ペット保険の加入を検討している飼い主さんはもちろん、現在ペット保険に加入している人も裏技で上手に利用しましょう。
ペット保険は愛犬の治療費の一部を負担してくれる有難いものですが、せっかく加入するなら活用しないなんてもったいない!
そこで今回は、ペット保険を6年利用しているへビーユーザーの私が、知っておきたい合法なペット保険の裏技6つをご紹介します。
ペット保険の加入を検討している飼い主さんはもちろん、現在ペット保険に加入している人も裏技で上手に利用しましょう。
ペット保険は愛犬の治療費の一部を負担してくれる有難いものですが、せっかく加入するなら活用しないなんてもったいない!
そこで今回は、ペット保険を6年利用しているへビーユーザーの私が、知っておきたい合法なペット保険の裏技6つをご紹介します。
※本記事は2024年10月までの情報を参考に作成しています。※本記事はINUNAVIが独自に制作しています。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの決定には一切関与していません。※本記事で紹介した商品を購入するとECサイトやメーカー等のアフィリエイト広告によって売上の一部がINUINAVIに還元されます。
目次
ペット保険とは、補償対象となる病気やケガの治療費の一部を保険会社が負担してくれるものです。
わんちゃんには人間のように健康保険がないため、動物病院を受診すれば100%自己負担。受診して2,000円や3,000円の単発で済めばいいですが、検査をしたり毎日通院、手術や入院となれば軽く数万円~数十万円が飛んでいきます。
だからと言って、大切な愛犬が苦しんでいるのに治療をしないという選択はありませんね。
そんな金銭的負担を軽減してくれるのがペット保険です。
最初に、もう少し詳しく見ておきましょう。
ペット保険の補償の対象となるのは、「通院」「入院」「手術」ですが、
・すべてをカバーする「フルカバータイプ」
・特定の傷病や入院・手術などの一部をカバーする「一部カバータイプ」
があります。
そして、それぞれのペット保険には年間限度額が設定されており、プランによって補償割合が異なるほか、日額限度額や回数制限、免責金額などが設けられているなど、ペット保険会社によって条件が異なります。
■用語の説明
・年間限度額とは…保険会社が1年間に負担する金額の上限
・補償割合とは…保険会社が負担してくれる治療費の割合
・日額限度とは…保険会社が1日に負担する金額の上限
・回数制限とは…1年間にペット保険を利用できる回数
・免責金額とは…補償される病気の治療費であっても、自己負担しなければいけない金額
保険料に差がある理由は、
・回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
・年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
・保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
といったように、ペット保険会社がコントロールを行っているためです。
ペット保険は、「窓口精算タイプ」と「後日精算タイプ」の2つがあり、必ずしもすべてのペット保険が窓口精算できるわけではありません。
どちらのタイプのペット保険も全国の動物病院で利用することができますが、窓口で精算できるのは対応病院のみとなり、対応していない病院では後日保険会社に請求する必要があります。
ペット保険は病気やケガの治療費の一部を負担してくれるものなので、予防のための診察や処置はどこの保険会社も補償対象外ですが、それぞれのペット保険によって補償される病気やケガは異なります。
■すべてのペット保険で保険適用外となるもの
・治療以外の費用(爪切り・耳掃除・肛門腺絞り・トリミング・ペットホテル費用など)
・マイクロチップの埋め込み費用
・正常な妊娠・出産に関わるもの
・販売用、狩猟犬、競争犬、災害救助犬、興行用、闘犬、賭犬、猟犬、警察犬等の職業犬に当てはまらない犬
・保険契約者・被保険者の故意や重過失による傷病
・安楽死・遺体処置・解剖などの費用
・海外での傷病
・自然災害によるもの
・保険料の支払いがない場合
すべての動物病院代が補償されると思っている飼い主さんも多いですが、人間の健康保険でも健康診断や予防接種などが保険適用外となるように、ペット保険も利用できるものと利用できないものがあることは覚えておきましょう。
ペット保険に加入するにあたり、絶対にしてはいけないことが「年齢詐称」「病歴詐称」「通院歴詐称」といった虚偽申告による告知義務違反です。
病気を隠してペット保険に加入することを勧める動画やSNSなどを見かけることもありますが、加入して保険を利用した場合は保険金詐欺として詐欺罪に問われることもある違法行為なので絶対にしないでください!
また、保険会社は動物病院等に確認するなどして調べるため、嘘は必ずバレます。
■告知義務違反をすると…
など、何もいいことがないため、事実を正しく申告しましょう。
告知はペット保険会社のためだけでなく、すべての加入者の公平性を保つために必要なことでもあり、保険制度を維持するために重要なことです。
また、すでに加入している飼い主さんでは、以下のようなことは絶対にしてはいけません。
これらの不正な請求も、保険金詐欺に当てはまります。ペット保険は助け合いのもと成り立っているということを念頭におき、正しく利用しましょう。
ここからは、ペット保険の裏技を6つをメリットとデメリット、注意点と合わせてご紹介します。
裏技にはさまざまな方法があり組み合わせることもできるので、上手に活用してくださいね。
■ペット保険の裏技6つ
①自己負担0円にする方法
②保険料を抑える方法
③窓口精算のようにその場の自己負担額を減らす方法
④回数制限ありのペット保険を最大限使う方法
⑤待機期間0日でその日からペット保険が使える方法
⑥保護犬でペット保険を使う方法
愛犬の治療費の自己負担を0円にしたい!という飼い主さんにおすすめの裏技は、異なる保険会社のペット保険を2つ掛け持ちする方法です。
2つのペット保険会社から保険金を受け取れるため、プランや補償内容の選び方さえ間違えなければ自己負担0円になります。
たとえば、
A社:フルカバータイプ・日額限度額あり:50%プラン
B社:フルカバータイプ・日額限度額なし:70%プラン
こうした補償割合のプランに申し込むことで実質的な補償割合が120%となり、100%を超えた20%分は受け取れませんが、自己負担0円となるのは嬉しいですね。
治療費が30,000円かかった場合で見てみましょう。
50%プランに2つ加入することで実質的な補償割合を100%にすることはできますが、日額限度額のあるペット保険を選んだ場合では上限があるため、100%受け取ることは難しくなります。しかし、より多くの保険金を受け取ることができることは助かるのではないでしょうか。
■掛け持ちのパターン例※フルカバータイプで記載
ペット保険の補償内容や保険料などを吟味して、自分に合ったペット保険に加入することがポイントです。
メリット
2つのペット保険が補償してくれるため、1つのペット保険だけよりも補償金額が大きく、場合によっては自己負担を0円にできるということは大きなメリットでしょう。
また、回数制限・日額限度額があるペット保険では、回数を気にして利用したり、高額になりやすい入院や手術といった補償も物足りない場合もありますが、掛け持ちすることで充実させることができるのは助かりますね。
デメリット
2つのペット保険を掛け持ちすることで治療費に対する補償金額は大きくなりますが、2社分の保険料が必要となります。
ペット保険によってはシニア期以降に保険料が高くなるものもあるため、掛け持ちを検討している場合は特にシニア期以降の保険料も確認してください。
また、窓口精算タイプでないペット保険を選んだ場合では、2社に保険金請求をしなければいけないという手間もあることを忘れてはいけません。
基本的にペット保険は掛け持ち可能で何社掛け持ちしても問題はありませんが、掛け持ちを禁じている保険会社や、後からの掛け持ちは不可な保険会社もあるため必ず確認してください。
掛け持ちをする際は、2つ目のペット保険に加入する前に必ずどちらの保険会社にも連絡・告知をしなくてはいけません。連絡をしないと告知義務違反となってしまう可能性もあるため、忘れずに行いましょう。
また、同じペット保険会社で違うタイプの保険(フルカバータイプと一部カバータイプ)に加入する場合も、事前に連絡を入れる必要があります。
■加入する順番に関係なく掛け持ち可能なペット保険会社※あいうえお順に記載
■先に加入していれは掛け持ち可能なペット保険会社
■掛け持ちを禁止しているペット保険
※同じ保険会社で同じ保険は掛け持ちできないこともあります
ペット保険の保険料を抑える方法は3つあります。
■保険料を抑える方法
ペット保険は保険料の支払いを月払いと年払いで選ぶことができますが、年払いにすることで月払いと比べて10%以上安くなります。(※チューリッヒのペット保険だけは月払いのみ)
また、通常のプランとは別に用意されている有料の特約をつけなかったり、無料サービスのない保険を選ぶことで保険料は抑えられるでしょう。
更に、ペット賠償責任特約は火災保険や自動車保険に付帯することができる個人賠償責任特約で代用することができるため、すでに火災保険か自動車保険のいずれかで付帯されている場合はペット賠償責任特約を外すことができます。
支払う保険料を考えれば微々たる金額かもしれませんが「塵も積もれば山となる」ということわざにもあるように、何年というスパンで見たら大きな金額になりますね。
■ペット賠償責任特約とは
家族以外の第三者にケガを負わせてしまったり、物を壊してしまった場合に補償してくれる有料の特約
メリット
保険料の節約は、家計の負担が軽減されることになり、それだけでメリットと言えるでしょう。
その分愛犬にお金をかけてあげることもできますね。
デメリット
デメリットとしては、年払いを利用する際は1年分の保険料を先に払う必要があり、まとまった金額が出ていくことが挙げられます。
また、保険料の安いペット保険を選んだ場合は、獣医師相談サービスや加入者優待サービスといった無料サービスが用意されていないことも多いです。
ペット賠償責任特約や個人賠償責任特約は、2つ契約していても問題はないものですが、実際の損害以上の保険金をもらうことはできません。
また、個人賠償責任特約は、クレジットカード、火災保険、自動車保険などに付帯されていることが多く、重複して契約していないか確認してみましょう。
ペット保険はの多くは後日精算タイプで、一時的に治療費をすべて支払い、後日請求して振り込んでもらうというものですが、手術などで高額な治療費を請求されたときは家計に大きなダメージとなりますね。
そんなときにおすすめなのが、クレジットカードを使用して支払う方法です。
クレジットカードで支払うことで、カード会社の引き落とし前に保険金が振り込まれれば、窓口精算タイプのペット保険のように実質的な自己負担額が抑えられます。
通常、ペット保険の保険金が振り込まれるまでの期間は20~30日以内となっているので、この方法を使う場合はカード会社の締め日と引き落とし日を確認してください。
メリット
クレジットカードで支払うメリットとしては、現金の出費がないことが挙げられます。
10万や30万といった高額な治療費を、現金で一時的にでも支払わなければいけないことを避けることができるのは大きいのではないでしょうか。
デメリット
クレジットカードを持っていることが前提なことがデメリットと言えるでしょう。
また、保険金を早く振り込んでもらうために、すぐに請求しなければいけないという手間もあります。
最近はクレジットカードや電子マネーで支払うことができる動物病院も多くなりましたが、現金でしか支払いを受け付けていない病院ではこの方法を使うことはできません。
また、カード会社の引き落とし日が早い場合では、通常のクレジットカード利用と何ら変わらないので注意しましょう。
回数制限があるペット保険を最大限活用するためには、片っ端から何でもかんでも請求するのではなく、利用するタイミングを考えるようにしましょう。
ペット保険会社は、動物病院を利用した日から30日以内の保険金請求をお願いしていますが、保険法第95条によって、保険金を請求できる日(この場合は動物病院を利用した日)から3年と定められています。(ペット保険によっては利用した日の翌日から3年)
さすがに3年分を溜め込むことはおすすめできず、早期に振り込んでもらうためにも1ヶ月に1回は請求するほうが効率的ですが、高額な治療費を請求されることもあると想定してある程度余裕を持たせておき、請求しなかった分は更新時や解約時に請求するといいでしょう。
中には、回数に達してしまうと更新できないというペット保険もありますが、この方法なら制限ギリギリで止めることもできます。
■保険法第95条
保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。
引用:e-Gov「法令検索 保険法第95条」
メリット
保険金を請求するものを飼い主さんが決めることができるため、高額な治療費を払ったものを優先的に請求することで最大限の保険金を受け取ることができます。
窓口精算タイプの保険でも後日精算タイプの保険でも、回数制限のあるペット保険は上手に活用しましょう。
デメリット
請求する治療費をある程度精査する必要があるため、場合によってはすぐに保険金が請求できないことも出てきます。
また、利用するタイミングを考えなければいけないのは、少し面倒でデメリットと感じるかもしれません。
溜め込んだ診療明細書をまとめて請求する場合では、回数制限分以上にならないようにしましょう。
まとめて請求すると一番古い日付から処理されてしまうため、一番新しい日付の治療費が高額であっても回数制限に達して補償されないということが起きてしまいます。
できれば、治療費の金額が大きいものから請求し、回数に余裕があれば金額の小さなものを請求するのがおすすめです。
また、保険金請求の権利は3年間となっていますが、3年経つと権利は消滅して請求ができなくなるので注意してくださいね。
通常のペット保険は、待機期間が設定されていたり補償開始日が30日後移行など、無保険の期間が存在します。
しかし、ペットショップやブリーダー等の動物取扱業者からペットを迎えると同時に契約する保険は、その日から1か月間100%の補償が受けられ、2か月目以降は自動で通常の保険に切り替わるため、無保険となる期間は存在しません。
■ペットショップやブリーダー等で契約できるペット保険
これからわんちゃんをお迎えする人では、無保険期間が0日のこうしたペット保険を利用するのがおすすめです。
メリット
お迎えしたばかりというのは特に体調を崩しやすいことから、その日から(もしくは翌日から)ペット保険が利用できるというのは、大きなメリットでしょう。
また、最初の1ヶ月は100%の補償が受けられるのも嬉しいですね。
デメリット
特殊なペット保険のため、通常加入ができません。
また、最初の1年間は通常の同じ保険プランに比べて割高な保険料ということもデメリットと言えます。
保護犬をお迎えした場合、生年月日が不明なことからペット保険に加入できないと思われがちですが、獣医師に推定年齢を出してもらえば、加入することができます。
月日については、お迎えした日や獣医師が設定した日等を記入すれば大丈夫!
ただし、飼い主さんの推測で年齢を記入するのは虚偽申告となってしまうため絶対にNGです。必ず獣医師に推定年齢を出してもらいましょう。
また、譲渡会用のペット保険も存在し、こちらはお迎えの翌日から1か月間100%の補償(ガンは45日間の待機期間あり)で、2か月目以降は通常の保険に切り替わります。
■譲渡会専用のペット保険
日本のペット保険の加入率は12.2%(※)と、ペット先進国である欧米諸国にくらべても低いです。必要性は何となく感じていても、「ペット保険は補償範囲が狭く保険料がもったいない」というイメージが先行しているため、なかなか加入に至らないのが現状。
わんちゃんの生涯にかかる治療費の平均は0歳から平均寿命の14歳で107万円ほどですが、高齢になればなるほど治療費はかかり、実際にはこんなことも…↓↓
これは診療明細書を残しておくようになった12歳以降の治療費ですが、数年で平均治療費をはるかに上回り、支払った保険料よりも補償された保険金のほうが多い!
もちろん、わんちゃんにもよって異なるほか、飼い主さんが動物病院に連れていくか行かないかでも異なりますが、自分に合ったペット保険を上手に選ぶことで、十二分に役立ってくれるでしょう。
(※)参考:アニコム損害保険株式会社「ペット保険の加入率はどのぐらい?入っておくべき理由について解説」
■絶対に押さえておきたいポイント4つ
ペット保険を選ぶ基準や目的は飼い主さんによって異なりますが、どんな保険を選ぶにしてもこの4つのポイントは絶対に押さえておきましょう。
入ってはいけないペット保険については、以下の記事で詳しく解説しています。
「ペット保険に加入するのはシニアになってからでいい」「動物病院によく行くからペット保険に入りたい」という声をよく耳にしますが、病気になってからでは入れなかったり、その病気に付随するものすべてが補償対象外として制限がつけられてしまうので注意してください。
実際、私の愛犬は10歳でペット保険に加入しましたが、歯周病で抜歯をした病歴とチェリーアイの病歴から「眼科疾患」「歯科、口腔疾患」が補償の対象外となっています。現在は白内障の治療も行っていますが、白内障は保険を利用することはできません。
このように、シニアになってからペット保険を検討するのはさまざまなリスクがあります。
■シニア犬になってから保険に加入するリスク
これらのことを考えると、若く元気なうちにペット保険に加入することが大切と言えるでしょう。
ペット保険は普通に利用していても十分に役立つものですが、裏技を使うことで保険料を抑えられたり自己負担金を抑えられるなど、より役立つものとなってくれます。
■ペット保険の裏技おさらい
・ペット保険を2つ掛け持ちして自己負担を抑える
・ペット賠償責任特約は個人賠償責任特約で代償する
・クレジットカードを利用する
・回数制限のあるペット保険は利用するタイミングを考える
・ペットショップやブリーダーでお迎えと同時にペット保険に加入する
・獣医師に推定年齢を出してもらうことで保護犬でも加入できる
・譲渡会専用のペット保険に加入する
ペット保険に加入しているという安心感は、気兼ねなく動物病院に行けたり、積極的な治療に取り組めるなど愛犬のためにもなるため、加入を迷っている飼い主さんは、ぜひ裏技を活用することを検討してみてくださいね。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、INUNAVIが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
執筆者
18歳のチワックスと1歳のチワックス、ポメチワ、0歳のチワックスの4匹と暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。
【保有資格:ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格】