公開 2022.12.27 更新 2023.01.06
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犬の手作りレシピ【ぽかぽか冬野菜シチュー】寒い季節にカラダを温める食材でぽかぽかに

犬の手作りレシピ【ぽかぽか冬野菜シチュー】寒い季節にカラダを温める食材でぽかぽかに

北風の吹く寒~い日が増えてきました。こんな季節は、フワフワの毛に包まれているワンちゃんも体調を崩しがち。そんな時は体の中からポカポカ温まるご飯で免疫力をアップ!今回は季節の食材をたくさん使った簡単シチューのご紹介です。

ペット栄養管理士 新倉みさ

執筆者

ペット栄養管理士
新倉みさ
愛玩動物飼養管理士

現在、3代目の保護犬と生活中。保護当時から腎不全だった先代犬の看病の経験から犬の栄養学を学び始める。そして、ほんの少し知っていればできることが沢山あることを知り、そのことを多くの人に伝えるために「愛犬のための栄養教室」を主宰。飼い主自身が愛犬に合ったご飯を選んだり作ったりできるようになることを目標としている。ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペットフーディスト、ペットヘルパー1級、ドッグライフカウンセラー

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ぽかぽか冬野菜シチューの材料

〇シチュー
・ササミ 1本
・にんじん 10g
・山芋 10g
・カボチャ 10g
・ゴボウ 5g
・まいたけ 3g
・白菜 少々
・水 200ml
・生姜 少々

〇ヤギミルク
・ヤギミルクパウダー 5g
お湯 50ml 

とろみ
片栗粉 小さじ1 
水 大さじ2 

ペットフーディスト新倉
ペットフーディスト新倉
トッピング食材などでもよく使われる鶏肉。実は体を温める食材で寒い時期のお勧め食材です。そして冬野菜、特に根野菜はミネラル豊富で、血行を良くして体を温めてくれます。そこに片栗粉を使ってとろみをつけることで、冷めにくく、ゆっくり体を温めるシチューとなります。また、とろみがあることで、飲み込む力の弱くなったシニアの子も飲み込みやすくなりますよ。

① ササミをワンちゃんが飲み込みやすい大きさに切ります。

① ササミをワンちゃんが飲み込みやすい大きさに切ります。

② にんじん、山芋、カボチャを、皮を剥いて5mm角くらいに切ります。

② にんじん、山芋、カボチャを、皮を剥いて5mm角くらいに切ります。

③ ごぼうのアク抜きをします。

ゴボウは、泥を落として熱湯に数秒くぐらせてアク抜きをします。この時、長い時間お湯につけるとゴボウに含まれているポリフェノールが流れ出てしまうので注意しましょう。皮は剥かなくても大丈夫ですが、厚かったり気になるようでしたら剥いてください。

ごぼう

④ お鍋で①~③の具材を煮込みます。

お鍋に水200mlを入れて、①~③を入れて沸騰させます。アクを取ったら、弱火で10~15分コトコト煮込みます。

④ お鍋で具材を煮込みます。

⑤ お鍋からごぼうを取り出し擦って戻します。

弱火で煮始めましたらゴボウを取り出し、擦ってからお鍋に入れなおします。ゴボウにはイヌリンやリグニンなどが入っていて、ワンちゃんの健康に良い野菜ですが、食物繊維の量がとても多いので切っただけではワンちゃんの体に負担が掛かります。必ず擦って食べさせてあげてください。食べ慣れていなかったり量が不安な場合は入れなくても大丈夫です。
(最初から擦って入れると、③の作業の時にアクと一緒にすくってしまうので注意)

⑤ お鍋からごぼうを取り出し擦って戻します。

⑥ ⑤に生姜を入れます。

次に生姜をみじん切り、または擦って、お鍋に入れてください。生姜は加熱すると成分の一部が変わり、体を温める効果が高まります。寒い季節には温めてあげることをお勧めします。

⑥ ⑤に生姜を入れます。

⑦ ヤギミルクを準備します。

コトコト茹でている間に、ヤギミルクパウダーとお湯を混ぜてヤギミルクの準備をします。お水でも溶けますが、ぬるま湯の方がダマになりにくいです。液体のヤギミルクを使っても大丈夫です。

⑦ ヤギミルクを準備します。

⑧ 舞茸と白菜を食べやすい大きさに切ります。

舞茸は、一度冷凍してから使うと旨味成分や栄養分が溶け出しやすくなります。 

⑨ ⑦⑧をお鍋に入れて1~2分ほど加熱します。

⑨ ⑦⑧をお鍋に入れて1~2分ほど加熱します。

⑩ 最後に一旦火を止めて水で溶かした片栗粉を少しずつ混ぜます。

中火で1~2分加熱したら完成!

⑩ 最後に一旦火を止めて水で溶かした片栗粉を少しずつ混ぜます。

いろいろな食材を使う際には、わんちゃんの体を考えて以下のポイントをおさえましょう。

  1. お肉は他のお肉やお魚にしても美味しくできます。特に羊のお肉は体を温めるLカルチニンが豊富です。 
  2. 野菜の量は多くなりすぎないように注意してください。ワンちゃんは肉食に近い食性なので、飼い主さんが食べるシチューを作る場合より野菜の割合は少ない方がワンちゃんの体に合っています。 
  3. ワンちゃんに食べさせてあげる時は、必ず人肌よりも冷めてからあげてください。 
ペットフーディスト新倉
ペットフーディスト新倉
冬は体を温める食材を使ってあげることが大切です。今回使った食材の他にも体を温める食材はいろいろあります。ワンちゃんのご飯に使える体を温める食材は来月、ご紹介しますので、そちらの記事も読んでみてくださいね。

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ペット栄養管理士 新倉みさ

執筆者

ペット栄養管理士
新倉みさ
愛玩動物飼養管理士

現在、3代目の保護犬と生活中。保護当時から腎不全だった先代犬の看病の経験から犬の栄養学を学び始める。そして、ほんの少し知っていればできることが沢山あることを知り、そのことを多くの人に伝えるために「愛犬のための栄養教室」を主宰。飼い主自身が愛犬に合ったご飯を選んだり作ったりできるようになることを目標としている。ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペットフーディスト、ペットヘルパー1級、ドッグライフカウンセラー

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