目次
- 1 なぜ、老犬に関節用サプリメントが必要なの?
- 2 関節の役割について
- 3 老犬の関節のために必要な栄養
- 4 老犬のための関節用サプリメントの選び方
- 5 関節用サプリメントを選ぶときの注意点
- 6 【形状別】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト3!
- 7 【固形タイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト4
- 8 【パウダータイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト4
- 9 【液体タイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト3
- 10 この記事で紹介している関節用サプリメントー選【比較早見表】
- 11 手作り食とサプリメントのメリットデメリット
- 12 老犬の主な関節トラブルは「関節炎」と「膝蓋骨脱臼」
- 13 まとめ
なぜ、老犬に関節用サプリメントが必要なの?
なぜ老犬に関節用のサプリメントが必要なのでしょうか。
老犬になると身体のさまざまな生理的機能が衰え、必要な栄養素を吸収したり、自分の体内で体に必要な成分を作り出す能力が低下してきます。
そのため、今まで十分に足りていた栄養もいつものドッグフードだけでは足りなくなってしまうので、サプリメントで補ってあげる必要があります。
栄養が足りなくなると、老犬の体内にさまざまな悪影響を及ぼし、その影響は関節にも。
関節は外から見えない部分なので気づきにくいですが、もしかしたらトラブルを抱えているかもしれません。
■老犬に多い関節トラブル
・変形性関節症
・膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
・椎間板ヘルニア
栄養不足と老化は関節にどのような影響を及ぼすのか、詳しく知っておきましょう。
また、老犬の主な関節トラブルは最終章で詳しく説明しています。
⇒先に老犬の主な関節トラブルを見る
関節の役割について
関節がどんな働きをしているのか知っていますか?
関節にはさまざまな種類がありますが、共通して以下のような役割があります。
■関節の役割
・骨と骨を結びつける
・体を動かす
・衝撃を吸収する
犬の体重を支えて立ったり、歩く、走る、ジャンプするという動きに欠かせないのが関節です。
関節の基本構造は関節軟骨、関節包、靭帯などで、それぞれに役割があり、どこか1ヶ所でも問題が起きると痛みが出たり動きが悪くなります。
■関節構造の主な役割
・関節軟骨
…関節にかかる衝撃を吸収し、関節をなめらかに動かす
・関節包
…内側の滑膜から潤滑油の役割をする関節液が分泌、痛みを感じることなく関節を動かす
・靭帯
…骨と骨の位置を保つコラーゲンが主成分の結合組織、関節の動く範囲を制限する
老犬になると関節軟骨や結合組織が変化して、関節の弾性が低下し、関節が損傷しやすくなるため特に注意が必要です。
関節軟骨の働きを妨げる原因
骨の先端には関節軟骨という軟骨があります。私たちが普段、関節といっているのはこの「関節軟骨」のことです。
関節軟骨が円滑に機能するのを妨げてしまう原因は主に2つあります。
■関節軟骨の働きが低下する原因
・加齢による劣化と日々の摩擦による摩耗
・加齢によるコラーゲン、コンドロイチンの減少
それぞれ詳しく見ていきましょう。
加齢による劣化と日々の摩擦による摩耗について
老犬は人間と同じように、毎日立ったり座ったり、歩いたり走ったりしています。
若い頃にはジャンプをしたり二本足で立ち上がることもあったでしょう。
さまざまな動きをする度に関節軟骨が動き、動く度に関節軟骨と骨が擦れて少しずつすり減っていきます。
加齢によるコラーゲン、コンドロイチンの減少について
この関節軟骨は主にコンドロイチンやコラーゲンで作られています。
若い頃はすり減ったら修復、というのを繰り返していますが、老犬になると体内で作られるコラーゲンやコンドロイチンの量が減少してしまうため、修復に必要な栄養素が足りなくなります。
関節を保護する軟骨がすり減り、修復もされないことで、炎症やズレ(脱臼)を起こしやすくなるほか、骨と骨が擦れて痛みを生じるようになってしまいます。だからこそ、必要な栄養素を補ってあげる必要があるのです。
老犬が関節にトラブルを抱えているかチェック!
老犬に下記のような症状が見られるときは、関節にトラブルを抱えている可能性があります。
■関節トラブルで見られる主な症状
・階段の上り下りが困難
・起き上がる動作が遅くなった
・立ち上がるときにヨタつく
・関節を噛んだり舐めたりする
・動きたがらない
・遊びたがらない
・抱っこするとキャンと鳴く
・歩き方がおかしい
関節トラブルは痛みを伴うことが多いですが、わんちゃんは痛みがあっても我慢してしまう生きものです。
老犬の関節トラブルはそのまま放置してしまうと歩けなくなってしまうこともあるため、獣医師に相談するのはもちろん、関節用のサプリメントで痛みの軽減や重症化を防ぐ対策をしてあげましょう。
老犬の関節のために必要な栄養
老犬の関節のために必要な栄養は主に4つです。
サプリメントを選ぶときに、しっかりと成分を把握しておくことは重要です。
栄養素名とその詳細、減少すると起こり得ることを知っておきましょう。
グルコサミン
グルコサミンは体内で作られます。軟骨を構成する成分や関節液に含まれるコンドロイチンなどの原料となります。
グルコサミンが減少すると…
グルコサミンは加齢により減少してしまいます。
減少すると、
・軟骨が脆くなる
・修復が遅くなる
・関節の潤滑油の役割をする関節液が減少する
ということが起こります。そのため、スムーズに関節を動かすことができなくなってしまうのです。
コンドロイチン
コンドロイチンは軟骨や肌の弾力を保つ働きがあるネバネバとした成分です。
軟骨が骨と骨の間のクッションの役割を果たすには、このネバネバ成分で弾力を保つことがとても重要になります。
コンドロイチンが減少すると…
コンドロイチンが減少すると軟骨の弾力が失われ、軟骨同士や軟骨と骨が擦れて傷つき、衝撃が吸収できなくなって痛みを感じることもあります。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は関節の炎症を抑えることができます。
■不飽和脂肪酸とは
・魚介類から摂取できるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、DPAなど
・植物油に多く含まれるオレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸など
また、不飽和脂肪酸には糖尿病予防やコレステロール値の低下に効果が期待できるとされているので、ぜひ摂取したい栄養素です。
不飽和脂肪酸が減少すると…
不飽和脂肪酸が減少すると炎症を抑えることができなくなるので、炎症が悪化してしまいます。
ビタミン類
・ビタミンB3
…新陳代謝を活発にし、軟骨のすり減りを抑える働きがあります。
・ビタミンB6
…細胞の新陳代謝を促進し、修復をサポートする働きがあります。
・ビタミンC
…軟骨を修復するときに使われるのがビタミンCです。
・ビタミンE
…血行を良くすることで軟骨の修復をサポートしたり、抗酸化作用で炎症を抑える働きがあります。
ビタミン類が減少すると…
ビタミン類が減少すると、新陳代謝が下がり、すり減った軟骨がスムーズに修復されなくなります。
老犬のための関節用サプリメントの選び方
老犬に関節用のサプリメントが必要な理由や栄養素がわかったところで、どんなサプリメントを選んであげたらいいのでしょうか。
■選び方のポイント
①サプリメントの形状で選ぶ
②主成分で選ぶ
③価格で選ぶ
関節用サプリメントの選び方は3通りあります。詳しく見ていきましょう。
①サプリメントの形状で選ぶ
サプリメントの形状は大きく分けて4種類あります。以下をクリックするとそれぞれの特徴を見ることができますよ!
老犬であることを考慮し、愛犬が摂取しやすい形状のサプリメントを選びましょう。
固形タイプ
固形タイプのサプリメントは、錠剤のように硬いタイプと柔らかい半生タイプの2種類があります。
どちらもまだ食欲もあり歯も健康なわんちゃんに与える場合におすすめですが、硬いタイプでは歯が弱った老犬や、飲み込む力が低下した老犬では噛んで歯が折れてしまったり、噛めずに飲み込み喉に詰まらせる危険もあるため注意が必要です。
愛犬の歯の状態に合わせて、どちらのタイプがいいのか選んであげましょう!
また、固形タイプは給与量を管理をしやすいというメリットがあります。毎日サプリメントを与えるときに軽量する手間も省けますね。
パウダータイプ
パウダータイプのサプリメントは、粉状と顆粒状の2種類があります。
どちらもドライフードにかけたり、ウェットフードに混ぜたりしやすいので、食欲の落ちてきた老犬にも比較的与えやすいです。
ただし、粉状は給与量が多いとむせてしまう可能性があるため、給与量が少なめの粉状を選ぶようにしましょう。
液体タイプ
液体タイプのサプリメントは、液状やジェル状、ペースト状などがあります。
液状は少量で済むように濃縮されているので匂いや味の強いものもありますが、液体なので犬用ミルクやお水にも混ぜやすく、スポイト等で直接口の中に入れることもできます。
液状は食欲が極端に落ちた老犬や、飲み込む力が弱った老犬にもおすすめです。
また、ジェル状やペースト状タイプは味がついているため、おやつのように与えたり、ドッグフードのトッピングにすることもできます。
愛犬の状態や好みに合わせて選んであげましょう。
カプセルタイプ
カプセルタイプのサプリメントは、中に顆粒や粉が詰まっているものと液体が詰まっているものがあります。
大きめなカプセルであることが多く、体の小さな老犬では飲み込みづらいため、カプセルを開けてフードにふりかけるなどしてあげたほうがいいでしょう。
また、カプセルのまま与える場合は、喉や食道にはりついてしまう可能性もあるので、与える前後に水分も与えるようにしてください。
②主成分で選ぶ
関節用サプリメントは、必要な成分がバランスよく配合されているものが多いですが、特に含まれていると好ましい成分は以下の通りです。
■含まれていると好ましい成分
・グルコサミンとコンドロイチン(もしくはMSM(メチルスルフォニルメタン))
…どちらも軟骨を構成する成分で合わせて取ることで相互作用がある、また既に関節トラブルを抱えている場合は痛みの軽減作用が期待できる(※1)
・SAMe(S-アデノシルメチオニン)
…体内に存在するアミノ酸の1種で関節軟骨を作り出す、痛みの軽減も期待でき、グルコサミンやコンドロイチンと一緒に摂取することで効果が高まる可能性がある
・DHAとEPA(もしくはDPA)
…関節軟骨の保護作用が期待できる、また関節トラブルに対する炎症抑制と痛みの緩和も報告されている(※2)
・ビタミンB群
…末梢神経の修復に働きかける、神経のケアや痛みの緩和が期待できる
これらが多く含まれているかを確認しましょう。
サプリメントに成分表示の義務はありませんが、どのくらい配合されているのかを明確に記載しているサプリメントの方が安心できます。
また、サプリメントによってはわんちゃんの体に好ましくない合成添加物が含まれていることもあるため、着色料や防腐剤といったものが使用されていないものを選びましょう。
(※1)参考:The Journal of Veterinary Medical Science「Therapeutic Efficacy and Safety of Undenatured Type II Collagen Singly or in Combination with Glucosamine and Chondroitin in Arthritic Dogs」
(※2)参考:The Journal of Veterinary Medical Science「A multicenter study of the effect of dietary supplementation with fish oil omega-3 fatty acids on carprofen dosage in dogs with osteoarthritis」
③価格で選ぶ
サプリメントは薬ではなく、あくまでも栄養補助です。
最低でも半年は続けることで効果が期待できるため、続けられる価格のものを選びましょう。
■関節用サプリメントの価格帯
900円~9,000円前後
安いからダメ、高いから良いというわけではありませんが、安すぎるサプリメントは成分が十分に配合されていないこともあります。
愛犬の悩みや症状に合った成分がしっかりと配合されているものを選ぶようにしてください。
関節用サプリメントを選ぶときの注意点
関節用のサプリメントを選ぶにあたって注意してほしいことが2つあります。
アレルギーに注意!
既に食物アレルギーを持っている老犬では、アレルギーの原因となるものが入っていないかパッケージの原材料一覧をよく確認しましょう。
サプリメントの多くはわんちゃんの食いつきを高めるため、さまざまな味付けがされています。特にチキンやビーフにアレルギーのある老犬では注意してください。
アレルギー発症の仕組みや症状は以下の記事でご紹介しています。

成分表示はわかりやすく記載しているものが安心!
サプリメントは薬ではないので、ドッグフードのような成分表示の義務がありません。
成分表示をするかしないかは、サプリメントを販売している会社の判断に委ねられています。
サプリメントを購入する際は、その会社の信頼性はもちろん、実際に愛犬に使用している飼い主さんの口コミなども参考にしたり、問い合わせて成分を確認することをおすすめします。
【形状別】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト3!
ここまで色々と説明してきましたが、どんなものをあげたらいいのか迷っている飼い主さんのために、ランキング形式で各形状別のベスト3をご紹介します。
■関節用サプリメント形状別ベスト3※リンクを押すとスクロールします
・固形タイプのおすすめベスト4
・パウダータイプのおすすめベスト4
・液体タイプのおすすめベスト3
【固形タイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト4
1位|Vetri-Science【グリコフレックス】
■【グリコフレックス】おすすめポイント
・症状別にレベル分けされている
・チュアブルタイプ、ソフトチュアブルタイプ、トリーツタイプがある
・全犬種、全年齢対応
グレコフレックスは、症状に合わせて1~3までレベル分けされているので、愛犬に合ったものを選んであげることができます。
グリコフレックス1:予防~関節トラブルの軽度の症状
グリコフレックス2:関節トラブルの中度の症状
グリコフレックス3:関節トラブルの重度の症状
チュアブルタイプとソフトチュアブルタイプ、トリーツタイプがあり、ミニサイズなどのサイズ展開もあるため、形状も選びやすいのが特徴です。
ソフトチュアブルタイプやトリーツタイプは柔らかく、歯の弱くなったシニア犬にも与えやすくなっています。今回紹介する中で一番おすすめのサプリです!
成分 | グルコサミン塩酸塩(エビ、カニ由来)、メチルサルフォニルメタン(MSM)、L-グルタチオン、第二リン酸カルシウム |
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参考価格 | 120粒:5,900円 |
給与量 | 小型犬(体重が10kg以下):1日1粒 中型犬(体重が10~20kg):1日2粒 大型犬(体重が20kg以上):1日3粒 |
〈グリコフレックスの良い口コミ〉
6歳のときに膝蓋骨脱臼で手術を受けた愛犬がシニアになり、足元がふらついたり、踏ん張りがきかなくなってきました。
ブリーダーさんと獣医さんに教えてもらったグリコフレックスを思い出し、即注文。
すぐに効果があり、ふらつきもなくなりトイレの時もきちんと踏ん張れるようになりました!もう愛犬と私にとってなくてはならない存在です!
(東京都/fuu/チワワ/15歳)
〈グリコフレックスの悪い口コミ〉
英語表記で困りました。
アメリカの犬用サプリメントなので、パッケージの表記が全て英語です。
最初に買ったお店は日本語訳の説明書がついてたけど、次に買ったお店はついてなくて、自分で調べるはめになった。
文字も小さくてしかも英語なので読み辛い。
(石川県/キャバmama/キャバリア/9歳)
2位|スケアクロウ【あんよくん】
■【あんよくん】おすすめポイント
・国産で安心
・純度の高いグルコサミンを使用している
・コスパが良い。小型犬だと1日75円!
国産の純度が高いグルコサミンを使用しているので吸収されやすいのが特徴です。
吸収する機能が落ちてきた老犬には助かりますね。また、内容量も多く、小型犬なら1日分が75円!
サプリメントはすぐに効果のでるものではないので、コスパが良いところも継続しやすいポイントです。
成分 | グルコサミン、コンドロイチン、プロテオグリカン、酵母エキス |
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参考価格 | 120粒:4,950円 |
給与量 | 小型犬(体重が10kg以下):1日2〜4粒 中型犬(体重が10~20kg):1日4〜6粒 大型犬(体重が20〜30kg):1日6〜8粒 超大型犬(体重が30kg〜):1日8粒〜 |
〈あんよくんの良い口コミ〉
歳だから、と諦めていた足の震え。
あんよくんのおかげで震えもおさまって元気にお散歩できています♪
(鹿児島県/STARワン/シーズー/11歳)
〈あんよくんの悪い口コミ〉
届いて開けてみてびっくり!もっと大きい容器で来るとかと思ってたらすごく小さい。
うちは中型犬で多頭飼いだからコスパ悪いかな…。もう少しコスパのいいやつを探すと思います。
(青森県/バニラアイス/コーギー/8歳)
定期購入で1,000円OFF ¥3,850(税込)
\動物看護師への相談無料!/
3位|Vetz Petz【アンチノール】
■【アンチノール】おすすめポイント
・動物病院での取り扱い数がNo.1
・皮膚や心臓など他の効果も期待できる
・給与量が少ないので食欲の落ちた老犬にも与えやすい
動物病院での取り扱いNo.1は安心できますよね!
アンチノールは関節だけでなく、皮膚や毛艶、心血管、心臓の健康維持にも効果が期待できるので、何種類ものサプリメントをあげなくてもいいのは飼い主さんのお財布の負担も軽くなるのではないでしょうか。
また、1日に与える量も小型犬なら1粒でいいので、老犬にとってストレスなくサプリメントを飲んでもらうことができます。
成分 | 主成分はモエギイガイ抽出オイル(DHAなどのオメガ3が豊富) |
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参考価格 | 30粒:3,762 円 |
給与量 | 小型犬(体重が10kg以下):1日1粒 中型犬(体重が10~20kg):1日2粒 大型犬(体重が20kg以上):1日3粒 |
〈アンチノールの良い口コミ〉
動物病院での取り扱いがあるから安心して購入できました。関節だけじゃないから、色んな種類のサプリメントをあげなくてもいいのが気に入っています♪
(高知県/ローラ/ミニチュアピンシャー/12歳)
〈アンチノールの悪い口コミ〉
値段が高すぎる。愛犬のために、と思ったけど、やっぱり高い。
この値段じゃ続けられない。
(岩手県/あきたっこ/秋田犬/10歳)
初回60日間返金保証
\定期購入で5%OFF ¥3,574(税込)/
4位|With pety【毎日散歩】
■【毎日散歩】おすすめポイント
・獣医師もおすすめ
・人間のサプリと同じ基準で国内で製造されている
・公式サイトだと初回は半額でお試しできる
獣医師もおすすめするサプリメントは効果が期待できますね。
筋肉や関節に良い成分がバランス良く配合されているので、元気なうちから関節トラブルの予防として与えてもOK!
チキン味の錠剤なので、そのままおやつ感覚で与えられます。また、錠剤が苦手な老犬には、成分配合量は同じでミルク味の粉末タイプもありますよ!
成分 | 主成分はイミダゾールペプチド、グルコサミン、コンドロイチン、Ⅱ型コラーゲン、プロテオグリカン、ビタミンD |
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参考価格 | 60粒:2,827円 |
給与量 | 超小型犬(5kg未満):2粒 小型犬(10kg未満):3粒 中型犬(10~20kg未満):4粒 大型犬(20kg以上):5粒 |
〈毎日散歩の良い口コミ〉
歳のせいか、いつもの公園での遊びの時間が減ってきてました。
使い始めて1ヶ月ですが以前のように元気に走り回ってます。
粒のまま食べてくれるのも助かります。
これからも続けていきます!
(ママ/トイプードル/14歳)出典:Amazon
〈毎日散歩の悪い口コミ〉
大型犬はコスト面で継続使用は厳しい。
定期購入でまとめ買いをすると、一袋2,000円台前半になるようですが、
それにしても月に14,000円になります。
犬用でこのような商品を出してくれるのはありがたい反面、庶民には厳しい価格です。
(ハゼドン/ラブラドールレトリバー/14歳)出典:Amazon
初回半額キャンペーン中
\定期購入で初回65% ¥998(税込)/
【パウダータイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト4
1位|ドッグダイナー【骨げんき】
■【骨げんき】おすすめポイント
・1度に与える量が少なくてすむ
・コンドロイチンの含有量が80%
・コスパが良い。小型犬だと1日約65円
小型犬なら1日0.3gと給与量が少ないのは、食欲の落ちた老犬にも与えやすいですね。無味無臭なので、いつものフードにかけても気づかれにくいのもポイント!
コンドロイチンの含有量は80%以上と、サプリメントの中でも高い含有量を誇っています。
コスパも良いので、継続しやすいお値段なのは嬉しいですね。飼い主さんも摂取することができるサプリメントです。
成分 | アントシアニン、クロレラ、ビタミンB1、ビタミンB2 |
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参考価格 | 30g:5,227円 |
給与量 | 小型犬:2g 中型犬:3g 大型犬:4g |
〈骨げんきの良い口コミ〉
一日中寝てばかりで食欲もあまりないうちの子なので、あげる量がほんの少しでいい骨げんきはとても助かります。
起き上がるときに痛がってたのが少し楽になってきたのか、鳴かないようになりました!
(熊本県/2ワン飼い/15歳)
〈骨げんきの悪い口コミ〉
量が少ない!少なすぎる!いくら給与量が少ないとはいえ15gは少ないと思う。
くしゃみしたら飛んでいっちゃう量だしこの量でこの値段は高い。もう買わないと思う。
(埼玉県/あげ王/ハスキー/8歳)
2位|Back to Basics【バリアサプリ アダルト・シニア】
■【バリアサプリ アダルト・シニア】おすすめポイント
・ラクトフェリン配合で免疫力アップ!
・乳酸菌で腸内環境もサポート
・ミルク味で食いつきが良い
老犬の免疫機能や腸内環境、関節の健康維持を目的に作られており、ミルク味なのでフードにかけるだけでなく、水で溶いて飲ませることもできます。
ラクトフェリン配合で免疫力アップの効果が期待でき、乳酸菌で腸内環境もサポートしてくれるので、免疫力が低下する老犬には嬉しいですね。
老犬の関節のケアだけでなく、トータルで健康維持が期待できるので、飼い主さんのお財布にも優しいのではないでしょうか。
成分 | ラクトフェリン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸 |
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参考価格 | 180g:4,180円 |
給与量 | 体重2kgまで:2~4g 体重7kgまで:4~7g 体重15kgまで:7~12g |
〈バリアサプリ アダルト・シニアの良い口コミ〉
パッケージがシンプルでおしゃれ!お腹が弱めな愛犬には関節とお腹と両方ケアできるサプリメントは有り難いです。
(山口県/ミックス/7歳)
〈バリアサプリ アダルト・シニアの悪い口コミ〉
においがちょっと臭い。袋だからすり切りって言われても計りにくい。袋のジッパー部分に粉がつく。
でも容器を入れ替えると湿気そうなので、入れ物どうにかしてほしい。
(岡山県/もも/ポメラニアン/10歳)
3位|帝塚山ハウンドカム【老犬元気】
■【老犬元気】おすすめポイント
・関節だけでなくトータルの健康維持が期待できる
・オメガ3配合で免疫力アップ!
・乳酸菌配合で腸内環境を整える
関節だけではなく、老犬が補いたい栄養素がいくつも入っているため、それひとつで全身のコンディションを整えてくれます。
何種類もサプリメントを与える必要がないのは、老犬のストレス軽減にもなりますね!人間用の原材料を使用しているので、飼い主さんも安心なのではないでしょうか。
ローズヒップや蜂蜜花粉など、他のサプリメントには配合されていない健康維持が期待できる成分も入っているのが特徴です。
成分 | 緑イ貝、ヒアルロン酸、ローズヒップ、蜂蜜花粉、乳酸菌 |
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参考価格 | 90g:3,168円 |
給与量 | 小型犬:1日2g 中型犬:1日5g 大型犬:1日10g |
〈老犬元気の良い口コミ〉
パウダーだから、いつものカリカリに混ぜやすくていいです♪パウダーがおいしいのかカリカリご飯もよく食べてくれるようになって一石二鳥でした♪
色んなサプリをあげなくてもこれだけでいいのは手前的にもお財布的にも大助かりです。
(広島県/めめたん/トイプードル/13歳)
〈老犬元気の悪い口コミ〉
大型犬なので9日分しかないのは辛いですね。
いくら他にサプリメントが必要ないといっても、1ヶ月分で約一万円なので継続はなしかな、と思います。
(千葉県/マリン/北海道犬/9歳)
\定期購入で月替わりプレゼントあり/
4位|わんちゃんライフ【ワンアクティブ】
■【ワンアクティブ】おすすめポイント
・腱サポート、筋肉サポート成分を配合
・オメガ3を豊富に含むクリルオイル配合
・チキン風味で食いつきが期待できる
関節軟骨を生成するグルコサミンやコンドロイチンといった関節軟骨の土台となる成分はもちろん、関節軟骨をサポートする成分も配合されています。
関節同士をつなぐ腱の成分であるエラスチンや良質な筋肉を作る成分のBCAA、痛みの緩和につながるクリルオイルなど、老犬の関節の悩みを総合的にサポートしてくれます。
与えやすいチキン味のふりかけタイプなので、食欲の落ちた老犬にも喜んで食べてもらえるでしょう。
成分 | 鶏軟骨抽出物(非変性Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカン)、コラーゲンヘプチド、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)、ステアリン酸カルシウム、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、オキアミ抽出物、GABA、カツオエラスチン |
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参考価格 | 30g:5,980円 |
給与量 | 小型犬(10kgまで):1日1〜2g 中型犬(10〜25kg):1日2〜5g 大型犬(25kg〜):1日5g〜 |
〈ワンアクティブの良い口コミ〉
よく膝が外れるので、少しでも役に立てばと思って買いました。
食べムラがあるのでそれも心配でしたが、いつもは新しいものを出すと警戒するのにちゃんと食べてくれて一安心!
良さそうな成分がたくさん入ってるので、効けばいいなと思ってます!
(神奈川県/マロン/トイプードル/11歳)
〈ワンアクティブの悪い口コミ〉
特に良くも悪くもだったけど、ちょっと高すぎて続けられません。
定期の初回価格だけでやめました。
(福島県/おもち/コーギー/10歳)
定期購入で初回66%OFF ¥1,980(税込)
\送料無料・15日間返金保証/
【液体タイプ】老犬におすすめの関節用サプリメントベスト3
1位|日本全薬工業【ニューロアクトプラス】
■【ニューロアクトプラス】おすすめポイント
・シロップタイプで与えやすい
・関節と脊椎のトータルサポート
・動物病院でも勧められる
バランスの良い成分配合で、関節だけでなく腰や神経までもサポートしてくれます。その効果は高く、関節トラブルで病院を受診すると獣医師から勧められるほど!
体重10kg未満の老犬なら1滴与えるけだけなので、フードにかけても気づかれにくいほか、シロップタイプなのでそのまま口に垂らしてあげることもできます。
お水にも混ぜてあげやすく、食欲の落ちた老犬にもおすすめです。
成分 | モエギイガイ非極性脂質、魚油(EPA、DHA含有)、グルコサミン、メチルスルホニルメタン、ビタミンB6、ビタミンB1、ヘスペリジン、水溶性クルクミン、ビタミンB2、ビタミンB12 |
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価格 | 60ml:3,960円 |
給与量 | ~10kgまで:1ml 10~20kg:2ml 20~40kg:3ml ※最初の14日間は倍量 |
〈ニューロアクトプラスの良い口コミ〉
病名=変形性脊髄症、サプリメントだからと効果を疑問視していましたが皆さんのあまりの高評価をみてとりあえず30mlを購入。
腰に手を添えて立ち上がらせていたのが、与えた翌日からどうにか自力で立ち上がれるようになり感激、すぐに60mlを注文しました。
与えてから今日で8日目ですが以前の散歩コースをゆっくりと歩けるようになり大変感謝・感激しています。
この状態が長く続くことを祈っています。(フードにかけて使いますが普通に食べてくれます)
(ゆず/コーギー/12歳)
〈ニューロアクトプラスの悪い口コミ〉
配送に関する口コミはありましたが、ニューロアクトプラスの悪い口コミはありませんでした。
2位|DHA【ごちそうサプリ きびきび散歩】
■【ごちそうサプリ きびきび散歩】おすすめポイント
・おやつとして与えやすいペースト状
・個包装なので持ち運びにも便利
・コスパが良い
ペースト状になっているので、フードに混ぜやすいのはもちろん、そのままおやつとしてあげることもできます。
そして8本で480円とコスパが良いため、継続の負担にもなりませんね。
人間用のサプリメントで有名なDHCが製造しているので、高品質で低価格なサプリメントが実現できています。
成分 | コンドロイチン、グルコサミン、ヒドロキシチロソール、d-y-トコフェロール |
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価格 | 8g×7本:528円 |
給与量 | 小型犬(~5kgまで):1日1本 中型犬(5~10kgまで):1日2本 大型犬(10kg~):1日3~4本 |
〈ごちそうサプリ きびきび散歩の良い口コミ〉
サプリメントに力を入れているDHCが作っているので安心できます。
私もサプリメントを、妻は化粧品、と同じメーカーなので一緒に注文できるのも嬉しいです。
1回分がコンパクトなチューブなのでお散歩に持っていっておやつとしてあげています。お値段がリーズナブルなので続けやすいところも気に入っています。
(山形県/ちえり/トイプードル/12歳)
〈ごちそうサプリ きびきび散歩の悪い口コミ〉
某猫用のおやつみたいにパッケージのまま、与えたら容器の端が舌に刺さったのか痛がったので与えるのをやめた。
レトルトのパウチみたいな素材なので、切り口が尖っているのか危ない。
(高知県/nanaco姫/ミックス/11歳)
3位|トーラス【グルコの杖】
■【グルコの杖】おすすめポイント
・液体なので吸収しやすい
・グルコサミンが7500mg配合
・コスパが良い
グルコサミンが7500mgも配合されています。液体なので吸収率が良いのが老犬には嬉しいポイントですね。
コンパクトな容器なので持ち運びもしやすく、置く場所にも困りません。
100mlで1,050円はお財布にも優しい低価格。1日2回与えても気にならないお値段になっています。
成分 | ボーンヘップ、コンドロイチン、グルコサミン、乳酸カルシウム、ビタミンD3 |
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価格 | 100ml:1,109円 |
給与量 | 小型犬:1日2回各3~6滴 中型犬:1日2回各5~8滴 大型犬:1日2回各7~15滴 |
〈グルコの杖の良い口コミ〉
液体だからあげやすい。飲み水に垂らしてあげています。
今までと飲む量などもかわっていないので味も気にならないようです♪
(青森県/りんごあめ/ウェスティ/10歳)
〈グルコの杖の悪い口コミ〉
パラベンが入っているのに購入してから気がついた。ちゃんと基準値内での添加なんだろうけど、なんか心配だからあげるのをやめてしまった。
(神奈川県/りょう/柴犬/7歳)
この記事で紹介している関節用サプリメントー選【比較早見表】
商品画像 | 商品名 | 最安値 | 形状タイプ | 注目成分 | 給与量 |
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![]() | Vetri-Science グリコフレックス | 価格:5,900円 容量:120粒 | 固形 | グルコサミン塩酸塩(エビ、カニ由来) | 〜10kg:1粒 10~20kg:2粒 20kg〜:3粒 |
![]() | スケアクロウ あんよくん | 価格:4,950円 容量:120粒 | 固形 | グルコサミン コンドロイチン プロテオグリカン 酵母エキス | 〜10kg:2〜4粒 |
![]() | Vetz Petz アンチノール | 価格:3,762円 容量:30粒 | 固形 | モエギイガイ抽出オイル | 〜10kg:1粒 10~20kg:1〜2粒 20kg〜:2粒以上 |
![]() | With pety 毎日散歩 | 価格:2,827円 容量:60粒 | 固形 | イミダゾールペプチド グルコサミン コンドロイチン Ⅱ型コラーゲン プロテオグリカン ビタミンD | 5kg未満:2粒 10kg未満:3粒 10~20kg未満:4粒 20kg以上:5粒 |
![]() | ドッグダイナー 骨げんき | 価格:5,227円 容量:30g | パウダー (ふりかけ) | アントシアニン クロレラ ビタミンB1 ビタミンB2 | 小型犬:2g 中型犬:3g 大型犬:4g |
![]() | Back to Basics バリアサプリ アダルト・シニア | 価格:4,180円 容量:180g | パウダー (ふりかけ) | ラクトフェリン グルコサミン コンドロイチン ヒアルロン酸 | 〜2kg:2~4g 〜7kg:4~7g 〜15kg:7~12g |
![]() | 帝塚山ハウンドカム 老犬元気 | 価格:3,168円 容量:90g | パウダー (ふりかけ) | 緑イ貝 ローズヒップ 蜂蜜花粉 乳酸菌 | 小型犬:2g 中型犬:5g 大型犬:10g |
![]() | わんちゃんライフ ワンアクティブ | 価格:5,980円 容量:30g | パウダー (ふりかけ) | 鶏軟骨抽出物 (非変性Ⅱ型コラーゲン・ プロテオグリカン) コラーゲンヘプチド BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン) ステアリン酸カルシウム グルコサミン塩酸塩 コンドロイチン硫酸 オキアミ抽出物 GABA カツオエラスチン | 〜10kg:1〜2g 10〜25kg):2〜5g 25kg〜:5g〜 |
![]() | 日本全薬工業 ニューロアクトプラス | 価格:4,440円 容量:60ml | 液体 | モエギイガイ非極性脂質 魚油 (EPA、DHA含有) グルコサミン メチルスルホニルメタン ヘスペリジン 水溶性クルクミン ビタミンB群 | ~10kg:1ml 10~20kg:2ml 20~40kg:3ml ※最初の14日間は倍量 |
![]() | DHA ごちそうサプリ きびきび散歩 | 価格:528円 容量:8g×7本 | 液体 | コンドロイチン グルコサミン ヒドロキシチロソール d-y-トコフェロール | ~5kg:1本 5~10kg:2本 10kg~:3~4本 |
![]() | トーラス グルコの杖 | 価格:1,109円 容量:100ml | 液体 | ボーンヘップ コンドロイチン グルコサミン 乳酸カルシウム ビタミンD3 | 小型犬:1日2回各3~6滴 中型犬:1日2回各5~8滴 大型犬:1日2回各7~15滴 |
手作り食とサプリメントのメリットデメリット
愛犬のアイケアのために必要な栄養素を補うには、手作り食で補う方法とサプリメントで補う方法があります。
それぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう!
手作り食で補うメリット
■メリット
・材料を自分の目で見て選べる
・老犬の状態に合わせて作れる
・ドライフードに比べ食いつきの良さが期待できる
手作り食で栄養を補う方法の1番のメリットは、材料を自分で選べること!自分の目で厳選した食材を使えるのは安心ですね。
また、老犬のその日の状態に合わせて調理方法や食材を変えることもできるのは、手作り食ならではと言えるでしょう。
手作り食で補うデメリット
■デメリット
・手間がかかる
・費用がかかる
・必要な栄養素を自分で計算しなければならない
手作り食で栄養を補う方法のデメリットは3つあります。
手間がかかる
手作り食で補うデメリットは、手間がかかることです。
自宅で調理したものは賞味期限も長くありません。冷凍にしたとしても品質のためには1ヶ月が限度でしょう。
また、関節に必要な栄養のグルコサミンは主にカニやエビなどの甲殻類の殻に多く含まれますが、通常の調理方法では犬に与えることはできません。
費用がかかる
材料を揃えると費用もそれなりにかかってしまいます。更に食べやすくするために摺ったり潰したりするために、ミキサーなども使うので初期投資も必要です。
関節に必要な栄養のコラーゲンやヒアルロン酸は、牛や豚、鶏の軟骨やうなぎ、ふかひれなどに含まれていますが、関節のケアをするほど十分な量を摂ることは難しく、大量に必要となります。
うなぎやふかひれは高額な上、手に入れることが難しい食材もあり、誰もができる方法ではありません。
必要な栄養素を自分で計算しなければならない
手作り食で補う最大のデメリットは、必要な栄養素をすべて自分で計算しなければいけないことです。
食材の栄養が、どの部位にどれくらい含まれているのか、加熱するとどれくらい栄養が損なわれるのか、それらを1つ1つ調べて調理しなければいけません。
また、調理方法によっても栄養成分は変わってくるため、犬の栄養学をしっかり学んでいないと難しく、おすすめできる方法ではありません。
サプリメントで補うメリット
■メリット
・手間がかからない
・トータルすると安い
・給与量が少なくていい
サプリメントで補うメリットは、手間がかからないということ!
サプリメントは老犬の関節に必要な栄養がギュッと詰まっており、パッケージや説明書に記載してある量を与えるだけです。
手作り食で関節に必要な栄養素を補おうとするとかなりの量になりますが、サプリメントなら少ない給与量ですみ、老犬の胃腸の負担にもなりません。
また、毎日食材から作る場合に比べると費用も格段に抑えられるでしょう。調理するのに必要な器具を購入する必要もなく、光熱費もかかりませんね。
サプリメントのデメリット
■デメリット
・すべての老犬に同じ効果があるわけではない
・愛犬の状態を考慮する必要がある
・継続して与える必要がある
サプリメントで補う場合のデメリットは3つあります。
すべての老犬に同じ効果があるわけではない
サプリメントは薬ではないため、老犬の体調や体質、症状によっては効果を感じられないこともあります。
愛犬に合ったサプリメントを見つけるまでに、手間と費用と時間がかかるかもしれないということも考えておきましょう。
愛犬の状態を考慮する必要がある
サプリメントは、何でもかんでも与えればいいというものではなく、必要なものを必要な量だけ与えることが大切です。
愛犬の症状や状態、必要な栄養素、摂取しやすい形状などを考慮して、必要なサプリメントを見極めてあげる必要があります。
継続して与える必要がある
サプリメントはあくまでも栄養を補うためのものであり、薬のように即効性はありません。
老犬によって個体差もありますが、効果を感じるまでに同じサプリメントを最低でも3~6ヶ月は継続する必要があります。
老犬の主な関節トラブルは「関節炎」と「膝蓋骨脱臼」
関節トラブルは人間同様、老犬になるにつれて起こりやすくなるトラブルの1つです。
老犬がなりやすい主な関節トラブルは、関節炎と膝蓋骨脱臼です。病気の詳細と、なりやすい犬種も合わせてご紹介します。
関節炎
関節炎は主に一次性の「原発性」と、 他の病気が元となる二次性の「続発性」の2つあります。
■関節炎の原因
・原発性関節炎
…加齢が原因。加齢により関節の軟骨が変形する
・続発性関節炎
…過度な負担や病気が原因。喧嘩や外傷事故、股関節形成異常などにより、関節軟骨の変化が起こる
どちらも関節軟骨の変化や変形が起き、関節の働きが悪くなって炎症が起きたり痛くなったりします。
変形してしまった関節は元に戻らないため、「変形性関節症」に至ります。変形性関節炎は慢性疾患なので完治が難しく、一生付き合っていかなければいけません。
完治は難しいですが、サプリメントや投薬などの対処により、症状を和らげてあげることは可能です。
■関節炎になりやすい犬種
ゴールデンレトリーバー / ラブラドールレトリーバー / バーニーズマウンテンドッグ / ジャーマンシェパード / ポメラニアン / シェットランドシープドッグ / トイプードルなど
関節炎については以下の記事で詳しくご覧いただけます。

膝蓋骨脱臼
膝蓋骨というのは人間でいう「膝のお皿」です。それが脱臼して外れてしまうのが膝蓋骨脱臼=パテラです。
■膝蓋骨脱臼の種類
・内方脱臼..体の内側に外れる
・外方脱臼…体の外側に外れる
・両方向性脱臼…両方向に外れる
内方脱臼のほうが発症率は多く、オスよりメスのほうが1.5倍も発症率が高いと言われています。
また、膝蓋骨脱臼には「外傷性」と「先天性」の2種類があります。
■膝蓋骨脱臼の発症と原因
・先天性
…成長期に骨や靭帯、筋肉の形成に異常が生じることで発症。生まれつきの異常や遺伝でなる場合もある
・外傷性
…ソファや階段などの高いところから飛び降りたり、交通事故や転倒、滑る床の上での生活などで発症
先天性は生まれつきの場合が多く、発症年齢には個体差があります。
老犬では長年の関節への負担で外傷性の膝蓋骨脱臼になりやすく、手術が必要になることもあるため特に注意が必要です。
■膝蓋骨脱臼になりやすい犬種
チワワ / トイプードル / ヨークシャテリア / ミニチュアダックスフンド / ポメラニアン / イタリアングレーハウンド / マルチーズ / ボストンテリアなど
関節炎と膝蓋骨脱臼を予防!愛犬のためにできること
大切な愛犬の関節を守るために、できることがあればしてあげたいですね。
遺伝や加齢は防ぐことができませんが、少しでも発症を遅らせたり、確率を下げるために簡単にできる予防策はこちら!
■関節トラブルの予防策
・ソファーなど飛び降りてしまうものは撤去、もしくは下に衝撃を吸収するための敷物を敷く
・フローリングは転倒しやすいので、滑りにくいカーペットを敷いたり、ペット専用の滑り止めワックスをかける
・食事のときは食器台などを利用して無理な体勢をさせない
・サプリメントで不足する栄養素を補い関節の修復をサポートする
老犬の足腰の負担を軽減してあげるためにも、生活しやすいように環境を見直すと共に、サプリメントも活用しましょう。

まとめ
いかがでしたか?
私は15歳になったうちの子のためにグリコフレックスⅢを毎日2回に分けてあげています。膝蓋骨脱臼の手術のあと、最初は後ろ足を引きずってケンケンしながら歩いていました。
それがきっかけでグリコフレックスをあげるようになったら、ケンケンもなくなり苦手だった段差も楽々移動できるようになりました!
みなさんもシニアになった大切な愛犬のために、
・関節の役割と重要性
・愛犬に合ったサプリメントの形状
・関節に必要な栄養素
などを参考にして、大切なわんちゃんに合うサプリメントをぜひ選んであげてみてください。