犬におすすめのペット保険ランキング11選
それではさっそくいぬなび編集部がおすすめする犬用ペット保険ランキング11選を紹介します。
今回は下記の4つの基準の元にいぬなびでランキングづけしました。
- 値段の安さ
年間でかかる保険料の値段の安さ - 補償範囲、金額の広さ
基本補償の範囲と最高補償額 - 特約
賠償責任特約の有無、特約の種類の多さ - 清算方法
精算方法の種類、簡単かどうか
それぞれどんなワンちゃんにおすすめなのかも解説しますので、愛犬にはどれがいいか参考にしながらチェックしてみてください。
ペット保険の詳しい選び方について、先に知りたい方は「ペット保険の選び方」をご覧くださいね!
1位:プリズムコール
値段の安さ :★★★★★
保証範囲、金額の広さ:★★★★★
特約 :★★★★★
清算方法 :★★★★☆
限度額以内なら100%保障で自己負担がなく、保険料もずっと変わらない
「プリズムコール」は保障内容の異なる8つのプランがあり、そのどれもが限度額・限度回数内であれば100%の保障となっているペット保険です。
犬は入院よりも通院が多くなる傾向にありますが、プリズムコールは「グリーンプランII」「オレンジプランII」「プレミアムオレンジプランII」の3つなら通院限度回数が60日となっています。このプランに入っていれば、通院が重なってしまっても安心できますね!
またプリズムコールには小型犬・中型犬は15歳から、大型犬は12歳から加入できるプランも用意されています。病院にかかる機会が増える老犬期からでも加入ができるのは、飼い主さんにとっては嬉しいですよね。
通院・入院のみをカバーするプランや入院・手術のみをカバーするプランもあり、必要な補償内容に合わせて選ぶことができるのもプリズムコールのメリットといえるでしょう。
保険情報(グリーンプランⅡの場合)
保険会社 | 日本アニマルクラブ株式会社 |
入院最大保障額 | 720,000円 |
入院保障日額限度 | 12,000円 |
入院日数限度 | 60日 |
通院最大保障額 | 360,000円 |
通院保障日額限度 | 6,000円 |
通院保障限度日数 | 60日 |
手術最大保障額 | 180,000円 |
手術1回限度額 | 90,000円 |
手術限度回数 | 2回 |
癌手術保障 | 150,000円 |
葬祭保険金 | 30,000円 |
保険料(月額) | 小型犬:3640円 中型犬:4610円 大型犬:6950円 |
保障割合 | 100% |
2位:PS保険
値段の安さ :★★★★★
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★★
清算方法 :★★★★☆
小型犬の飼い主さんにおすすめ!月3,000円以下から始められる100%補償あり
お得な保険料なのに、年間の入院補償が60万円のPS保険。特に小型犬の飼い主さんにおすすめのペット保険です。なぜなら、補償内容に小型犬がかかりやすい膝蓋骨脱臼が含まれているから。それ以外にも、癌、椎間板ヘルニア、歯科治療なども補償されています。
プランは50%補償プラン、70%補償プラン、100%補償プランの3つが用意されています。犬の年齢や特約のあり・なしで料金は変わってきますが、小型犬なら100%プランが特約なしで2,680円から、特約ありでも2,740円から始めることが可能!
免責金額の設定がないので、ちょっとした怪我や病気の受診でも保険料を受け取ることができますし、保険料の支払いまでが迅速という評価もあります。また保険の待機期間がなく、加入すればすぐに補償を受けることができるのもPS保険の特徴です。自動付帯の特約として、車イス補償も付いています。
保険情報(50%補償プラン)
保険会社 | ペットメディカルサポート 株式会社 |
入院最大保障額 | 600,000円 |
入院保障日額限度 | 20,000円 |
入院日数限度 | 30日 |
通院最大保障額 | 200,000円 |
通院保障日額限度 | 10,000円 |
通院日数限度 | 20日 |
手術最大保障額 | 200,000円 |
手術1回限度額 | 100,000円 |
手術限度回数 | 2回 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | 特約ありの場合は30,000円 |
保険料(月額) |
【特約ありの場合】 中型犬:1,900円/0~2歳 大型犬: |
保障割合 | 50% |
3位:どうぶつ健保ふぁみりぃ
値段の安さ :★★★★☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★☆
清算方法 :★★★★☆
サービス内容が充実!窓口精算やLINEでの手続きで簡単に保険料が請求できる
窓口精算が可能などうぶつ健保ふぁみりぃは、煩わしい手続きは避けたいという飼い主さんにおすすめ!中には窓口精算に対応していない動物病院もありますが、そんな時でもどうぶつ健保ふぁみりぃなら、LINEで簡単に保険金請求手続きが可能です。
またどうぶつ健保ふぁみりぃは加入者へのサービスも充実しています。代表的なのはいつでも獣医師にLINEで相談できるサービスや、犬の腸内年齢を測定できる腸内フローラ測定が年一回無料になるサービス、しつけや健康に関する相談サービスなど。万が一愛犬が迷子になってしまった時は、ペット探偵が愛犬を探してくれるサービスもありますよ。
入院・手術のみのプランや、シニア向けプランもあります。ただ老犬期に差し掛かると、保険料が高額になってしまうので、料金をチェックしてライフプランを考えたうえで加入しましょう。
保険情報(50%プランの場合)
保険会社 | アニコム損害保険株式会社 |
入院最大保障額 | 200,000円 |
入院保障日額限度 | 10,000円 |
入院日数限度 | 20回 |
通院最大保障額 | 200,000円 |
通院保障日額限度 | 10,000円 |
通院日数限度 | 20回 |
手術最大保障額 | 200,000円 |
手術1回限度額 | 100,000円 |
手術限度回数 | 2回 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
4位:ずっといっしょもっと
値段の安さ :★★★★★
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★☆
清算方法 :★★★★☆
楽天ポイントが貯まるからお得!賠償責任特約が月々55円で加入できるペット保険
ずっといっしょもっとは楽天グループの楽天少額短期保険株式会社が販売しているペット保険です。2020年4月から内容がリニューアル。補償額が従来より大幅にアップし、獣医師相談サービスや、楽天市場でサービスも付与されるようになりました。
通院つき50%プラン、通院つき70%プラン、入院・手術プランの3つのプランが用意されています。また賠償責任特約にも月々55円で加入できます。賠償責任特約としては、かなり安い料金です。月々の料金は安いですが、補償は1事故最高300万円までとかなり手厚いです。
また楽天グループの楽天少額短期保険株式会社が販売しているため、楽天ポイントが貯まります。貯まるポイントは保険料の1%分となっていますが、クレジットカードで支払えばさらにポイントが貯まるのでダブルでお得です。
保険情報(通院つき50%プラン)
保険会社 | 楽天少額短期保険株式会社 |
入院最大保障額 | 300,000円 |
入院保障日額限度 | 12,000円 |
入院日数限度 | 25回 |
通院最大保障額 | 264,000円 |
通院保障日額限度 | 12,000円 |
通院日数限度 | 22回 |
手術最大保障額 | 360,000円 |
手術1回限度額 | 120,000円 |
手術限度回数 | 3回 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
|
保障割合 | 50% |
5位:FPC
値段の安さ :★★★★★
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★☆
清算方法 :★★★★☆
4歳以下の小型犬なら年間保険料は16,950円から!保険料をできるだけ抑えたい方におすすめ
「FPC」は補償内容は比較的しっかりしているものの、4歳以下の小型犬で50%保障の場合に年間保険料が16,950円というかなりリーズナブルなペット保険です。ペット保険の中ではかなり保険料が安く、それでいて必要な補償は十分受けることができます。
FPCの保険料が安いのは、人件費や宣伝費、固定費等などをできるだけ削っているという企業努力があるから。そのため、安い保険料でも入院・通院・手術の補償がしっかり受けられます。
入院最大補償額は375,000円までと決まっているものの、入院日数には限度がなく、長引く入院でも安心です。通院補償は最大30日までとなっています。また免責金額が設定されていないので、少額の通院でも補償を受けることができます。ただしFPCには賠償責任特約が付いていません。
保険情報(50%補償プランの場合)
保険会社 | 株式会社FPC |
入院最大保障額 | 375,000円 |
入院保障日額限度 | 125,000円(1入院につき) |
入院日数限度 | 限度なし |
通院最大保障額 | 375,000円 |
通院保障日額限度 | 12,500円 |
通院日数限度 | 30日 |
手術最大保障額 | 100,000円 |
手術1回限度額 | 100,000円 |
手術限度回数 | 1回 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
6位:うちの子
値段の安さ :★★★★★
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★☆
清算方法 :★★★☆☆
手術に特化したペット保険!手術費用は最大で90万円まで補償
うちの子は手術特化型補償部門で2019年まで新規契約数6年連続NO.1を記録している人気の保険です。家族・友人にすすめたいペット保険No.1にも選ばれています。
うちの子の中でも人気商品のうちの子ライトは、手術に特化した保険なので通院補償はありません。保険料は、数あるペット保険の中でも最安クラスですが、1度の手術で最大90万円まで補償が受けられます。また手術を伴う入院であれば、最大10日間入院も補償されます。手術の保険だけ入っていきたいという方にはこの保険がおすすめです。
また通院補償が含まれるうちの子50%プランやうちの子70%プランも用意されています。新規加入では12歳11ヶ月まで加入可能です。ペット賠償責任特約もオプションでつけることができます。
保険情報(うちの子50%プランの場合)
保険会社 | アイペット損害保険株式会社 |
入院最大保障額 | 264,000円 |
入院保障日額限度 | 12,000円 |
入院日数限度 | 22回 |
通院最大保障額 | 264,000円 |
通院保障日額限度 | 12,000円 |
通院日数限度 | 22回 |
手術最大保障額 | 200,000円 |
手術1回限度額 | 100,000円 |
手術限度回数 | 2回 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
7位:SBIいきいき少短のペット保険
値段の安さ :★★★★☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★☆☆
清算方法 :★★★☆☆
スタンダードとライトのプランが選べる!総支払限度額まで制限なしの保険
SBIいきいき少短のペット保険は、目的や希望する補償内容に合わせて選べる4つのプランが用意されている保険です。プランは「プラン70スタンダード」「プラン70ライト」「プラン50スタンダード」「プラン50ライト」。少額の通院であれば補償は必要ないという場合は、ライトプランに加入するといいでしょう。
保険料はペット保険の中でも最安ランクの料金で、さらにWEBで申し込めば10%オフの割引を受けることができます。できるだけ安い保険料の保険を探している小型犬の飼い主さんにおすすめです。ただ小型犬が発症しやすい膝蓋骨脱臼は、補償の対象外となっているので注意しましょう。
SBIいきいき少短のペット保険には最大補償額の設定がありません。総支払限度額まで無制限で利用することができるので、ワンちゃんが小さいうちに加入しておけば、入院・通院の機会が増える老犬期でも安心です!
保険情報(プラン50スタンダード)
保険会社 | SBIいきいき少額短期保険 株式会社 |
入院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
入院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
入院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
通院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
手術最大保障額 | 手術最大保障額 |
手術最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術1回限度額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術限度回数 | 総支払限度額まで無制限 |
癌手術保障 | 癌手術保障 |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
8位:アクサダイレクトのペット保険
値段の安さ :★★★★☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★☆☆
清算方法 :★★★★☆
治療補償額や回数を気にせずに入院・通院したいという飼い主さんにおすすめ
アクサダイレクトのペット保険は、治療の補償額と1年間の通院回数に限度がない保険です。支払限度額はありますが、その範囲内であれば何回でも補償を受けることができます。また免責金額がないため、少額の通院であっても補償が受けられるのも特徴です。
またアクサダイレクトのペット保険に加入することで、いつでも利用できる獣医師への相談サービスが受けられます。「病院に行くほどではないかな」というような小さな症状でも、電話なら気軽に相談することができますよね。
ペット保険賠償責任補償の特約をつけることができます。愛犬が人に怪我をさせてしまった時、物を壊してしまった時に最大で1回1,000万円の補償が受けられる特約です。ペット保険賠償責任特約の中でもこの補償額は高額と言えます。
保険情報(プラン50の場合)
保険会社 | アクサ損害保険株式会社 |
入院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
入院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
入院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
通院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
手術最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術1回限度額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術限度回数 | 総支払限度額まで無制限 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
【マイクロチップ装着の場合】 小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
9位:au損保
値段の安さ :★★★★☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★★
特約 :★★★☆☆
清算方法 :★★★☆☆
月額1,000円以下のプランあり!ペットホテルも補償対象になるペット保険
au損保のペット保険は、補償はもちろん補償以外のサービス内容も充実している保険です。また保険料も数あるペット保険の中では比較的安く、プランにもよりますが月額1,000円以下で加入することができます。
通院あり・なしのプランが選べるので、大きな病気や怪我のみに保険を使いたいという人にも、少額の通院でも保険料が受け取りたいという人にもおすすめです。またau損保の大きな特徴の一つに充実したサービス内容があります。24時間365日獣医師に相談できるサービスや、ペットホテルの利用料も補償の対象になります。
プランによって支払限度額は異なりますが、最大支払額もしくは年間最大補償額までは回数制限もありません。入院が長引いたり、なんども通院する必要があったとしても、範囲内であれば自己負担を軽くしながら治療を受けることができます。
保険情報(通院ありタイプ50%コースの場合)
保険会社 | au損害保険株式会社 |
入院最大保障額 | 年50万円まで無制限 |
入院保障日額限度 | 年50万円まで無制限 |
入院日数限度 | 年50万円まで無制限 |
通院最大保障額 | 年20万円まで無制限 |
通院保障日額限度 | 年20万円まで無制限 |
通院日数限度 | 年20万円まで無制限 |
手術最大保障額 | 年50万円まで無制限 |
手術1回限度額 | 年50万円まで無制限 |
手術限度回数 | 年50万円まで無制限 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
10位:げんきナンバーワン
値段の安さ :★★★☆☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★★
特約 :★★★★☆
清算方法 :★★★☆☆
時間外診療も補償内!最低10歳から保険料が変わらないペット保険
げんきナンバーワンは、プラン50とプラン70にそれぞれスタンダードプランとスリムプランがあり、計4つのプランが用意されています。どのプランでも支払限度額は設定されていますが、治療に対する補償限度額と限度回数の設定はありません。制限がないので通院の回数や入院日数が増えても安心です。
また、げんきナンバーワンは時間外診療や診断書の作成も補償費用に含まれています。保険金を請求する時は診断書が必要になるので、診断書作成費用も補償に含まれるのは嬉しいですね!また小型犬に多い膝蓋骨脱臼も補償範囲に含まれています。
ただし、げんきナンバーワンは待機期間が設定されているのがデメリットの一つです。加入後一定の待機期間内に発症した病気や怪我の場合は、補償外となってしまいますので注意しましょう。
保険情報(げんきナンバーワン50の場合)
保険会社 | 株式会社ファーストプレイス/ ペット&ファミリー損害保険株式会社 |
入院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
入院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
入院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
通院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
手術最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術1回限度額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術限度回数 | 総支払限度額まで無制限 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 50% |
11位:セレクトベスト
値段の安さ :★★★☆☆
保証範囲、金額の広さ:★★★★☆
特約 :★★★★★
清算方法 :★★★☆☆
できるだけ月々の保険料を抑えて大きな病気・怪我に備えたい飼い主さんにおすすめ
セレクトベストは保険料がかなりリーズナブルなペット保険です。ただ免責金額が最低でも2万円に設定しなければならないため、ちょっとした病気や怪我では保険料が下りない可能性が高くなります。その分将来大きな病気や怪我をした時に備えることができるというのが特徴です。
ペット保険業界で初めて、自由な組み合わせで目的に合わせた補償を受けることができます。組み合わせはなんと28通り!ベースがワイド・フラット・ミニの3種類で、それに免責金額を2万円・5万円・10万円と設定します。さらに補償割合を80%と60%から選んで、プランを設定します。
さらに様々な特約が用意されています。免責金額が大きいので、毎回の通院で保険料を受け取りたい飼い主さんには向いていませんが、ワンちゃんが歳をとった時に必要な治療を安心して受ける準備をするにはぴったりの保険と言えるでしょう。1日あたりの保険金限度額や治療・手術の回数制限もありません。
保険情報(ワイド・免責2万・60%プラン・プレミアム特約付きの場合)
保険会社 | 有限会社エークイック |
入院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
入院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
通院保障日額限度 | 総支払限度額まで無制限 |
通院日数限度 | 総支払限度額まで無制限 |
手術最大保障額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術1回限度額 | 総支払限度額まで無制限 |
手術限度回数 | 総支払限度額まで無制限 |
癌手術保障 | 手術補償に含まれる |
葬祭保険金 | なし |
保険料(月額) |
小型犬: 中型犬: 大型犬: |
保障割合 | 60% |
価格を重視して選びたい方は「ペット保険は安いところで大丈夫?安くて補償が充実した厳選保険TOP5」をご覧ください!
ペット保険ってそもそも必要なの?
おすすめのペット保険を紹介しましたが、「そもそもペット保険って必要なの?」と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そこで犬の治療に実際にかかる治療費の平均額と保険料の比較などから、ペット保険が必要なのかどうかを考えてみましょう。
ペット保険なしだと、治療費は全額自己負担に
人間は健康保険に加入しているため、病院でかかる治療費の一部を支払えばいいのですが、動物病院には健康保険のような公的な保険制度はありません。
そのためペット保険に加入していなければ、治療費を全額自己負担しなければならなくなります。
数千円程度なら経済的な負担はないかもしれませんが、数十万円かかってしまうとかなりの負担になりますよね。
病気や怪我をしないのが一番ですが、ペット保険に入っていればもしもの時に備えることができるので、金銭的な負担が苦にならないのであれば、ペット保険に加入するのがおすすめです。
治療平均額と保険料を比較。万が一を考えたら、ペット保険に入っておくべき!
今まで愛犬が大きな病気や怪我をしたことがなければ、犬の治療費がどれくらいなのか想像がつかない方もいるでしょう。
犬の治療費は、1回あたりの治療費平均は1万円、年間平均で約58,000円と言われています。それに対して、ペット保険はプランによってピンキリですが、平均では年間49,789円です。
もちろん病気や怪我の程度によっては治療費が安く済むこともありますが、大きな病気や怪我をすれば数万~数十万円に治療費が跳ね上がってしまうことも…。そんな高額すぎる治療費に、犬の治療を諦めざるを得ない飼い主さんもいます。
そこでもしペット保険に入っていれば自己負担額が大きく減り、治療も受けられる可能性がアップ。万が一のことを考え、大切な愛犬の命をお金で解決できると考えるのなら、ペット保険に入っていて損はありません!
もっと詳しく知りたい方は「100人に聞いた!ペット保険は必要?ペット保険に入るべき理由を徹底解説」をご覧ください!
犬におすすめのペット保険の選び方
犬用ペット保険を選ぶときは、以下の5つのポイントをチェックしていきましょう。
チェックポイント
簡単なチャート表からペット保険を選び方は「【簡単チャート表】失敗しないペット保険の選び方とは?補償内容と保険料のバランスが大事!」をご覧ください!
それでは、詳しくみていきましょう!
①補償範囲をチェック
まず最初にチェックしたいのが商品やプランごとの「補償範囲」です。
メイン補償がマッチしているか?
メインの補償として考えられるのは、「入院・通院・手術補償」です。
多くのペット保険はこの3つを軸としていますが、中には
・通院のみのプラン
・入院・手術のみのプラン
・手術のみのプラン
を用意している保険会社もあります。どこまでをカバーしてくれる保険なのか必ずチェックしましょう。
また治療でもどの病気が保険範囲に含まれているかも忘れず確認してください。
特約のカバー範囲は?
保険会社によっては「特約」を用意しているところがあります。
特約とは、事故や物損など保険の基本(通院や手術など)の保証範囲でカバーされていない内容をカバーしてくれる保障です。
特約の代表的なものは、「ペット賠償責任特約」。ペット賠償責任特約は、愛犬が人に怪我をさせたときや物を壊してしまった時に補償が受けられる特約になります。
特約の一例
- ペットの損害責任特約
…ペットが他人に怪我をさせてしまったときに保険金が支払われる補償 - ペットの葬祭保険金特約
…ペットが亡くなった際に発生した葬儀にかかる保険金が支払われる補償 - 高度後遺傷害保険金特約
…ペットが障害を負ってしまった際に必要になった補助器具の購入にかかる保険金が支払われる補償
他にも特約がある場合、補償額がいくらなのかも確認しておきましょう。 特約の種類や数は保険会社によって異なります。
②補償割合をチェック
次にチェックしたいのは、「補償割合」です。今回紹介した保険商品では補償割合が50~100%となっています。
補償割合のパーセンテージで、自己負担額が変わる
「補償割合」は商品やプランによって異なります。
例えば「治療費が1万円」だった場合、補償割合が100%で、1回の最大補償金額が1万円以上なら、全額保険料で賄うことができます。
補償割合が50%の場合は、自己負担は5,000円です。
このように補償割合によって、毎回の治療費に対する自己負担額が変わってきます。
最大補償金額が十分?
次にそれぞれの保険の、「最大補償金額」を確認しましょう。最大補償金額には
・年間の最大補償金額
…1年間で支払われる保険料の限度のこと。
・1回の最大補償金額
…通院・入院・手術1回あたりで最大支払われる補償金額のこと
1回の通院・入院・手術の補償金額制限がない場合も、年間の補償金額は設定されています。その金額を超えて治療を受けた場合は、治療費は全額自己負担です。
また、「1回の最大補償金額」が少ないと、大きな病気をした時に結局自己負担額が大きくなってしまいます。
適切な補償限度回数か?
保険には「補償限度回数」が設定されています。
これは1年間に何回まで治療費用の補償が受けられるか定めたものです。
無制限のものもありますが、商品によっては入院日数30日、通院日数20日、手術回数2回などと制限があります。
限度回数が少ない場合、長期の入院・通院が必要な治療になると、限度回数以降は自己負担になります。
③保険料をチェック
保険を選ぶときは、「年間の保険料」がどのくらいなのかもチェックしましょう。
保険料は?年間平均額は49,789円
保険料は年齢が上がるにつれて高額になるのが一般的です。数年に一度上がるものもあれば、毎年上がるものもあります。
幼犬期や成犬期に保険料が安い場合でも、老犬期になると一気に保険料が上がることもあるので、将来的にどれくらい保険料がかかるかも算出しておくことのがおすすめです。
また、1回あたりの治療費平均は1万円で、年間平均で約58,000円と言われています。ただこれはあくまで全体的な相場で、年齢を重ねるにつれて年間でかかる治療費は上がっていくでしょう。
割引がある保険会社も!
保険会社によって、様々な割引を用意しています。
代表的なのは「インターネット割引」です。
インターネットを通じて保険を申し込むと、一定額の割引を受けることができます。
その他には「多頭割引」や「無事故割引」などがある保険会社もあります。多頭飼いしている飼い主さんなら、多頭割引がある保険を選ぶとお得です。
④補償開始日と加入条件をチェック
ペット保険の中には、加入と同時に補償が受けられるものと、免責期間が設定されているものがあります。また加入条件も様々のためしっかりチェックしましょう。
免責期間はクリアしている?
「免責期間」は保険の契約が成立した後、一定期間補償が受けられない期間のことです。
免責期間は待機期間と呼ばれることもあります。免責期間が設定されているペット保険の場合、一定の期間が過ぎないと補償が受けられません。
期間は商品やプランによって違いがあり、同じ保険商品でも怪我なのか病気なのかによっても異なります。目安としてはケガが15日間、病気は15~30日間、ガンは45~90日間です。加入するときは必ず免責期間があるかどうかを確認しましょう。
加入条件を満たしている?
ペット保険の加入条件に多いのは年齢です。新規契約をする際の年齢が決められているものがほとんどで、その年齢を過ぎると新規加入はできません。
幼犬期や成犬期に加入しておけば、一定の年齢以降は保険料が変わらないものもあります。しかし中には、一定の年齢を越えると更新できないものもあるので注意しましょう。
また老犬期から加入できる保険もありますが、一般的なペット保険と比べると保険料が高額になります。 また加入前の健康診断の結果によって、加入が断られることもあります。ペット保険加入前にかかった病気や怪我が補償の対象外となる可能性があるので、すでに病気や怪我がある場合は注意してください。
⑤精算方法をチェック
保険料を精算する方法は主に2つあります。それぞれの特徴を確認して、どんな清算方法があっているか見極めていきましょう。
その場で支払う窓口精算
窓口精算は、動物病院で保険料を差し引いた自己負担額のみを支払う方法です。トータルの治療費から保険金分を差し引くので、後から保険金請求手続きをする必要がありません。
手続きが必要。でもクレカで払えばお得になる後日精算
後日精算は一旦動物病院で全額支払ったのち、保険金請求手続きをして保険金を支払ってもらう方法です。請求手続きが必要になりますが、高額な治療費をクレジットカードで支払えばその分ポイントを貯めることができます。クレジットカードを使って一旦自己負担で支払うことが可能なのであれば、後日精算の方がお得です。
ペット保険の落とし穴
便利なペット保険ですが、注意しておかないと思わぬ落とし穴もあります。
補償されないものが多い
ペット保険では基本の補償で入院・通院・手術費用を補償してくれますが、全ての病気や怪我に対して補償が受けられるとは限りません。補償範囲は保険会社や保険商品によって異なりますので、どこまで補償が受けられるかは確認しておきましょう。
多くの場合、歯の治療は保険の対象外となっています。 また将来的に高額治療を受ける可能性がある場合は、その治療が補償内であるかを確認しておくことをおすすめします。
補償金額が少ない
最近は保険料が安いペット保険も増えてきました。ただ保険料が安いペット保険の場合、補償金額が極端に少ないものもあります。
補償金額が少なければ、ペット保険に入っているのに治療費がほぼ全額自己負担となってしまう場合もあるので注意しましょう。年間の最大補償額だけでなく、1回あたりの補償額もチェックしてください。犬の平均治療費は1回あたり1万円前後なので、それを基準にして選ぶことをおすすめします。
精算の期限がある
後日精算で保険料を請求する場合、精算できる期限が設けられています。あとでまとめて精算しようと後回しにしていると、精算期限を過ぎてしまって保険金が請求できなくなる可能性もあります。
精算期限は保険会社によって異なるため、契約する際には必ずチェックしておきましょう。1年程度のことが多いですが、短い保険では2ヵ月のものもあります。
加入に年齢や審査がある
ペット保険の加入時には、人間が保険に加入するときと同様に年齢制限や審査があります。新規加入対象年齢は、保険会社や保険商品によって異なりますので、愛犬がある程度成長してから加入する場合は必ずチェックしておきましょう。
加入時にはペットの病歴や既往症を書類に書いて提出し、それに基づいた引受審査があります。この審査を通らなければ保険に加入することができません。悪性腫瘍、糖尿病、肝不全などの病気を患ったことがある場合は、審査を通らないケースもあります。 愛犬が一定の年齢以上になると健康診断を受けなければならない場合もあるので注意しましょう。
病気になる確率は?保険加入率は?犬の健康のデータを知っておこう
最後にペット保険への加入を検討している方に知っておいてほしい犬の健康に関するデータを紹介します。
病気になったり怪我をする確率
2013年にアイペット損保がペット保険に加入している人に対して行った調査によると、80%の犬は5歳になるまでに何らかの手術をおこなっていることがわかりました。特に0歳に手術を行う確率は、33.2%と全年齢の中で最も高くなっています。
また犬が1年間に動物病院を利用する確率は90.7%です。手術をしない場合でも、ほとんどの犬が年に1度は動物病院で診察を受けていることになります。定期診察や検診などもありますが、突発的に起こる怪我や体調の変化で病院にかかることがあるようです。
病気や怪我したときの治療費平均
犬の飼い主さんが払っている愛犬の年間治療費はどれくらいなのでしょうか。犬の飼育実態調査によると、犬を飼っている人の65%が年間3万円以上の治療費を支払っています。次いで、6万円以上が24%、10万円以上が16%、20万円以上が5%です。
どんな病気や怪我をするかにもよりますが、高額な治療費が請求されるケースも珍しくありません。 以下は病気や怪我ごとの治療費の目安です。
治療費の目安
- 皮膚病:約11,000円
- 歯周病:約58,000円
- 異物の誤飲:約84,000円
- 腫瘍:約97,000円
- 骨折:約160,000円
- ガン:約160,000円
- 椎間板ヘルニア:約280,000円
治療の中には安価で済むものもありますが、大きな病気や怪我をしてしまうと、一度に高額な治療費が必要になることがわかります。10万円を越す治療の場合は手術や入院が必要な場合がほとんどです。手術費用や入院費用の他にも、注射代・検査料・麻酔代などがかかります。
ペット保険の加入率は?
犬を飼っている人はとても多いですが、日本のペット保険の加入率はとても低く、2019年3月の時点で9.1%という結果が出ています。ペット大国であるイギリスでのペット保険の加入率は25%となっており、日本の加入率がかなり低いことがわかりますね。
ただ、2014年の時点では日本のペット保険の加入率が4.2%だったことを考えると、年々増加している傾向にあります。ペットを家族として大切にしている飼い主さんが増えていることと、医療の発展とともに犬も高齢化しているため、今後もペット保険の加入率は増加していくでしょう。
年齢別!保険請求をした犬の割合
老犬になると治療費がかかってしまうイメージですが、実際はどの年齢で多く保険請求がされているのでしょうか。
全年齢で見ると、保険請求が一番多いのは7歳以上で全体の41.98%を占めています。次いで5~6歳で36.1%、3~4歳で31.91%、0歳で29.62%、1~2歳で20.41%です。
やはり老犬期での請求は多いですが、幼犬期から成犬期にかけても保険請求が行われていることがわかります。 室内飼いが一般的となっている今、幼犬期や成犬期に室内で怪我をしてしまう犬も多いようです。
まとめ
ペット保険の加入率はまだまだ低いですが、愛犬の健康を守るためには加入しておいた方が安心です。いざという時に、治療費が払えなければ十分な治療をしてあげることができません。
愛犬にいつまでも元気でいてもらうためにも、ペット保険への加入を検討してみてくださいね。