『プリズムペット』はどんなペット保険?
■『プリズムペット』の基本情報
※12歳の契約更新時のみ免責金額3,000円の設定ができる
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SBIプリズム少短の『プリズムペット』は、フルカバータイプ(※通院+入院+手術を補償)で補償割合が100%の後日清算型ペット保険です。
2023年4月に販売開始され、同年11月まで販売されていた『プリズムコール』の進化版とも言える内容で、よりバランスも使い勝手も良くなっています。
実際に『プリズムペット』に加入している飼い主さんの評判はどうなっているのでしょうか。次章ではSNSでの評判と口コミの傾向をご紹介します。
『プリズムペット』のSNSでの評判と口コミ傾向
いぬなび編集部では、『プリズムペット』に関する直近の口コミ(Instagram、X(旧Twitter)、みん評)を調査しましたが、今回の調査では販売が終了した『プリズムコール』の口コミはたくさんありましたが、2023年4月に販売されたばかりからか『プリズムペット』の口コミはほとんどありませんでした。
現時点での、『プリズムペット』に関する良い口コミと悪い口コミを紹介します。
口コミ傾向の詳細を見る
■良い口コミの傾向(2件)
・100%補償が良い:1件
・年齢が上がっても保険料はそのまま
■悪い口コミの傾向(1件)
・全額補償されなかった
良い口コミでは「100%補償が良い」といった内容が見られ、100%補償なら自己負担が少なくて済むということが大きなポイントなのかもしれません。一方で悪い口コミでは「全額補償されなかった」という声もあり、日額に上限が設けられていることを知らなかった飼い主さんもいるようです。この後、解説しています。
良い口コミ評判
補償が手厚いのが良い
私が知っているペット保険の補償割合は、70%が50%がほとんどです。ただ、補償されるとはいえ窓口支払いが発生しますし、高額の支払いの場合、補償されるとはいえ持ち出しも大きいものです。かつて飼っていたペットが加入していた保険は70%の補償割合でしたが、窓口での負担が大きかったのがいまだに印象に残っています。そのため、今回は補償割合ができるだけ大きい保険に加入しようと決めていました。こちらの保険は補償割合100%と、理想そのものの保険です。保険料はそこそこしますが、その分手厚い補償内容のため、将来の安心に必要な経費だと思っています。
引用:みん評
親切丁寧に対応してくれる
知り合いのブリーダーさんに勧められて加入しました。保険料は高いという印象はなく、良心的だと思います。年齢が上がっても保険料はそのままであるという点は、ペットに多くの費用を使っているものとしては、とてもありがたいです。また分からない点を質問しようとコールセンターに電話をしたのですが、対応してくれた方は親切丁寧に回答してくれました。当初は保険に加入して良かったのか疑問に感じていたのですが、うちの猫が原因不明の下痢を起こしてしまい一定期間の通院が必要となりました。しかし、保険に入っていた事で治療費の負担を抑える事ができたので、結果的には加入して良かったと思っています。
引用:みん評
100%補償ということで加入したようですが、口コミを見ると果たして日額上限があることをわかって加入したのか疑問です。
HPやパンフレットには上限があることが記載されていますが、日額上限の意味をわかっていない飼い主さんもいるのかもしれません。
悪い口コミ評判
全額ではない
全額保証ということで買ったお店で保険に入ったが、今回の請求額に対して支払が全額ではなかった。
何がどうなのかの説明もなく、振込完了の手紙が届いた。
もう1匹は他社の70%の保険に入っているが窓口での支払いもそこで引かれるし手続きなしで完了するが、こちらは申請書を送って1か月くらいかかって振込。
金額も変わらないので解約をし、もう1匹の保険にする。
引用:みん評
ペットショップなどでペット保険を販売する場合、パンフレットを見せながら内容を説明することが義務づけられていますが、飼い主さんはよくわかっていなかったと思われます。
特に、ペットショップやブリーダーで販売する保険は特殊で、迎え入れた日から最初の1ヶ月は50%プランや70%プランで契約しても補償割合に関係なく日額限度額内で100%補償されますが、1ヶ月を過ぎると契約した50%や70%の補償割合となります。
この口コミは、タイミング的なものなのか日額限度額によるものなのかはわかりませんが、しっかりペット保険を理解することが大切と言えるでしょう。
『プリズムペット』の口コミ評判まとめ
■良い口コミまとめ
・100%補償が良い
・年齢が上がっても保険料はそのまま
■悪い口コミまとめ
・全額補償されなかった
『プリズムペット』は販売から間もないため、口コミらしい口コミがありませんでしたが、保険の内容をしっかり理解しておくことで嫌な思いをしなくて済むということは間違いありません。
次章から『プリズムペット』についてわかりやすく解説していくので、加入を検討している飼い主さんは参考にしてください。
『プリズムペット』の特徴は?
『プリズムペット』は100%補償のプランがあるペット保険ですが、実際どんな特徴があるのでしょうか。
ここで詳しく解説します。
①補償割合が100%で3つのプランから選べる
『プリズムペット』は保険会社の補償割合が100%のペット保険で、異なる3つのプランから選ぶことができます。
基本的にペット保険はどこも保険料と補償内容のバランスを取るために以下のようなコントロールを行っており、実際に『プリズムペット』も日額上限と回数(日数)が設定されています。
- 回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
- 年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
- 保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
そのため、100%補償割合とは言っても、日額上限や回数を超えた治療費は自己負担となるので注意してください。
■プリズムペットのプラン
プラン名 |
補償内容 |
年間限度額 |
お手頃に!
いつでもパック
【ライト】 |
【通院】\5,000
→年30日まで
【入院】\10,000
→年30日まで
【手術】\60,000
→年2回まで |
108万円 |
バランスよく!
いつでもパック
【バリュー】 |
【通院】\8,000
→年30日まで
【入院】\12,000
→年30日まで
【手術】\90,000
→年2回まで |
129万円 |
補償充実!
いつでもパック
【プレミアム】 |
【通院】\12,000
→年60日まで
【入院】\12,000
→年60日まで
【手術】\150,000
→年2回まで |
225万円 |
日額上限や限度回数の範囲内であれば治療費の100%が補償されるので、手頃に備えるかしっかり備えるかで飼い主さんの目的に合わせて選びやすいと言えます。
■日額限度額の例
ただし、通院や入院でも高額な治療費を請求されることも珍しくはないため、プランはよく考えて決めることが大切です。
また、プレミアムプランでは通院も入院も60日の日数が設定されており、比較的ゆとりがあるので気軽に動物病院に行きやすいでしょう。
②12歳以降の保険料は定額だが高い
『プリズムペット』の保険料は、11歳までは比較的緩やかに上昇して12歳で定額になりますが、12歳から終身までの保険料は他のペット保険に比べて高めなので注意が必要です。
100%補償なので保険料が高くなるのは避けられないことですが、日額限度額の設定が低いことを考えると果たしてこの保険料が妥当なのかは慎重に検討したほうがいいでしょう。
シニアになればなるほど動物病院のお世話になる頻度が増えたり治療費が高額になる傾向にあり、わんちゃんの寿命が延びている今、20歳まで毎月この金額を払い続けられるか考えてみてくださいね。
『プリズムペット』の保険料(月払い)
※横にスクロールしてご覧ください
ミックス犬の分類は以下の通りです。
- 体重6kg未満
…小型犬
- 体重6kg~18kg
…中型犬
- 体重18kg以上
…大型犬
→『プリズムペット』犬種分類表はこちら
100%補償のペット保険はそう多くはありませんが、その中でも割高なことは否めないので、補償範囲など比較して決めることをおすすめします。
【ペット保険17社比較】手厚くて安いペット保険おすすめTOP3はコレ!乗り換えしたい人必見
③12歳の更新時のみ免責金額を設定できる
『プリズムペット』の12歳以降の保険料は高めですが、12歳の更新時に免責金額3,000円をつける設定にして保険料を抑えることができます。
■免責金額をつけた場合の12歳~の保険料(※小型犬の場合)
プラン |
保険料(月払い) |
ライト |
6,650円 |
バリュー |
9,530円 |
プレミアム |
12,330円 |
免責金額とは、補償対象となっている治療費でも飼い主さんが必ず自己負担しなければいけない金額で、設定されている場合はその金額以上の治療費でなければ保険金を請求することができません。
■免責金額の例※補償割合100%の場合
免責金額が付帯されるのは通院のみですが、12歳の契約更新時以外では免責付帯の有無は変更できないため注意しましょう。
④歯周病や膝蓋骨脱臼(パテラ)など補償されない
『プリズムペット』は、「歯周病」「パテラ(膝蓋骨脱臼)」「気管虚脱」などが補償されません。
どれもわんちゃんがかかりやすい病気であるため、この点はマイナスポイントと言えます。
■『プリズムペット』の補償対象外の傷病
歯科治療、膝蓋骨脱臼、チェリーアイ、気管虚脱、レッグペルテス、鼠径ヘルニア、てんかん、股関節形成不全、停留睾丸
また、保険期間中にかかった病気によっては継続時に特定の病気や部位を補償しないという条件がついたり、継続できない可能性もあるので注意が必要です。
わんちゃんがかかりやすい主な病気はこちら
■わんちゃんがかかりやすい主な病気
- 歯周病
…成犬の80~90%が罹患しているとされている。歯周病が悪化すると抜歯などの処置が必要。心臓病などを引き起こすほか、最悪の場合敗血症など命に係わる - 皮膚病
…柴犬やトイプードル、ミニチュアダックスなどに多く見られる。長期的な通院治療が必要になること - 白内障
…シニア犬に多く見られる。治すには手術しかない。軽度の場合は進行を遅らせるために点眼薬やサプリメントによる通院治療 - 椎間板ヘルニア
…ミニチュアダックスやコーギーなどに多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 膝蓋骨脱臼(パテラ)
…トイプードルやチワワなどの小型犬に多く見られる。軽度であれば経過観察で済むこともあるが、重度の場合は手術が必要になる - 関節炎
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察や内服薬による治療だが、重度になると手術が必要になることも - 甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などホルモン(内分泌)の病気
…シニア犬に多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られ、手術後は内服薬が必要 - 心臓病
…小型犬やキャバリアに多く見られる。定期的な検査や生涯にわたって内服薬が必要になることがほとんど。手術も可能な場合があるが、高額な上に手術できる病院が限られる - 慢性腎臓病
…シニア犬に多く見られる。定期的な通院が必要で生涯病気と付き合っていく必要がある。ステージによっては毎日の点滴が必要になることも。透析ができる病院もあるが、高額な上に生涯にわたって毎週の通院が必要 - 膵炎
…入院治療になることが多い。再発しやすい - てんかん
…定期的な通院や投薬が必要になることも - 肺炎・肺水腫
…シニア犬に多く見られる。入院治療になることがほとんど。獣医師から自宅での酸素室レンタルを指示されることも - 腫瘍
…シニア犬に多く見られる。基本は外科手術だが、悪性腫瘍の場合は抗がん剤治療や放射線治療が必要なことも。定期的な通院が必要 - 認知症
…シニア犬に多く見られる。軽度であれば経過観察だが、内服薬が必要になることも - 子宮水腫・子宮蓄膿症
…避妊手術をしていないシニア犬の女の子に多く見られる。命に係わることが多く緊急手術が行われることが多い
⑤待機期間がある
『プリズムペット』は申込書類が到着した日、もしくはWeb申込みが完了した日から31日目の0時から補償が開始されますが、ガンに対しては45日間の待機期間があり、待機期間中に発症した場合は治療費が全額自己負担になるほか、補償開始日以降も補償対象外になります。
■待機期間の例
また、待機期間中に病気の兆候があっても動物病院を受診せず、待機期間があけてから治療を受けても、待機期間中に発症したと調査で判明した場合は保険金は支払われません。
■『プリズムペット』待機期間※補償開始日から
・ケガ:0日間
・病気:0日間
・ガン:45日間
【全18社比較】ペット保険の待機期間(免責期間)なしはココ!早く補償を受けるには?
⑥24時間365日獣医師に電話で直接相談できるサービスがある
『プリズムペット』に加入すると、24時間365日対応している獣医師相談サービス「ほっとダイヤル24(犬猫専用)」が無料で利用できます。(通話料は負担)
動物病院の開いていない時間帯の急な体調不良などに、必要な対処法などを相談できるのは助かりますね。
⑦飼い主に何か起きたときのための飼育費用補償がついている
『プリズムペット』には「飼育費用補償」が付帯されており、飼い主さんが万が一亡くなったり高度障害となってしまったときに、ペット保護譲渡団体への譲り渡し費用を最大50万円まで補償してもらうことができます。
犬猫コースのみのサービスですが、自分に何かあったときに新しい飼い主さんを探してもらうサポートとなる仕組みがあるのは安心できるのではないでしょうか。
さまざまな条件があるため、詳細はSBIプリズム少短の「飼育費用補償とは?」でご確認ください。
『プリズムペット』のメリットとデメリット
『プリズムペット』は、回数無制限で年間限度額内なら自由に利用できるペット保険です。
ここでは、メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
メリット
- 補償割合が100%
- プレミアムプランは通院・入院の限度日数が60日
- 飼育費用補償が付帯されている
- 12歳以降は保険料が定額
- 獣医師に電話で無料相談できるサービスがある
特徴にもある通り『プリズムペット』は、補償割合が100%でプレミアムプランなら通院や入院の限度日数が60日あるのはメリットと言えるでしょう。
飼育費用補償が付帯されているのもありがたいですね。
『プリズムペット』は、少額な治療費を100%補償してもらいたい飼い主さんや、自分に何か起こったときの備えもあったほうが安心という飼い主さん向けと言えます。
デメリット
デメリット
- 待機期間がある
- 保険料が高め
- 日額限度額が低い
- 歯科治療や膝蓋骨脱臼(パテラ)が補償されない
- 更新時に条件追加や継続できない可能性もある
- 窓口清算できない
『プリズムペット』のデメリットは、やはり12歳以降の保険料が高いことでしょう。保険料だけで見ると、現在あるペット保険の中でワーストに入ります。
また、更新時に条件追加や継続できない可能性があることや、100%補償を謳っているのに日額限度額が低いこともマイナスポイントです。
さらに、歯周病や膝蓋骨脱臼(パテラ)が補償されないなど、保険料を考えると補償内容に物足りなさを感じざるを得えません。
『プリズムペット』に関するQ&A
ここでは、『プリズムペット』について、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
A.7歳11ヶ月までの家庭で飼育されている犬・猫が加入できます。
『プリズムペット』には、犬猫プランのほかに「小動物プラン」や「鳥、爬虫類プラン」も用意されており、種類によって新規加入できる年齢が異なるので注意してください。
また、保護犬などで正確な年齢が分からない場合は、獣医師の推定年齢確認が必要です。
飼い主さんが自己判断で年齢を決めるのは告知義務違反となってしまうので注意しましょう。
ペット保険の告知はバレないと思ったらダメ!バレたときのリスクやどこまで告知するかを徹底解説
A.ネット申込みか、パンフレットに同封されている書面から申し込むことができます。
ただし、過去1年以内に治療目的で動物病院を受診していたり、予防接種を受けていない場合は書面での申込みになります。
A.治療中や経過観察中の場合は加入することができません。
基本的にペット保険は、保険の公平性を保つために健康体での加入が原則です。健康なわんちゃんと病気のわんちゃんが同じ保険料で同じ補償を受けることは公平ではないことから、加入できないこともあります。
また、過去に病気をしたことがある場合では、条件つきで加入できる場合もありますが、『プリズムペット』では以下の病気は引受不可になっているので、愛犬の病気が対象ではないか確認しましょう。
■『プリズムペット』引受不可の病気
悪性腫瘍、慢性腎不全、慢性腎炎、糖尿病、尿崩症、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)、アジソン病(副腎皮質機能低下症)、甲状腺機能低下症、気管虚脱、肺水腫、肺気腫、気胸、軟口蓋過長、肝不全、慢性肝炎、膵炎、膵外分泌不全、巨大食道症、巨大結腸症、門脈体循環シャント、インスリノーマ、 免疫介在性溶血性貧血、心不全、憎帽弁閉鎖不全(心臓弁膜症)、心雑音、心肥大、動脈管開存症、その他心臓の疾患、てんかん、水頭症、ジステンバー、小脳障害、前庭疾患、その他脳の疾患、変形性脊椎症、リューマチ性関節炎、靭帯断裂、ヘモバルトネラ症、バベシア症、猫エイズウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症、アリューシャン病
引受不可の病気はペット保険会社によって異なります。各ペット保険会社の引受不可の病気や治療中でも入れるペット保険については以下の記事で詳しく解説しています。
【全17社調査】治療中でも入れる可能性のあるペット保険はコレ!加入できない病気や条件についても解説
A.避妊や去勢手術は傷病にあたらないため、補償されません。
ペット保険は人間の医療保険と同様に病気やケガの治療費を補償するもので、健康診断やワクチン接種など予防に関する診察や処置は補償対象外です。
補償の対象にならないものは、『プリズムペット』の「ペット保険普通保険約款『保険金をお支払いしない場合』」をご覧ください。
A.保険期間中に解約したい場合は、書面による解約手続きが必要です。
カスタマーセンターまで連絡するか、HPのお問い合わせフォームから連絡しましょう。
まとめ
『プリズムペット』は、100%の補償割合が魅力のフルカバータイプのペット保険です。
回数制限や日額限度額が設けられていることや、12歳以降の保険料が高いこと、歯科治療や膝蓋骨脱臼など補償対象外の傷病があることなど、さまざまなデメリットはありますが、内容をよく理解して納得して加入すれば役立てることができるでしょう。
とは言え、もっと保険料が抑えめで、補償範囲が広く内容も充実したペット保険はたくさんあるため、失敗しないためにもよく比較検討して決めてくださいね。
執筆者
- ペットライター
-
たかだ なつき
- JKC愛犬飼育管理士 / ペットフーディスト / 犬の管理栄養士 / ペット看護士 / ペットセラピスト / トリマー・ペットスタイリスト / 動物介護士 / ホリスティックケア・カウンセラー