犬の目やにの原因
目やには大きく分けて4つの原因があります。
原因を把握することで何をすべきなのか見えてきますよ。
原因その1:病気
ワンちゃんの目やにが関係している主な病気を紹介するので、症状とチェック方法を参考にしてみてください。
結膜炎
- 白目は赤くなっていないか
- 痒そうに半目になっていないか
- 目をかく仕草を頻繁に行っていないか
- 涙や目やにが通常より多く出ていないか
角膜炎
- 目の表面が白く濁っていないか
- 目が充血していないか
- 痛そうに半目になっていないか
- 目をかく仕草を頻繁に行っていないか
- 涙や目やにが通常より多く出てないか
ドライアイ
- 目がカピカピしていてつやがない
→涙で目が潤っていない状態 - 涙や目やにが通常より多く出ることはないか
緑内障
- 目の痛みにより食欲は落ちていないか
- 元気がないのではないか
- 撫でられるのを嫌がらないか
- 物にぶつかって歩いたりしていないか
白内障
- 目が白くなってきてはいないか
- 物にぶつかって歩いたりしていないか
ぶどう膜炎
- 片目をウインクするような半目になっていないか
- 目をかく仕草を頻繁に行っていないか
- 涙や目やにが通常より多く出ていないか
犬ジステンパー
- 混合ワクチンを受けているか
- 発熱・鼻水・くしゃみ・目やにはみられるか
- 食欲不振はみられるか
- 下痢・嘔吐はみられるか
マイボーム腺腫
- まぶたが赤く腫れ上がっていないか
- 開けづらそうに半目になっていないか
- 目をかく仕草を頻繁に行っていないか
- 涙や目やにが通常より多く出ていないか
これらの病気が原因かもしれないと思ったら、動物病院へ行く前に目にこれ以上触れないようにエリザベスカラーをしてあげてください。
エリザベスカラーは目をかかないようになるだけではなく、今後怪我や手術をした場合、傷口を舐めてバイキンが入らないようにすることが可能です。
もし自宅に無い飼い主さんは、これを機にひとつ購入しておくといざというとき安心ですよ(`・ω・´)ゞ
原因その2:刺激
犬は顔にも毛が生えていますよね?そのため、目の周りの毛が入ったり、普通とは違ったところに生えてしまったり、目に入るように生えてしまっているまつ毛が目の刺激となることで炎症反応として目やにが現れています。
目やにが現れた時には目の中にゴミや毛が入っていないか確認してみてください。
長すぎる毛が目に入ってしまっていた場合にはハサミでカットしましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
愛犬が元気すぎたり、怖がったりしてじっとできないときは、トリミングできってもらいましょう。逆さまに生えてしまっているまつ毛は、しっかり抜く必要があるので動物病院に連れて行ってくださいね。
原因その3:食べ物
質が悪いドッグフード(質の悪い原料、添加物配合など)、開封して時間がたってしまい劣化したドッグフードを与えていると、便やおしっこで排出できなかった分の老廃物が体にたまり目やにの原因になることもあります。
良質のドッグフードを十分な水分と一緒に与えることは、目やにだけではなく涙やけの予防にも繋がるので、目の周りの汚れが気になる飼い主さんは一度ドッグフードの種類や管理を見直してみてくださいね♪
原因その4:先天的なもの
先天的な原因が多く対策することが難しいため、重症度が高い場合は動物病院で手術によって矯正する必要があります。
目やにの状態でチェック!正常or異常
目やにの状態でワンちゃんの状態をおおまかに把握することができます。
正常なのか異常なのか判断する際の参考にしてくださいね。
目やにの量
- 目やにの量が少ない
→正常 - 目やにの量が多い
→結膜炎、角膜炎の可能性がある。
目やにの色
- 膿のような緑色、黄色
→結膜炎、ドライアイ、ウイルス性の感染症の可能性がある。 - 白色、茶色、灰色、黒
→正常、結膜炎、角膜炎の可能性がある
目やにの粘着度
- 湿ったような状態
→結膜炎、ドライアイ、角膜炎 - 粘着度が高い状態
→ドライアイ
異常があれば病院へ
さっきふいたばかりなので、また目やにがついている、目やにで目が開きづらくなっている、お散歩にいくと必ず目を痒がってしまう・・・このような目やにの異常は病気のサインかもしれません。異常が見られる場合にはすぐに動物病院へ連れていきワンちゃんの健康をサポートしてあげてくださいね。
犬の目やにの正しい取り除き方
目やにに気がついたときは、取り除く習慣をつけましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
放置すると、固まって取れにくくなるだけではなく、臭いや細菌が繁殖し皮膚病、目の病気に発展する恐れもありますよ。
準備するもの
基本的にはティッシュだけでも取り除くことは可能です(`・ω・´)ゞ
固まってしまった目やには、シャンプーした後や蒸しタオルで柔らかくすると取り除きやすくなりますよUo・ェ・oU
それから、ごほうびのおやつも用意しましょう。
手順
床に座らせても良いのですが、膝の上に座らせて行うことでワンちゃんも安心感が生まれるので、最初の内は膝の上でやってあげてくださいね♪
それからワンちゃんによっては嫌がる子もいるので、飼い主さんはちょっと取りづらいと思いますが後ろから優しくそっと取ってくださいね♪
一度怖い経験をしちゃうと、次からは嫌がってしまうので注意してください。
そしてちゃんとできたら、褒めつつおやつをあげてくださいねU^ェ^U
飼い主さん必見!犬の目やに予防法
目やには飼い主さんが自宅で予防することも可能なこともありますので参考にしてみてくださいねm(_ _)m
目の周りの手入れ
伸びた毛が入っていないか毎日チェックしてください(・∀・)b特にトリミング直後はカットした毛が入ってしまっていることが多いのでよーく観察してあげてくださいね♪
それから目に入る毛はくせ毛の可能性が高いので、一度切っても伸びるとまた入ってしまいます。
そのため定期的なカットを心がけてくださいねm(_ _)m
飼い主さんが気をつけるだけで刺激が原因となっている目やには抑えることが可能ですよ(・∀・)b
ドッグフードを変えてみる
原材料の安全性が高く質も高いドッグフードは消化に優しく老廃物が溜まりにくいです。
先程も説明しましたように、老廃物が溜まりにくいので目やにと涙やけの予防が可能です。
さらに不要な原材料は除き、必要な栄養素がしっかりと入っているドッグフードは愛犬の健康維持にも繋がります。
愛犬には健康的で長生きしてほしい・・。と考えている飼い主さんはドッグフードを見直してみることをおすすめしますm(_ _)m

サプリを与えてみる
今回紹介する”わんにゃブル”は人間が食べても大丈夫な基準で作られた高品質なサプリです。
主原料であるビルベリーに含まれているアントシアニンには、血行促進や抗酸化作用があり目の健康維持が可能ですよ。
まとめ
最後まで目を通していただきありがとうございますm(_ _)m
これで愛犬に目やにが現れた時は何をしたら良いのか分かりましたね♪
おさらいをすると
- 病気
- 刺激
- 食べ物
- 先天的なもの
そして対処法として飼い主にどうにかできる問題なのか、それとも病院へ連れて行ったほうが良いのかは
- 目やにの量
- 目やにの色
- 目やにの粘着度
そして目やに以外の症状の4つを基準に判断できます(`・ω・´)ゞ
ワンちゃんの目めやにで悩んでいる飼い主さん。
原因と症状への正しい対処方法を知って、愛犬が長生きできるようにサポートしてあげてくださいねm(_ _)m
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