目次
パグの体の特徴
パグの大きさと体重
- 体高25~28cm
- 体重6~9kg
ここからは、パグの体の大きさや特徴についてお話していきます!
パグは、体高25~28cmほどで、体重は6~9kgほどの大きさで小型犬に分類されます。小柄でずんぐりむっくりとした身体が可愛いですよね♪
筋肉質で丸いフォルムと、しわしわで鼻ぺちゃなお顔に魅了されるファンが多いです(^-^)
パグの色の種類
パグの毛色は、シルバー、フォーン、アプリコット、ブラックの4色がJKC(ジャパンケネルクラブ)に認められている毛色です。さらに、レアカラーとしてホワイトもあります。
パグの毛色
- シルバー
- フォーン
- アプリコット
- ブラック
- ホワイト
シルバー
体全体は灰色っぽい毛色で耳と顔が黒っぽい色の毛色がシルバーです。日本ではあまり見かけることのないレアカラーです!
フォーン
体全体は薄い茶色、顔と耳が黒っぽい毛色が特徴的なフォーン。日本で最も飼育頭数が多く、馴染みのある毛色ですね(^-^)
アプリコット
体全体がオレンジがかった茶色で、フォーンよりも濃い色が特徴的です。耳と顔が黒っぽい毛色なのはフォーンと同様ですね。以前は日本でも多く繁殖されていましたが、現在ではレアカラーになっています。
ブラック
体全体が真っ黒で艶々とした毛をしているブラック。繁殖が難しい毛色とされ、日本で見かけることは少なめ。つややかな毛色が美しいですよね。
ホワイト
全身真っ白の毛色のホワイトでこちらもかなりのレアカラー。JKCでは認められていないミスカラーですがアメリカでは人気のある毛色です。日本で取り扱われることはかなり少なめ。
ミスカラーだからといって、体に疾患があったり先天的な病気を持っていたりすることはありません。
人気のミックス犬
近年ミックス犬が注目を集めていますが、パグにも人気のミックス犬がたくさんいるんですよ(*´∀`)♪
人気のミックス犬
- パグ×チワワ
- パグ×ポメラニアン
- パグ×シーズー
- パグ×パピヨン
- パグ×柴
パグ×チワワ
通称「チワパグ」。チワワほど小さくはありませんが、パグほどの重量感はありません。パグの体のむっちり丸いフォルムを残しつつ、足が長くなってほっそりと見えるのが特徴的(^-^)。
パグ×ポメラニアン
ウチの可愛い子チャン。#パグラニアン #パグ#ポメパグ #ポメラニアン#ミックス犬 pic.twitter.com/nG7ylj4PrE
— Meg (@rc4_zp) May 3, 2018
通称「ポメパグ」。見た目の特徴や現れ方はそれぞれですが、顔や鼻はパグの特徴が出やすく足は細長くなります。ボディはむっちりして程よく毛が伸びることが多いようですよ(^-^)
パグ×シーズー
引用:http://mixken.net/post-1161/
通称「パグズー」。シーズーもパグも鼻ぺちゃなのでお顔は必ず鼻ぺちゃとなります♪また、毛はパグとシーズーの間をとった程よい長さになることが多いです(^-^)
パグ×パピヨン
大きな耳が特徴のパピヨンとのミックス。ミックスさせると大きな耳は残りますが、顔や鼻はパグの特徴が残ります。筋肉質で引き締まった細身の体になります。
大きな耳が折れ耳になることも♪
パグ×柴
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パグと柴犬のミックスは、後ろから見ると柴犬で正面はパグ。顔も柴犬の特徴が入り、目はパグよりは少し小さめ。中心にかけて黒くなった顔がかわいらしいですよね(*^-^*)♪
パグの性格
同じ犬でも、犬種によって性格は様々。パグは、どんな性格をしているのでしょうか?
パグの性格
- 友好的で優しい
- お留守番が苦手
- 喜怒哀楽がわかりやすい
- 頑固で従わないこともある
- 攻撃性は少ない
友好的で優しい
基本的に優しく、争いを好まない平和主義です。ケンカをふっかけられたとしても静かにその場を離れてケンカを避けることが多いでしょう。
パグはフレンドリーで、自分から挨拶に行くこともあります。この時、犬社会に慣れていないと無意識にしつこく接して相手を怒らせてしまうことも…(^_^;)
子犬の頃から他のワンちゃんと接する機会を増やして、犬のマナーを身に付けさせておくと安心ですよ(^-^)
お留守番が苦手
飼い主が大好きで、お留守番が苦手なのもパグの特徴。古くから愛玩犬として人間のそばで可愛がられてきた犬種なので、人間のそばが落ち着くのでしょう(^-^)お留守番は子犬の頃から少しずつ時間を延ばして慣らしておくと安心ですよ!
喜怒哀楽がわかりやすい
わんちゃんの顔は無表情なのでは?と感じる方も多いかと思いますが、パグは驚くほど喜怒哀楽がハッキリしています(*^^*)嬉しいお顔、落ち込んでるお顔などすぐにわかるので、ついつい話しかけたくなっちゃいますよ(*´∀`)♪
頑固で従わないこともある
気に入らないことには、頑なに従わないことがあります。おしりを向けて聞こえないふりをすることも(笑)でもしっかり耳は動かしてちゃんと聞いてるんですよ(^-^)憎めない可愛さです!
散歩中も、疲れて歩きたくなくなると、ベタンとその場で伏せてしまうこともあります。そのときは飼い主が折れて、抱っこしてしまうのが早いですよ( ^∀^)
攻撃性は少ない
興奮はしやすいですが、攻撃的になることは少ないので、小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼育することができます(^-^)♪しつこくされても、怒って噛み付くようなことはなく、嫌そうな顔をして我慢するか、サーっと別の場所に移動するでしょう(*´ω`*)
オスとメスで性格の違いはある?
基本的に温厚で優しい性格ですが、オスとメスで若干性格は変わってきます。オスはメスに比べると気が強く、自分がリーダーに立とうとする傾向が。飼い主の方がエライということをしっかり教える必要があります。
それに比べてメスは温厚で扱いやすいです。初めて飼育するのであれば落ち着いたメスがおすすめ♪あくまで傾向なので、軽く覚えておく程度でよいでしょう!
パグの歴史
パグの歴史
- 昔から中国・オランダ・イギリスの皇室で愛される
- 元々大型犬だったが異種との交配を重ねて小型化
- 1885年正式に犬種登録
パグは、古くから人間と共に暮らしていた犬であるとされています。元々の祖先は大型犬でしたが、小型のペキニーズやチベタンスパニエルと交配がされたことで小型化しました。
中国では、魔除けになるということで皇室で可愛がられていましたそうな。その後オランダに渡り、同じように王室に可愛がられ繁殖も進められました。その可愛らしい容姿から一般の方々からも注目を集め、1885年にアメリカで正式に登録されています。
日本でもその見た目から徐々に注目を浴びて、穏やかな性格と飼育のしやすさから飼育頭数が増え現在も多くのファンがいます(*^-^*)
パグの寿命
パグの平均寿命
- 12歳~15歳
パグの平均寿命は12~15歳。小型犬としては平均的な寿命ですが、中には19歳まで生きたパグもいるんですよ(*´∀`)♪
寿命を伸ばすために心がけること
寿命を伸ばすために心がけること
- ストレスの負担が少ない生活
- 適切な飼育管理
- 定期的な健康診断
長生きしてもらうために特別なことはありません。飼い主さんがワンちゃんがストレスを溜めないようにしてあげること、病気を早期発見できるように常に注意深く見守ってあげることで長生きさせることができます♪
ストレスの負担が少ない生活
ストレスは寿命に大きく関係しています!(><)ストレスのサインとしては、体をしつこく掻きむしる、体を舐め続けることが挙げられます。もしサインを発していたら、ストレス要因を考えてあげてくださいね(*^^*)
適切な飼育管理
パグは、体温コントロールが苦手な犬種です。気温の変化が激しいときは空調管理をしてあげてください!夏のお散歩も、熱中症にならないように十分に注意しましょう。
定期的な健康診断
目に見えない内側の部分は、毎日の飼い主さんの健康チェックだけでは確認できません。そのため、動物病院で定期的に確認してもらうことをおすすめします。
病気は早期発見、早期治療が非常に大切です。行きつけの動物病院を見つけて、定期的に健康診断を行いましょう。
人間の年齢にしたら何歳?
小型犬のパグ。小型犬の年齢を人間に換算すると以下のようになります。
人間に換算したときの年齢
- 1歳(ワンちゃん)=15歳(人間)
- 2歳(ワンちゃん)=24歳(人間)
- 3歳(ワンちゃん)=28歳(人間)
- 4歳(ワンちゃん)=32歳(人間)
- 5歳(ワンちゃん)=36歳(人間)
いつまでも可愛い子犬と思っていても、あっという間に飼い主さんの年齢を越えてしまいます!ワンちゃんの年齢を理解した上で、年齢に合った接し方をしてあげましょう(^-^)
購入できる場所と平均的な価格
ここからは、パグを実際に購入したい!と思った方にどんなところで購入できるの?どのくらい値段で買えるの?といったことについてご紹介します!
購入できる場所
パグは人気犬種ではありますが、意外とペットショップで見かけることが少ないんです(><)ペットショップ以外からも購入場所があります!
購入できる場所
- ペットショップ
- ブリーダー
- 里親
パグを購入することができる場所として、ペットショップ、ブリーダー、里親と3つの方法があります。
ペットショップ
犬や猫など、小動物などを取扱、グッズも取り扱っている施設です!ショッピングモールなどでもよく見かけますよね。
- 必要なグッズも一緒に購入できる
- 気軽に見に行ける
パグを購入するときに必要なゲージやドッグフードも一緒に揃えることができます。足を運びやすく、気軽に見に行けるのも魅力的なポイントですね(*^-^*)
- 的確なアドバイスが得られにくい
- 珍しい毛色のパグに出会いにくい
ペットショップの店員さんは、実は動物の知識がなくてもなることができます。そのため、パグの飼い方について店員さんに相談しながら決めたい、という方にとっては満足のいく対応をしてもらえないことも…。
また、レアカラーのシルバーやアプリコットのパグには出会える可能性が低いです(T_T)
ブリーダー
ペットショップに卸すわんちゃんを繁殖したり、自ら販売するために繁殖するのがブリーダーです。インターネットで「ブリーダー 検索」等でリサーチしてみると専門サイトがあるので、そちらからエリアや犬種を選び、ブリーダーを探してみるといいでしょう。
- 特徴や性格がわかる
- 希望に合ったワンちゃんを選べる
- 専門的な知識があるのでサポートも◎
ブリーダーは自分で決めたわんちゃん同士で子供を生ませることができるため、ある程度ワンちゃんの体の特徴や性格を把握しています。そのため、お客さんの希望に合ったワンちゃんを選ぶことができるでしょう!
専門的な知識もあるのでパグの飼育に不安がある方にとっても安心して選ぶことができる購入方法です。サポートが必要な方には特におすすめです♪
- 足を運びにくい
- 子犬が多い分、選ぶのに時間がかかることも
デメリットとしてはペットショップのように、ショッピングの合間にちょっと立ち寄るといった感覚で見に行けないこと。
また、パグの子犬が多くいるためなかなか1頭を選ぶのも時間がかかります。そもそもパグにするか迷っているという方は余計に迷ってしまうことがあるかも(*_*)
里親
元の飼い主さんが飼育できなくなった、または迷子や捨てられて施設にいるワンちゃんを迎え入れる方法です。
- 購入費用がかからない
- 動物保護にも貢献できる
ペットショップやブリーダーの場合は購入費用がかかりますが、里親の場合は費用を請求されることはほとんどありません。
ワンちゃんの年齢や毛色に特にこだわりがない場合は、新しい飼い主さんを待っているパグもたくさんいますので、きっと相性の良い子が見つかりますよ(^-^)
- 条件・契約書が必要
- 元の飼い主さんの要求に答えなければならないことも
里親になるには、マッチングテストを行ったり、譲渡誓約書を交わしたりする必要があります。中には、ネット募集での個人間との取引の場合、元の飼い主さんの要求に応えなければいけない場合も。
「時には月に1回写真が欲しい」や「定期的に近況報告をしてほしい」といった希望があることもあります。そういったことも踏まえて慎重に選ぶ必要があることは覚えておきましょう。
子犬の平均価格
パグの平均価格は15万~20万程ですが、中には30万以上で取引される場合もあります。
値段は、月齢の幼さ、血統などにより大きく変わり、親がドッグショーで良い成績を残すことがあれば、「良い血統」として高値で取引されます!
また、ある程度育ってしまうと売り切らなければならないため値段が下がっていきます。生後半年くらいになると、10万円以下で取引されることもありますよ。
パグを飼育するのにかかる費用
パグを飼うには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?最初に揃えておくグッズなどにかかる初期費用についてまとめてみました。
パグを飼育するのにかかる費用
- 登録・予防接種費用:約35,000円
- 飼うための準備グッズ:約21,000円
登録・予防接種と飼うための準備グッズを揃えると、合計で約55,000円前後と考えてOKです♪
登録・予防接種費用:約35,000円
ワンちゃんを飼い始めるときは、ドッグフードやゲージの準備のほかに登録や予防接種をする必要があります。
ワンちゃんを飼うには、必ずしておかなければいけない登録・予防接種があります。それらにかかるのは35,000円ほど。
そして、ゲージや首輪、トイレグッズ、ドッグフードなどに必要なのはザッと21,000円ほど。
飼うための準備グッズ:約21,000円
首輪・リード:約5,000~6,000円
鼻ぺちゃのパグは、鼻からのどの気道が狭く呼吸がしにくくなるため首輪には注意が必要です。ワンタッチタイプの首輪が取り外しやすく便利ですが、意外と強い力でぐぐっと引っ張るとすぐに外れてしまうこともあります。
外れにくさを重視するなら、穴に通して固定するベルトタイプの首輪がおすすめ。首に負荷がかかりにくい胴体を覆うハーネスタイプもおすすめですよ♪
トイレグッズ:約3,000円~
トイレに必要なのは、トイレトレー、ペットシーツ、消臭剤、ペーパーです。
ペットシーツは吸収の良い厚型タイプでワイドサイズがおすすめ♪小型犬なので慣れてくればレギュラーサイズで問題ありませんが、最初はシーツからはみ出してしまうなど失敗することも。。
また、消臭剤はワンちゃんが舐めても安心な材料を使用した方がいいでしょう。
ハウス:約5,000~10,000円
ワンちゃんが落ち着ける場所になるハウスは、入ったときにクルッと方向転換できて少し余裕のある大きさがいいでしょう。
キャリーケースは、デザインや大きさの種類が豊富で値段の幅も広め。ワンちゃんが落ち着ける場所になるかを優先して決めるといいですね(*^-^*)
ドッグフード:約2,000~5,000円
ドッグフードは、成分によって価格に大きく差がでます。安価なドッグフードは、ワンちゃんの消化に良くない穀物が多く含まれていたり、香料が使われていたりすることがあります。無添加で高品質なドッグフードは1ヶ月5000円ほどかかることも…
飼い主さんのお財布と相談しながら、ちょうどよいドッグフードを選べるといいですね♪
パグが気を付けたい病気
パグがかかりやすい病気を把握しておくことで、普段の生活で病気を避けることができます。パグの気を付けたい病気について紹介します。
気を付けたい病気
- 壊死性髄膜脳炎
- 角膜潰瘍
- 眼瞼内反症
- 短頭種気道症候群
壊死性髄膜脳炎(えしせいずいまくのうえん)
大脳の表面から炎症がはじまり、徐々に広がっていく病気です。マルチーズやシーズーといった特定の犬種に見られる病気です。特にパグの発症が多いことから、パグ脳とも呼ばれる病気なので要注意です!
原因
未だに原因は不明とされていますが、自己免疫の異常による病気特定の犬種にのみみられる遺伝的な原因が疑われています。
脳の異常でくるくる回る、頭がずっと傾いている、よだれを垂らすなどの症状があります。進行すると痙攣発作を起こし、意識を失います。
治療方法
若いうちから発症するため、上の症状が出ていないか普段から注意しておきましょう。初期の症状に対してはステロイド剤の投与、抗てんかん薬の投与が行われます。また、脳圧を下げる薬の投与や、体温調整等も行います。
予防方法
この病気は治療法がわかっていないため予防法はありません。
パグはこの病気がかかりやすいということを頭にいれておき、なにか当てはまる様子があればすぐに病院へ相談に行くようにしましょう。
角膜潰瘍(かくまくかいよう)
眼にキズがついてしまうことで菌が入り炎症を起こしてしまう病気です。パグは眼が大きく出っ張っているため眼にキズがつきやすいので注意しましょう。
原因
ワンちゃんが自分で引っ掻いてしまうことでも、すぐにキズになり炎症を起こしてしまうこともあります。眼を痒がっている様子があれば、深いキズをつけてしまう前に受診して治療しましょう。
特に介護中のわんちゃんも、壁に当たってキズをつけることがあるので要注意です!
治療方法
点眼治療をおこない、炎症を抑えてキズを治します。治るまでは、ワンちゃんが自分で引っ掻くことができないようにエリザベスカラーを着けます。ワンちゃんは嫌がることが多いですが、悪化させないためにも治るまではしっかり着けておきましょう(^-^)
予防方法
眼にキズを作らないことが一番ですが、小さなゴミが入ってしまっただけでも細かなキズが付いてしまいます。ワンちゃんが眼を気にしている様子があれば、悪化させないようにすぐに受診することが大切です(^-^)
眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
通常まつげは外側に向けて生えていますが、これが内側に向けて生えてしまう「逆さまつげ」です。パグは遺伝的になりやすいので注意しましょう。
原因
まつげが内側に入ってしまうことで、眼を刺激してキズを作ったり炎症を起こしたりします。そのままにしておくと眼が濁ってしまうこともあるので要注意です。涙が多い、充血している、眼を気にしているなどの様子があれば受診しましょう。
治療方法
定期的にまつげを抜く必要があります。また、炎症が起こってしまった場合は点眼で治します。
予防方法
遺伝的な問題のため予防はできません。まつげが内側に向いて生えていることがわかったら早めに獣医師に相談しましょう!
短頭種気道症候群(たんとうしゅきどうしょうこうぐん)
気道が非常に狭くなることで発症する病気です。短頭種(鼻ぺちゃ)のワンちゃんは鼻を短くする品種改良をされているため、呼吸をする際に圧力がかかります。そのため、鼻の奥の筋肉がたるんでしまったり気管が狭くなったりと発症しやすい傾向にあります。
原因
遺伝的な病気です。鼻が短い、鼻ぺちゃ犬は気をつけましょう!
治療方法
症状が軽い場合は、投薬治療で症状を和らげる治療をおこないます。症状が進んでしまった場合は手術をおこない、鼻の通りを広げるまたは、たるんで伸びてしまった筋肉を切除する手術をおこないます。
予防方法
呼吸器への負担をかけないことが大切です。特に肥満は飼い主さんが気を付ければ予防できます!肥満は様々な病気の原因にもなるので十分注意しましょう!
パグの飼い方
パグは、犬初心者でも飼育しやすい犬種。とはいえパグの飼い方の基本は把握しておきましょう(^-^)♪
パグの飼い方
- 室内での管理
- 運動管理
- 食事管理
- ケア
- 多頭飼い
室内での管理
暑さ、寒さに弱いワンちゃんなので、室温変化があまりにも大きいと体調を崩してしまうことがあります。猛暑の間は室内外の気温変化が激しくなるため、調節してあげてくださいね。
運動管理
パグはそれほど運動が得意ではなく、食べることが大好きな子が多め。そのため、運動不足からの肥満になりやすいので注意しましょう。夏場は暑いからと室内で寝てばかりになりがちなので、空調管理された室内のドッグランでたくさん遊ばせましょう(^-^)
1日の運動管理
1日2回、合計1時間ほど散歩に連れて行きましょう。散歩は運動だけでなく、様々な刺激を受ける意味合いでも重要です。
運動が足りない、夏場や梅雨の時期で散歩へ行けないという時はドッグランを活用しましょうね(*´∀`)♪
食事管理
パグは食欲旺盛な子が多いので肥満に要注意です!ドッグフードの総合栄養食をメインとして与え、おやつは控えましょう。
パグは皮膚にシワがよっていて、汚れが溜まりやすいという特徴があります。油っぽくなりやすい皮膚の健康を守るために、ビタミンB群やアミノ酸を積極的に摂取することをおすすめします。
また、肥満になりやすい犬種ですので、肥満が気になる場合はパグ専用フードを与えるのが安心です(^-^)
ケア
パグは短い毛なのでケアは楽!と思っている方も多いと思いますが意外と肌トラブルが多く、しっかりケアしてあげなければならない犬種です!ここからは、パグのお手入れについて紹介します(^-^)
毎日のケア
毎日のケアでは、ラバーブラシで血行促進し、濡れタオルで体を拭いてあげてください。特にシワのある部分は、汚れが溜まりやすく臭いも出やすいので、シワを伸ばしてしっかりとふいてあげてくださいね!
定期的なケア
月に1回程度のシャンプーと肛門腺絞り、1、2週間に1回爪切りと耳掃除をしてあげましょう。
垂れ耳で耳が汚れやすいため、めくってみて汚れていたら軽く拭き取ってあげると耳を清潔に保てますよ(^-^)
爪切りは黒い爪だと神経が見えずに失敗して出血させてしまうこともあります(;O;)無理にやらずに獣医師かトリマーに任せましょう!
多頭飼いには向いてる?
パグは基本的に温厚で優しく、新しい子の受け入れにそれほど苦を感じない犬種です。ただ、甘えん坊な一面もあるため、寂しい思いをさせないようにしっかり接してあげてくださいね。ただ、お留守番は寂しがりますので違うワンちゃんのパートナーがいると心強いですね(^-^)
パグのしつけのコツ
パグの飼育自体はそれほど難しくなく、飼いやすい犬種。ただ、しつけに悩む方は多いです。そこで、パグのしつけのコツについて紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね(^-^)
パグのしつけのコツ
- 根気強く教える
- ワンちゃんのマナーを身につける
根気強く教える
パグはそれほど覚えが良い犬種ではありません。そのため、繰り返し教えることが大切です。
わかりやすいことから少しずつレベルアップさせていくやり方がおすすめ。きっちり教えるというよりは、遊びのなかで教えてあげる方が覚えてくれます。遊びながらしつけることで、楽しんで学んでくれますよ(^-^)
ワンちゃんはだんだんとレベルアップしていても、飼い主さんが張り切りすぎて疲れてしまうこともあります。飼い主さんも疲れないように、少しずつ出来る範囲で行いましょう(^-^)
ワンちゃんのマナーを身につける
パグは、他のワンちゃんに自分からご挨拶に行くことがあります。ただ、犬同士のマナーが身に付いていないと、相手を怒らせてしまったり、喧嘩になってしまうことも(T_T)子犬の頃から社会化をしっかりとおこない、わんちゃんのマナーを身に付けましょう。
社会化期とは、好奇心旺盛で警戒心の少ない生後3~4ヵ月頃までの期間を指します。好奇心旺盛な時期に様々な物に触れさせて、いろんな経験をさせることで成犬になってからの苦手なものを減らすことができます。
ただ、気が散りやすい時期なので、集中力が必要なコトには向きません。その分吸収力が良い時期なので、遊びながら教える、何かに慣らすにはピッタリの時期です(^-^)
この時期に様々なものに触れ合う機会を持つようにしましょう!
誉めて伸ばす
パグは叱られると、お勉強中でもサーっと別の場所へ行ってしまうことがあります。パグのしつけでは叱るよりも誉めて伸ばすしつけが向いています。
遊びながら楽しいしつけを心掛けて接すると、しつけもうまくいき良い関係もうまく作れることでしょう(*´∀`)♪
叱ることも大切
パグのしつけは誉めて伸ばすことが大切ということをお話ししましたが、もちろん叱ることも大切です!ダラダラと叱っても伝わらないため、一言でスパッと叱りましょう(^-^)叱る言葉は家族で統一させておくと、ワンちゃんにも伝わりやすく効果がアップします!
子犬のしつけは「こいぬすてっぷ」がオススメ
「こいぬすてっぷ」とは?
- 子犬のしつけをサポートする道具セット
- 単品注文もできるがほとんどが定期購入
- 愛犬ごとにカスタムされたお菓子や便利グッズ、しつけ本が届く
- 東京大学の獣医師監修
- 初回は半額の1,500円(税抜 送料別)
「こいぬすてっぷ」は、難しいと言われている「1歳までの子犬のしつけ」をトータルサポートしてくれるサービスです。
12か月間、月齢に合わせて最適なしつけをサポートしてくれるため、しつけに不慣れな飼い主さんでもストレスなくしつけを行うことができます。
「こいぬすてっぷ」のプログラムは、獣医師監修となっており、無理のないペースで、子犬の成長に合ったしつけができるのが特徴です。「子犬育てが楽しくなる」と評判で、継続率はなんと94%と人気のサービスとなっています。
自分の愛犬に合わせてカスタマイズされた商品(おもちゃやしつけ道具)が届くので本当に嬉しい商品なんです…!
まとめ
パグの特徴や飼い方について、知っていただけましたか?パグは基本的に優しくフレンドリー、わんちゃんの飼育初心者でも飼育しやすい犬種です!
飼い主さん一人で頑張りすぎずに、いろいろなプロの力を借りてしっかりワンちゃんとコミュニケーションをとる&楽しいしつけを心掛ければ、パグとの楽しい生活を送れますよ(*´∀`)♪