態によって加入できないことがある
…新規加入できる年齢が制限されているほか、持病や病歴によっては加入できなかったり補償が制限される
- 掛け捨て型のペット保険しかない
…貯蓄性がない
ペット保険は各ペット保険ごとに補償対象外の傷病が設定されており、すべてが補償されるわけではないことは「そもそもペット保険とは?誤解されがちな4つのポイント」でもご紹介しましたね。
ペット保険によってはわんちゃんがなりやすい病気が補償対象外となっているものもあり、補償内容はしっかり確認する必要があります。
わんちゃんがなりやすい病気については「ペット保険をいらないものにしないための選び方」でご紹介しているので、合わせてチェックしてください。
また、ペット保険のほとんどが、新規加入年齢が7歳11ヶ月~12歳11ヶ月に設定されています。持病や病歴によっては加入できないこともあり、どのわんちゃんでも絶対に加入できるというものではありません。
ペット保険はいらない?自分は必要かいらないかをチェック
ここまでペット保険について見てきて、自分にはいらないものなのか入るべきかがある程度決まってきたのではないでしょうか。
長い目で見れば、ペット保険は入っておいたほうがいいものではありますが、以下のような飼い主さんはいらないかもしれません。
詳しく解説しますので、自分はどちらに当てはまるかチェックしてみてください。
わんちゃんの高額な治療費に備えられる
動物病院は自由診療のため治療費は各病院ごとに異なりますが、急に高額な治療費が必要になっても十分な貯金があるから大丈夫という飼い主さんはペット保険に入らないという選択もあるでしょう。
しかし、わんちゃんの病院代は想像以上に高く、病気の種類によっては100万円や200万円の貯金ではあっという間に底をつきてしまうことも。
実際にどれくらいの治療費がかかるのか、以下をご覧ください。
■わんちゃんの1つの病気の治療費例
傷病名 |
・ペット保険会社の
参考診療費(※1)
・保険金お支払い
事例(※4) |
いぬなび
アンケート
(※5) |
愛犬の場合 |
心臓病 |
約85万円
(※4) |
30万
~150万円 |
72.9万円
~継続中 |
腫瘍 |
約9万円
(※1) |
16.3万
~80万円 |
45.4万円
(肺腫瘍)
26.7万円
(乳腺腫瘍) |
歯周病 |
約9.7万円
(※1) |
6.5万
~50万円 |
5.6万円 |
骨折 |
約30.4万円
(※1) |
31万
~56万円 |
ー |
異物誤飲 |
約7.7万円
(※1) |
4.8万
~6.5万円 |
ー |
外耳炎 |
約50万円
(※4) |
7.4万
~23.5万円 |
3.2万円 |
クッシング
症候群 |
約40万円
(※4) |
ー |
30.8万
~継続中 |
病気やケガは1回なったらかからないというものではなく、立て続けに病気になる可能性や再発の可能性もゼロではありません。
また、日本獣医師会が行った2015年度の調査では、1つの病気にかかったときの医療費の最大額が犬の平均では64,715円、13歳以上の犬では平均80,912円という結果となっていますが(※6)、あくまでも平均金額で住んでいる地域によっても診療費に大きな差がある(※7)ため、実際はもっとかかることも想定しておく必要があるでしょう。
現在は、わんちゃんの医療費をクラウドファンディングで集める飼い主さんもいます。しかし、集めている間にも刻一刻と愛犬が病魔に蝕まれていることや、集まらなかったときには治療ができないというリスクもあるため、しっかり貯金やペット保険で備えておくことが大切です。
愛犬の医療費は備えてる?わんちゃんの病院代事情!5万円以上の治療は諦める飼い主さんも〇%【飼い主300人アンケート】
(※4)参考:PRTIMES「2021年7月度 高額保険金お支払い事例「犬の僧帽弁閉鎖不全症ほかに約85万円」:ペット保険「PS保険」調べ」
(※5)参考:INUNAVI「【犬のペット保険18選を徹底比較】私が本気で選ぶおすすめTOP3はこれ【2023年1月最新】」
(※6)参考:日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度)」
(※7)参考:日本獣医師会「 家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査」
ペット保険の生涯にかかる保険料と病気にかかる生涯治療費
せっかくなので、ペット保険の生涯にかかる保険料(現在加入できるペット保険会社全17社を調査)とわんちゃんの病気でかかる生涯の治療費の金額もまとめてみました。
ペット保険会社A社、B社、C社のフルカバー70%プランの生涯保険料と、わんちゃんの平均生涯治療費は以下の通りです。
※アニコム「家庭どうぶつ白書2021」(※9)と日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度)」(※6)から年間の治療費平均を算出
※平均治療費×平均寿命14.76歳(※8)で計算
※生涯保険料は1~14歳9ヶ月で計算
平均だけを見れば生涯にかかる治療費は100万円ちょっとといったところで、選ぶペット保険や加入年齢によっては生涯保険料のほうが高くなる可能性もありますが、治療費はあくまでも平均ということを忘れてはいけません。
実際、私の17歳の愛犬にかかった治療費は12歳からの数年で平均治療費をはるかに上回り、16歳の愛犬も余裕で超えています。それに何よりも、支払った保険料よりも戻ってきた保険金のほうが多い!
生涯保険料ほどわんちゃんは病気にならないからペット保険はいらないという記事やブログなどを見ることもありますが、必ずしもそうとは言い切れず、保険料がもったいないと思う飼い主さんでもペット保険の選び方によっては十分に活用できるのではないでしょうか。
(※8)参考:一般社団法人 ペットフード協会「令和4年(2022年)全国犬猫飼育実態調査」
(※9)参考:アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書2021~ペットにかける年間支出調査」
高額治療が続いても問題ない
高額な治療費に備えられるだけでなく、お金が有り余っていて高額治療が続いても痛くも痒くもないという飼い主さんはペット保険はいらないでしょう。
■高額治療が続く場合の例
※横にスクロールしてご覧ください
※治療費は相場、地域や病院によって異なる
これらの病気は、ほとんどの場合で生涯にわたって治療が必要になり、薬代だけでも高額になります。
薬の量はわんちゃんの体重や病気の状態によって変わりますが、1つ数千円という薬も存在するため、毎日何錠も飲ませることを考えたら「たかが薬代」と思うのは危険!
また、薬代だけではなく定期的な検査や入院といったことも必要となるほか、療法食や病気のためのサプリメントが必要になったり、食欲が落ちてウェットフードしか食べなくなるということもあり、フード代もそれまでの3倍~5倍、場合によってはそれ以上なることも珍しくありません。
これらの病気は高額のため、治療をしないという選択をする飼い主さんもいますが、きちんと治療をしてあげることで、穏やかな余生が過ごせて寿命を全うできる可能性はグンと高まるため、生涯にわたって高額治療が続くことに少しでも不安があればペット保険に加入しておいたほうが安心でしょう。
絶対に病気にならないロボットのわんちゃんと暮らしている
動物病院のお世話になることがない、ロボットのわんちゃんと暮らしている飼い主さんはペット保険はいらないです。
ロボットのわんちゃんは絶対に病気をすることはなく、それこそ保険料の無駄となるだけなので加入することはおすすめしません。
とは言え、ロボットのわんちゃんでも故障をしたり機械の寿命があり、メンテナンスや修理は必要です。
ロボットのわんちゃんでさえ病気にならずとも絶対に壊れないということはないため、生きものに「絶対病気にならない」はありえませんね。
ペット保険で後悔するパターン3つ!
では、ペット保険で後悔するときというのはどんなときなのでしょうか。
ここでは、ペット保険で後悔するパターンを3つご紹介します。
後悔①ペット保険の選び方を失敗した
そもそも、ペット保険を選ぶときに「知名度」や「保険料の安さ」、「広告」だけで選んでしまうと、愛犬には使えないペット保険に入ってしまったと後悔する飼い主さんも少なくありません。
実際、昨年も1つのペット保険会社が保険金の遅延や未払いで行政処分を受け経営破綻状態となり、加入していた多くの飼い主さんがSNSで困っていることを投稿していました。
また、その以前には違うペット保険会社に加入していた飼い主さんが、病気になって保険を利用したら、翌年度の更新を拒否されたという投稿も見ることができます。
病気でペット保険を利用していた場合では更新を断られてしまえば乗り換えも難しく、加入できたとしてもその病気は補償されないため、治療費はすべて飼い主さんの自己負担となってしまいます。
ペット保険会社の経営状態までは知ることはできませんが、ペット保険には必ず重要事項説明書や約款があり、補償対象外の事柄や更新時についての説明なども事細かに書かれているため、面倒でもしっかり読んでから申し込むことをおすすめします。
入ってはいけないペット保険については、以下の記事で詳しく解説しています。
入ってはいけないペット保険ワースト7!最悪な保険の見分け方・失敗しない選び方を伝授
後悔②補償内容をわかっていなかった
ペット保険はどれも同じではなく、補償内容は各ペット保険ごとに異なりますが、「そもそもペット保険とは?誤解されがちな4つのポイント」でもご紹介したように、どのペット保険も予防目的の診察や処置は補償の対象外です。
記事の冒頭でもペット保険は人間でいうところの医療保険のようなものと触れましたが、民間の医療保険も公的医療保険(国民健康保険や社会保険など)も治療はカバーしてくれますが、予防医療は対象となりません。健康診断や人間ドッグなどが全額自己負担と言えばピンときやすいのではないでしょうか。
たまにSNSなどで、「愛犬の避妊手術でペット保険が使えなかったから〇〇はダメ」や「何だかんだ理由をつけて補償してくれないからペット保険はもったいない」といった投稿も目にすることがあると思いますが、ペット保険の本質や補償内容をしっかり確認していれば、そういった誤解もなく快適に利用することができるでしょう。
後悔③シニアになったときペット保険に入っていなかった
ペット保険に加入していなかったことを後悔する飼い主さんも実はとても多いです。
以前にいぬなびで別のペット保険のアンケートを行った際、
シニア犬になって病気がわかりお金が必要になることが何度もあったから入っておけばよかった。
愛犬が皮膚病になった時、病院代等が気になって病院に行くのをためらってしまったから。入っていればいいと後悔した。
無保険で多額の治療費を自己負担したので保険は加入した方が良いです。
愛犬が12歳の時に病気になり、病院に通うようになりました。薬代や手術代がとても高額なためです。
といったコメントがたくさん寄せられ、特にシニア期以降になってからペット保険に加入していないことを後悔する飼い主さんがたくさん!
若いうちは愛犬は健康だからペット保険は必要ないと思っていても、人間同様にわんちゃんもシニアになれば何かと体の不調は出てくるということも見据えて考えていかなければいけませんね。
ペット保険をいらないものにしないための選び方
ペット保険の必要性は感じていても、選び方がわからないという飼い主さんも多いでしょう。
ここでは、ペット保険をいらないものにしないための選び方をご紹介します。
①わんちゃんのなりやすい病気が補償対象外になっていないか確認する
検討するペット保険が、愛犬がなりやすい病気が補償対象外になっていないか確認しましょう。わんちゃんには、犬種や年齢によってなりやすい病気が存在します。
保険料の安い高いに関係なく、ペット保険によっては肝心な病気が補償されないということもあるため、しっかりチェックしてください。
■わんちゃんがなりやすい病気の一例
- すべての犬
…歯周病
- 避妊手術をしてない犬
…乳腺腫瘍、子宮蓄膿症
- 小型犬(チワワ、トイプードル、ミニチュアダックスなど)
…膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニア
- 目が大きい犬(特にチワワ、ペキニーズ、ビーグル、フレンチブルドッグなど)
…チェリーアイ
- 耳が垂れている犬や耳の中にたくさん毛が生えている犬(ミニチュアダックス、トイプードル、シュナウザーなど)
…外耳炎
- 皮脂の分泌が多い犬(トイプードル、シーズー、ミニチュアピンシャー、パグなど)
…皮膚病
- シニア犬
…心臓病、腎臓病、膵炎、てんかん、関節炎、皮膚病、腫瘍など
また、補償対象となっていたとしても、保険を使ったことで翌年度からは補償対象外とされたり、1つの病気で生涯を通して使用できる回数が決まっているなどのペット保険もあるので、しっかり重要事項説明書や約款を読むようにしてください。
②更新時の条件追加の有無や更新不可の条件を確認する
ペット保険は1年ごとの更新になりますが、中には更新時に補償を制限したり、更新不可とするペット保険も存在します。
ペット保険を利用したことで特定の病気や体の部位を補償対象外にされてしまっては、その後の治療はすべて自己負担!更に、年間補償限度額や回数制限をMAXに使った場合や、病気の種類によっては更新不可というペット保険もあるのです。
すべてがそんなペット保険ではありませんが、こちらも申し込む前に重要事項説明書や約款をよく読んで確認することが大切です。
③加入時の保険料だけでなくシニア期以降の保険料も確認する
実際にペット保険を解約した飼い主さんのやめた理由に「保険料が高くなった」というものが多く見られたように、上記のグラフを見るとわかる通り、加入時の年齢によっては保険料が1,000円~2,000円と安くても、A社のようにシニア期以降にグンと保険料が高額になるものもあるので注意が必要です。
ペット保険は生涯にわたり加入するもので、わんちゃんの寿命が年々伸びている今、シニア期以降の保険料はとても重要!
シニアを過ぎてから心臓病や腎臓病といった慢性の病気になるわんちゃんは多いほか、急な体調不良などで動物病院に通う頻度も増えてきますが、保険料が高すぎて治療に専念できなかったり、保険を解約せざるを得ないということがあっては、備えるために入ったはずのペット保険が何の意味も持たなくなってしまうでしょう。
ペット保険によって保険料の上昇の仕方は異なりますが、ある程度の年齢から定額にしているペット保険も複数あるので、補償内容と保険料はしっかり比較することをおすすめします。
比較の仕方がわからない飼い主さんや、ペット保険についてもっと詳しく知りたい飼い主さんは、以下の記事をご覧ください。
【犬のペット保険18選を徹底比較】私が本気で選ぶおすすめTOP3はこれ!
ペット保険によくあるQ&A
ここでは、ペット保険によくある疑問を3つほどご紹介していきます。
月々の保険料はどれくらい?
A.ペット保険は年齢で保険料が決まるほか、補償内容によって保険料が異なるため一概にいくらということはできませんが、小型犬の5歳で補償割合70%のフルカバータイプだった場合、平均3,066円となっています。
現在加入できるペット保険会社17社の保険料の平均を、プランと年齢別で出してみたので、以下を参考にしてください。
■ペット保険のプラン別・年齢別の保険料平均(小型犬)
※横にスクロールしてご覧ください
■フルカバータイプや一部カバータイプとは
- フルカバー
…通院+入院+手術が補償される - 一部カバー
…入院+手術や通院のみ、特定の傷病のみといった一部が補償される
診断名がつかなかった診察や検査も補償してもらえるの?
A.予防目的での診察や検査は補償対象外ですが、体調不良や症状があって診察を受けた場合は診断名がつかなくても補償してもらえます。
例えば、「ご飯を食べない」「元気がない」と動物病院を受診した場合に、検査や点滴、薬などを処方されることがありますが、検査で原因の特定ができなかった場合でも、補償を受けられるので安心してください。
ただし、明らかに健康なのに体調が悪いと偽って検査をしてもらった場合は補償されません。
いつ頃加入するのがおすすめ?
A.病気やケガは予測できるものではないので、ペット保険の検討をしたときが加入のタイミングです。
若いころに発症した病気が原因で、ペット保険に加入できない・条件付きでの加入となってしまう可能性もあるほか、シニア期以降の加入は選べるペット保険が限られるなど、さまざまなリスクがあるため、若く元気なうちからの加入をおすすめします。
現在のすべてのペット保険から選べるのは7歳11ヶ月までとなっており、それ以降は徐々に減って、フルカバータイプのペット保険が選べるのは12歳11ヶ月までです。
病気やケガは突然起こるということを考え、早めの加入をおすすめします。
まとめ
選び方さえ失敗しなければ、ペット保険は愛犬のもしもの時に頼りになる心強い存在です。
確かに、飼い主さんのすべての希望が叶うような完璧なペット保険は存在しませんが、それはペット保険に限らずどんなものにも言えることではないでしょうか。
現在の元気な愛犬と目先の保険料だけで「いらない」「必要ない」「もったいない」と判断するのではなく、ゆくゆくのことも考えてペット保険の加入を検討してみることをおすすめします。
また、現在は安定した収入があり、愛金貯金ができている飼い主さんも、もし収入がなくなってしまったり、多額の借金を抱える、家族が増えるなどの変化があったら…?将来のことは誰にもわかりませんよね。
愛犬のもしもの時に、金銭的な問題で必要な治療を受けさせてあげられないといったことがないように、しっかり考えてみましょう。
【犬のペット保険18選を徹底比較】私が本気で選ぶおすすめTOP3はこれ!
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執筆者
- ペットライター
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たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー