au損保『ペットの保険』はどんなペット保険?
■au損保『ペットの保険』の基本情報
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au損保の『ペットの保険』は、2023年オリコン顧客満足度ランキングでランキングには入らなかったものの、高評企業として認定されている後日清算型のペット保険です。
通院+入院+手術が補償されるフルカバータイプの「通院あり」と、入院+手術が補償される一部カバータイプの「通院なし」があり、それぞれ2つの補償割合プランが用意されているので、飼い主さんの目的や保険料で選びやすいと言えます。
そんなau損保『ペットの保険』に加入している・検討している飼い主さんの実際の評判はどうなっているのでしょうか。次章ではSNSでの評判と口コミの傾向をご紹介します。
au損保『ペットの保険』SNSでの評判と口コミ傾向
いぬなび編集部では、au損保『ペットの保険』に関する口コミを徹底調査し、直近の口コミ(Instagram、X(旧Twitter)、みん評)から口コミの傾向を分析しました。
まずは、au損保『ペットの保険』に関する良い口コミと悪い口コミの件数から紹介します。
au損保『ペットの保険』は口コミ自体が少なく、Instagramでは1件も見つけることができませんでした。
口コミ傾向の詳細を見る
■良い口コミの傾向(15件)
・シニア期からでも加入ができる:4件
・auユーザーだから加入した(特典がある):3件
・保険料が安い:2件
・補償が手厚い:1件
・手術の上限が高くて安心:1件
・24時間獣医師に相談できる:1件
・支払いの回数制限がない:1件
・プランの選択肢が豊富:1件
・保険に入っている安心感がある:1件
■悪い口コミの傾向(5件)
・シニア期の保険料が高い:2件
・よく読むと細かい制約が多く不安しかなく加入しなかった:1件
・手術プランは全然使う機会がなく損:1件
・窓口精算できない:1件
良い口コミでは「シニア期からでも加入できる」といったものが見られましたが、逆に悪い口コミでは「シニア期の保険料が高い」という声がありました。10歳を過ぎると入れるペット保険が少なくなるため、選択の幅が広がるのはシニア犬の飼い主さんにとってありがたいことですが、保険料が高いというのはマイナス要素となってしまうでしょう。
実際の口コミをご覧ください。
良い口コミ評判
24時間無料相談がとても便利
我が家の愛犬は病気知らずだったのですが、1年ほど前に大病をしてそこそこの治療費がかかったため保険に加入することにしました。
auユーザーなのでau損保の存在は知っており、調べたところ10歳の我が家の愛犬でも加入できることや、24時間獣医師に無料で相談できる特典もあることから加入を決めました。
他の保険会社にも同じようなサービスがあるのかもしれませんが、au利用料金と一括決済できるのは便利だし、Pontaポイントが付くことも決めたポイントです。
加入後は病気をしていないので実際の手続きや対応は不明ですが、24時間相談サービスは何回か利用しました。しっかり聞いて丁寧に答えてくれるので、頼りになりそうです。
引用:みん評
auはペット保険もかなり手厚くカバーしてくれるので、とても助かっています。 #入ってなければ破産でしたw
引用:X(投稿日2022年2月2日)
うちはアニコムからauのペット保険に変えました😃窓口精算は出来ないのですが手術の上限が八十万なので。周りの人もいざ手術になると四、五十万くらいかかるみたいですね😭普通の保険は上限が十万位のが多いです😃
引用:X(投稿日2021年9月24日)
安心感が増しました
先住犬は、ペット保険を利用することなく亡くなりました。病気がちではなかったものの、晩年は大きな病気をして手術や入院、通院も多くなり、経済的に厳しかった経験から、
次にペットを迎える時には必ずペット保険に入ろうと決めていました。こちらのペット保険にしたのは、私がauユーザーだからという理由が大きいです。
ユーザーであれば申込み手続きも簡単で、請求手続きも手軽に行えると知り、申込みました。まだ請求手続きするような怪我や病気はしていませんが、保険に入っているというだけで安心感が違うと感じています。
引用:みん評
auユーザーの加入が多いようで、携帯の利用料金と一緒に支払えることや、申込み手続きが簡単といった利便性についての良い口コミが目につきました。
「au」という大手企業が販売しているという安心感もあるのかもしれません。
悪い口コミ評判
Auペット保険に入ってるんですが、入院手術タイプなのでなかなか支払われる機会がなくて後悔しております。最近はほとんど通院で治す事のほうが多いとの事、、、
引用:X(投稿日2022年2月13日)
ペットが10歳まで保険に加入出来るのは良い
ペット保険を探していて、大手で信頼出来ると感じたので入りました。良かったところは、限度額内であれば保険金の支払い回数の制限がないところです。
その為回数を気にせずにちょっとした事でも気軽に病院に連れていく事が出来て満足しています。またペットが10歳まで保険に入れるというのも助かりました。
うちの犬はすでに8歳を超えていて、加入は無理かなと思っていたのですが、ギリギリで入れてホッとしています。
ただ保険料が若干高いというのが気になりました。高齢のペットだと支払う保険料が高くなるので、経済的に余裕がない人は少し大変かもしれません。
引用:みん評
私はauだから、auのペット保険に入ったわぁ。そっちの方が安かったの
でも、入院&通院にしたら高いから手術代金100%に。
引用:X(投稿日2020年9月18日)
『ペットの保険』はシニア期以降の保険料が高いことから、フルカバータイプではなく一部カバータイプを選択する飼い主さんも多いようですが、一部カバーを選択したことで後悔しているという声も見られるため、どんな目的で加入するかをよく考えて決めたほうがいいでしょう。
一部カバータイプからフルカバータイプへの変更は病気をしてからだと難しいので、保険料だけで選ぶことはおすすめできません。
au損保『ペットの保険』の口コミ評判まとめ
■良い口コミまとめ
・10歳のわんちゃんも入れる
・補償内容が手厚い
・auユーザーは便利
■悪い口コミまとめ
・保険料が高い
auがペット保険を販売していることを知らない飼い主さんも多いですが、知っている飼い主さんでは比較的評判は良いようです。
ただ、それでも保険料が高いことをネックに思う飼い主さんが少なくないので、次章で解説する特徴をよく理解して検討するようにしましょう。
au損保『ペットの保険』の特徴は?
au損保『ペットの保険』は補償内容が良いペット保険ということが口コミ評判から見受けられますが、実際どんな特徴があるのでしょうか。
ここで詳しく解説します。
①回数制限や日額限度額の設定はないが支払限度額の到達で保険失効
au損保『ペットの保険』は、回数制限や日額限度額の設定がないため、年間の限度額内であれば何回でも利用することができます。
とは言え、基本的にペット保険はどこも以下のようなコントロールを行っており、実際『ペットの保険』の年間限度額は抑えめになっています。
- 回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
- 年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
- 保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
さらに、通院に対しての年間限度額が設定されているため、通院での利用時は注意が必要です。
また、保険期間中に入院や手術による治療を受けて「お客様ページ」に記載されている支払限度額に達してしまった場合は保険契約が失効となり、失効になってしまった場合は継続はもちろん新たに加入し直すこともできなくなります。
通院で達してしまった場合では更新まで通院の補償が受けられないだけですが、失効させないためにもどれだけ保険を利用したかは把握しておいたほうが安心です。
■au損保『ペットの保険』の年間限度額
プラン名 |
50%プラン |
70%プラン |
通院 |
20万円まで |
28万円まで |
入院 |
50万円まで |
70万円まで |
手術 |
50万円まで |
70万円まで |
年間補償限度額
(通院・入院・手術の合計) |
50万円 |
70万円 |
そうは言っても、多くのペット保険で設定されている「1日〇〇円が上限」といった日額の制限がないことは、高額な治療費のときには大いに助かるでしょう。
実際、私は回数制限・日額上限があるペット保険と回数無制限・日額上限なしの2つのペット保険に加入していますが、毎月の定期通院で4万円前後かかる愛犬(17歳)は日額上限がないほうのペット保険なので、とても助かっています。
au損保『ペットの保険』は通院の年間限度額が設定されているので、毎月の通院に4万円の治療費がかかった場合では10回で通院の年間限度額に達してしまいますが、2万円を超える治療費がかかる場合では日額上限がないほうが自己負担額が少なく済むのは明らかです。
また、年間限度額に達すると契約失効で継続できないと述べましたが、高額な治療が続いたり心臓や脳などの特殊な手術がない限り達することはそうなく、過剰に心配する必要はないでしょう。
実際、私の加入しているペット保険にも同様の条件がありますが、この6年以上手術や入院、毎月の定期通院でかなり利用していても、年間限度額の70万円に達することはなく、毎年ちゃんと更新できていますよ!
②「通院あり」か「通院なし」でそれぞれ2つの補償割合から選べる
au損保『ペットの保険』は、対象となる病気やケガの通院+入院+手術を補償するフルカバータイプの「通院あり」と、入院+手術を補償する一部カバータイプの「通院なし」があります。
それぞれ補償割合(※ペット保険会社が負担する金額の割合)が50%プランと70%プランが用意されていので、しっかり備えるか手術などの高額な治療に備えるかといった目的で選ぶことができます。
■au損保『ペットの保険』のプラン内容
|
補償されるもの |
補償割合 |
回数制限 |
通院あり |
通院、入院、手術 |
50%
70% |
無制限 |
通院なし |
入院、手術 |
50%
70% |
無制限 |
ただし、16歳頃になると病気や体力などさまざまな問題から手術ができないということも珍しくはなく、通院や入院がメインで治療費も高額になりがちなことを考えると、シニア期に備えたい場合では一部カバータイプよりもフルカバータイプのほうがおすすめです。
とは言え、フルカバータイプのほうが保険料が高くなる傾向にあり、ただでさえau損保『ペットの保険』の保険料は他と比べても高いので、保険料を抑えたい場合は補償割合で調整するかほかのペット保険を検討したほうがいいと言えます。
③10歳以降の保険料が高めで20歳まで上昇
au損保『ペットの保険』の保険料は、10歳までしかHP上に載っておらず、10歳以降の保険料が知りたい場合は電話で問い合わせる必要があります。問い合わせてみると、10歳以降の保険料が他のペット保険と比べて高めな傾向にあることや、ある一定の年齢から定額になるペット保険もありますが、20歳まで急激に上昇し続けるので注意が必要です。
若年期の保険料は比較的安めに設定されていることから、確認しないで加入してしまうと後々解約を考えることになる可能性もあるので10歳以降の保険料はしっかり確認することをおすすめします。
実際に問い合わせると、1歳ごとに電話口で読み上げてくれ、小型犬や中型犬のフルカバータイプと小型犬の一部カバータイプの20歳までの保険料を聞いたのでまとめてみました。
au損保『ペットの保険』の保険料
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ミックス犬の分類は以下の通りです。
- 体重10kg未満
…犬A(主に小型犬)
- 体重10kg~20kg
…犬B(主に中型犬)
- 体重20kg以上
…犬C(主に大型犬)
au損保『ペットの保険』は10歳以降の保険料が高めです。シニアになればなるほど動物病院のお世話になる頻度が増えたり治療費が高額になる傾向にあるため、わんちゃんの寿命が延びている今、20歳まで払い続けられるかよく考えてみましょう。
→au損保『ペットの保険』犬種分類表はこちら
④膝蓋骨脱臼(パテラ)などかかりやすい病気の多くをカバー
au損保『ペットの保険』は、ペット保険で補償対象外としているところも多い「パテラ(膝蓋骨脱臼)」や「椎間板ヘルニア」などをはじめ、わんちゃんがかかりやすい病気の多くが補償対象になっています。
■au損保『ペットの保険』の補償対象外の傷病
歯科治療、乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、そけいヘルニア、睫毛乱生
残念なのは歯科治療が補償されないことですが、回数無制限や日額上限がないということを天秤にかければ許容範囲なのではないでしょうか。
わんちゃんがかかりやすい主な病気はこちら
■わんちゃんがかかりやすい主な病気
- 歯周病
…成犬の80~90%が罹患しているとされている。歯周病が悪化すると抜歯などの処置が必要。心臓病などを引き起こすほか、最悪の場合敗血症など命に係わる - 皮膚病
…柴犬やトイプードル、ミニチュアダックスなどに多く見られる。長期的な通院治療が必要になること - 白内障
…シニア犬に多く見られる。治すには手術しかない。軽度の場合は進行を遅らせるために点眼薬やサプリメントによる通院治療 - 椎間板ヘルニア
…ミニチュアダックスやコーギーなどに多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 膝蓋骨脱臼(パテラ)
…トイプードルやチワワなどの小型犬に多く見られる。軽度であれば経過観察で済むこともあるが、重度の場合は手術が必要になる - 関節炎
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などホルモン(内分泌)の病気
…シニア犬に多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られ、手術後は内服薬が必要 - 心臓病
…小型犬やキャバリアに多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られる - 慢性腎臓病
…シニア犬に多く見られる。定期的な通院が必要で生涯病気と付き合っていく必要がある。ステージによっては毎日の点滴が必要になることも。透析ができる病院もあるが、高額な上に生涯にわたって毎週の通院が必要 - 膵炎
…入院治療になることが多い。再発しやすい - てんかん
…定期的な通院や投薬が必要になることも - 肺炎・肺水腫
…シニア犬に多く見られる。入院治療になることがほとんど。獣医師から自宅での酸素室レンタルを指示されることも - 腫瘍
…シニア犬に多く見られる。基本は外科手術だが、悪性腫瘍の場合は抗がん剤治療や放射線治療が必要なことも。定期的な通院が必要 - 認知症
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察だが、内服薬が必要になることも - 子宮水腫・子宮蓄膿症
…避妊手術をしていないシニア犬の女の子に多く見られる。命に係わることが多く緊急手術が行われることが多い
⑤免責金額がない
au損保『ペットの保険』は免責金額の設定がないので、500円や1,000円といった治療費でも保険金を請求することができます。
免責金額とは、補償対象となっている治療費でも飼い主さんが必ず自己負担しなければいけない金額で、設定されている場合はその金額以上の治療費でなければ保険金を請求することができません。
免責金額の設定は保険会社によって異なりますが、au損保『ペットの保険』には免責金額がないので、しっかり補償を受けることができます。
⑥待機期間がある
au損保『ペットの保険』は、毎月20日までの申込みで翌月1日から補償が開始されますが、病気に対して30日間の待機期間(免責期間)があり、補償開始日になったからといってすぐにペット保険が利用できるわけではありません。
■待機期間の例
待機期間は多くのペット保険で設けられていますが、待機期間中は病気やケガをしたときに治療費が全額自己負担になるのはもちろん、待機期間中に発症した病気はその後もずっと補償対象外になります。
また、待機期間中に病気の兆候があっても動物病院を受診せず、待機期間があけてから治療を受けたとしても、待機期間中に発症したと調査で判明した場合は保険金が支払われないので注意してください。
■au損保『ペットの保険』待機期間※補償開始日(責任開始日)から
・ケガ:0日間
・病気:30日間
【全18社比較】ペット保険の待機期間(免責期間)なしはココ!早く補償を受けるには?
⑦10歳11ヶ月まで新規加入可能
au損保『ペットの保険』は、10歳11ヶ月まで新規加入が可能になっています。
■ペット保険に新規加入できる年齢
現在あるすべてのペット保険から選べるのは7歳11ヶ月までで、8歳以降は徐々に加入できるペット保険が減っていきます。
愛犬がシニアになってからペット保険を検討する飼い主さんも多いように、10歳11ヶ月まで加入できるのは助かりますね。
⑧獣医師相談サービスや支払い方法の多様性
au損保『ペットの保険』は、24時間365日、獣医師に直接電話で無料相談できる「かかりつけ獣医師ダイヤル」を利用することができます。
夜間など急な体調不良や誤飲、ケガなどのときに相談できるのは助かりますね。
また、ほとんどのペット保険が保険料の支払いは口座振替やクレジットカード払いですが、auかんたん決済やau PAY(※年払いのみ)にも対応しているので、auを利用している場合は便利と言えるでしょう。
au損保『ペットの保険』のメリットとデメリット
au損保『ペットの保険』は、回数無制限で年間限度額内なら自由に利用できるペット保険です。
ここでは、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
メリット
- 回数無制限で日額限度額の設定もない
- わんちゃんがかかりやすい病気の多くをカバーしている
- 9歳11ヶ月まで新規加入が可能
- フルカバータイプと一部カバータイプから選べる
- 獣医師に電話で無料相談できるサービスがある
- 基本的には更新時に条件追加や継続を断られることはない
特徴にもある通りau損保『ペットの保険』は、回数制限や日額限度額の設定がなく、わんちゃんがかかりやすい病気の多くをカバーできる使い勝手が良いペット保険と言えます。
また、更新時に特定の病気や部位を補償対象外とする条件が追加されたり、継続を断られることもない(※年間限度額に達した場合を除く)のは安心ポイントでしょう。
そのため、回数制限や日額限度額がないペット保険を探している飼い主さんや、条件追加や継続不可がないペット保険を探している飼い主さんにおすすめです。
デメリット
デメリット
- 待機期間がある
- 年間限度額に達する保険契約が失効になる
- 通院に年間限度額が設定されている
- シニア期以降の保険料が高い
- 窓口清算できない
au損保『ペットの保険』のデメリットは、やはりシニア期以降の保険料が高いことでしょう。
また、保険期間中に年間限度額に達すると保険契約が失効して継続できないということも、そうそうないこととは言え不安要素と言えます。
さらに、窓口清算ができないため、一旦は動物病院で全額を自分で支払い、後で保険金を請求しなければいけないので、一時的に金銭的負担が重くなることもデメリットに感じる飼い主さんもいるかもしれません。
au損保『ペットの保険』に関するQ&A
ここでは、au損保『ペットの保険』について、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
A.公式サイトや保険サイトなどからのネット申込みになります。
スマートフォン、タブレット、パソコンであれば申込み可能です。従来の携帯電話(ガラケー)からの申込みはできません。
auの利用者であれば、au IDを使って申込むことでauに登録している情報が自動的にセットされるので、入力する手間が省けて簡単です。
A.ドコモやソフトバンクなどのスマートフォンを利用していても申込みできます。
A.治療中や経過観察中、過去3ヶ月の間に病気やケガの治療で動物病院を受診した場合は加入することができません。
基本的にペット保険は、保険の公平性を保つために健康体での加入が原則です。健康なわんちゃんと病気のわんちゃんが同じ保険料で同じ補償を受けることは公平ではないことから、加入できないこともあります。
また、過去に病気をしたことがある場合では、条件つきで加入できる場合もありますが、『ペットの保険』では以下の病気は引受不可になっているので注意してください。
■au損保『ペットの保険』引受不可の病気
悪性腫瘍、腎疾患(腎不全など)、免疫介在性溶血性貧血(IMHA)、免疫介在性血小板減少症、巨大食道症、膵外分泌不全、肝硬変、門脈シャント、脳神経疾患(水頭症を含む)、てんかん様発作、けいれん発作、椎間板ヘルニア、心疾患(僧帽弁閉鎖不全症など)、フィラリア症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、副腎皮質機能亢進症(クッシング゙病)、糖尿病、猫伝染性腹膜炎(FIP)、猫白血病(FeLV)、猫後天性免疫不全症候群(FIV)
引受不可の病気はペット保険会社によって異なります。各ペット保険会社の引受不可の病気や治療中でも入れる可能性があるペット保険については以下の記事をご覧ください。
【全17社調査】治療中でも入れる可能性のあるペット保険はコレ!加入できない病気や条件についても解説
A.避妊や去勢手術は傷病にあたらないため、補償されません。
ペット保険は人間の医療保険と同様に病気やケガの治療費を補償するもので、健康診断やワクチン接種など予防に関する診察や処置は補償対象外です。
補償の対象にならないものは、au損保『ペットの保険』の「重要事項説明書『保険金をお支払いできない主な場合』」をご覧ください。
A.所定の書類による郵送請求、スマホアプリ請求、WEB請求が利用できます。
『ペットの保険』は、病気やケガの原因となった事故などの発生の日、または治療を開始した日からその日を含めて30日以内に連絡を入れる必要がありますが、WEB請求やアプリ請求は事故受付と同時に直接保険金請求ができます。
紙面による請求は、連絡を入れて郵送してもらうか、HPからダウンロードしてください。
書類等に不備がなければ、請求書類が到着してから30日以内に指定の銀行口座に振込まれます。
【実体験】ペット保険の請求方法4パターンを解説!保険金はいつ振り込まれる?
A.保険期間中に解約したい場合は、「お客さま専用ページ」から解約手続きが必要です。
すべてネット上で行うことができます。
まとめ
au損保『ペットの保険』は、わんちゃんがかかりやすい病気の多くをカバーしてくれる回数無制限のペット保険です。
通院に年間限度額が設定されていることやシニア期以降の保険料が高いこと、歯科治療が補償対象外ということはマイナス要素ですが、完璧なペット保険は存在していないため、『ペットの保険』は自分に合ったペット保険で、保険料さえネックでなければ検討する価値はあるでしょう。
しつこいようですが、『ペットの保険』の保険料は高いです。わんちゃんの寿命は延びており、17歳、18歳というわんちゃんもたくさんいるので、現在の年齢の保険料だけでなくシニア期以降の保険料も熟慮してくださいね。
犬の長生きの秘訣に迫る!食べ物や普段の生活などご長寿犬飼い主さんたちにも取材
執筆者
- ペットライター
-
たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー