2024.08.08
2024.09.09
モグワンは、CMや広告、SNSなどで目にすることが多い全年齢対応のドッグフードですが、子犬（パピー）に与えて大丈夫なのか気になっている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
また、子犬用がないことで栄養素が足りているのか不安に思ったり、どれくらいの量を与えればいいかわからないという飼い主さんもいるでしょう。
そこで今回は、ペットフーディストと犬の管理栄養士の資格を持つ私が、モグワンの栄養バランスや原材料などから子犬におすすめのフードなのか徹底分析しました。
モグワンの実際の口コミ評判や給餌量、子犬に多い悩みに適しているかなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
執筆者
18歳のチワックスと1歳のチワックス、ポメチワ、0歳のチワックスの4匹と暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。
【保有資格：ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格】
※本記事はINUNAVIが独自に制作しています。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの決定には一切関与していません。※本記事で紹介した商品を購入するとECサイトやメーカー等のアフィリエイト広告によって売上の一部がINUINAVIに還元されます。
目次
モグワンは全年齢・全犬種対応のドッグフードで、生後2が月以上の子犬からシニア犬まですべてのわんちゃんが食べられる栄養バランスになっています。
そのため、給餌量の管理を適切に行わないと、子犬に必要な栄養が満たせなかったり、成犬・シニア犬では栄養が過剰になってしまうことも。
そもそも、子犬のためのフード選びで大切なのは以下のポイントです。
■子犬のフード選びのポイント
モグワンはすべてクリアしており、子犬にも向いているフードと言えます。
ここでモグワンの特徴と合わせて詳しく見ていきましょう。
日々成長する子犬は、成犬よりも多くの栄養を必要とします。モグワンはヨーロッパのFEDIAF（欧州ペットフード工業会連合）の栄養基準に基づき作られており、子犬の成長に必要な栄養素を十分に含んでいるため、安心して与えることができます。
■モグワンの成分値とFEDIAF栄養基準値(乾物値)※
※乾物値（水分を0としたときの数値）
| 成分 | モグワン 保証成分値 |
FEDIAF 成長初期 (～１４週) |
FEDIAF 成長後期 (14週～) |
FEDIAF 維持期 |
|---|---|---|---|---|
| タンパク質 | 27％以上 →乾物値：29.7％以上 |
25.0％ | 20.0％ | 18.0％ |
| 脂質 | 10%以上 →乾物値：11.0％以上 |
8.5％ | 8.5％ | 5.5％ |
| オメガ3脂肪酸 | 1% →乾物値：1.1％ |
ー | ー | ー |
| オメガ6脂肪酸 | 1.8% →乾物値：2.0％ |
ー | ー | ー |
| カルシウム | 1.40% →乾物値：1.53％ |
1.00％ | 0.80％ | 0.50％ |
| リン | 1% →乾物値：1.1％ |
0.90％ | 0.70％ | 0.40％ |
| ナトリウム | 0.21％ →乾物値：0.23％ |
0.22％ | 0.22％ | 0.10％ |
日本ではAAFCO（米国飼料検査官協会）の栄養基準を採用しているため、モグワンには「総合栄養食」の表記はありませんが、アメリカ基準かヨーロッパか基準かの違いだけでわんちゃんが必要な栄養を含んでおり、主食として与えることができるものです。
■モグワンの成分一覧
タンパク質… 27%以上
脂質…10%以上
粗繊維…4.75%以下
灰分…9.5%以下
水分…9%以下
NFE…38.5%
オメガ3脂肪酸…1%
オメガ6脂肪酸…1.8%
リン…1%
カルシウム…1.40%
エネルギー (100g あたり)… 361.5kcal
※参考：ペット栄養学会誌「FEDIAF（欧州ペットフード工業会連合）による栄養ガイドライン」
わんちゃんは限りなく肉食に近い雑食なので、動物性タンパク質を主原料としたフードを選ぶのが基本です。モグワンは主原料にチキン＆サーモンを56.5％も使用しており、わんちゃんの食性に配慮した配合バランスと言えます。
特に子犬は、しなやかな筋肉や美しい毛並みなど、健康な体を目指すための良質なタンパク質を十分に摂取することが重要です。
■モグワンの原材料一覧
チキン＆サーモン56.5％（放し飼いチキン生肉21％、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%）、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン（MSM）、コンドロイチン、ミネラル類（亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素）、ビタミン類（A、D3、E）、乳酸菌 ※コンドロイチンはサメ由来のものではございません
また、愛犬の口に入るものを全て把握できるよう配合されている食材をすべて明確に表記しているフードがおすすめですが、モグワンは詳細が不明な食材がないので安心して与えることができるでしょう。
食材名が明確な表記のドッグフードは品質の良い食材であることも多く、飼い主さんも安心できます。
子犬は成長段階のため体の機能が未熟で、当然、消化器官も整っていません。乳酸菌やビール酵母などの体の調子をサポートする成分を配合したドッグフードで体への負担を減らしてあげることがおすすめですが、モグワンにはどちらもしっかり配合されているので安心です。
その上、主原料に消化性や栄養価、嗜好性に優れている良質なタンパク質をふんだんに使用しており、より体への負担が少ないレシピと言えます。
ドッグフードには、栄養素を補うためや品質維持のために添加物が配合されていることがほとんどで、どれも安全に必要な効果を得られる最小限の量のみの使用なので過剰に心配することはありませんが、中にはわんちゃんの健康には役立たない添加物もあります。
■わんちゃんの健康に不要な添加物の例
添加物は過剰に摂取したり、長期に渡って摂取することで体に負担をかける可能性があることは否定できないため、消化器の発達が十分ではない子犬期は、「不要な添加物」を避けることは基本です。
この点、モグワンは不要な添加物を使用せず、内容や品質にこだわりをもって作られているので子犬にも安心して与えられるでしょう。
モグワンの粒は、直径約1ⅽmほどで厚みが約4.5mm程度、真ん中が空洞の丸いドーナツ型をしています。
これは、噛み砕きやすい形に考えられているためで、子犬はまだ顎の発達も十分ではないので、噛み砕きやすい形状のモグワンの粒は適していると言えます。
粒は硬すぎず柔らかすぎずなので、成犬やシニア犬だけでなく子犬でも食べやすいでしょう。
＼健やかな毎日を維持したいすべての子犬に！／
モグワンは涙やけに特化したフードではありませんが、余計な添加物を極力排除し良質な食材を使用したフードになり、わんちゃんが抱えやすい悩みのサポートに役立ってくれるでしょう。
とは言え、子犬の涙やけの原因はさまざまで、一概にフードで改善・悪化するとは限りません。
子犬の涙やけに特に多い原因について、ここでもう少し詳しく解説しますね。
子犬の頃の涙やけは、まだ目の周りの筋肉が発達していないことで起こり、発達が完了する2～3歳頃から落ち着くことが多いです。
わんちゃんの目には涙の保持機能があり、眼球の表面に水分を保つように働きますが、筋肉が未発達で保持することができず流れ落ちてしまいます。
通常、成長とともに涙の流れ落ちる量も減り、涙やけはおさまっていきますが、いつまでも涙の量が多い場合はまつ毛の向きや生え方の異常や先天性の病気を疑い、動物病院を受診しましょう。
※生後6ヶ月のときに食物アレルギーが出て涙やけしている愛犬
子犬の頃に起こるアレルギーは食物アレルギーが多くを占め、皮膚の赤みやかゆみ、下痢や軟便、嘔吐といった症状が見られますが、ほかにも、便の回数が増える、涙が出るといったことも食物アレルギーの症状に見られます。
何の食材にアレルギー反応を示すのかはわんちゃんにもよって異なりますが、身体を痒がっていたり便の回数が増えた場合は食物アレルギーも疑い、動物病院を受診してください。
わんちゃんによっては、生まれつき涙官が細く詰まりやすかったり、涙管につながる穴「涙点」が開いていないこともあり、それによって涙の排せつがうまくいかず、涙やけを起こしてしまうことも。
トイプードルなどに見られやすいですが、涙官の詰まりを解消するために鼻涙管洗浄や、穴を開けるための手術が必要になることもあるため、気になる場合は獣医師に相談してみましょう。
わんちゃんの涙やけの原因や対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
モグワンは、100gあたりカロリーは361.5kcal・脂質は10%以上と、モグワンを販売しているレティシアンのフードの中では比較的低脂質なため、食事管理をしたいわんちゃんにもおすすめできますが、痩せ気味で体重を増やしたい子犬は獣医師に相談の上、必要であればトッピングを上手に使ってカロリーをプラスしてあげるか、ほかのフードを検討することをおすすめします。
また、チキンやサーモンなどにアレルギーがある子犬は向いていません。
INUNAVI編集部では、モグワンに関する266件の口コミ（Twitter[14件]・Instagram[42件]・amazon[110件]・独自アンケート[100件]）を徹底調査しました。
モグワンの悪い口コミは31.5％ですが、約7割の飼い主さんは良い口コミを投稿しており、比較的評判の良いフードということがわかります。
口コミの傾向を分析したところ、最も多かった口コミは食いつきに関する評価で、「食いつきが良い」が「好みではない」を大きく上回り、口コミ数はほぼ2倍という結果になりました。
食の好みは個体差がありますが、モグワンは良質な肉や魚をふんだんに使用したフードであり、脂質も適度に配合されているため、わんちゃんの食いつきは期待できるでしょう。
また、体調の変化（スッキリ感の変化や容姿の変化など）に関しては、フードの切り替えが急であったり、食物アレルギーという可能性もあり、体質に合わなかったわんちゃんもいるようです。
まずは実際の口コミをご覧いただきましょう。
1日3食違うフードにしていますが、新たな候補にモグワンをチャレンジ🍚基本何でも食べるのに…匂いを嗅いでプイッ💨手からあげても食べないなんてショック😱
トッピングして再チャレンジしてみたけど、食べてもらえませんでした😖
匂いが強いからかな？1.8kg入りで余っているけど…どうしよう😅
引用：Instagram
翌日💩も大丈夫だったしめちゃくちゃ美味しそうに食べてたので今後もリピートありかも🙆♀️でも1.8kgサイズしかないからコタローには容量が少ないのが気になる…もっと大きいサイズがあればなあ😫
引用：Instagram
フードに関してはどんなにいいものでもその子の体との相性があるのでとにかく試してみないとわかりませんね。
里親として引き取り、保護されていたところで食べていたのがこちらだったので購入しましたが、軟便と便量の多さに疑問を感じ、先住と同じものを多めにあげて、こちらをふりかけ程度にしたら落ち着いてきました。
よってリピートはなしです。
あくまでもうちの子の体質とは合わなかったということなので商品の良し悪しとは関係ありません
引用：楽天
小さすぎず大きすぎずなドーナツ型🍩で噛んで食べやすそうだなって印象。
※ジュレ子は硬いのちょっと苦手💦
匂いもいいし、食いつきもいい感じ！
袋のジッパーがあんまり見たことないタイプだったので、これでちゃんと閉まってるのかなって心配かな。そこは様子見ってことで。
引用：Instagram
ペットフードを変えたくていろいろ試してる中サーモンが好きていうのを発見して、今回試したのは妹のおすすめのモグワン、チキンとサーモン入ってるからかいつも新しいごはん警戒してすぐ食べないけど出してみたらすぐ完食✨
いまのところモグワンかリアルネイチャーレシピのオーシャンサーモンに決まりかな、リバータートル味はオエついてた🤣
引用：Instagram
■悪い口コミまとめ
・食べない
・体質に合わなかった
■良い口コミまとめ
・食いつきが良い
・体調に変化があった
モグワンはAmazonでも販売されていますが、Amazonでは1224件の口コミがあり（※2024年5月20日時点）、6割以上の飼い主さんは高評価をつけていました。
「食べない」「体質に合わなかった」「涙やけに変化はなかった」などの悪い口コミも一定数あるように、体質には個体差があるため必ずしも全てのわんちゃんに合うとは言えませんが、愛犬に合うか興味がある飼い主さんは試してみても損はない、高品質なドッグフードだとINUNAVI編集部は評価しています。
https://inunavi.plan-b.co.jp/mogwan-review/
モグワンのパッケージには、給餌量の目安が記載されていますが、子犬の体重に対して必要な量がよく分からないという場合や、ドッグフードの食べ残しや体型が気になるようであれば、給餌量自動計算機も活用してみてください。※自動計算機はあくまでも目安のため詳細な給与量については販売元にお問合せください。
■子犬の1日の給餌量目安
※スクロールしてご覧ください。
| 成犬時の体重 | 2～3ヶ月 | 4～5ヶ月 | 6～7ヶ月 | 8～9ヶ月 | 10～11ヶ月 | 12～13ヶ月 | 14～15ヶ月 | 16～17ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1～4kg | 45～60g | 70～75g | 65～75g | 成犬 | 成犬 | 成犬 | 成犬 | 成犬 |
| 5～10kg | 100～135g | 155～165g | 150～170g | 155～160g | 200～215g | 220g～成犬 | 成犬 | 成犬 |
| 11～15kg | 145～200g | 230～245g | 220～255g | 230～235g | 240～255g | 260g~成犬 | 成犬 | 成犬 |
| 16～20kg | 160～240g | 280～305g | 260～315g | 270～280g | 290～310g | 285～315g | 290g | 成犬 |
| 21～25kg | 195～290g | 335～365g | 315～380g | 325～340g | 350～370g | 315～375g | 320g | 成犬 |
| 26～30kg | 230～345g | 395～435g | 345～445g | 360～375g | 385～410g | 355～420g | 360g | 成犬 |
| 31～35kg | 265～400g | 450～505g | 380～510g | 395～415g | 425～455g | 395～460g | 395～410g | 410～425g |
モグワンの子犬の給餌量は、現在の体重ではなく、成犬時の体重での給餌量が記載されています。
成犬時の体重が分からないという場合は、ペットショップやブリーダーも取り入れている成犬時の体重目安の算出方法で計算してみましょう。ただし、個体差もあるため、必ずしもその体重になるというわけではありません。
■成犬時の体重目安の算出方法
以下の3つの項目を入力すると、子犬に合う給餌量や1日に必要なカロリーが自動で算出されます。
【モグワン100gあたりのカロリー】
→361.5kcal
※小数第2位以下は切り捨てられます
結果はこちら↓
■愛犬の１日あたりのドッグフードの量
2回に分けて与える場合
…
g
3回に分けて与える場合
…
g
■愛犬の１日あたりに必要なカロリー
ちなみに、わんちゃんは生まれたときから、生まれ持った遺伝子によって成犬時の体の大きさが決まっています。「子犬のときに食事の量を少なく与えれば小さく育つ」というのは誤った情報で、子犬期は健やかな成長のためにもモグワンをしっかりと適正量を与えることが大切です。
また、子犬は成長に合わせて給餌量を見直すのはもちろん、食事の回数も変更する必要があります。
| 月齢 | 給餌回数 |
| 生後2〜3ヶ月 | 3〜5回 |
| 生後4〜6ヶ月 | 3〜4回 |
| 生後6ヶ月〜1才 | 3回〜2回程度 |
| 1才以降 | 2回程度 |
モグワンの1日の給餌量を与える回数で分けましょう。
モグワンを子犬に与える際は、月齢を目安に子犬の成長に合わせて食事の回数を変更する必要があります。
ただし、月齢はあくまで目安なので、給餌回数を変更したときは便の異常や嘔吐がないか、お腹を空かせて鳴くことがないかなど、愛犬の様子をよく観察することが大切です。
| 犬種 | 切り替え時期の目安 |
| 超小型（チワワ、トイプードルなど） | 生後9ヶ月ごろ |
| 小型犬（ミニチュアダックス、シーズーなど） | 生後10ヶ月ごろ |
| 中型犬（柴犬、フレンチブルドッグなど） | 生後12ヶ月ごろ |
| 大型犬（ラブラドール、ゴールデンなど） | 生後16ヶ月ごろ |
| 超大型犬（秋田犬、グレートピレニーズなど） | 生後18ヶ月ごろ |
モグワンは全年齢対応のドッグフードのため、成犬になっても与え続けられますが、子犬期の給餌量を与え続けると肥満の原因になるため、成長が落ちつく時期になったら給餌量を成犬の量に変更しましょう。
モグワンは生後2ヶ月以上の子犬から与えることができますが、超小型犬や小型犬はもともと選り好みしやすい傾向にあるのに加え、近年は食への関心が薄い子犬も多いことから、「食いつきが良い」と話題のモグワンであっても食べない可能性も否定できません。
子犬は健康や成長のためにも十分な栄養摂取が重要で、空腹による低血糖を起こせば命にかかわることもあるため、食べてもらうための対処が必要です。
ここでは、原因別に対処法をご紹介します。
■子犬がモグワンを食べない主な原因
・フードを急にモグワンに変更した
・食事の回数が少ない
・ヒート（発情期）
・フードの酸化
・体調不良
【対処法】
フードはゆっくり切り替える
もともと食べていたフードから、いきなりモグワンに変えてしまうと、食べないことがあります。
まずは、それまで食べていたフードを9割とモグワンを1割で与え、毎日1割ずつフードの割合を変更してください。
10日ほど時間をかけて切り替えることで、新しいフードに慣れやすく、食べ慣れないものを食べたことによる下痢や軟便も防ぎやすくなります。（普段からお腹を壊しやすい場合は2～3週間ほど）
また、それまでふやかしたフードを食べていた場合、いきなり硬いままの粒が食べられるようになるわけではないため、ふやかし方も段階を踏んであけましょう。
後にご紹介する「モグワンのふやかし方」で詳しく解説しているので、合わせてチェックしてくださいね。
【対処法】
食事の回数を増やす
子犬は内臓や消化器官が十分に発達しておらず、一度にたくさんの量を食べることができないため、食事の回数が少ないと食べ残すことがあります。
未発達の消化器官に負担がかからないように、子犬の成長状態に合わせて食事の回数を変更してあげましょう。
回数については、これまでに紹介した「子犬の1日の給餌回数」をご覧ください。
【対処法】
ふやかしたりウェットフードなどをトッピングする
一般的には、避妊手術をしていない女の子の子犬は生後6～8ヶ月頃にヒート（発情期）がきます。
ヒートの期間中に食欲が低下する子犬もおり、その際はウェットフードや犬用ミルクなどを活用して食べてもらえるように工夫してください。
ヒート中の食欲低下は通常のことなので元気がある場合は様子を見ていて問題ありませんが、まったく食べない場合やいつもの食欲の半分以下の状態が続く場合は早めに動物病院を受診しましょう。
わんちゃんのヒートについては、以下の記事で詳しく解説しています。
【対処法】
開封後はなるべく早めに使い切る
モグワンを開封して、空気に触れる時間が長くなると酸化や劣化がしやすくなり、香りや味が損なわれる・変化していることで食べないと考えられます。酸化したフードは子犬の体へ悪影響を及ぼすため、開封後はなるべく早めに使い切るようにしてください。
モグワンにかかわらず、ドライフードは開封後なるべく早めに使い切る必要があります。
また、開封後は密閉して冷暗所に保管することも重要なポイントです。減りが遅く酸化が気になる場合は、小分けの真空パックにして保存することをおすすめします。
なお、冷蔵庫での保管は、出し入れの際に結露が生じてフードにカビが生えやすくなってしまうためおすすめできません。
ドッグフードの酸化については、以下の記事をご覧ください。
【対処法】
動物病院を受診する
モグワンを食べないだけでなく、嘔吐や便の異常、元気がない、じっとして動きたがらない、突然痛がるような声をあげるなど普段と違う様子が見られる場合は、病気やケガの可能性が高いため、早急に動物病院を受診してください。
子犬は、生後4週頃～生後2、3ヶ月頃（乳歯が生え揃う時期）まで、ふやかしたモグワンを与えます。
ペットショップやブリーダーが引き渡し時までふやかして与えていることもあるので、その場合は新しい生活に慣れてきたら徐々にふやかし度合を変えてカリカリの状態に移行してあげましょう。
ここでは、子犬に与えるモグワンのふやかし方を解説します。
子犬の体重に合わせたモグワンの1回分の量を器に入れ、30～40℃のぬるま湯をモグワンが隠れるか隠れないかくらいまで入れます。
冷たすぎなければ水でも問題はありませんが、その場合はふやかす時間が長めに必要です。
■お湯の量は？温度は？
お湯の量に決まりはありませんが、ウェットフードと同じような水分量にしたい場合は、ドッグフードの量の2.5倍のお湯の量が必要になります。（ドッグフードが20gならお湯の量は50cc）また、熱湯を使用するとモグワンの栄養素を壊してしまうので、必ずぬるま湯で行ってください。
水分を吸って膨らむまで、5～30分放置します。ぬるま湯の場合はラップをするとより早くふやかすことができておすすめです。
ふやかす時間が長ければ長いほど柔らかくなり、短ければ芯が残った状態になるので、子犬の成長や状態に合わせてふやかし度合を調整しましょう。
食感を残したい場合はつぶさなくてもいいですが、月齢が若いうちは手やスプーンでつぶしてあげると食べやすいです。
また、汁には栄養素が溶け出しているので、残った場合は捨てずに一緒に与えてください。
なお、ドッグフードをふやかして与える機会は、子犬に限らず成犬、シニア犬でもフードの食いつきが悪いときや体調を崩しているときなど、必ずと言っていいほどあるので、ふやかし方はしっかり覚えておきましょう。
以下の記事では、より詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいね。
モグワンは生後2ヶ月以上の子犬からシニア犬まで対応できる栄養バランスで、主原料にはチキンとサーモンをたっぷり56.5％も配合した高品質なドッグフードです。
わんちゃんの健康や体への負担が少なくなるように配慮されており、何を使っているか不明な原材料や健康に不要な添加物は一切使用されていないので、子犬でも安心して与えることができます。
同等の高品質なドッグフードの中では、価格が安めなのも続けやすくて嬉しいですね。
子犬期は健康な成犬となるための重要な時期であり、口に入るものに特に気をつけてあげたいときでもあるので、安心・安全なモグワンを試してみてはいかがでしょうか。
※記事で紹介されている商品を購入すると、売上の一部がINUNAVIに還元されることがあります。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。
※掲載されている情報は、INUNAVIが独自にリサーチした時点の情報を掲載しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
執筆者
18歳のチワックスと1歳のチワックス、ポメチワ、0歳のチワックスの4匹と暮らしています。これまで愛犬チワワと2匹のミニチュアダックスたちの闘病・介護生活の経験から、犬の健康や介護について学びを深めペットにまつわる様々な資格を取得し、老犬のトータルケアサロン開業に向けて準備中です。
【保有資格：ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー / JKC愛犬飼育管理士 / YMAA薬機法・医療法適法広告取扱個人認証規格】
