【獣医師監修】犬の歯石の正しい取り方と予防法!除去手術の体験談やケアグッズも紹介
症状
2022.07.25

【獣医師監修】犬の歯石の正しい取り方と予防法!除去手術の体験談やケアグッズも紹介

ふと愛犬の口の中を見てみたら、歯石がびっしりで驚いたことはありませんか?

犬の歯は、歯磨きを怠ると歯垢が2〜5日で歯石となります。歯石は口臭や歯周病の原因になり、除去しないと悪化していく一方です。

この記事では、小動物歯科研究会と比較歯科学研究会に所属する獣医師高橋渉先生監修のもと、

  • 歯石を放置する危険性
  • 動物病院での歯石の取り方
  • 自宅でできる歯石対策グッズ

などを紹介します。編集メンバーの愛犬の歯石が取れた体験談や歯石除去手術のレポ、高橋先生からのアドバイスもありますので、歯石取りの麻酔に不安を感じる方や愛犬の歯の状態を知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

https://inunavi.jp/cms/wp-content/uploads/2021/03/takahashi_wataru.jpg
獣医師
高橋 渉
2011年北里大学獣医学部獣医学科卒後、都内と埼玉の動物病院に勤務。2018年東京都杉並区に井荻アニマルメディカルセンターを開院しました。犬猫に優しい病院作りを目指し、キャットフレンドリー、フェアフリーなどの取り組みを行っています。(所属学会:小動物歯科研究会比較歯科学研究会所属

犬の歯石は細菌の固まり!付着する原因と放置の危険性を解説

犬の歯周病

犬の歯石とは、歯に付着した食べものの残りカスに細菌が繁殖したもの(歯垢)が、石のように固まった状態を言います。

歯垢の状態であれば歯磨きで落とすことができますが、一度歯石になってしまうと歯ブラシでは除去することができません。

歯石は表面がザラザラとしているため、通常の歯よりもさらに歯垢がつきやすく、放っておくと歯石が次々に増えて口内環境が悪化し、歯周病を発症します。

Oral2

出典:犬の歯をお手入れして歯石を防ぐには?|ビルバックジャパン – Virbac

歯周病は、進行すると顎の骨が溶けたり、膿が溜まって目の下の皮膚に穴が開いたり、細菌が血管に入り心臓病や腎臓病などにつながることもある恐ろしい病気です。

犬がかかる病気で最も多く、なんと成犬の約9割のわんちゃんが歯周病に罹患(りかん)しているといいます。

「うちは少し歯石がついているだけだから大丈夫」「口臭がするけど病院に行くほどじゃない」と思っている飼い主さんは要注意です。

すでに歯周病である可能性があるため、できるだけ早めに歯石取りをしたり、必要に応じた適切な治療を受けましょう。

犬の歯石取りは動物病院で麻酔下で行うのが基本

犬の歯石取りは、口腔内の処置を実施するトレーニングを受けた獣医師が、超音波スケーラーという器具を使い、全身麻酔下で行います。

そうすることで、歯の表面に付着した歯石はもちろんのこと、歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)の中の歯垢も安全に除去することができるのです。

歯石や歯垢を綺麗に取り除いたあとは、新たな歯垢・歯石の付着を防ぎやすくする、歯面研磨(ポリッシング)という処置を行い、歯の表面を磨いてツルツルにするため、除去と予防が同時に叶います。

また、歯周病が進行し、歯石を除去しても健康な状態を保てない箇所があれば抜歯も行うので、動物病院での歯石取りは、わんちゃんの口腔内を健康な状態へ導く有効な治療です。

「歯石を取るだけなのに全身麻酔をするなんて…」と抵抗を感じる飼い主さんの気持ちもよく分かりますが、ここで安易に無麻酔の歯石除去を選択するのはあまりよくありません。

無麻酔については、次章で注意事項を解説しますので、目を通してみてください。

無麻酔での犬の歯石取りには注意

トリミングサロンやペットショップの中には、トリマーやスタッフが無麻酔で歯石取りを行っていることがありますが、無麻酔での歯の処置は大変危険です。

日本小動物歯科研究会でも、無麻酔での歯石除去の危険性を注意喚起しています。

近年、口腔内への施術は法律的にも許されていないトリマーや動物看護士、歯科衛生士などが、無麻酔で歯石をとることによる弊害が多発しています。

無麻酔で、しかも口腔内の処置を実施するトレイニングを受けていない人たちによって行われる“歯石取り”なる行為が、いかに危険なものであるのかをご理解いただき、安全で、効果的、かつ適切な口腔内に関する医療行為をしていただきたいと切に願っています。

引用元:日本小動物歯科研究会 「無麻酔下での歯垢・歯石除去」

無麻酔の歯石取りは、思わぬ事故が起こることもある他、わんちゃんに多大なストレスや恐怖を与えます。

また、そうまでしても取りきれない歯石もあり、歯周ポケットの歯垢の除去はできません。ポリッシングの処置もないので、歯石取り後の歯の表面はザラザラのままです。

ザラザラの歯は歯垢がつきやすい状態なので、毎日の歯磨きなど予防に特に力を入れる必要があります。

実際、私の愛犬も過去に無麻酔の歯石取りを行いましたが、自宅でのケアを全くしていなかったため、歯石取りをする前よりも多く歯石がついてしまいました。

やはり、歯石取りは動物病院で行うのが1番です。次章では、編集メンバーの愛犬の手術体験談を紹介しますので、参考にしてください。

【歯石取り手術レポ】実際に麻酔下で愛犬の歯石を除去した編集スタッフの体験談

犬の歯周病・歯石▲実際のころっけちゃんの術前の画像

編集メンバーの愛犬、トイプードルのころっけちゃん(3歳)が、2022年7月に歯周病の治療で歯石を取る手術を行いました。※監修獣医師の病院とは異なります。

歯石除去手術をするにいたった経緯や、治療の詳細、手術を終えての感想などをまとめていますので、手術に関心のある方や不安を感じている方、愛犬の歯石・歯周病でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

■ころっけちゃんの症状
・歯石の状態:重度
・歯肉炎の状態:中〜重度
・歯周病の状態:中〜重度
歯茎が大きく腫れており、歯のエナメル質が剥き出しの箇所もあった。

上記のように、ころっけちゃんの口内は、すぐに治療を行う必要のある状態でした。かかりつけ医やトリマーさんからの指摘があったこともあり、動物歯科専医院を受診して、手術となりました。

ここからは、歯科専門病院での治療体験を、

に分けてお伝えしていきます。

動物歯科専門医による手術前の診察内容

ころっけ歯周病・歯石除去手術の事前検査▲実際の検査表の画像

■初診
内容…触診、目視、オーラストリップ検査(口臭検査) 
費用…4,400円(初診料、検査料)

■手術日の1週間前
内容…手術前化学検査(採血)、特殊検査(採血)、レントゲン2ヶ所(頭蓋、全身)、心電図
費用…26,620円(再診料、検査料) 

まず初回の診察では、ころっけちゃんの口内は、単に歯石が多いだけか?それとも歯周病なのか?歯肉炎なのか?などを、菌培養や目視で検査します。

口内の写真を複数撮り、それを見ながら「健康な状態とどう違い、なぜ悪くなっているのか」を先生が詳細に説明してくれます。その後、手術を行う場合は手術日を決めるという流れです。

そして手術日の1週間前になると、事前検査というものを行い、全身麻酔をかけても問題はないか?手術に対応できる体か?などを確認します。

ころっけちゃんは、APTTという血液が止まる速度に異常が見られ、血液が止まりやすいと言われたそうです。これは歯周病菌が血液に入り込むことで起こるので、歯周病の手術が必要な子には起こりやすい症状だと思います。

歯周病の治療をせずにいたら知らないままだったかもしれないと思うと、少し怖いですね。

また、ころっけちゃんは少し臆病なこともあり、心電図に多少異変が見られたようですが、正常な範囲内ということで、手術に同意したそうです。

動物歯科専門医の歯周病治療の手術内容

ころっけの歯周病・歯石除去手術の術後検査表
▲実際の検査表の画像

■手術内容(日帰り)
内容…全身麻酔、全身麻酔下での検査、乳歯の抜歯、スケーリング、ルートプレーニング、キュレタージ、ポリッシング、レーザー治療
費用…206,855円 (再診料、処置料、注射治療費、麻酔治療費、ICU利用費、外科手術料、レントゲン、検査料、内服薬) 

手術では、基本的に麻酔下でしかできない検査やお口のクリーニング、レーザー治療を行います。麻酔と手術は大体4時間くらいで、その後2〜3時間くらい経過観察の時間があり、お迎えです。

ころっけちゃんの場合は残っていた乳歯の抜歯だけでしたが、進行度によっては永久歯を抜歯するので、その場合はお泊りになることが多いです。

ちなみに、永久歯の抜歯が必要か?お泊まりが発生するか?は、麻酔下での検査をしなければ分からないので、注意してください。抜歯するかしないかで料金も変わるので、少し多めに見積もっておくと驚かなくて済みます。

検査内容は、当日結果が分かるものと、結果が出るのに1週間程度かかるものがあります。当日分かるものは、歯周病の進行具合や歯茎の損傷具合などです。

以下が、コロッケちゃんの検査結果です。

■全身麻酔下での検査結果一覧
・歯周病:重度(処置ずみ)
・歯肉炎:重度(処置ずみ。投薬も必要)
・歯の欠損(元々ない歯):あり
・歯周ポケット:4〜6mm(通常:0.5〜1mm)(処置ずみ)
・歯のぐらつき:奥歯と前歯にぐらつき有り。対処が必要。
・歯の神経:前歯4本の歯の神経に異常あり。衝撃が加わった可能性があるので、注意が必要。
・顎の状態:良好。ただし、下顎が左右に分離している骨格のため、前歯が抜けると、顎が左右に分離してしまう可能性があるため、注意が必要

無麻酔では、安全に歯石を除去できないばかりか、上記のように愛犬の健康状態を詳細に知ることはできないので、やはり麻酔下での診察が重要だと感じます。

ころっけちゃんは、上記の通り、歯茎の治療として術後も内服薬での5週間の治療が必要になりました。また、腫れを抑えるための抗生物質も1週間程度与えたそうです。

さらに、術後当日から歯ブラシによる1日2回の歯磨きも必要になるため、先生が正しいやり方を指導してくれます。

手術後の検査内容

歯周病・歯石除去手術の術後
▲実際のころっけちゃんの術後の画像

■術後検査の内容
内容…触診、目視での診察
費用…11,605円(再診療、内服薬)

手術後の検査は、手術から1週間程度経った頃に行います。薬が効いているか、ちゃんと歯磨きは行えてるかなどを見てもらいます。

また、手術中に行った菌の培養検査の結果も出ているので、術後の診察も必ず受けるようにしましょう。

ころっけちゃんは、ここで人間の歯周病菌が見つかりました。人間の歯周病菌はなかなか治らないため治療が大変です。犬の口の歯周病菌は人間に移りますし、人間の歯周病菌も犬に移ります。そのため、追加でその治療に必要な薬をもらいました。

ちなみに歯磨きの方は、先生から「完璧!」とお墨付きをもらいました。最初は嫌がっていたコロッケちゃんですが、過剰にほめながら少しずつ磨いていたら、すぐ大人しくなったので意外と簡単だったそうです。

今後は、歯磨きが上手にできるまでは週1回通院して歯磨きをしてもらう(費用は薬代と合わせて1万円程度)ということでしたが、ころっけちゃんは歯磨きを上手にできるようなので、もう2週に1回、薬をもらいに通院しているだけだそうです。

薬が終われば、あとは半年後メンテンスの予定です。

歯周病手術で歯石除去を終えた感想

今回のコロッケちゃんの歯周病の治療費は、今後の予定までを含めると、総額40万〜50万くらいかかる(保険適用で15万くらい)と予想されますが、それでも、やってやって良かったと感じているそうです。

歯周病や歯肉炎は、放っておくと、歯だけでなく血液などにも影響があり、様々な病気になりやすくなるため、「口が臭いだけだし」などと思わず、歯科専門の動物病院で早めの処置をおすすめします。

わんちゃんは個体によっては、そもそも歯が全部揃っていないことも多いため、歯科専門病院へ行けば、欠損箇所や何に注意すべきかなどを教えてもらえるので、愛犬に最適な治療法や向き合い方を知ることができます。

また、歯周病は遺伝や乳幼児期に母犬の口から移されるなど、出生が起因する場合がほとんどなので、いくら歯を磨いても100%歯周病が重症化する子も存在します。

そのため、やみくもに歯磨きシートや口内ケアサプリメントを使うよりも、診察で口内環境が悪化する原因を突き止めたうえで、愛犬に必要なケアを取り入れるほうが効果的です。

わんちゃんの中には生まれつき歯周病にならない子も存在しますが、「歯石だけが悩みだから」「毎日、歯磨き頑張ってるから平気」などと思わず、本当に歯石だけなのかを確かめるためにも、一度、検診だけでも受けてみてください。

ころっけちゃんの飼い主<br/>編集メンバー佐藤
ころっけちゃんの飼い主
編集メンバー佐藤

個人的には、歯ブラシを使うことは本当に大事だと感じているため、全ての飼い主さんにマスターしてほしいです。

最初は大変だと思いますが、10年後の愛犬の健康を考えれば大した手間じゃないはずです。

むしろ愛犬と触れ合う機会が増え、信頼を深めあえるチャンスです。今では、僕はころっけの歯磨きの時間が大好きです。

自宅でできる犬の歯石予防・対策におすすめグッズ3選

ここでは、高橋先生の動物病院でもおすすめしている3つの歯石予防・対策グッズを紹介します。

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歯石予防には毎日の歯磨きが1番なので、歯ブラシを嫌がるわんちゃんや、うまく磨いてあげられないと悩む飼い主さんは、ぜひ上記アイテムをチェックしてみてくださいね。

の愛犬も歯磨きができない子でしたが、歯ブラシが変わったことで歯磨きできるようになりました。そのくらい、歯ブラシ選びは歯石予防対策には重要です。

また、歯石と同じくらい口臭も気になるという飼い主さんには「K−ブラッシュ」がおすすめです。編集メンバーも実際に購入してみて、使い心地を絶賛していました。

もっとおすすめの歯ブラシやデンタルジェル、口内ケアサプリを知りたい方は、以下の記事で選び方のポイントと厳選した35商品を紹介しています。

口臭対策ケアグッズおすすめ35選
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編集メンバーの愛犬の歯石が取れた体験談&使用グッズも紹介!

ここでは、編集メンバー2人が、実際の体験から歯石取りに効果があると感じた商品を紹介します。

紹介商品は次の5つです。

  • マウスクリーンパウダー
  • ドクターワンデル
  • おくちとめんえき
  • 歯にマヌカ
  • バウデント

それぞれの体験談をぜひご覧ください!

体験談①「マウスクリーンパウダー」で歯石がポロリ!

マウスクリーンパウダーの効果▲編集メンバーの愛犬の実際の画像

編集メンバーの一人高田なつきの愛犬エピちゃん(16歳)は、「マウスクリーンパウダー」を使用し始めてから3ヶ月程度で、歯石がポロポロと取れ始めました。

最初は歯が欠けたかと思いびっくりしたそうですが、動物病院で無事歯石だと確認できたそうです。

「マウスクリーンパウダー」を使い始めたきっかけは、「みらいのドッグフード」の定期購入についてきたからだそう。

与えてみると、飼っているわんちゃんが2頭とも口臭が気にならなくなったので、それまで数年間使用していた「デンタルバイオ」をやめて「マウスクリーンパウダー」だけを使用するようになりました。

ただ、もう一頭の愛犬ルピちゃん(17歳)には、歯石への変化はなかったそうです。また、マウスクリーンパウダーを徐々に食べなくなったので、今は与えていないとのこと。

マウスクリーンパウダーは、ほとんど無味無臭なので、あまり好まない子もいるのかもしれません。

でも、エピちゃんは大好きでよく舐めるので、歯ブラシにつけてカミカミさせたりもしているそうです!

編集メンバーおすすめサプリ:【マウスクリーンパウダー|5,478円(税込)】

マウスクリーンパウダー

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感じた効果・口臭の軽減
・歯石を取れやすくする
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体験談②「ドクターワンデル」「おくちとめんえき」「歯にマヌカ」と試し続けたら歯石が欠けた!

サプリメントで犬の歯石が取れた例▲編集メンバーの愛犬の実際の画像

次は、私(高橋ゆきな)の愛犬、キャバリアのジタンの歯石が取れた体験談です。

ジタンは歯磨きが苦手な子だったので、口内ケア用サプリメント(特定のものを決めず色々使ってきました)と1日1本の牛皮ガムで歯石対策をしています。

しかし、期待できると感じる商品があっても、これまで実際に歯石が取れたり口内に変化を感じることはなかなかありませんでした。

そんなときに試してみた「ドクターワンデル」は、歯石は取れないものの、口臭と歯石の着色汚れが落ちたので、合うものであれば口内環境は良くなるんだ!と実感。

その後、歯周病に良いとされるマヌカハニーを使った「歯にマヌカ」を購入。ほどなくして「おくちとめんえき」に出会い、同時進行。

また、毎日食べる牛皮のガムは、歯周病対策に良いとされる「オボプロン」という成分配合のもの変更しました。

すると、どうやら同時に複数のケア用品を使用したことが功を奏したようで、徐々に歯茎付近の歯石が溶けているように見えました。

そしていつのまにやら、上記下画像のように、歯石の半分が取れていました!

「歯にマヌカ」と「おくちとめんえき」を同時に与えていたのは約1ヶ月半くらいですが、かなり効果を実感しています。

現在は、バウデントという、歯ブラシ・デンタルジェル・おやつがセットになった商品を使い、歯磨きもできるようになったので、基本の歯磨きをしっかり行っていこうと思っています。

※複数のサプリメントを同時に使用する際は、メーカーや獣医師に確認してからにしましょう。

編集メンバーおすすめサプリ:「ドクターワンデル」「おくちとめんえき」「歯にマヌカ」

それぞれの詳細はスクロールしてご覧ください。

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ドクターワンデルの口コミ
ドクターワンデルは怪しい?効果なし?46名の口コミから歯石が本当に取れるか徹底評価  そもそもドクターワンデルって本当に必要?ドクターワンデル(Dr.wandel)は舐めるだけで、・歯周病予防・口臭ケア...
おくちとめんえきを与えてみた
おくちとめんえきは効果ある?実際に与えた感想と安全性や成分の評価を紹介! おくちとめんえきの基本情報まずは、おくちとめんえきの基本情報を紹介します。<おくちとめんえきの基本情報>期待...

犬の歯科治療を推進する獣医師、高橋先生に質問!

獣医師高橋渉先生のプロフィール写真

わんちゃんの歯科治療は、健康に大きく関係すると言われていはいるものの、飼い主さんの歯科治療・予防歯科に対する意識は、まだまだ低いというのが現状です。

そこで、犬の歯石取りについて、麻酔や費用など多くの飼い主さんがネックとなっている部分を中心に、積極的に歯科治療を推進している獣医師、高橋先生に質問しました!

獣医師 高橋 渉先生
2011年北里大学獣医学部獣医学科卒後、都内と埼玉の動物病院に勤務。2018年東京都杉並区に井荻アニマルメディカルセンターを開院しました。犬猫に優しい病院作りを目指し、キャットフレンドリー、フェアフリーなどの取り組みを行っています。(所属学会:小動物歯科研究会・比較歯科学研究会所属)

よくあるQ&A

    全身麻酔は体への負担が心配です。局所麻酔での歯石除去はできませんか?

    トイプードル 病院

    A.状況にもよりますが、局所麻酔や鎮静では良い治療をするのは難しいでしょう。

    飼い主さんが全身麻酔について心配するのは、正しいと思います。

    獣医師がどれほど注意しても、全身麻酔のリスクを0にすることはできません。しかし、全身麻酔をかけて治療を行わないと十分な治療になりません。

    そのため、信頼できる獣医師とよくコミュニケーションをとって、麻酔をかけれる状態かを十分に調べてもらったうえで、治療に臨みましょう。

    一度歯石取りをしたら、その後どのくいらいしなくてもいいですか?

    A.麻酔をかけての歯科処置は、あくまで悪くなってしまった状態をスタートラインに戻すようなイメージです。何もしなければ、時間とともに悪化していきます。

    大切なのは術後の自宅でのケアです。その子その子で歯周病の起こりやすい箇所や、歯石が付きやすい箇所は異なるため、手術を行なった獣医師から要注意な箇所を聞いて、その部位を中心にしっかりと自宅でケアしましょう。

    うまくケアすることができれば、再度麻酔をかけないですむかもしれません。

    費用は高額ですか?歯石取りは保険が使えないことも多いので、なかなか踏み切れません…。

    A.費用については、行う施設、獣医師、歯の状態によって大きく異なります。また、麻酔をかけて実際に検査してからでないと正確にはわからないため概算にも幅が出ることが多いです。

    ひとくくりに麻酔下での歯科処置といっても、歯石だけ取るところもあれば、歯科のレントゲンを行い、歯の状態を細かく観察したうえで、再発も防ぐような細かいケアをするところもあります。

    また、歯の状態が悪ければ多くの抜歯や麻酔時間が必要な場合もあり、価格が大きく異なるため、一概にいうことはできません。

    参考までに、当院の場合のおおまかな費用感は下記となります。

    ■料金シュミレーション① 軽度歯周病、5~10㎏の小型~中型犬の場合
    ・術前検査(血液スクリーニング検査、血液凝固検査、レントゲン検査):15000円~
    ・術前処置(留置、点滴、鎮痛剤、抗生剤など):10000円~
    ・歯科処置(全身麻酔、歯科レントゲン検査、スケーリング、研磨処置):35000円~
    ・術後ケア(必要に応じて):0円~
    計60000円~

    ■料金シュミレーション② 重度歯周病、5㎏以下の小型犬の場合
    ・術前検査(血液スクリーニング検査、血液凝固検査、レントゲン検査):15000円~
    ・術前処置(留置、点滴、鎮痛剤、抗生剤):10000円~
    ・歯科処置(全身麻酔、歯科レントゲン、スケーリング、研磨処置、抜歯など):35000円~70000円
    ・術後ケア(必要に応じて):0円~
    計60000~100000円程度

    ※上記はあくまでシュミレーションです。治療費は個体差が大きいため、実際の金額とは異なることがあります。

    まとめ

    この記事では、多くの飼い主さんが悩む犬の歯石について、原因や取り方、予防対策に役立つグッズ、編集メンバーの体験談などを紹介しました。

    犬の歯石についてポイントをまとめると…

    • 放置すると悪化する一方。
    • 全体の約9割のわんちゃんはすでに歯周病
    • 歯石は動物病院で麻酔下の除去が基本
    • 1番大切なのは歯ブラシでの歯磨き
    • サプリメントは愛犬の原因に合うものを探そう

    みなさんのわんちゃんの口内環境が良くなりますように・・・!

    ABOUT ME

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    ライター / 監修
    高橋 由紀那
    犬の管理栄養士 / ペットフード安全管理者

    ペットフードメーカーに6年勤務後、現在はINUNAVIライターとしてドッグフードを中心とした記事を数多く執筆。相棒はキャバリアのジタン(10歳)。犬が好き&犬が好きな人が好きです。好きな人たちの生活がより豊かになるような、経験を生かした正しい情報、一歩踏み込んだ内容の記事をお届けします。保有資格:ペットフード安全管理者犬の管理栄養士ペット災害危機管理士3級