鼻ぺちゃ犬のなかでも小柄で、人気が高いパグ。おとなしいと言われることが多い犬種ですが、中には吠えたり走り回ったりする子もいます。本当の性格や飼いやすさ、正しいしつけの仕方を知りたい人が多いのではないでしょうか?
この記事では、ドッグトレーナーの監修のもと、初心者にもわかりやすいパグの飼い方を紹介します。「食欲がすごくて太りやすい?」「病気が多くて寿命が短い?」「吠えやすくてマンションでは飼いにくい?」などの疑問も解決するので、家族に迎える前にぜひ参考にしてください。
鼻ぺちゃ犬のなかでも小柄で、人気が高いパグ。おとなしいと言われることが多い犬種ですが、中には吠えたり走り回ったりする子もいます。本当の性格や飼いやすさ、正しいしつけの仕方を知りたい人が多いのではないでしょうか?
この記事では、ドッグトレーナーの監修のもと、初心者にもわかりやすいパグの飼い方を紹介します。「食欲がすごくて太りやすい?」「病気が多くて寿命が短い?」「吠えやすくてマンションでは飼いにくい?」などの疑問も解決するので、家族に迎える前にぜひ参考にしてください。
※本記事は2024年10月までの情報を参考に作成しています。※本記事はINUNAVIが独自に制作しています。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、コンテンツの内容やランキングの決定には一切関与していません。※本記事で紹介した商品を購入するとECサイトやメーカー等のアフィリエイト広告によって売上の一部がINUINAVIに還元されます。
目次
まずは、パグがどんなルーツや特徴を持つ犬であるかチェックしましょう。
パグは中国で生まれてチベットの僧院で飼われ、その後ヨーロッパの王族に愛された犬種です。紀元前400年には存在し、14世紀ごろに日本に渡ってきたと言われています。
名前の由来はラテン語で握り拳を表す「pugnus」、中国語でいびきをかいて眠る王様という意味の「覇歌(パー・クー)」など、さまざまな説があります。人間がかわいがることが目的の「愛玩犬」で、とても愛嬌があることも特徴です。
丸い顔にしわがある、個性的な容姿がかわいらしいパグ。マズル(口から鼻)が短い「短頭種」に分類され、鼻ぺちゃ犬・ぶさかわ犬として人気です。成犬の場合体重は6〜8kgほど、体高は25〜28cmほどで、小型犬に属します。
耳の形は、先端が前に倒れてV字形に見える「ボタン耳」と、後ろ側に倒れたローズ耳があります。くるんと巻いたしっぽもチャームポイントです。
パグの毛色はフォーン・ブラック・シルバー・アプリコットの4種類が正式に認定されています。
最も多いのがフォーンで、薄いベージュに黒がわずかに混じった色を指します。次に多いのがブラックで、シルバー・アプリコットは珍しい毛色です。シルバーは光に当たるとキラキラと光るようなきれいグレーで、耳や口元まで全身がその色に覆われています。
また、正式に認められた毛色ではありませんが、「白パグ」と呼ばれる真っ白な毛色の個体もいます。
パグ | フレンチ・ブルドック | ボストン・テリア | |
画像 | |||
原産国 | 中国 | フランス | アメリカ |
体重 | 約6〜8kg | 約10〜13kg | 約4.5〜11.5kg (3サイズあり) |
特徴 | 愛玩犬の用途のみで 人間と暮らしてきた |
番犬としても使われていた | テリアの血を引いているので とても活発な性格 |
穏やかさ |
パグと見た目が似ているフレンチ・ブルドッグとボストン・テリア。特にフレブルはパグと間違えられることがとても多い犬種です。しかし、2犬種の性格は全く異なります。闘犬がルーツとしてあるフレブルは番犬に用いられた歴史もあり、積極的で強気な性格を持つことが多いです。一方パグは、のんびり穏やかな傾向があります。。また、パグは垂れ耳、フレブルは立ち耳で、体重はフレブルのほうが5kgほど重く大きさも差があります。
フレブルは少し攻撃性が高く、ボストン・テリアはかなり活発な性格です。パグは「一緒にアウトドアを楽しみたい!」などアクティブな人にはあまり向いていませんが、落ち着いていて攻撃性が低いので、初心者でも比較的扱いやすいでしょう。
同居犬とも仲良くできることが多く、3犬種のなかでは多頭飼いも最もしやすいと言えます。以下の記事では、人気の小型犬19犬種を順位付けし、最も飼いやすい犬種を紹介しています。3犬種の違いがさらに詳しくわかるので、ぜひ参考にしてください。
パグは見た目どおりの穏やかな性格で、攻撃性が少ない点では飼いやすい犬種と言えますが、突然興奮する一面もあります。
留守番も苦手なので、性格が飼い主の生活スタイルに合っているかを事前にチェックしてください。
犬の行動を調査した「C-barq(シーバーク)」という研究では、パグの攻撃性が低いという結果が出ています。恐怖も感じにくく、警戒心や恐怖・不安によって吠えたり噛み付いたりすることが少ない、穏やかな性格と言えます。
当然しつけは必要ですが、チワワやダックスフンドなどと比べるとおとなしい犬種です。マンションに住んでおり、吠え声が気になる人に適しているでしょう。
C-barqの結果で、パグは「愛着行動」という飼い主に注目を浴びようとする傾向が強いことがわかっています。飼い主のことが大好きなので、べったり甘えてくる犬がほしい人にぴったりの犬種です。
しかし、その分とても寂しがり屋で留守番は苦手。どの犬種でも避けるべきことですが、特にパグは長時間留守にする家庭には向いていません。
鳴いたり吠えたりする行動以外にも寂しがっているケースがあるので、よく様子を見てあげてください。
穏やかで甘えん坊なパグですが、意外にも興奮しやすいことがわかっています。特定の音や環境などによって落ち着きを失う「興奮性」のスコアが高く、その傾向は突然全速力で走り出す「パグ走り」という行動にも表れています。
特にストレスで欲求不満になったときは、普段は落ち着いていてもいきなり興奮する可能性が高まります。もともとの性格もありますが年齢によるところが大きく、特に子犬は興奮しやすいので注意しましょう。
また欲求不満でなくても、以下の動画のようなパグ走りが突然始まることもあります。
基本的にはオスよりもメスのほうが縄張り意識が低く、おとなしい性格です。散歩の際のマーキングも少ないでしょう。
なお、毛色による性格の違いはわかっていません。好みの毛色を選ぶのが良いでしょう。
パグの毛は短く絡みづらそうに見えますが、意外にも抜け毛が多く皮膚も弱いのでこまめなケアが必要です。
顔のしわの掃除も必要なので、体のお手入れは手間がかかる犬種だと覚えておきましょう。
パグの毛はダブルコートと言われる二重構造で抜け毛が多く、春と秋の換毛期は特に多くの毛が抜けます。少なくとも数日に1回はブラッシングをして、抜け毛を取り除いてください。
パグは体臭が強い犬種で「パグ臭」という言葉もあるほど。体臭対策のためにもブラッシングは有効なので、皮膚の健康チェックも行いながら、こまめに手入れをしましょう。
短頭種は顔のしわの間に汚れが溜まりやすいので、最低でも週1回はウェットティッシュや蒸しタオルで拭いてください。放置すると皮膚炎や臭いの原因になります。
鼻や口の周辺は嫌がるケースもあるので、子犬の頃から慣れさせておきましょう。
パグは穏やかな性格ですが、トレーニングが得意な犬種ではありません。愛犬のペースに合わせて、根気よく教える必要があります。
「おとなしい犬種だから」とトレーニングをしないでいると、問題行動の多い成犬になってしまうので注意しましょう。
他の小型犬に比べると、C-barqにおける「訓練性」のスコアは少し低めです。覚えるスピードは速くないので、パグのペースに合わせて根気よくトレーニングしましょう。
突然の興奮や、外出先でごはん・おやつをもらうときに備えて「オイデ」や「マテ」は必ずマスターしてください。
ただ、興奮しやすいことがあるので、落ち着く練習をすることが大切です。小さい頃から、首輪を持って動きを止めてからご褒美をあげるトレーニングを行ってみてください。
愛犬をケージの中に入れるか、外に出しておくか迷う方は多いのではないでしょうか。生活スペースは、犬が安心できることが重要であり「ケージから出しているから自由でいい」「出していないからかわいそう」というわけではありません。
どのような犬種でも1歳頃までは落ち着きがなく、子犬の頃の吠えやいたずらなどが習慣になると、成犬になっても直らないことがあります。家の中をパトロールできる状態だと窓の外に向かって吠えるなど問題行動の原因になるうえ、常に気が張ってしまいます。
ケージに入って休む時間と、外に出て動き回る時間のメリハリをつけることを意識してください。
入院することもありますし、シニアになった時にケージに入れないと徘徊で危険な場合があります。長い目で見ると、ある程度行動を制限されることに慣れさせてあげた方が犬も幸せだと思います。
「人間のほうが上だと思わせなければいけない」と考えるしつけは、古いやり方です。現在は、犬に「上に見る」「下に見る」という意識がないことが科学的に証明されています。対等な立場のパートナーとして接しながら、問題行動を防ぐためのしつけを正しく行いましょう。
良くない行動をしてしまった際は、まずは飼い主がその原因を取り除くことが大事です。むやみに叱らず、以下の例のように問題行動を予防して、何をしたら良いのかを教えてあげてください。
「パグは運動が苦手」と言われることが多く、確かにそれは正しい情報です。しかし、だからといって運動量が少なくていいわけではありません。
暑さ・寒さや呼吸のしづらさに配慮したうえで、健康を保ち社会化ができるレベルの運動をさせる必要があります。
パグは活動的で遊びが好きなことを表す「運動活性」のスコアはあまり高くない犬種です。暑さや寒さがとても苦手で呼吸もしづらい犬種なので、身体的な面でも運動し続けるのは苦手です。
しかし、健康維持のために運動は必須で、走る・追いかける・噛むなど本能的な欲求も満たす必要があります。環境に配慮しながら、しっかりと運動させてあげてください。あくまで目安ではありますが、1日2回、1回15分程度の散歩をさせましょう。息が上がらないよう短い時間に分けるのがおすすめです。
また、体温調節が苦手なので夏は早朝や夜など涼しい時間帯に、冬は陽が出ている暖かい時間帯に散歩に出るようにしましょう。
また、意外と噛む力が強くロープ遊びが好きな子もいて、散歩から家に帰ったあとに大運動会というケースもあります。愛犬の様子を見ながらしっかり遊んであげてください。
散歩を十分にさせないと、健康に問題が起こるだけでなく吠え・噛みつきなど問題行動の原因にもなります。さまざまなもの・ことに慣れる「社会化」のためにも散歩は必須です。
たとえば、他の犬に慣れていないと威嚇されて散歩が嫌いになってしまったり、大きなトラックを見たことがないと突然パニックになって逃げ出したりする可能性があります。子犬の頃から家の外でも多くの体験をさせて、怖いものや苦手なものがないように育ててください。
パグは食いしん坊で運動が苦手な、太りやすい犬種です。運動とあわせて食事も管理し、適度な体重を保ってください。
パグは運動不足のケースが多いうえ、食欲旺盛なので肥満になりやすい犬種です。もともと丸い体型で肥満に気付きにくく、いつの間にかかなり太っているというケースもあります。
太り具合を測る指標に、ボディ・コンディション・スコア(BCS)というものがあります(※1)。見た目と触った際の状態によって体型を評価するものですが、理想の体重は犬によって異なります。半年〜1年に一回は必ず健康診断を受けて、体重が適正であるかや、その他の異常がないかを獣医師に診断してもらいましょう。
愛犬に合ったドッグフードを選ぶことも体重管理のポイントです。以下の記事ではパグにおすすめのドッグフードやダイエット方法を紹介しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね。
パグはマズルが短いのでごはんが食べにくく、食べやすい食器を用意することが大事です。底まで口が届くよう、浅いものを選びましょう。短頭種用の商品もあるのでチェックしてください。
また、高さと角度の調節ができる食器台を使って、食べたときに首が少し下がる程度の位置(口から-10cmが目安)に調節しましょう。食欲旺盛でかなりの勢いがあるので、動かないように滑り止めを敷くことや、重さのある食器を選ぶこともポイントです。
パグは病気になりやすい犬種で、他の小型犬に比べると寿命は短めです。また、年間の治療費が全犬種の平均よりも高いというデータがあります。
病気のケアや病気への備えが多く必要な犬種であることを理解して飼い始めましょう。
アニコム損害保険株式会社の調査によると、パグの平均寿命は12.5歳(※2)です。小型犬のなかでは短く、長生きする犬種とは言いづらいでしょう。
■小型犬の平均寿命
犬種 | 平均寿命 |
トイ・プードル | 15.3歳 |
ミニチュア・ダックスフンド | 14.9歳 |
ヨークシャー・テリア | 13.9歳 |
チワワ | 13.8歳 |
ポメラニアン | 13.7歳 |
「アニコム家庭どうぶつ白書2020」によると、パグの年間診療費は平均約107,867円(※3)です。全犬種の平均は約70,683円で、他犬種に比べて高いことがわかります。
上記の金額はあくまで平均であり、さらに高額な治療費に備えて保険の加入も検討すべきでしょう。以下の記事では、ペット保険16社を比較しておすすめの保険を紹介しています。パグを飼おうと考えている方は、こちらもご確認ください。
パグは皮膚・呼吸器・眼などがあまり強くなく、次のような病気にかかりやすい犬種です。治療費の例もあわせて紹介するので、参考にしてください。
治療費の例:約45万円(※4)
最も発症しやすい年齢:9歳
肥満細胞腫は、体のさまざまな箇所にある肥満細胞ががんになる病気。アニコム損害保険株式会社の調査では、パグが最もかかりやすい病気という結果が出ています。治療法によっては、例のように高額な治療費が必要になります。
治療費の例:55,000〜10万円程度(※5)
最も発症しやすい年齢:0歳
パグがかかりやすい病気の第二位である軟口蓋過長症は、短頭種に多い病気です。上あごの構造により呼吸がしづらく、いびきをかいたり、ゼーゼーと喘息のような呼吸音が出たりします。
治療の費例:28,512円(外傷性の場合)(※6)
最も発症しやすい年齢:0歳(外傷性の場合)
パグの目は飛び出ているため、ケガの頻度が高め。また、まぶたが閉じ切らないことでドライアイや角膜潰瘍が起こるケースも多く見られます。
治療費の例:・MRI検査 約5~10万円、投薬 約5000円~(1ヶ月)(※7)
最も発症しやすい年齢:1歳
大脳やその周辺で炎症が起き、神経症状を引き起こす病気です。アニコムの調査では、パグがかかりやすい病気の第十位に挙げられています。他の犬種でも見られますが、パグに多いので以前は「パグ脳炎」と呼ばれていました。
性格や飼育の手間を知ったうえでパグを迎えることに決めたら、子犬選びとアイテムの準備をしましょう。
パグは暑さや寒さに苦手な犬種で、対策のためのアイテムも十分にそろえる必要があります。かかる費用も事前にしっかりと確認してください。
以下の記事では子犬を迎える際の費用について詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてください。
ブリーダーサイトの「みんなのブリーダー」によると、パグの平均価格は約34万円です(2022/10/17時点)。小型犬のなかでは平均的な価格で、目立って高価ではありません。
しかし、チワワやプードルなど、人気上位の小型犬種に比べると頭数が少ないのがネック。いきなりペットショップに行くと出会いにくいので、ネットで事前に調べるのがおすすめです。
パグを飼い始める際は、次のものを準備してください。
■パグを迎えるときに準備するアイテム
サークルまたはケージ
クレート
ペットシート
ウェットティッシュ
ドッグフード
首輪・ハーネス
リード
食器(フード用・水用)
おもちゃ
ブラシ
歯ブラシ
湯たんぽ
腹巻き
ペットカート
ネッククーラー
散歩用の水入れ
洋服(防寒用)
タイルカーペット・じゅうたん
上記のアイテムの費用(5〜10万円ほど)も、忘れずに初期費用に入れましょう。特に重要なものを、以下で詳しく解説します。
サークル(またはケージ)だけでは周囲の視線や動きが気になって落ち着けないので、必ずゆっくり休むためのクレートを用意してください。サークル内は体温調節がしやすいよう、暑さや寒さに合わせて場所を移動できるほどのスペースを確保しましょう。
外が見えたほうがいいからと窓際に置くと、陽が差し込んで暑くなったり通行人が気になったりするので、置く場所にも注意。冬場に寒がる場合は、湯たんぽや腹巻きを使うのもおすすめです。
暑さに弱い犬種なので、暑い時期の散歩はペットカートを使用しましょう。特にアスファルトの上を歩かせるのが危険なので、カートで公園に行き、芝生の上で遊ぶのが良いでしょう。首に保冷剤やネッククーラーを巻くのも効果的ですが、重いと負担になるので軽いものを選んでください。
寒さも苦手なので、冬は防寒用の洋服を着せましょう。嫌がらないよう、早い時期から慣れさせておくのもポイントです。
室内はタイルカーペットやじゅうたんを敷いて、フローリングの上で走ったり方向転換したりジャンプしたりしないように対策してください。チワワやポメラニアンほどは動き回らない子が多いものの、小型犬なのでパテラ(膝蓋骨脱臼)になる危険性は十分にあります。パグ走りにも備えなければいけません。
滑らない環境であっても、ジャンプしすぎたり高いところから飛び降りたりするのは危険です。ソファーの横に階段を置いて飛び降りを防止するのも効果的なので、さまざまなアイテムを使ってケガを予防しましょう。
以下の記事では、ライターが実際に愛用している商品も含めたおすすめのアイテムを紹介しています。
パグのミックス犬には、以下のような種類があります。
ミックス犬の子犬はどのような性格や見た目に成長するかわからず、かかりやすい病気もはっきりしていません。特にパグのミックス犬は、チワワやプードルのミックス犬と比べると数が少なく、さらに情報が限られてしまいます。パグは病気が多い犬種なので、さまざまなリスクを考慮したうえで飼うべきでしょう。
以下の記事では、ミックス犬について詳しく解説しています。
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毎年8月9日は、「パグ(89)の日」です。個人のパグオーナーである小林健介氏が制定したもので、日本記念日協会によって記念日に登録されています(※8)。
この日はパグがほっかむりをしたかわいい画像がSNS上に溢れるので、パグの飼い主さんはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
パグは穏やかな性格で、とても愛嬌のある犬種です。初心者でも比較的扱いやすく、特に甘えん坊な犬が欲しい方には向いています。一方で、突然興奮することがあり正しいしつけとストレスの解消が必要です。覚えるスピードは早くないので、子犬のころから根気よくトレーニングしてください。
運動は得意ではありませんが、健康を保ち本能的な欲求を満たすために欠かせないものです。暑さや寒さに配慮したうえで十分に運動させましょう。食欲が旺盛なので、責任を持って運動と食事を管理し、体重をコントロールすることもポイントです。
病気になりやすいパグは、時間をかけたケアができない人や、お金に余裕がない人には適していません。しかし、病気のケアに自信があれば、とても愛らしく、マンションでも飼いやすい犬種です。この記事を参考にして、パグを迎える準備をしてくださいね。
<参考>
(※1)環境省自然環境局「飼い主のためのペットフード・ガイドライン 〜犬・猫の健康を守るために〜」
(※2)アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2021」
(※3)アニコム損害保険株式会社「アニコム家庭どうぶつ白書2020」
(※4)PR TIMES,ペットメディカルサポート株式会社,2022年5月度 高額保険金お支払い事例「犬の肥満細胞腫に約45万円」:ペット保険「PS保険」調べ
(※5)株式会社ウェブクルー,保険スクエアbang!「フレンチ・ブルドッグの病気と治療法・治療費」
(※6)株式会社エフ・ピー・シー「犬の病気事典 角膜炎」
(※7)株式会社エレメント,エレメントインシュアランス,ペット保険STATION「パグに多い病気やケガは?」
(※8)一般社団法人 日本記念日協会
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