『SBIいきいき少短のペット保険』はどんなペット保険?
■『SBIいきいき少短のペット保険』の基本情報
補償割合 補償対象となる診療費に対して保険会社が負担する割合 |
50% |
70% |
プラン |
ライトプラン |
スタンダードプラン |
ライトプラン |
スタンダードプラン |
精算方法 窓口精算は対応病院の窓口で精算できる。後日精算は一旦全額を支払い、後で保険会社に請求する |
後日精算
|
月額保険料 補償を受ける対価として保険会社に支払うお金 |
【1歳】
\630~
【6歳】
\810~
【12歳】
\1,575~ |
【1歳】
\1,350~
【6歳】
\2,115~
【12歳】
\4,455~
|
【1歳】
\882~
【6歳】
\1,134~
【12歳】
\2,205~ |
【1歳】
\1,890~
【6歳】
\2,961~
【12歳】
\6,237~ |
免責金額 補償対象の診療費に対して必ず自己負担する金額 |
\5,000 |
ー |
\7000 |
ー |
新規加入年齢 新規で加入する場合に保険会社が引き受け可能としている年齢 |
11歳11か月まで
→終身継続可能
|
11歳11か月まで
→終身継続可能 |
日額補償限度額 保険会社が1日に補償する金額の上限 |
【通院】50万円
→回数無制限
【入院】50万円
→回数無制限
【手術】50万円
→回数無制限 |
【通院】70万円
→回数無制限
【入院】70万円
→回数無制限
【手術】70万円
→回数無制限 |
年間補償限度額 保険会社が1年間に補償する金額の上限 |
50万円 |
70万円 |
割引 |
WEB申込割引10% |
補償対象外の傷病 保険会社が補償しない病気やケガ |
歯科治療、口腔外科治療、停留睾丸、臍ヘルニア、そけいヘルニア、膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア |
無料サービス 加入者が利用できるサービス |
獣医師による「24時間無料ペット健康相談」 |
特約 主な保険に付帯することのできる契約、もしくは付帯される契約。無料と有料がある |
ー |
保険金請求方法 |
・郵送請求
・LINE請求
→請求書類が到着した日の翌日から30日以内に振込
|
補償開始日と待機期間 |
▼補償開始日
15日までの申込みで翌月1日
▼待機期間
ケガ:0日 / 病気:30日 |
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SBIいきいき少額短期保険株式会社が販売する『SBIいきいき少短のペット保険』は、ペット保険の人気ランキングで度々名前が出てくるフルカバータイプ(通院+入院+手術を補償)のペット保険です。※参考:価格ドットコム「ペット保険 比較 2023年人気ランキング | 動物保険 – 価格.com」
保険料がお手頃で、回数制限がなく気軽に利用できるため、比較的利用しやすいペット保険と言えます。
『SBIいきいき少短のペット保険』のSNSでの評判と口コミ傾向
いぬなび編集部では、『SBIいきいき少短のペット保険』に関する口コミを徹底調査し、直近の口コミ(Instagram、Twitter、みん評)から口コミの傾向を分析しました。
まずは、『SBIいきいき少短のペット保険』に関する良い口コミと悪い口コミの件数から紹介します。
口コミ数はそこまで多くありませんでしたが、比較的良い口コミが多く見られました。
口コミ傾向の詳細を見る
■良い口コミの傾向(31件)
・保険料が手頃、補償と保険料のバランスが良い:7件
・治療費の負担が減ってありがたい:7件
・11歳11ヶ月まで加入できる:4件
・CMの印象が良い・贔屓のチームのスポンサーなので好印象:2件
・支払いの回数制限がない:2件
・WEB申込みで割引がある:2件
・WEB申し込みができるので簡単:2件
・クレカで保険料の支払いができる:1件
・保険金の支払いが早い:1件
・免責額がない:1件
・12歳以上の保険料が上がらない:1件
・ブリーダーさんがおすすめの保険だった:1件
■悪い口コミの傾向(10件)
・窓口精算ができない:2件
・パテラ・ヘルニア・歯科治療が対象外:2件
・年令によって保険料が高くなる:1件
・顔写真が入る保険カードがない(寂しい):1件
・保険金の支払いが遅い:1件
・加入審査が厳しい:1件
・WEBでプラン変更ができない:1件
・WEBで登録のクレカの変更ができない:1件
良い口コミでは「保険料がお手頃」「治療費の負担が減って助かる」といった声が多く見られましたが、悪い口コミでは「パテラ・ヘルニア・歯科治療が対象外」「窓口清算できない」など、若干の不満がある飼い主さんもいるようです。
内容を理解して加入している飼い主さんが多い印象で、そこまで悪い口コミもなく、人気ランキングで名前があがってくるのも納得でしょう。では、実際の口コミをご覧ください。
良い口コミ評判
今日で来てから1週間🏠❤️
レントゲン撮られてるだけで心配すぎたのに避妊手術とか考えただけで心苦しい🥺💭💭
ちなみにペット保険はブリーダーさんおすすめの#sbiいきいき少短ペット保険 にしました🤔🏥💸
保険とか難しくてよくわからんね🙁🙁🙁
引用:Instagram(投稿日2021年8月16日)
年末にお守りとして入った#ペット保険 すぐ使う事になるとは思ってもいませんでした💦股関節が大丈夫だったのなら、楽天に入れば良かったなぁと😂
でも回数制限や免責額がないので入って良かったです✨
#SBIいきいき少短ペット保険
引用:Instagram(投稿日2019年5月13日)
グーちゃん 先週 今年初の 病院でした🏥
血液検査の数値は 悪くはないけど
喉の リンパ球が 大きいまま。。
薬を 変えてまた 様子をみることになりました。
とりあえず 元気です😊。
病院代 毎月 5万円ぐらい かかります😂 ペット保険入っていたので 7割戻ってくるので 助かります。
入ってなかったら。。😱
引用:Instagram(投稿日2021年1月19日)
ペロちゃん、初めてペット保険を利用。半額保障のプランなので、保障額と保険料のバランスがちょうどいいと感じます。→🐶月々495円からのペット保険🐱【SBIいきいき少短】WEB申込で保険料ずっと10%OFF
引用:X(旧Twitter)(投稿日2023年8月18日)
口コミを見ていると、保険料がお手頃なので、ほかのペット保険から乗り換える飼い主さんも多いようでした。
回数制限や免責金額がないことに魅力を感じている飼い主さんや、保険に入っていて助かったという声が多く見られ、人気ランキングサイトなどの評判通り比較的使いやすいペット保険と言えます。
悪い口コミ評判
自分的にはSBIいきいき少短がいいかなーとおもうんやけど、パテラとかヘルニアとか、歯科治療が補償外なのよねー🤨
ペット保険、おすすめ教えて〜🙏
一部抜粋
引用:Instagram(投稿日2022年8月29日)
ピッちゃん→SBIいきいき少短のペット保険(SBI)
ピッちゃんの保険は後から請求するタイプで保険証が無いため自己満でそれっぽいカードを自作😅
なので当然、窓口精算不可です!
一部抜粋
引用:Instagram(投稿日2023年3月8日)
SBIいきいき少短ペット保険って、全然振り込まれません。
請求は9月で10/17に下記のメールが来て、さらに1か月半経ちますが振り込まれません。
その間に毎月掛け金を支払っているので、ものすごい損した気分です😠
ペット保険によっては病院でその場で差し引かれるものもあるそうですね。
引用:X(旧Twitter)(投稿日2023年12月1日)
SBIのいきいき少短ペット保険、LINEで請求したら、3日後には振り込まれてた👀‼️
病院にはクレカで支払ってるから、引き落とし来る前に口座に振り込まれた感じ👏
ネックなのは
・オンラインでプラン変更ができないこと。
・クレジットカードの変更できないこと。
あんまり変更する人いないのかな?🐱
引用:X(旧Twitter)(投稿日2022年6月6日)
悪い口コミと言っても、満足しているように見受けられる口コミがほとんどで、気になるような悪い口コミはありませんでした。
プラン変更については、調査が入ったり、利用していたら上のプランに変更不可ということもあるため、オンラインで簡単にできるようなものではないことを理解しておきましょう。そのため、最初にプランを選ぶときは、慎重に選ぶことをおすすめします。
『SBIいきいき少短のペット保険』の口コミ評判まとめ
■良い口コミまとめ
・回数制限や免責金額がない
・助かっている
・補償額と保険料のバランスがいい
■悪い口コミまとめ
・歯科治療・パテラ・ヘルニアが補償対象外
・保険金が振り込まれない
・窓口清算できない
良い口コミでは、保険料がお手頃なのはもちろん、「入っていて助かりました」という感謝の声が多く見られました。悪い口コミはほとんど見られず、「保険金が振り込まれない」といったものを除けば、良い印象を持ちつつ、改善されたらいいなぁという期待が込められているように感じます。
保険金が振り込まれないことに関しては、必要書類が揃っていなかったり請求内容によって調査で時間がかかることもあるのは約款にも書かれていることですが、飼い主さんにしてみたら保険金が支払われるのか不安になってしまうのは仕方がないことかもしれません。
とは言え、口コミにも「請求後3日で振り込まれた」とあるように通常は比較的早めに振り込まれているので、気にしなくてもいいと言えるでしょう。
『SBIいきいき少短のペット保険』の特徴は?
『SBIいきいき少短のペット保険』は良い口コミ評判が多い、利用しやすいペット保険ということがわかりますが、実際どんな特徴があるのでしょうか。
ここで詳しく解説します。
①保険料は3歳ごとにあがり12歳以降は定額で続けやすい
ペット保険の保険料は、1年の更新ごとに保険料が上がっていくことが一般的ですが、『SBIいきいき少短のペット保険』は3歳ごとに上がります。
また、12歳以降は定額となるため、動物病院にお世話になる頻度が増えるシニア期以降も家計の負担が少なく続けやすいと言えるでしょう。
『SBIいきいき少短のペット保険』の保険料をまとめてみたので参考にしてください。
『SBIいきいき少短のペット保険』の保険料
※横にスクロールしてご覧ください
【ミックス犬の分類】
- 両親の犬種がともに分かっている場合はいずれか大きい型に分類
- 片方の親の犬種のみ分かっている場合は分かっている親の型
【どちらも不明な場合】
- 体重8kg未満:小型犬
- 体重8kg~25kg未満:中型犬
- 体重25kg以上:大型犬
②11歳11ヶ月まで新規加入が可能
『SBIいきいき少短のペット保険』は、新規加入が11歳11ヶ月まで可能です。
2023年12月現在、加入できるペット保険は18社(共済を除く)ありますが、8歳になったあたりから徐々に減り、11歳となると加入できるペット保険は3社しかありません。
実際私もそうでしたが、愛犬がシニアになってからペット保険を検討する飼い主さんも多く、11歳11ヶ月まで新規加入が可能というのはありがたいことですね。
もちろん、加入前の健康診断なども不要で、保護犬などをお迎えして生年月日がわからない場合でも、獣医師による推定年齢を出してもらえば加入することができるので安心してください。
③免責金額の有無を選べる
『SBIいきいき少短のペット保険』は免責金額の設定がある「ライトプラン」と、免責金額がない「スタンダードプラン」があり、好きな方を選ぶことができます。
免責金額とは、補償対象となっている治療費でも飼い主さんが必ず自己負担しなければいけない金額が定められていることを指します。
免責金額をつけることで保険料を抑えることはできますが、免責金額が設定されていると少額の治療費では請求することができない場合もあります。
■『SBIいきいき少短のペット保険』の免責金額
プラン |
免責金額(1日あたり) |
ライトプラン50 |
5,000円 |
スタンダードプラン50 |
0円 |
ライトプラン70 |
7,000円 |
スタンダードプラン70 |
0円 |
ペット保険の免責金額は、予め治療費から差し引いて、その金額の50%や70%を補償する場合が一般的ですが、『SBIいきいき少短のペット保険』は治療費の50%もしくは70%から免責金額を差し引くという方法を取っているので自分で計算するときは注意が必要です。
④回数制限や日額上限がない
『SBIいきいき少短のペット保険』は、回数制限や日額上限の設定がないため、年間限度額内なら自由に利用することができます。
とは言え、ペット保険は基本的に以下のようなコントロールを行っているので、手術や入院など、高額な治療が続く場合では注意が必要でしょう。
- 回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
- 年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
- 保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
実際、『SBIいきいき少短のペット保険』の年間限度額は抑えめになっています。
プラン |
年間限度額 |
ライトプラン50 |
50万円 |
スタンダードプラン50 |
ライトプラン70 |
70万円 |
スタンダードプラン70 |
そうは言っても、多くのペット保険で設定されている「1日〇〇円が上限」といった制限がないことは、高額な治療費のときには大いに助かるということは言うまでもありませんね。
実際、私は回数制限・日額上限がないペット保険にも加入していますが、愛犬のCT検査やMRI検査のときに日額上限がないことで自己負担額がかなり抑えられて助かりました。
保険タイプ |
日額上限あり |
日額上限なし |
CT検査費用 |
88,240円 |
保険会社が負担する金額
(補償割合70% / 通院) |
12,000円
※平均的な上限額 |
61,768円 |
自己負担額 |
76,240円 |
26,472円 |
CT検査やMRI検査は通院扱いになってしまうので、日額上限があるペット保険では自己負担が大きくなってしまうことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
⑤補償開始日は早いが待機期間がある
『SBIいきいき少短のペット保険』は15日までに申し込むと翌月1日から補償が開始されます。一般的なペット保険は補償が開始されるまで申し込みから1ヶ月程度かかることを考えると、『SBIいきいき少短のペット保険』の補償開始日は早いと言えます。
しかし、『SBIいきいき少短のペット保険』は病気に対して30日間の待機期間(免責期間)が設けられているため、補償開始日を迎えてもすぐにペット保険を利用することはできません。
■待機期間の例
多くのペット保険に待機期間は存在していますが、その期間中は治療費が全額自己負担になるのはもちろん、その病気はその後ずっと補償対象外になります。また、待機期間中に病気の兆候があっても動物病院を受診せず、待機期間があけてから治療を受けたとしても待機期間中に発症した病気は補償されないので注意してください。
■ペット保険の一般的な待機期間※補償開始日(保険開始日)から
・ケガ:0~15日間
・病気:30日間
・ガン:60~120日間
【全18社比較】ペット保険の待機期間(免責期間)なしはココ!早く補償を受けるには?
⑥歯科治療や膝蓋骨脱臼(パテラ)などは補償されない
ペット保険は、補償対象外(=補償しない)とする病気やケガを設定していますが、『SBIいきいき少短のペット保険』では、歯科治療や口腔外科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニアは補償対象外です。
■『SBIいきいき少短のペット保険』の補償対象外の傷病
歯科治療、口腔外科治療、停留睾丸、臍ヘルニア、そけいヘルニア、膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニア
膝蓋骨脱臼は小型犬がかかりやすい病気の1つですが、アニコムと理研が共同研究した結果では、日本の人気9犬種で最も発症率が高かったのはトイプードルで、7頭に1頭の割合で発症しており、さらに兄弟犬で膝蓋骨脱臼を発症しているわんちゃんがいた場合、いない場合に比べて16.2倍も発症リスクが高い(※)という報告もあるので、小型犬の飼い主さんでは膝蓋骨脱臼が補償されないのは熟慮ポイントと言えます。
ほかにも、歯科治療、口腔外科治療、椎間板ヘルニアといったるようする可能性が高いものが補償対象外となっており、保険料を抑えるために補償範囲を狭めることは致し方ないことなのかもしれませんが、割り切って加入するかほかのペット保険にするかはしっかりと考える必要があるでしょう。
また、『SBIいきいき少短のペット保険』は更新時に特定の病気や部位を補償対象外とする条件を追加したり、更新できない可能性もあるため注意が必要です。
わんちゃんがかかりやすい主な病気はこちら
■わんちゃんがかかりやすい主な病気
- 歯周病
…成犬の80~90%が罹患しているとされている。歯周病が悪化すると抜歯などの処置が必要。心臓病などを引き起こすほか、最悪の場合敗血症など命に係わる - 皮膚病
…柴犬やトイプードル、ミニチュアダックスなどに多く見られる。長期的な通院治療が必要になること - 白内障
…シニア犬に多く見られる。治すには手術しかない。軽度の場合は進行を遅らせるために点眼薬とサプリメントによる通院治療 - 椎間板ヘルニア
…ミニチュアダックスやコーギーなどに多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 膝蓋骨脱臼(パテラ)
…トイプードルやチワワなどの小型犬に多く見られる。軽度であれば経過観察で済むこともあるが、重度の場合は手術が必要になる - 関節炎
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などホルモン(内分泌)の病気
…シニア犬に多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られ、手術後は内服薬が必須 - 心臓病
…小型犬やキャバリアに多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られる - 慢性腎臓病
…シニア犬に多く見られる。定期的な通院が必要で生涯病気と付き合っていく必要がある。ステージによっては毎日の点滴が必要になることも。透析ができる病院もあるが、高額な上に生涯にわたって毎週の通院が必要 - 膵炎
…入院治療になることが多い。再発しやすい - てんかん
…定期的な通院や投薬が必要になることも - 肺炎・肺水腫
…シニア犬に多く見られる。入院治療になることがほとんど。獣医師から自宅での酸素室レンタルを指示されることも - 腫瘍
…シニア犬に多く見られる。基本は外科手術だが、悪性腫瘍の場合は抗がん剤治療や放射線治療が必要なことも。定期的な通院が必要 - 認知症
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察だが、内服薬が必要になることも - 子宮水腫・子宮蓄膿症
…避妊手術をしていないシニア犬の女の子に多く見られる。命に係わることが多く緊急手術が行われることも珍しくない
【全18社調査】ペット保険で歯科治療が補償されないってホント?補償対象のペット保険はココ!
※参考:J Vet Med Sci. 2019 Apr 16;81(4):532-537 doi: 10.1292/jvms.18-0485. Epub 2019 Feb 12.「Evidence of genetic contribution to patellar luxation in Toy Poodle puppies」
⑦24時間365日獣医師に無料で電話相談できるサービスがある
保険料が安めに設定されているペット保険は無料サービスがないことも多いのですが、『SBIいきいき少短のペット保険』は24時間365日、獣医師に直接電話で無料相談できる「24時間無料ペット健康相談」があります。
不意のケガや体調不良の対処法はもちろん、医療や健康に関すること、しつけのアドバイスなどさまざまな相談にのってもらえるのは心強く安心ですね。
『SBIいきいき少短のペット保険』のメリットとデメリット
『SBIいきいき少短のペット保険』は、保険料が抑えめなのに回数無制限で、年間限度額なら自由に利用できるペット保険です。
ここでは、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
メリット
- 回数無制限のペット保険の中では保険料が安い
- 12歳以降の保険料が定額
- 日額限度額や回数制限がない
- 11歳11ヶ月まで新規加入できる
- 免責の有無が選べる
- 獣医師に電話で無料相談できるサービスがある
特徴にもある通り『SBIいきいき少短のペット保険』は、回数制限や日額限度額がなく、保険料が抑えめで12歳以降は定額なので、ペット保険による金銭的な負担が軽減されやすいというメリットがあります。
また、24時間365日、獣医師に直接電話で無料相談できるのも心強いでしょう。
回数制限や日額限度額がなペット保険を探している飼い主さんや、保険料を抑えたペット保険を探している飼い主さんにおすすめの保険と言えます。
デメリット
デメリット
- わんちゃんがかかりやすい病気が補償されない
- 待機期間がある
- 更新時に条件が追加されたり継続できない可能性もある
- 窓口清算できない
『SBIいきいき少短のペット保険』のデメリットは、やはり歯科治療、口腔外科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、椎間板ヘルニアが補償されないことでしょう。
また、更新時にかかった病気や治療中の病気に補償対象外の条件がついてしまったり、継続自体ができない可能性もあるのは不安要素でしょう。
実際に条件追加や継続不可になることはそうありませんが、同じようなペット保険に加入している私はヘビーユーザーで、高齢の愛犬も生涯治療が必要な病気をいくつも抱えていることから、毎年更新の時期が近づくと更新できないのではないかとドキドキです。
年齢に関係なく病気を理由に更新を断られてしまうと、ほかのペット保険に入ることは難しくなるため、割り切る覚悟が必要ということは否定できません。
『SBIいきいき少短のペット保険』に関するQ&A
ここでは、『SBIいきいき少短のペット保険』について、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
A.公式HPや保険サイトなどのネット申し込みと、資料請求して取り寄せたパンフレットの申込書による郵送申し込みがあります。
『SBIいきいき少短のペット保険』のネットでの申し込みは「WEB割引」でずっと保険料が10%お得になるため、ネット申込がおすすめです。
A.避妊や去勢手術は傷病にあたらないため、補償されません。
ペット保険は人間の医療保険と同様に病気やケガの治療費を補償するもので、健康診断やワクチン接種など予防に関する診察や処置は補償対象外です。
ただし、異常な卵胞や子宮水腫、子宮蓄膿症、精巣腫瘍など、病気の治療の一環で摘出手術を行った場合は補償の対象になります。
補償の対象にならないものは、『SBIいきいき少短のペット保険』の「保険金を支払わない場合」をご覧ください。
A.保険期間中に解約したい場合は、書類上で解約の手続きが必要です。
契約者本人が「ご契約者様サポートセンター」に連絡をして、解約に必要な書類を取り寄せ、記入して返送してください。
まとめ
『SBIいきいき少短のペット保険』は、ペット保険の人気ランキングなどでも度々名前が出てくるペット保険です。回数制限も日額限度額の設定もないため、保険料を抑えつつしっかり保険金を受け取ることができると言えます。
完璧なペット保険というものは存在しないように、『SBIいきいき少短のペット保険』にもデメリットはありますが、デメリットを理解した上で加入すれば、もしものときは大いに役立ってくれるでしょう。
また、ペット保険に加入しているという安心感は、些細なことでも動物病院を受診できたり治療法の選択の幅も広がるため、この機会にぜひペット保険の加入を検討してみてくださいね。
執筆者
- ペットライター
-
たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー